高木光太郎の作品一覧

「高木光太郎」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 証言の心理学 記憶を信じる、記憶を疑う
    人の記憶の脆さと、その脆さに頼らざるを得ない裁判。
    記憶は体験を発酵させ、少しずつ変化させていく熟成庫のようなもの、蓄積されて動かない倉庫ではなく、いろいろな情報を複雑にリンクさせていく開かれたシステムだといいます。
    ウォーターゲート事件でのジョン・ディーンの事例。自民党本部放火事件で「電磁弁」を購...続きを読む
  • 証言の心理学 記憶を信じる、記憶を疑う
    「記憶は過去の正確な記録ではなく、常に他者との相互作用を通じて作り上げられていくもの」。筆者はこの視座に立って、「証言」という行為を心理学的に分析する。法と心理学の関係について関心がある人はもちろん、実験法を用いない心理学研究のあり方についての示唆にも富んだ本。良書だと思います。
  • 証言の心理学 記憶を信じる、記憶を疑う
    会社の飲み会(年配のおじさん多い)は面白い。毎回毎回必ず「例」の話が出てくる。例えば皆んなが受けた地獄の様な研修の思い出話、皆んなが尊敬していた同僚が突然亡くなった後の故人との思い出話。毎回ほぼ同じストーリーで語られ、同じ所で笑いや懐かしさに襲われる。考えてみたら、それ程同じ話を変わらず繰り返せる話...続きを読む
  • 証言の心理学 記憶を信じる、記憶を疑う
    記憶という心理学の基礎的な分野が実際にどのように扱われているのか、証言という場面を用いて論じられていた。記憶そのものよりは供述分析の手法にシフトしていた気もしたがなかなか面白かった。心理学という若い学問がこの先どうやって立場を獲得していくかについても考えられるかもしれない。
  • 証言の心理学 記憶を信じる、記憶を疑う
    過去は再現も説明もできない。それが出来る立場の人間は地上にはいない。だからそれ以外のところから、遺跡を掘るように慎重に進めなければならない。正解も時間もない世界であると痛感する。

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!