教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化

ビジネス・実用
1,100円 (税込)

5pt

宗教とは何か――。信仰、戒律、儀礼に基づく生き方は、私たち日本人にはなじみが薄い。しかし、食事の前後に手を合わせ、知人と会えばお辞儀する仕草は、外国人の目には宗教的なふるまいに見える。宗教的儀式と文化的慣習の違いは、線引き次第なのである。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から、仏教、ヒンドゥー教、そして儒教、道教、神道まで。世界の八つの宗教をテーマで切り分ける、新しい宗教ガイド。

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教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最近、自分の内面と向き合い、人生の幸せを考えるようになった。その中で、信仰の力の大きさに触れ、宗教を学ぼうと考えた。
    本書では、宗教の根底をなす真理、儀礼の意味などに関して、現代的な表現でわかりやすく述べられている。
    宗教ごとの共通点や相違点に触れ、それぞれの宗教の概説もなされている。
    これまで何となく触れたりしてきた宗教的な知識や文化の意味がわかり面白かった。

    1
    2015年02月02日

    Posted by ブクログ

    一歩引いた「神の視点」から宗教を捉えていて、僕の欲していた感覚にすごく近くて面白かった
    「無宗教」ではなくさまざまな宗教が個人の中で混ざり合っていて分類できないから他集団に主張できない、っていう捉え方が新鮮で面白かった。

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    聖書、コーラン、仏典に続き著者2冊目。各宗教について相変わらず分かりやすく書いている。今回は濃い宗教と薄い宗教という切り口。
    しばらく前から戒律主義と神頼み的な部分でユダヤ教と原始仏教、キリスト教と大乗仏教の関係性って似ていると感じていたがまさにそういった指摘があり、納得感が高まった。ユダヤ教含む四大宗教の外、ヒンドゥー教、儒教、神道にも触れている。エジプト象形文字文化圏と漢字文化圏から東アジア特有の混沌宗教文化を論じているのが面白かった。またクリスマスとお正月、どちらも冬至を祝うイベントであることも興味深い。以下気になったところ。
    ・仏は神より格が上
    ・ユダヤ教教徒は戒律どこまで守れるかと言う修行に挑戦しているのであり、キリスト教徒はキリストにどこまで自分を委ねられるのかと言う修行に挑戦しているのである。イスラム教徒でやっている事は、半分はユダヤ教徒に近く、半分はキリスト教徒に近い。
    ・ただ神を求めるゲーム、悟りを求めるゲームが、実際に歴史の中で文化として営まれてきたことを尊重する必要がある。それは歴史に対する経緯なのである。
    ・大事なのは信者であるとないとによらず、我々人間が常に何か希望を持って、つまり何か自分の支えとなるものを信じて生きていると言う平凡な事実だ
    ・幸福な人生を歩いている人は、この希望や心の支えを意識しないで済む。この人にとって信仰としての宗教はいらない。薄い文化としての宗教に触れているだけで充分だ。しかし、厳しい人生に陥った人は、この希望を意識し、心の支えを希求せずにはいられない。すなわち、濃い信仰としての宗教が必要になるのだ。
    ・タイの僧侶の暮らしは、ステージ上のスターのあり方に近い
    ・イスラム教は皆が在家だから、戒律的にはゆるい。
    ・何が正解かわからない世の中、神に頼る方が楽
    ・宗教が後退する理由として、社会が個人主義化していっていると言うことがある。人々が個人的に人生や世界の意味について探求し、個人的に答えを得たつもりになる時代とでは、宗教の実質的な意味合いが変わってくる。
    ・これは個人としてのイスラム教徒が保守的か開明的かと言う事とは別問題なのだ。信仰ではなく、システムに注目することで、イスラム問題のややこしさが、日本人にとっても理解可能にもものになるかもしれない。
    ・イスラム教とヒンドゥー教は単なる教えではなく社会システムの一つ。これが欧米や東アジアの宗教観と大きく異なる。法律も宗教的。クルアーンだけだはくハディース。
    ・インドネシアが最大のイスラム。2億人。
    ・両極端を避けることを中道と言う両極を足して、2で割れば良いと言うのではない。両極端に向かいがちな妄念の雑音を消した時、ちょうど真ん中のところに現実そのものがクリアに見えてくると言うのである。
    ・いろは唄
    ・

    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    宗教抜きに生きられない現代社会にあっての「真の教養書」。宗教?勘弁して、という反応は、本書で払拭されるだろう。入門とは随分と謙遜したタイトルだ。

    宗教を濃い、薄いで論じる観点も、斬新で素晴らしい。前半の本編と後半の資料編の構成、バランスも良い。

    ・文化としての宗教の持つ「失敗のアーカイブズ」としての役割は大きい。
    ・(どの宗教も)、自己責任論などよりもよほど深いレベルで、悪の「不運」と「責任」の問題と取り組んでいる。
    ・ヒンドゥーの本質とカースト制度は、関係がないと解体がすすんだ。
    ・呪術信仰は馬鹿にされがちだが、実のところ、これは宗教の土台である。
    ・原始に帰れ式の運動はいつもどこかジレンマを抱えており、いつもどこか神秘的だ。
    ・おそらくインドでも中国でも、他の多神教社会でも、さらには一神教の社会においてさえ、庶民生活における宗教の実態として重要なのは、年中行事や通過儀礼的な行動パターンの総体なのである。

    0
    2014年12月19日

    Posted by ブクログ

    やや突き放したような筆致で宗教を明快に解説した一冊。信仰・戒律・儀礼について、それらの本質を端的に捉えた記述が刺激的。また、「宗教は人間の想像力のアーカイブズである」との指摘は、宗教の意味付けについて再考を迫るものであると評価したい。

    1
    2020年04月12日

    Posted by ブクログ

    まず「宗教学」というジャンルが、特定の宗教についての学問ではなく、幅広く宗教について研究する分野だと本書を読んで初めて知りました。「濃い宗教」と「薄い宗教」という分類など、筆者の主張がとてもユニークで実際にお話を聞いてみたいと思う内容でした。
    無宗教と言われる日本人ですが、本書を読むとそうでもないのだろうと分かるでしょう。タイトル通り、教養として知っておくべきことだと思います。

    1
    2018年10月10日

    Posted by ブクログ

    題名通り宗教を「教養」「知識」として学ぶには最適な一冊。前半部は信仰としての宗教を「濃い」、共通文化としての宗教を「薄い」と大別して解説。後半部は資料編としての世界の主な宗教の解説で構成されておりそれぞれが広く分かりやすい説明で初心者でも抵抗感なく読める。
    また掲載されている宗教や経典の比較表もイメージを掴むのに役立っている。
    この著書からもう少し深く学んでいきたい。

    1
    2018年06月24日

    Posted by ブクログ

    入門書としてとても分かりやすい。
    以下メモ。
    宗教には信仰度によって濃い、薄いがある。
    薄い→神頼み。
    日本人が好むものは無意識的に馴染んでいく儀礼。
    深い信仰も大事だが、浅い文化的習慣も大事。もともとイスラム、キリストはユダヤから派生。→一神教。
    一神教では神が一番大事。
    多神教では解脱や悟りが大事。
    状況が厳しい方が神様が濃くなる。
    希望を信じるということが宗教の原点。
    戒律を守ることで平等が得られる。
    個人主義化、科学の発展、自由思想により宗教が後退。

    1
    2018年06月20日

    Posted by ブクログ

    「教養としての宗教」ガイドとして、「広く浅く」世界の宗教について解説。本書では、深い信仰を前提とする「濃い宗教」、文化や共通語彙としての「薄い宗教」という2つの宗教のレベルを提示し、それぞれについて、宗教全体を通ずる概論を行った上で、宗教の仕掛けとして「戒律」と「儀礼」について解説し、最後に、世界の主な宗教として、①ユダヤ教、②キリスト教、③イスラム教、④仏教、⑤ヒンドゥー教、⑥儒教と道教、⑦神道と日本の民族世界について概説している。
    まさに「教養」として宗教を概観するのに適した一冊。日本は無宗教といわれるが、東アジア世界はそもそも宗教については「チャンポン型伝統」があり、日本もその延長線上にあるといった著者の指摘はなかなか含蓄があって面白いが、本書は全体的にエッセイ的な論調で、著者の主観的見解が多いような気はした。

    1
    2017年04月14日

    Posted by ブクログ

    宗教の入門書。各主要宗教の解説は後半に回し、前半部分では濃い宗教、薄い宗教という信仰の深さの視点で、世界の人々がどのように宗教に付き合っているのかを説明する。後半の各宗説明も含めて非常に参考になった。

    1
    2016年11月09日

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