逆説論理学

逆説論理学

836円 (税込)

4pt

3.8

新趣向タイム・トラベル、ヘンペルのカラス、数学的保証つき(?)の絶対的中占い機、さまざまな無限機械、そして、ゼノン、カントール、ラッセルの本格的パラドックス……。先入観を裏切り常識をひっくりかえす逆説の数々を相手に論理思考のジョギングを楽しむうちに、ヒルベルトからゲーデルへと連なる現代数学の山なみが意外に近く見えてくる。知らず知らずのうちに「考えることの楽しさ」の味を覚えてしまう、知的ユーモアの贈物。

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逆説論理学 のユーザーレビュー

3.8
Rated 3.8 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    『詭弁論理学』の著者による一冊です。
    前作と同様、こちらも面白い。有名なパラドクスも多いので、聞いたことがあるものも散見されますが、それでも面白い、と言い切れる一冊だと思います。小難しいというより、頭の体操になりました。電車の中とかで十分読めます。誰もが聞いたことのある「メイビウスの帯」(メビウスの

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    前作の『詭弁論理学』と比べると数学の色が濃い。一般受けするのは前作だけど、こっちの方が野崎氏が書きたいように書いてる気がするので好き。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    1. 速断と先入観
    2. 自然世界の逆説
    3. 数の世界の逆説
    4. 無限についての逆説
    5. 言葉の世界の逆説
    6. 逆説論理学

    の6章からなる、『詭弁論理学』の続編。
    こちらの方は数学であるから、前作のようにすらすら読むわけにはいかない。

     タイトルや目次を見ればわかるとおり

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    『詭弁論理学』(中公新書)の続編です。

    さまざまなパラドクスを紹介し、最後はカントールの集合論からゲーデルの不完全性定理に至るまでの流れをかいつまんで解説しています。

    ゼノンのパラドクスについても考察がおこなわれています。哲学者の野矢茂樹もおおむね著者と同様の観点からこの問題について考察していた

    0
    2017年12月24日

    Posted by ブクログ

    矛盾、無限、パラドックスなどをキーに、論理学の普通だとちょっと気がつかないような話を突っ込む。
    面白くてなんども読み返しているが、読んでる途中でいつでもどうでも良くなってくるところはある。
    ただ、こういうことを考えて生活している人もいるんだというのが一番心に響くかも。

    0
    2015年09月27日

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