大平正芳 「戦後保守」とは何か

大平正芳 「戦後保守」とは何か

ビジネス・実用
924円 (税込)

4pt

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戦後、「保守本流」の道を歩み、外相・蔵相などを歴任、一九七八年に首相の座に就いた大平正芳。その風貌から「おとうちゃん」「鈍牛」と綽名された大平は、政界屈指の知性派であり、初めて「戦後の総決算」を唱えるなど、二一世紀を見据えた構想を数多く発表した。本書は、派閥全盛の時代、自由主義を強く標榜し、田中角栄、福田赳夫、三木武夫らと切磋琢磨した彼の軌跡を辿り、戦後の保守政治の価値を問うものである。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 政治
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    大平正芳 「戦後保守」とは何か
  • タイトルID
    :
    241578
  • ページ数
    :
    300ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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大平正芳 「戦後保守」とは何か のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    大平正芳の人となりを知ることができたし、戦後政治史のおさらいにもなった。
    大平の学生時代や官僚時代のことをもっと知りたかった。その後の政治姿勢を培ったものは何だったのか。

    0
    2022年09月29日

    Posted by ブクログ

    大平氏がクリスチャンであること、私が勤めている会社に縁があると知ったことから興味を持ち読む。大平氏の思想や行動から保守本流とは何かを知ることができた。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    安倍・菅政権を考える上で私たちは日本の保守政権をしっかり振り返る必要がある。そのために大平は、とても重要な結節点にあった政治家であることが本書にも見受けられる。

    0
    2021年05月29日

    Posted by ブクログ

    官僚時代のエピソードに、政治家「大平正芳」の一端を感じる発言がある。終戦が決まった数日後、同僚の宮沢喜一に向かって、「これで日本は何も無くなってしまった。これからどうやって日本人を食わせるか。外地から帰って来る人も多いだろう。何百万人が餓死しなければ生きられないかもしれない。すべてが止まってしまった今の日本では、鉄道だけがとにかく動いている。この鉄道を担保にしてアメリカから金を借りる手はないだろうか。」待ち受ける苛酷な現実を前にしながらも、この気概と志。成長から衰退に向かう日本に向けてネガティブな意見が飛び交っているが、敗戦直後と比べれば遥かに現在の方が恵まれていると思うし、打つ手が無いわけではない。本書は大平の言葉に潜む思考・思索を通して、彼の目指した戦後保守とは何だったのかを考察する。そこには歴代の政治指導者たちとの関わりー政治指向が対峙した岸信介、池田勇人との軋轢、盟友田中角栄との固い絆、福田赳夫との対立、バルカン政治家三木武夫との確執等ーを彼らの掲げた政策と政治志向を交えながら、丁寧に書かれている。戦後政治史の概観を知る上での格好の書だと言える。大平が総理時代に提唱し企画したことは21世紀を視野に入れた構想であったこと。この慧眼ぶりを知るにつけ、昨今の政治家の言動をどうしても比較してしまう。あなたには「こいつの考えをちょっと聞いてみたいと思える政治家はいますか?」

    0
    2016年09月23日

    Posted by ブクログ

    角栄本を読んだ後であったが、前者が角栄という人物に主に焦点を当てていたのに対し、こちらは大平正芳という人物と政治状況を描いた書。

    0
    2016年01月09日

    Posted by ブクログ

    戦後1970年代に活躍した政治家、大平正芳の伝記。
    地味ではあるが着実と派閥の波間をくぐり抜け、総理にへと至る内容。
    大平自身の思いや構想に関しては都度引用されているが、
    これが少し難しく感じた。
    しかしここまで角栄と大平で伝記の雰囲気が変わるとは思わず、
    面白かった。

    0
    2013年06月01日

    Posted by ブクログ

    大平正芳に代表される保守本流についての概説書でもある。つまり経済重視・米中重視・中福祉中負担。消費税についても。

    0
    2013年09月25日

    Posted by ブクログ

    政治家の自己表現力と本当の能力は一体どうなのかを考えさせられた。

    大平正芳という政治家の表現力は僕の眼には貧弱に見えた。

    しかし、その底流に流れていたものは、深い知識に支えられた洞察力と権力の行使に対する慎重さだった。

    戦後保守政治の一端を語る良本。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    子供ごころに首相として最初に認識した人物で、在任中に亡くなったという以外、あまりイメージは持っていなかった。たまたま、今年の夏休みに旧師を訪ねた際に、私の先輩にあたる、という由で話題に上った。カーターかキッシンジャーか(どっちか忘れた)が信頼を寄せていたとか、周恩来が褒めていたとか、人物的な評価があったというような話だった。また、首相も自民党顔の人に替わったところだし、普段はあまり読まぬ政治家の評伝を読む気になった。

    讃岐の貧農(は少し言いすぎで中の上の農家だったようだ)の倅。政治家としては貧しい家庭の出身だが、奨学金で東京商大に進学して大蔵官僚を経て政治の世界に入る。

    官僚時代に中国駐在を経験。その影響もあるかどうか、池田内閣での外相就任以降、政治家としてはわりあい外交での活躍が多かった。代表は角栄と組んだ日中国交回復。

    鳩山、岸、福田が国家主義・戦前回帰派とすると、池田、大平は戦後憲法にも肯定的で、吉田茂の流れを汲む軽武装・経済重視の「保守本流」のラインとなる。

    思索的な文筆家・理論家、政治倫理にはあまり拘らない良くも悪くも中庸を好む現実主義者の両面があった。

    1970年代アタマには、今までは欧米へのキャッチアップでやれていたが、経済成長も曲がり角に来て「戦後の総決算」を唱えていた。これは大平に限らぬ問題意識。考えてみると40年後の今日でもその問題に答えは出ていないようだ。

    70年代にわたって三角大福が総理の座を激しく争うわけだが、いったい何が争点なのかはよく分からん。積極財政・親中国の田中と緊縮財政・親台湾の福田くらいの色分けはある。でも政策はすり合わせで決まって、ポジションだけを熾烈に争う感がある。いま現在の政治も同じか。

    政治の役割を限定的に捉えて権力の行使に抑制的だった。70年代のインフレ当時も、無理矢理物価を抑えるよりは市場重視の姿勢。はっきりしないが「小さい政府」派と言えるかもしれない。消費税導入でつまづいたのは皮肉。

    こういう人、好きかも。

    座右の銘「一利を興すより、一害を除くに如かず。」by耶律楚材

    0
    2018年11月05日

    Posted by ブクログ

    2014年度秋学期輪読。最後の2回で怒涛の追い上げでなんとか年度内に読み切る。「含羞の政治家」という大平評はだいたい妥当かしら。とまれマスター学生による報告もこれでおしまい。来年度はどうしようなかなあ。

    0
    2015年01月24日

大平正芳 「戦後保守」とは何か の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 政治
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    大平正芳 「戦後保守」とは何か
  • タイトルID
    :
    241578
  • ページ数
    :
    300ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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