「哲学」というと、一度はきちんと学んでみたいというあこがれと、難しすぎて歯が立たないというあきらめの気持ちを持つ読者の方は多いのではないでしょうか?
哲学は、なにかと難解なイメージだけが先行しがちな学問です。
本書では、そういった印象になりがちな哲学についてやさしく詳しく解き明かし、その概念、歴史、代表的な哲学者たち、主な議論など、教養として学んでおくべき主な事柄について、解説します。
ソクラテス、プラトン、アリストテレスから、カント、ヘーゲル、マルクス、ニーチェまで。
弁証法、イデア論、実存主義、マルクス主義、分析哲学、ニヒリズムなど。
知っておけば役に立つキーワードを解説!
Posted by ブクログ 2022年10月22日
哲学の歴史的経緯や位置付けの違いについて浅く説明されている。深く学ぶ前に全体感を知るにはちょうど良い。浅く広く書かれておりキーワードが多く、話題が行ったり来たりすることもあって関係性が複雑なため、自分でメモを書いて整理しながら読むと正確な理解ができると思う(付箋を貼るだけでは関係性の整理までは難しい...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月02日
哲学について具体的にその理論や歴史を学ぶというよりも、その手前の「そもそも哲学とは何か」ということに注力して書かれている印象。
本書を読んで哲学により興味が湧くかといわれると、正直微妙かもしれないと思うので初っ端からテンション高めで読める状態で手に取るべき。
基本的に哲学の本というのは入門書から入...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月03日
そもそも哲学とは何か、哲学の歴史、哲学が現代社会、そしてこれからにどのように関わっていくのかと順序立って書かれていてわかりやすい。題名通りの本だなあと思いました。より哲学を学んでみたい、と興味をそそられました。
哲学者と哲学研究者の違い、とかわかってないのかもわからないモヤっとした部分をちゃんとつい...続きを読む