歴史修正主義 ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで

歴史修正主義 ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで

ビジネス・実用
1,056円 (税込)

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ナチによるユダヤ人虐殺といった史実について、意図的に歴史を書き替える歴史修正主義。フランスでは反ユダヤ主義の表現、ドイツではナチ擁護として広まる。1980年代以降は、ホロコースト否定論が世界各地で噴出。独仏では法規制、英米ではアーヴィング裁判を始め司法で争われ、近年は共産主義の評価をめぐり、東欧諸国で拡大する。本書は、100年以上に及ぶ欧米の歴史修正主義の実態を追い、歴史とは何かを問う。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    歴史修正主義 ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで
  • タイトルID
    :
    1073456
  • ページ数
    :
    264ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年01月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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歴史修正主義 ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ホロコースト否定論を題材に、歴史修正主義とは何なのか、どこに問題があるのかを極めて明快にまとめている。
    「ひとつの歴史の解釈の仕方を言っているだけ」などという一見反論できそうにない主張なども、その問題点をクリアに示す。
    歴史をどう受け止めて何を発言するのか。歴史研究の積み重ねの重さを感じた。

    0
    2026年09月08日

    Posted by ブクログ

    23 陰謀論の特徴 証拠を必要としない
     証拠がないこと自体が、真実の隠蔽の結果として説明される

    43 ニュンベルク裁判が歴史修正主義を生んでしまった
    歴史修正主義とは、完全に根拠のない主張により組み立てられるのではなく、事実も盛り込まれている 単なる暴論ではない

    49 言葉の選択 それによる犯罪性の希釈

    52 アイデンティティの喪失をうたうなど
    未来の問題として歴史の修正の必要性を訴える 正義 倫理として議論が展開

    70 歴史修正主義は、人々に認識の揺らぎを呼び覚ますことを意図している
    実際には明らかに白に近いものと、明らかに黒に近いものがあるにもかかわらず、その差が曖昧にされ、学術的な知見に基づいて構築された歴史解釈が骨抜きにされてしまうのだ。こうして、長い時間をかけて形成されてきた社会の合意が浸食されていく。社会が歴史的事実と位置付けてきたものの地位は、それほど堅牢ではない。
    これが歴史修正主義の目的である。次章では、その具体例をホロコースト否定を例に分析しょう。

    90
    ここにはホロコースト否定論の一つの型が見出せる。ホロコースト否定論者は、自分が見た、聞いた、知り得た限定された範囲の事実から、全体を結論付ける。つまり、「私にとっての真実」を全体に拡張する。

    93
    シュテークリヒは裁判官だったこともあり、ニュルンベルク裁判が攻撃の的だ。裁判の証拠や証言を「用できない」として退け、「犯罪者扱いされている私たちドイツ人がガス室は存在しなかったことを証明するのではなく、私たちを非難する者たちがその存在を証明すればよいのだ」と言う。立証責任を犠牲者の側に押し付ける否定論者の常套手段である。
    なかでも証言者の否定には、シュテークリヒはきわめて強い言葉を使り。歴史家は、証言者の言葉を参照すべきではないという。なぜならメディアで反ドイツ・プロパガンダが垂れ流されてきたため、証言者のなかでは人から聞いたことと、自分が経験したことが混じり合っているからだという。伝聞に過ぎないことが実体験として語られると主張する。
    体験者の記憶に、事後的にしか知り得なかった情報が取り込まれ、実体験に基づく記憶と、後付けの記憶との境界が曖昧になることはよくある。これは証言そのものの性格だが、シュテークリヒの批判の目的は、証言の不安定性を指摘することではない。それは次のような言葉から明らかだ。
    「ユダヤ人のガス殺を主張する証言者は、いかなる場合も説得力のある説明が求められる。
    なぜ他の誰でもなく、あなたたちが、抹殺対象から外されたのかという点については」。つまり、生存者が存在すること自体が、絶滅政策などなかった証拠であると言うのだ。ここにあるのは生存者の人格の否定であり、明らかに悪意がある。

    113

    ツンデル裁判が示したマイナス面は、ホロコースト否定論者の極端な主張が司法の場で扱われることでメディアの注目が集まり、否定論の潜在的な支持者が開拓されたことである。裁判では、「主流」の歴史記述に、「異端」の歴史記述が闘いを挑んでいるといった印象が生まれる。その場合、「主流」の歴史は既存の政治や権力を正当化しているように見え、権力に対する抵抗としてホロコースト否定論への支持者を増やしてしまうのだ。
    では、こうした主張にはどのように対応すればよいのか。単に無視すべきだろうか。
    多くの人は無視するのが一番だと考えた。ホロコースト否定論に注目すること自体が、否定論者の宣伝になるからだ。歴史家ヴィダル=ナケは、ホロコースト否定論者について「月がチーズでできている」と主張するような人と警えて、彼らと天文物理学者は議論できないと言った。ホロコースト否定論者は学術レベルを満たしておらず、対話自体を拒否すべきだということである。つまり、彼らを同じ土に上げてはならないということだ。
    しかし、ホロコースト否定論者は月がチーズでできていると確言しているから、主張するのではない。月がチーズでできている「可能性」を繰り返すことで、人々の認識の揺らぎを呼び起こすことを意図している。「真と傷のあいだの境界が曖味になれば、当然視されているあらゆることの土台が緩み、その上にある社会制度が軋み出す。

    130

    国の枠組みを超えた歴史を書く試みは、たとえばドイツとフランスで共通の歴史教科書が作られたり、「ヨーロッパ」を一つの単位として捉え直す流れにも見られる。
    ナショナルヒストリーの枠組みが維持されるアジアでさえ、自国中心主義的でバランスを久く歴史記述は朝轢を生みやすいため、一定の抑制がきくようになっている。物や人の流れがグローバル化した現代では、歴史記述が経済的利益と連動するようになっているからだ。
    このため現在では、国家中心主義的な歴史観を全面的に打ち出す国は、独裁国家くらいしかなくなっている。
    たしかに国民のアイデンティティを鼓舞する歴史記述は、国民の帰属意識を強化する肯定的な側面がある。だが、それゆえに対外的な対立が長期化する要因ともなる。自国を自画自賛する歴史、もしくは逆に犠牲の側面ばかりを強調する歴史は、他者が他者であり続けることを前提としている。それは交渉の可能性を排除し、将来に取り得る選択肢を限定する。っまり、対立を再生産するのである。

    135

    ノルテの何が問題だったのか。それは実証をいたことにある。
    彼の主張は、実はソ連の収容所群島がアウシュヴィッツに時間的に先んじたということを言っているに過ぎない。だが、両者に因果関係があるように見せている。ナチズムがボルシェヴィズムをモデルにしたといら解釈は、実証的には根拠薄弱だ。
    またノルテはソ連の収容所群島がアウシュヴィッツの先例と主張しながら、具体的な検証を行っていない。それにもかかわらず、繰り返し「比較可能なのではないか」「前例があったのではないか」「~と解釈できないか」といった「疑問」を投げかける。
    疑念だけを表明する点は、多くの歴史修正主義に共通する。問いを立てるが、証明はしない。主張する本人が証明できないことを知っており、証明するつもりもないからである。
    ただし、こうした戦術に意味がないわけではない。なぜなら、歴史修正主義は問いを立てながらも回答しないことで、論破されている印象も免れる。論点をずらし、議論のルールをすり替え、批判されると「問うこと自体は自由である」と開き直る。

    147

    発見した人間に報奨金を出すとまで約束している。
    感史学では、特定の事柄の証拠となる文書が存在しないことは、出来事の背景に意図や計画が存在しなかったことを意味しない。ヒトラーのような強力な指導者が君臨する体制下、トップの決定なしに、部下が勝手に戦争の行方を左右するような大がかりで重要な政策を始
    ー「歴史が被告席に」
    第5章 アーヴィング裁判-
    められるとは考えられない。特定の命令の存在を示す文書がないからといって、その存在を推測するに足る十分な状況証拠がある場合、結論にはあまり影響がない。
    なぜなら、繰り返し述べているように、歴史とは一点ではなく、全体であるからだ。いくつかのピースが欠けているジグソーパズルでも、遠くから見れば全体像が浮かび上がるのと同じで、周囲との関係性のなかから、かなり正確な推論を立てることができる

    152

    <私が語る歴史のほかに、次、歴史を持つなかれ>などと言うほど、私は思い上がってはいない。私が示す歴史だけが正しい歴史であり、他のヴァージョンはみな間違っている、別の歴史像を広めたりしてはならない、などと言う権利は誰にもない。それが私が『ヒトラーの戦争』で言いたかったことだ。(『ヒトラーについての嘘』Lying about Hitler)
    152
    ここには歴史修正主義者や否定論者がよく使う「私にとっての真実」というレトリックが浮かび上がる。歴史は一つではない(それは正しい)、どの歴史も絶対ではない(それも正しい)、したがって自分は歴史の一つのヴァージョンを示しているに過ぎない、と言う。この主張は一見したところ正しいが、内容を精査すれば、それが歴史のもう一つのヴァージョンなどではなく、単なる歪曲であることがすぐわかる。

    189

    ただし、特定の集団に属す人々への階悪や暴力を帰る言動をヘイトスピーチとして禁止することと、集団に関係する歴史の否定を禁止することは性格が異なる。このため「ホロコー
    何を持ちらとするのか
    ストはなかった」「アウシュヴィッツのガス室は理造である」といった言説を民衆婦動罪で処することはかなりハードルが高かった。民衆煽動罪が適用されるのは、言説が人間の尊厳を損なわせ、憎悪をかき立て、結果として社会の平穏が乱される事例に限られたからだ。
    ホロコーストの否定が実際にそうした結果をもたらすか判断は難しい。
    第6章 ヨーロッパで進む法規制-
    さらに、歴史の否定が拡散するスピードの方が、悪意のある言説を刑事処罰で封じ込めるスピードよりも速い問題もあった。メディアを通して否定言説が社会に拡散されると、拡大を止めることは難しい。この危惧は、第3章で見たように、一九八〇年代後半よりアメリカやカナダからドイツにホロコースト否定論が「輸入」され、ネオナチが国内で否定論を拡散させ、現実のものとなっていく。
    民来煽動罪では歴史修正主義に迅速に対応できないことが明らかになっていくなか、コーストの否定という行為自体を禁止、つまり歴史修正主義的な言説自体を違法化する方向に進む。そうすれば検察は社会の平穏が乱された、人間の尊厳が傷つけられたといった立証
    18g
    の必要がなくなり、ホロコーストが否定されたという事実だけで有罪にできる。

    0
    2026年04月06日

    Posted by ブクログ

    歴史修正主義について、経緯、問題点、否定論との違い、確立している法制度などが分かりやすく説明されていて、歴史学とは縁遠い自分でもとても分かりやすかった。

    歴史学自体が、研究者の解釈やその時代が共有する価値観の影響を受けるものであり、歴史修正主義はその前提を都合よくきっかけとしている事や、取るに足らないデタラメな内容であっても、それが誤りであることを証明する事の労力がばかにならない事など、改めてよく理解できた。

    今読んでいると、イスラエルが進めているジェノサイドをヨーロッパの中でどう扱っているのかニュースでは断片的に聞くけれども、歴史学者はどのように考えるのか、とても気になった。今現在起きている事ではあるので範疇にないのかもしれないけど、アルメニアの虐殺のようにヨーロッパから遠く、因果関係の薄い事象ではないと思うので。

    0
    2026年01月07日

    Posted by ブクログ

    個人メモ
    ・イデオロギー要素なくフラット
    ・ナチス関連の記述がメイン
    ・ヴィシー政権へのフランス国内での複雑な評価を背景にドイツだけでなくフランスにかなりページを使ってる
    ・EU共通アイデンティティとしてのホロコースト認識

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    大変勉強になった。SNSで、国際的な場で、嘘大げさ紛らわしいが拡散されている現代こそ読むべき一冊だと思う。

    0
    2025年07月16日

    Posted by ブクログ

    歴史修正主義。著者はこれを、歴史的事実の全面的な否定や意図的な矮小化、一側面のみを誇張することなどと定義している。この主義に立つ人たちは、ランケ以降の可能な限り客観的にまた価値中立的に歴史を記述するという歴史学の合意事項を受け入れることがない。また主張の際にその証拠を示すことがない(むしろ、証拠を示せと繰り返し主張することさえある)。
    従って彼らは、そもそも学問の枠内で議論する相手ですらないのだが、繰り返し主張することにより、当初取るに足らないようなものが「ひょっとして正しい主張なのかもしれない?」という印象をもつものに変化し得る。これは陰謀論などにも通じることであり、SNSなどで盛んに主張すると、同調する者が少なからず現れ、社会を不安定化する要因にもなると著者は指摘する。
    では、学者でない我々のような一般人は、こうした歴史修正主義にどのような姿勢でいればよいのだろう。まず、学問の成果は尊重すべきだろう。すなわち、歴史修正主義のような主張があったり、そのような本が書店に並んでるような場合には、主張のソースがどのようなものか(あるのかないのか)、ある場合にもそれが主張する者の恣意的な解釈に依っていないかなど考慮する必要があるだろう。後者は、一般人には難しいかもしれない。しかし、関連するトピックの主張なり論文なりをいくつか当たれば、少なくとも多様な見方が存在することがわかり、それらの見方の一つに過ぎないことくらいは分かるだろう。我々一般市民も、昨今は特に情報を分別する力を求められていると実感する。

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    「歴史修正主義」と書くと何か歴史学という分野の一つのような印象を受けます。
    でも、この本を読むと、それはただ自分の思想というか政治信条を発言するだけの戯言だとわかりました。
    歴史学というものは、事実を様々な角度から捉えて、過去の事象をより良く理解しようとするものです。
    対して「歴史修正主義」は、結論ありきで、都合のよい言説だけをとりあげたり、そもそも、なんら証拠を提示しないものです。
    このような「歴史修正主義」を信じている人が、いまの社会に一定数いる、ということが、哀しいというか、考えさせられます。

    0
    2023年09月30日

    Posted by ブクログ

    近年、「もうひとつの事実」「フェイク」「陰謀」という言葉がメディアに頻繁に登場するようになりました。また、今年5月の対独戦勝記念日で、米ホワイトハウスのサキ報道官はプーチン大統領を「歴史修正主義者」と批判しています。本書は「歴史とは何か」という切り口から歴史修正主義の実態、発生、法規制、司法での争いを記した中公新書の力作。歴史修正主義概論入門書というような性質の本ですが、事例が多く、面白く読みました。

    著者の武井彩佳さんの専門はドイツ現代史とホロコースト研究。したがい、本書は主にヨーロッパで発生した事例がメインであり、慰安婦問題といったアジアにおける歴史問題は触れられていません。

    本書で記されているのは下記の通りです。

    1)歴史学の観点から歴史とはどのように記されるのか、その基本的な姿勢や手段についての記述。
    大雑把に言えば「歴史学とは過去が全体としてどうであったかを示す学問であり、一点から、一個面からのみ解釈することはしない。また複数の証拠を付き合わせることで判断する。これには専門性と長年の訓練が必要とされる」。一方、歴史修正主義は全体を見ず、ごく一部しか見えていないにも関わらず過去を結論付けてしまいます。「自分の考えと矛盾する事実は単純に無視することが多い。学術的には極めて適切であるだけでなく、事実に対して不誠実なのだ」。
    さらに「最初から事実と異なる歴史像を広める意図で、あからさまに真実を指定する主張を欧米では歴史修正主義ではなく否定論と呼ぶようになっている。日本では歴史修正主義と否定論は必ずしも区別されていない」。例えば、「ホロコーストは存在しなかった」という類の主張が否定論です。
    2)ナチズムとホロコーストについて歴史修正主義(および否定論)は何を目的としどのような形態で現れたのかを検証。「中でも1980年代以降にホロコーストの否定が拡散し、これに欧米社会が対応を迫られる経緯」を追います。この部分は非常に面白いと思いました。ドイツ親世代の自己防衛からくる問題となる歴史の矮小化、イスラエルの軍事強国化がきっかけのようです。ただ、その動機にはサルトルの「反ユダヤ主義は情熱である」を引用して、合理性はないと分析します。
    「歴史が被告席に」置かれたとするアーヴィング裁判については詳述されています。歴史改竄の方法は興味深く、ちょっと笑える箇所もあります。
    3)現在、欧米社会は歴史修正主義や否定論とどのように向き合っているのか?
    欧州では多くの国がホロコースト否定論を法的に禁止しています。それと言論の自由の侵害について考察します。

    歴史修正主義者は自分たちにとって都合の良い過去を繰り返し、人々の認識の揺らぎを呼び起こすことを意図しています。ファクトとフェイクの間の境界が曖昧になれば、当然視されているあらゆることの土台が緩み、その上にある社会制度が軋む恐れすら生じると言われています。
    SNSでいろいろな主張が拡散している現在、本書は読むべき1冊と思いますが、何よりも読み物として面白い本書はお勧めです。

    0
    2022年08月15日

    Posted by ブクログ

     「アウシュビッツにガス室はなかった」「南京事件は捏造」「慰安婦はみんな職業的な娼婦」といった話しを耳にしたことがあるだろうか?歴史的な事実の全面的な否定を試みたり、意図的に矮小化したり、一側面を誇張したり、何らかの意図で歴史を書き換えようとすることを「歴史修正主義(revisionism)と呼ぶ。日本の団体の中には「歴史戦」などと叫び、歴史修正主義を「戦い」とする愚かな発言が物議を呼んでいる。
     本書は、世界史が専門の著者が、あえて日本の歴史には触れず、世界史の中での歴史修正主義との闘いを、各国の情勢や司法の判断などの事案も交えて紹介する。ニュンベルグ裁判、ホロコースト否定論者の勃興とツンデル裁判、アービング裁判などを通じて、ヨーロッパです進む歴史修正主義への法規制が歴史的経過と共に整理される。
     著者は、「歴史修正主義は、表面上は歴史の問題を扱っていても、本質的には政治的・社会的な現象であり、歴史修正主義はむしろ社会と民主主義との関係から考える必要がある。」との説明には、我々が考えるべき点ではないだろうか?

    0
    2022年06月26日

    Posted by ブクログ

     ちょうど鎌倉時代の歴史を読んだ後に読んだ。歴史はいろいろと利用される。学術的なお勉強は騙されないために大切だな。
     あと、歴史を歪めなきゃならんほどの体験をするってのもなかなか気の毒だと思った。
     それと、確信犯的に嘘だとわかってて自分のために利用するの賤しいなと…

    0
    2022年02月23日

歴史修正主義 ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
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    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    歴史修正主義 ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで
  • タイトルID
    :
    1073456
  • ページ数
    :
    264ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年01月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
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    5MB

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