ラフカディオ・ハーン 異文化体験の果てに

ラフカディオ・ハーン 異文化体験の果てに

ビジネス・実用
1,100円 (税込)

5pt

4.3

一八九〇年四月、紀行文作家として来日したラフカディオ・ハーンは、松江中学へ英語教師として赴任し、そこに理想の異郷を見出した。しかし、その後、熊本で近代化の実態に触れて、彼の美しき日本像は崩壊する。本書は、他のお雇い外国人と異なり、帰るべき故郷を持たない彼が、神戸、東京と移り住むうちに、日本批判へ転ずることなく、次第に国家・民族意識を超越し、垣根のない文化の本質を目ざしてゆく様子を描く評伝である。

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ラフカディオ・ハーン 異文化体験の果てに のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    さわやかな物語を読み終わった感じがします。最後ちょっと涙しました。中公新書なのに。ラフカディオ・ハーンは人生そのものが幻想小説みたいな人ですね。ドラマにもなりますね。
    いうか朝ドラから入った勢です。錦織ロスで購入しばけばけロスで読み始め。
    思ったよりドラマのイメージそのままで、原作本かな?と思うくらい解釈が同じでした。(当然ドラマの方の参考文献のひとつでしょうけど)
    小泉八雲の著作についても引用がとても良くてちゃんと読んでみたいと思わせる仕様。入門書として最高の本から入ったと思います。
    そもそも自分は文豪自体ご本人の面白ネタの方が大好きで作品をちゃんと読んでいないのですが(笑)小泉八雲はすごい読みたいと思いました。日本語訳の方だけど…

    0
    2026年04月18日

    Posted by ブクログ

    「ばけばけ」で、生い立ちが気になって読みました。

    背景知って朝ドラ見たら、さらに楽しめる気がします。

    0
    2026年01月01日

    Posted by ブクログ

    「ばけばけ」を見ながらも、なるべく「ばけばけ」特需に加担したくないと思いつつ、本棚から引っ張り出したのが本書。
    1890年に来日したハーンを、1992年に新書にするって、確かに訪日約100年で、いろいろな記念があるのですね。
    で、本書の記述は、とても正統派だと思った。
    さすが中公新書、で、後の類書は本書をベースにしているはず。
    実際、先駆けて読んだ、読み物的な芦原伸「へるん先生の汽車旅行 小泉八雲と不思議の国・日本」2017
    は、本書をベースにしているのではないか。
    いや、あの、いい本です。
    伝記を超えて、ミクロからマクロへの作家論あたり。

    1992/1/25
    一八九〇年四月、紀行文作家として来日したラフカディオ・ハーンは、松江中学へ英語教師として赴任し、そこに理想の異郷を見出した。しかし、その後、熊本で近代化の実態に触れて、彼の美しき日本像は崩壊する。本書は、他のお雇い外国人と異なり、帰るべき故郷を持たない彼が、神戸、東京と移り住むうちに、日本批判へ転ずることなく、次第に国家・民族意識を超越し、垣根のない文化の本質を目ざしてゆく様子を描く評伝である。

    目次
    第1章 ハーンの来日—西洋に背を向けた人(横浜到着;昔日の白昼夢;日本の印象)
    第2章 松江のハーン—理想の異郷(「神々の国」出雲;英語教師として;城下町の生活;子供のイメージ)
    第3章 熊本から神戸へ—振り子の時代(熊本の日々;日本文化論;日本への帰化;神々しき小世界)
    第4章 晩年の結実—微粒子の世界像(英文学教授;「過去」を問う思索;微粒子の世界像;最後の夢)

    0
    2026年03月10日

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