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Posted by ブクログ
著者は、フランスだけでなく、ドイツ、英米系の哲学史も研究されているようで、そのこともあってか、陽に示していたように、距離をとって書くという姿勢をとるとあったが、その点においては成功していたと思う。
所謂、ポストモダンの三人衆、フーコー、デリダ、ドゥルーズは、日米で流行っていた頃には、本家フランスでは、熱気が冷めていたことには驚いた。
批判している論者が、その論点によって、自らの首も絞めてしまうところは面白かった。例えば、フーコーの、権力論のアポリアである。著者の手厳しい指摘に対しては、どんな思想家も、出る杭は打たれるようにも感じた。
マルクスが意外にも、幅を利かせていたことにも驚く。私よりも世代が上の人はリアルなのだろうが、これから先にも、マルクスの壁は立ちはだかっていくことになるかもしれない。
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