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ユーザーレビュー

  • 一冊でわかるギリシャ史

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ふと我に返った時、古代ギリシャと現代ギリシャには断絶があることに気付いた。

    古代ギリシャは都市国家として歴史に残っている。
    オスマン・トルコの支配域はその領域を含んでいる。ビザンツしかり、ローマしかり。近代に至るまで、ギリシャの姿はない。
    現代ギリシャを誕生させたものはなんなのか。

    ヨーロッパの暗黒時代、という。また、西ローマ帝国が滅亡した後、その文化の継承者は西欧ではなくアラビアだったという(なぜか東ローマ帝国がスルーされていることに長らく気付けなかった)。アラビアではローマの文化だけではなく、ギリシャのものも大いに読まれたという。ローマによって支配されていても、書物がまだ大きく流通して

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    2025年07月10日
  • 一冊でわかるギリシャ史

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1ポリス200平米×1,000以上。
    日本の市町村が一つのポリスと同じくらいの規模(面積)と考えるとイメージしやすい。日本の市町村は1,700くらいらしい。
    英語表記を翻訳するとヘレネス共和国。「ギリシャ」は南イタリア・シチリア一帯を表すラテン語の地域名「グラエキア」が由来。
    紀元前6世紀頃奴隷のアイソポスがイソップ童話をつくった。そんなに古い話とは知らなかった。奴隷の割合は人口の15〜40%くらい。
    東ローマ、610年頃ヘラクレイオス朝に、皇帝の呼び名がインペラートル(ラテン語で「命令権の保持者」「軍司令官」)からバシレウス(ギリシャ語で「王」)に変わり、国名がビザンツ帝国に。聖職者や貴族階

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    2023年05月21日
  • 一冊でわかるギリシャ史

    Posted by ブクログ

    ギリシア通史をざっと概観するには最適。

    ただし、内容は淡々としているので、面白みにはやや欠ける。
    それでも、ギリシアを中心とした地中海世界のダイナミズムにはワクワクさせられる。

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    2023年01月18日
  • 一冊でわかるギリシャ史

    Posted by ブクログ

    先史時代から現代までのギリシャの通史。監修が専門家ということでこのシリーズの中では比較的安心して読める一冊と思う。読みやすくコンパクトにまとまった記述で文化面にも気が配られていてバランスも良い。一気に読破してしまえるだろう。しかし、一部、あれっ? と思う記述もある。コンスタンティノープル遷都や単性論の叙述は正確性を欠くし、ヘラクレイオスによるギリシャ語公用語化の記述は旧説そのまま。このあたりは監修者の専門外の時代のようなので仕方がないとも言えようか。基本的にはギリシャ史入門はまずはこの一冊と言ったところ。

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    2022年04月07日
  • 一冊でわかるギリシャ史

    Posted by ブクログ

    #2024年に読んだ本 53冊目
    #9月に読んだ本 6冊目

    ギリシャがこんなに新しい国だとは
    知らなんだ…

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    2024年09月20日

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