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「光井渉」の「日本の歴史的建造物 社寺・城郭・近代建築の保存と活用」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「光井渉」の「日本の歴史的建造物 社寺・城郭・近代建築の保存と活用」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
タイトルから、有名な建物の紹介本かなと思って読み始めたのですが、実際にはサブタイトルにあるように、建物の保存と活用に関する内容でした。
本書では、明治時代以降、歴史的建造物の価値や魅力がどのように見いだされるようになったのか、過去に施された改変をどう捉え、保存・復元・再現していくのか、という切り口で話が展開します。この中で、建築物の復元・再現は必ずしも原型に忠実であることが最善ではなく、後の時代に加えられた改変など、さまざまな要素を考慮して最適解を見出す必要性が語られており、深く考えさせられものがあります。
特に明治以降の近代建築は、使い続けられるために、現代水準で求められる安全性、快適性
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 歴史の発見
第2章 古社寺の保存
第3章 修理と復元~社寺
第4章 保存と再現~城郭
第5章 保存と活用~民家・近代建築
第6章 点から面へ~古都・町並み・都市
終章 日常の存在へ
<内容>
読んでいて気付いた。仏像や絵画などの文化財と建物は違うのだと。仏像や絵画は移動ができるので、破壊から免れることができるが、建物は違う。常に破壊活動と隣り合わせなのだと。しかもその原因が1つではない。自然現象(台風や地震など)、人為的現象(人の使用による、火事、戦争、劣化による建て直しなど)が伴う。特に劣化による建て直しからは逃れようがない。また民家の類は、人が住み続けな