作品一覧

  • 地名の博物史

    地名の博物史

    ビジネス・実用

    3.3
    1巻720円 (税込)
    地名は、わたしたちの祖先が生み出し、育て、数百年、千数百年にわたって守りつづけてきた貴重な「文化財」である。本書では地名の表記用字に着目し、漢字表記に使われる事物を用いて地名を分類・解説するというユニークな試みを行う。「獣」「身体」「位置」「数」の用字を読み解くなかから、それぞれの地域の豊かな歴史が見えてくる一冊である。
  • 犬の日本史 人間とともに歩んだ一万年の物語

    犬の日本史 人間とともに歩んだ一万年の物語

    ビジネス・実用

    3.6
    1巻720円 (税込)
    洋の東西を問わず、人間にとって最も身近な存在であった犬。犬が唯一の家畜であった縄文時代から、犬狩で追放された平安時代、「犬合わせ」すなわち闘犬が盛んであった鎌倉時代、犬追物がブームになった室町時代、南蛮犬が珍重された戦国時代、「犬公方」まで登場した江戸時代、軍用犬が初めて本格的に組織された近代まで、人間と歩んだ一万年の物語を時代に沿って明らかにしていく。さらに、「犬を食う人、人を食う犬」「海外からやってきた犬」「霊力・呪力・超能力をもつ犬」「犬の先祖は肉食獣」など、日本史上の犬にまつわるユニークなエピソードを多数掘り起こす。また、犬と人の共通の敵・狂犬病の歴史や、立耳・巻尾の理想的な日本在来犬の保存をめぐる話など、犬好きにとってこれだけは知っておきたい情報も満載。犬との関係は日本人の自然観をも映し出すという視点から、上っ面のペットブームに終始しない、日本における犬と人間社会との交流を丹念に描き出す一冊。
  • 森長可 信長も一目置いた若き猛将「鬼武蔵」

    森長可 信長も一目置いた若き猛将「鬼武蔵」

    小説・文芸

    3.5
    1巻730円 (税込)
    織田信長にその剛毅な質を認められ、「鬼武蔵」の異名をとった猛将・森長可。初陣以来の功、さらには天正十年(1582)の武田攻めの活躍により、長可は信濃四郡を与えられて川中島に入り、上杉勢への備えの任を負った。しかし、本能寺の変が起こったことで、前途洋々だった人生に転機が訪れる。信長の死を知った敵対勢力が勢いを増し、窮地に陥った長可は、弟の森蘭丸らの死を悼む暇もなく、手勢三千を率いて川中島を発つと、一揆勢の包囲を突破して信濃を縦断、旧領の美濃金山への帰還を果たした。その後、織田家支配が崩れはじめた東美濃を、金山城に拠って瞬く間に平定した長可だったが、このことが天下人をめざす羽柴秀吉に与することにつながり、さらには徳川家康と秀吉との決戦――運命の小牧・長久手の戦い――へと引きずり込まれてゆく……。歴史の表舞台に立った期間はわずかながらも、鮮烈な光芒を放った若き武辺者の人生を力強く描いた長編小説。
  • ウラ読み「戦国合戦」

    ウラ読み「戦国合戦」

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻709円 (税込)
    桶狭間合戦、姉川合戦、長篠合戦、賤ヶ岳合戦、関ヶ原合戦、大坂の陣など、これまで繰り返し雑誌や単行本で取り上げられ、細部まで広く知られている戦国合戦――ところが、こうした戦国合戦にも、それでもまだ語られていない逸話があったり、いまだに俗説が大手を振ってまかり通り、周知の話がじつは眉唾モノであったりもするのだ。本書では、桶狭間から大坂の陣まで、主に信長・秀吉・家康の三天下人に関連した合戦17を厳選。「石山本願寺はお寺ではなく摂津一の堅城だった?」「『信玄の影武者』、その存在を誰も証明できない?」「『信長公記』と『日本史』で微妙に違う信長の最期」「『天王山』の争奪戦はそれほど重要ではなった?」「秀吉の関白政権成立に家康が果たした裏の役割とは?」「なぜ家康は黒田長政の無礼な態度を喜んだのか?」「秀忠軍が本戦に遅参したのは誰の責任だった!?」等、通説や俗説に埋もれた「戦国合戦の意外な真相」に大手・搦手両面から迫る!
  • 「地形」で読み解く日本の合戦

    「地形」で読み解く日本の合戦

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻789円 (税込)
    尾張平野を一望できる要害の小牧山をいち早く押さえて、天下取りへの野望を燃やす3倍の秀吉軍と互角以上に戦った徳川家康――。だが、その家康もかつて上洛を目指す武田信玄には、三方ケ原の台地を巧みに利用され、無様に敗走させられた“苦い経験”をもっていた。本書は「地の利」を活かして作戦を練り上げた“戦巧者たち”の駆け引きと、合戦の勝敗の舞台裏を「地形」「地名」から読み解いていく。「関ヶ原は『不破関』にちなむ――古代律令制の軍事施設」「瀬田橋の戦い――壬申の乱では『大津京』の最終防衛線」「沖田畷の戦い――『決戦』を急いで罠にかかった竜造寺軍」「山名の大合戦はすくない――賤ヶ岳の戦いも『陣取りゲーム』」「戸次川合戦――四国勢を崩壊させた仙石秀久の『独断専行』」など、古代から中世、戦国時代、幕末まで日本各地の合戦模様が鮮やかに甦る。一目瞭然の写真・地図資料も多数収録!
  • 地形で読みとく合戦史

    地形で読みとく合戦史

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻799円 (税込)
    三方ケ原の台地を利用し、家康を敗走させた武田信玄。情報操作で敵の大軍を狭い厳島におびき出し、一気に壊滅させた毛利元就。支城をつぎつぎと攻め落として、ついに「難攻不落」といわれた小田原城を攻略した豊臣秀吉――。歴史に名を残した武将たちは、「地の利」を活かし、敵の裏をかく戦術に長けていた。本書は、古戦場の地形からその合戦模様を読みとく。要衝をおさえ敵軍を迎え撃つか、峠や深田に誘い込んで奇襲をかけるか、川を前にして防衛線をはるか、それとも「背水の陣」をとるか…。合戦をその名前から、原・川・橋・島・山・峠・畷・狭間・城などの舞台ごとに分類し、それぞれどのように戦いが展開したのかを論じる。源義経、足利尊氏、織田信長、徳川家康…戦功者はその地の戦略・戦術上の価値をいかに見出し、作戦を練りあげたのか。源平の合戦から関ケ原の戦いまで、日本各地の歴史舞台が物語る、巧妙な駆け引きの合戦劇!!
  • 流浪の戦国貴族 近衛前久

    流浪の戦国貴族 近衛前久

    ビジネス・実用

    4.4
    1巻968円 (税込)
    干戈轟く群雄割拠の時代、朝廷最高の官職の家柄に生まれた近衛前久は、抗争渦巻く武家社会に身を投じて、上杉謙信とは盟約を結んで関東に下り、織田信長とはその意を受けて石山本願寺との講和に貢献し、豊臣秀吉とはその関白就任にあたって自分の猶子とし、家康とは叙任、徳川改称について朝廷に斡旋するなど、公家でありながら、武家に伍して天下統一の大事業に挑んだ人物であった。公家社会最高権門の行動に時代の大転換をみる。

ユーザーレビュー

  • 流浪の戦国貴族 近衛前久

    Posted by ブクログ

    大河ドラマ「麒麟がくる」で本郷奏多が近衛前久を演じて以来、ずっと気になっていた本。ようやく読めた。
    現職の関白でありながら越後に下向し上杉謙信と共に行動したり、信長に賭けて天下統一に向けた工作に奔走したりと、公家らしからぬ行動力で全国を飛び回った。島津との関係は非常に密接であった。信長、秀吉、家康の時代を生き抜いたのは武家の側の意向もあろうが、前久の行動力にもよるのだろう。

    0
    2025年01月05日
  • 流浪の戦国貴族 近衛前久

    Posted by ブクログ

    本書を手に入れたのは、今まで断片的な知識のみであった近衛前久について、麒麟がくるでの活躍を見て、俄然興味がわいたためです。本書はその期待に充分に答えてくれます。それは、序章 天下一統世代の誕生~第一章 戦国時代~第二章 織田時代~第三章 豊臣時代~終章 天下一統の完成迄前久は全ての時代に積極的にかかわり、生き残ります。

     特に織田信長と親しく、本能寺の変により『前久が主体的に政治活動をする道は閉ざされ』直後に出家するほど大きなショックがあったとあります。当然ながら著者は前久が明智光秀と共謀する説には組みしていません。変後、前久を妬む公家の讒言により、一次徳川家康に身を寄せます。

     果たして麒麟がくるでは本能寺の変とのかかわりを何か描くのでしょうか?楽しみです。
     
    2020.3再版

    0
    2021年01月17日
  • 犬の日本史 人間とともに歩んだ一万年の物語

    Posted by ブクログ

    犬は古来からどのような存在だったのか。それを古代から現代まで大まかに知ることができる。日本史の中で犬が印象なのは、江戸時代の五代将軍綱吉が発令した「生類憐みの令」だろう。私も、犬と日本史というワードを目にしたときは、それが最初に浮かんだ。
    「生類憐みの令」ももちろん取り上げるが、縄文時代や平安時代、鎌倉時代ではどうだったのかなど、教科書では記載されない人々の生活に根付いている犬の存在を、資料や古典文学で紐解いており、面白い発見もあった。

    0
    2026年03月04日
  • 流浪の戦国貴族 近衛前久

    Posted by ブクログ

    朝廷の、家系も官職も最高に位置する、近衛前久。
    しかし世は戦国時代。公家でありながらも武家に伍して、
    奔走する、近衛前久の生涯を綴る。
    序章 天下一統世代の誕生
    第一章 戦国時代  第二章 織田時代  第三章 豊臣時代
    終章 天下一統の完成
    近衛家略系図、近衛前久略年譜、参考文献有り。
    戦国時代、近衛家は天皇家よりも将軍家と密接でしたが、
    前久が関白に就任した頃、朝廷最高の地位は政治でも、
    京の政情に対しても無力でした。
    数度にわたる京からの出奔と7年間の放浪。その中での
    島津氏や家康等の交流は、伝統文化の師範であり、
    また馳走や官途の斡旋。彼はそれらを生かし、
    多くの縁を作り、以後の活動に役立つことになります。
    上杉謙信との蜜月、足利義昭との確執、そして織田信長!
    とりわけ、鷹や馬等での趣味が親交を深めます。
    信長の信頼は厚く、様々な場面で活躍する機会を与えられます。
    本能寺の変後、挫折し出家し徳川家康の元へ。
    再び京に戻れば、官位に目覚めた羽柴秀吉に利用された挙句、
    武家の公家成りが遂行されてしまいます。憤る子息信伊は配流に。
    そして徳川家康の覇権確立。
    公家官位と武家官位は分離されましたが、朝廷は隔離され、
    幕府による干渉が強められていきます。
    出家してからは島津家との深い交流の日々。
    ふともらした“武家の真似事をしている暇に、もっと公家としての
    教養を深めるべきであった”という述懐。
    武家にはなれなかった挫折感。
    しかし、交渉、講和に奔走した前半生の情熱は大したものでした。
    公家でありながらアグレッシブな行動力には驚きです。
    また、戦国時代の歴史の流れと、武家と公家の関わりについて、
    当時の公家社会の所領や官位、家礼の存在、社交等について、
    詳しく書かれていて、得る事が多い内容でした。

    0
    2020年09月18日
  • 流浪の戦国貴族 近衛前久

    Posted by ブクログ

    戦国時代の公家と武家の関係が、これほどわかりやすく理解できる本は他にない。関白になった秀吉の意図や家康の公家政策なども初めて理解した。土佐で武家となった一条氏に見られるように、現代の我々が思う以上に、当時は公家と武家の境界は意外に曖昧だった。

    0
    2020年08月08日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET