国内小説 - ほのぼの作品一覧

  • アンソロジー 隠す
    3.8
    冒険、ミステリー、人間ドラマ、恋愛……。 11人の人気女性作家が同じテーマに挑む短編小説集! 誰しも、自分だけの隠しごとを心の奥底に秘めているもの――。 実力と人気を兼ね備えた11人の女性作家たちがSNS上で語り合い、「隠す」をテーマに挑んだエンターテインメントの傑作! 『アンソロジー 捨てる』に続く「アミの会(仮)」が送る、注目シリーズ第2弾。 多彩な物語すべてに、共通の「なにか」が隠されています。 (答えが掲載されている「あとがき」は、最後にお読みください) これが、本物の短編小説集。 ※この電子書籍は2017年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • アンソロジー 捨てる
    4.0
    親の遺品、夫や姑、目の前の現実……。 あなたには、捨てたいモノ、ありますか? 9人の人気女性作家が、それぞれの持ち味を存分に発揮しながら「捨てる」を題材に豪華競作! 女性作家ならではの視点で、人の心の襞をすくいとり丁寧に紡がれた9篇は、いずれも傑作ぞろい。 ミステリー、ファンタジー、恋愛、ホラー……。さまざまな女たちの想いが交錯する、珠玉の短編小説アンソロジーをお楽しみください。
  • アンソロジー 豊臣合戦
    3.0
    豊臣家の命運を左右した合戦とは――。賤ヶ岳、小牧長久手の戦いで天下人へと駆け上がり、天下を取ってからの文禄慶長の役、秀吉の死後は天下分け目の関ケ原、そして最後に輝きを放った大坂の陣……。これらの合戦を秀吉だけでなく、蒲生氏郷、藤堂高虎、島津義弘、石田三成、木村重成、真田信繁といった、豊臣方として戦った男たちの視点で描くことで、豊臣家の盛衰を様々な角度から味わえる作品集。文庫オリジナル。
  • アンソロジー 舞台!
    3.6
    役を生きる俳優の輝き、世界観を作り出す舞台装置、息を潜めた客席の雰囲気。すべてが合わさって生まれる「舞台」は、同じものは二度と生まれない特別な空間です。きらびやかで華やかな非日常を楽しむ場所であると同時に、「誰かの人生を演じてみる」「そこに自分の人生を重ねてみる」意外に身近な場所なのかもしれません。自分という「役」を演じながら日々を過ごすわたしたちにとって、毎日が自分だけの「舞台」とも言えます。ミュージカル、バレエ、ストレート・プレイ、2・5次元……さまざまな舞台をテーマに描かれた五つの物語を収録した文庫オリジナル・アンソロジー、開幕です。/【目次】ここにいるぼくら=近藤史恵/宝石さがし=笹原千波/おかえり牛魔王=白尾 悠/ダンス・デッサン=雛倉さりえ/モコさんというひと=乾 ルカ/解説=三宅香帆
  • アンソロジー 料理をつくる人
    3.5
    どんな料理であっても、そこにはつくり手の感情が込められているものです。プロが提供する料理は支払われた報酬と引き換えにお客さまを満足させるために、家庭料理は同じ食卓を囲む家族の健康や団らんのために、たとえ自分以外に食べる者のいない簡単なものであったとしても、そこには自分への思いが注ぎこまれているのです。本書では、そのような様々な立場の「料理をつくる人」たちをテーマにした短編を、文芸の最前線で活躍中の六名の作家に執筆していただきました。心とお腹を満たす極上の物語のフルコースを、どうぞご堪能くださいませ。/【目次】西條奈加「向日葵の少女」/千早茜「白い食卓」/深緑野分「メインディッシュを悪魔に」/秋永真琴「冷蔵庫で待ってる」/織守きょうや「対岸の恋」/越谷オサム「夏のキッチン」
  • あんたのバラード
    3.0
    生後八カ月だった息子と夫を残し、ナツキが家を飛び出してから3年が過ぎた。彼女がアパートに戻ろうと思い立ったのは、夫に離婚届を渡すためである。部屋のチャイムを押すと、返ってきたのは意外にも女性の声だった――(「アイ・ラヴ・ユー,OK」)。あのころの懐かしいメロディが流れると心に浮かぶ、甘く切ない想い出……。ラヴソングにのせて贈る8編の物語。
  • アンティークFUGA 1
    3.7
    1~3巻550~627円 (税込)
    中学一年生の風雅は、骨董店を営む両親が失踪して以来、一人で暮らしている。けれど父親がくれたペンダントから、超美形だけど不機嫌な青年姿の精霊シャナイアを呼び出してしまい、一緒に暮らすことになり……!?
  • アンと青春
    3.9
    アンちゃんがデパ地下の和菓子屋「みつ屋」で働き始めて8ヶ月。販売の仕事には慣れてきたけど、和菓子についてはまだまだ知らないことばかりだ。でも、だからこそ学べることもたくさんある。みつ屋の個性的な仲間に囲まれながら、つまずいたり悩んだりの成長の日々は続きます。今回もふんだんのあんことたっぷりの謎をご用意。待ちに待ったシリーズ第2弾!
  • アー・ユー・テディ?
    3.6
    1~4巻630~709円 (税込)
    「ほっこり」を愛する和子は、お気に入りの雑貨を並べたカフェを開くのが夢。代官山のフリマでひと目惚れしたクマのあみぐるみを買って帰ると、なんとクマには殉職した刑事の魂が宿っていた! 事件の捜査中、崖(がけ)から落ちて死んだのだという。かわいいあみぐるみからオヤジ刑事(デカ)の魂を追い出すため、和子は、いやいや真相究明に乗り出す! 珍妙なコンビが軽快なテンポでお届けする爽快エンタテインメント、第一弾!

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  • いい奴じゃん
    3.3
    25歳の派遣社員鮎太は、毎日が不運続きでもオネエ言葉の同僚大道寺たちと能天気にたくましく生きている。ある日、警備会社の正社員になったはいいが、賊に頭を撃たれて意識不明の重態に! 最低の不運を最高のチャンスに変えて、一流の男になるべく大道寺と旅に出る。誰もが必ず元気になれる人生応援小説。(講談社文庫)
  • 家と庭【無料試し読み特別版】
    無料あり
    4.0
    【発売に先駆け、物語の冒頭の30頁以上を無料で読める特別版!】 中山望は、桜やバラやひまわりなど四季折々の花が咲く庭のある家で、母と姉と妹と暮らしている。大学を卒業して2年以上が経つけれど、就職する気にならないまま、マンガ喫茶でアルバイトをする日々だ。ある日、上の姉が娘を連れて帰ってきて、女5人との生活が始まる。家族や幼なじみ、バイト仲間と過ごす時間は、“何も望まない”望を変えていく――。 海の底のようなバー、神出鬼没の烏天狗、工事がつづく駅。 抜け出せなくなる町で暮らす人々の、色鮮やかで愛すべき日常。

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  • 筏までの距離
    3.5
    小原晩、カツセマサヒコ推薦!! 恋ではない。友情ではない。 ふたりの関係の、呼び方を教えて。 学生の頃、彼女とはよく大学の付属植物園で過ごした。花の名前もよく知らないのに。 ある日彼女は、園内の礼拝堂の前で突然、耳鳴りがすると言った。 昨日、眠れなくて、宇宙の動画を見ていた時からずっと耳鳴りがする。 宇宙で鳴っている音を想像してからずっと、と――「植物園にて」 新幹線で出会った女性と偶然にも温泉街で再会した私は、 彼女に導かれて、古びたリゾートマンションの屋上から花火を眺めていた。 30分足らずで終わった花火の後、彼女は先に部屋に行っていると言い残して、 屋上から去ったが――「筏までの距離」 デビュー作で芥川賞候補に挙がった著者が贈る、 書き下ろし2篇を含む、わたしとあなたの8つの物語。 【著者略歴】 水原 涼(みずはら・りょう) 1989年兵庫県生まれ、鳥取県育ち。北海道大学文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。2011年に「甘露」で第112回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作が第145回芥川龍之介賞候補作になる。著書に『蹴爪(ボラン)』、『震える虹彩』(安田和弘との共著)がある。
  • いかれころ(新潮文庫)
    5.0
    昭和の終わり、南河内に暮らす一族の娘に縁談が持ち上がる。女性は25歳までにと見合い結婚する者も多い時代。本人の考えを他所に、結納金や世間体を巡り親戚中の思惑が忙しくぶつかり合う。その喧噪を、分家に暮らす4歳の奈々子はじっと見つめていた――「家」がもたらす奇妙なせめぎ合いを豊かに描き、新人らしからぬ力量と選委員が絶賛、三島由紀夫賞&新潮新人賞ダブル受賞のデビュー作。(解説・町田康)
  • 行きつ戻りつ死ぬまで思案中
    3.7
    1巻1,760円 (税込)
    人生はあっという間と言うけれど、走馬灯に映し出される色とりどりの絵のごとく、たくさんの喜怒哀楽があり、これまで生きてきた年月は、実は長いのだと、このエッセイは教えてくれる。70篇どれも「よくぞ言ってくれた!」と思わず膝を打つこと必至! 垣谷節が炸裂する著者初のエッセイ集。
  • イキルキス
    4.1
    物語には生をもたらすキスと、死を招くキスがある。青春、恋愛、セックス、暴力、家族。みんなカナグリ生きている。荒々しく吹きすさぶ言葉たちはいつしか紙の上に優しく降り積もり小説となる。表題作「イキルキス」他4編を収録。2編は文庫書き下ろし!
  • 生きる歓び
    3.3
    1巻627円 (税込)
    にんじんが嫌いな父とその娘、サラリーマンだったころを思い出す老人、自分に物語が足りないことに気づいたOL、入社3年、肥満を気にし始める青年…。なんでもない「ふつう」の人々が生きる、ごく「ふつう」の人生。そのささやかな歓びと淡い哀しみを切々と描く短編集。名手・橋本治が紡ぎ出す、九つのほのかな感動。
  • 育休刑事
    3.8
    県警本部捜査一課・秋月春風(あきづきはると)巡査部長。生後三ヶ月になる可愛い息子・蓮(れん)くんのため、刑事としては初めての“育休”に挑戦中――。 七キロの蓮くんと大きい赤ちゃん用バッグを抱え外出するのに慣れた頃、ひょんなことから質屋強盗殺人事件の人質になってしまう。だが蓮くんのウンチやミルクの時間は事件とお構いなしにやってきて。果たして無事に生還できるのか?! (「人質は寝返りをする」) 六ヶ月になった蓮くんを連れて実家からの帰り道、春風は高速道路で特徴的なラッピングカーを目にする。その模様は乗車に疲れぐずる蓮くんをひと時ご機嫌にしてくれたが、知らず知らずのうちに犯罪のアリバイ作りに協力してしまうことに。(「瞬間移動のはずがない」) 県警本部庁舎に不審物が届けられた。それは最近刑務所から出所したある人物からの、復讐予告。春風はある晴れた休日の昼下がり、家族連れで賑わうショッピングモールに出かけた。姉に蓮くんをあずけ、久しぶりにデート気分を味わうはずだったが。(「お外に出たらご挨拶」) 母性神話、育児放棄、DV、親権争い、乳幼児突然死症候群……現代社会の育児における様々な歪みや問題点を、軽やかかつ徹底的にミステリとして描ききった著者渾身の代表作。
  • 池波正太郎を歩く
    4.0
    私たちは小説の舞台に立ち、歩き、池波正太郎の道程をたどることができる。梅安の遠州藤枝、鬼平の谷中、真田太平記の信州上田、そして幸村終焉の大坂……あの名場面の舞台を訪ねて――男の在り方、気概ある生き方を、時代小説やエッセイに著した池波正太郎。その珠玉の数々を、いま一度熟読し、池波文学の道程をたどりたい。そうした想いから、筆者は、各地を訪ね歩いた。土地ごとの人情に触れ、酒を愉しみ、舌鼓を打つ。『仕掛人・藤枝梅安』などの19編の舞台を、旅して記した、充実の1冊。
  • 居酒屋すずめ 迷い鳥たちの学校
    4.1
    1巻1,628円 (税込)
    友人・村瀬晴彦の居酒屋が経営難に陥っているのを救うため、親の遺産で物件を購入することにした鈴村明也。立て直しのために経営に乗り出すことになるが、その中で、晴彦の息子が不登校になっていることも相談され、無理矢理ランチをやっていない居酒屋の昼間、空いている空間を利用して、フリースクールを開くことになる。 地域との繋がりを持たせつつ、居酒屋の知名度を上げるため、と仕方なく引き受けるが……。
  • 居酒屋ぶたぶた
    3.7
    寒い冬の夜。商店街の一角に気になる店が。覗いてみると、温かな雰囲気に心が躍る。ああ、入ってみたい、そんなとき。もし、店の隅にピンクのぶたのぬいぐるみが転がっていたら、それは「味に間違いない店」の目印かも。見た目はぬいぐるみ、中身は心優しい中年男性。山崎ぶたぶたが、いろんなタイプの飲み屋さんで、美味しい料理とともにあなたを待っています。
  • 石川啄木歌文集
    3.5
    明星派の詩人として出発し、三行書きの短歌で歌壇に新風を吹き込み、〈大逆事件〉との出会いにより現実を凝視、明治という時代を考察して、結核と貧窮のうちに夭折した、天才詩人・石川啄木。非凡な才能で先駆的思想を所有した彼の歌集『一握の砂』『悲しき玩具』などから短歌200首、「性急な思想」「時代閉塞の現状」などエッセイ6篇、「はてしなき議論の後」「飛行機」ほか詩12篇を収録。
  • 意識のリボン
    3.5
    母親を亡くした二十代の「私」は、「絶対に長生きするからね」と父に誓ったのに、交通事故に遭ってしまう。激痛の嵐の中、目を開けると二メートルほど下に自分の身体を見下ろしていて……。表題作ほか、姉妹、妻、母親――様々な女たちの視線から世界を切り取り、人生を肯定するあたたかさを感じさせる。著者新境地の全八編の短編集。
  • 六月の桜 伊集院大介のレクイエム
    4.3
    同級生から陰湿ないじめを受けている11歳の少女・桜子は世間から孤立して生きる大金持ちの老人・津坂と満開の桜の木の下で出会う。孤独を分かち合う2人は、やがて禁断の恋に落ちていく。しかし年齢差66歳の許されざる恋は、次々と不吉な事件を呼び起こし……。伊集院は少女を救い出すことが出来るのか!? (講談社文庫)
  • 異世界居酒屋「げん」
    4.0
    1~2巻819~850円 (税込)
    累計500万部を突破した大人気シリーズ『異世界居酒屋「のぶ」』の公式スピンアウト『異世界居酒屋「げん」』の小説版の文庫化です。関東某所で店を開いていた居酒屋「げん」は、ある日突然、店の出入り口が異世界と繋がってしまった。一時は店を閉めようとしていた店主の葦村草平だったが、娘のひなたと、その恋人である榊原正太郎と共に、異世界で店を続けることを決める。異世界の人々は美食家が多いが、ハンバーグや肉じゃが、カレーうどんなど、初めて味わう料理に魅了されていく。酒と料理が縁を繋ぎ、集まる人々の物語を紡いでいく、異世界グルメファンタジー! 待望の文庫化です。さらに文庫版特典として、「げん」のキャラクターが「のぶ」のキャラクターたちと邂逅する書き下ろし短編も収録。 ※本書は2022年4月に刊行した単行本『小説 異世界居酒屋「げん」』を文庫化したものです。
  • 異世界駅舎の喫茶店
    3.8
    1~2巻715~748円 (税込)
    電車に乗っていたタクミが目を覚ますと、蒸気機関車の中だった。行き着いた終着駅の駅長によると、ここは地球とは少し違う世界で、まれに汽車が異なる世界から迷い込んでしまうらしい。戻る方法が見つかるまで、終着駅で喫茶店「ツバメ」を営むことになったのだが、その料理は「不思議な絶品」と評判を呼び……。心温まる、料理ファンタジー。
  • 異世界温泉郷 あやかし湯屋の嫁御寮
    3.6
    いやなことがあっても、お風呂に入ると癒される――。そんな思いで一人、温泉旅行をしていた凛子。ところが目が覚めると不思議な温泉街で狗神と婚礼をあげたことになっていた! 元の世界に戻るためには手切れ金を貯めて離縁しなければならないと言われ、夫である狗神が営む湯屋で下働きをすることに。様々なあやかしが訪れる湯屋・高天原で凛子が出会ったのは…?
  • 異世界コンサル株式会社
    4.5
    「小説家になろう! 」で部門別ランキング第1位! (その他部門の総合評価にて) 異世界に転生した冒険者の視点から、経営のコツとビジネススキルが学べる、異色のビジネスライトノベル。 「もう、冒険者やめたほうがいいんじゃないですか?」膝のけがをきっかけに、仲間から解雇通告を受け、パーティーを解雇になった、30歳手前の転移者、ケンジ。現世では経営コンサルタントとして活躍していたケンジはこれをきっかけに、冒険者を支援する「コンサルタント」として生きていくことになる。ケンジに思いを寄せる赤毛のアーチャー・サラ、「剣牙の兵団」の美麗なる団長・ジルボアらと出会いの中で、ケンジは現世で培ったビジネススキルを駆使しながら、出世を果たしていく。そして、あるとき「冒険者のための靴」の開発を決意し、起業するのだが――。中世テイストのファンタジーストーリーの中で、わかりやすく自然にビジネスハウツーも学べる、異色のビジネスライトノベル。
  • 遺跡探偵・不結論馬の証明 世界七不思議は甦る
    3.3
    『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作家の最新刊。ピラミッド以外は現存していないにもかかわらず、いまだ世界中に知られ、大きな影響力をもつ七つの建築物、世界七不思議。それらが極東に伝わり、世界遺産として今なお日本にその姿をとどめていたとしたら……。生気のない目が特徴的な高校生・不結論馬(ふゆいろんま)は、趣味の旅で訪れた岩手の巌流度で、歴史学教授の兄・秀一と、首切り死体に遭遇する。首切り死体の謎をひと目で暴いた秀一は真相を語りだすが、同時に「古代メソポタミアのバビロン王朝、そこにあったというバビロンの空中庭園が、平泉の浄土式庭園の起源である」という説を語りだした。そして数年後、大学で建築史学を専攻していた論馬のもとに、秀一のもとで准教授を務めているという、苛烈な印象の吊り目が特徴的な由布院蘆花(ゆふいんろか)という女が訪ねてくる。論馬と由布院は富士山とピラミッドの関係について探り始めるが、同時にまたもや血なまぐさい事件に巻き込まれ……。
  • 異端の夏
    3.0
    ベテラン刑事は許されない恋に落ちた! 夏の盛り、軽井沢の別荘地で、12歳の少年が消えた。東京の有名画廊の息子・雄介。わが子の不慮の死から妻と別れた過去をもつ刑事・辰巳は、事件を追いながら、雄介の母・康子に惹かれていく。一族内の確執、老舗画廊をめぐり錯綜する人間関係。剥がされていく人々の秘密に事件は……。傑作恋愛サスペンス。
  • 苺飴には毒がある
    4.0
    高校二年生の寿美子には、れいちゃんという幼なじみの友人がいる。通学を共にするふたりだが、過去に複雑な事情を持つれいちゃんは、可憐な容姿とは裏腹に、他人の容姿を貶めたり、陰口を撒き散らすことでコミュニケーションをとる少女だった。そんな態度に違和感を覚え始める寿美子だが、やがて彼女の吐く毒は自分自身にも及んでいるのではないかと思い至り……。 「毒友」との複雑な関係に切り込んだ、戦慄・共感の青春小説。
  • いちご姫・蝴蝶 他二篇
    2.8
    「ああ小、小、男子など何でもない!」公家の姫君から女盗賊へ、戦国末世を流転する美貌の烈女いちご姫。二葉亭四迷と並ぶ言文一致の先駆、山田美妙(1868-1910)の新奇華麗な文体に明治の世は目をみはり、若き美妙は一躍文壇の寵児となった。挿絵の裸体画が論争を巻き起こした「蝴蝶」、「武蔵野」「笹りんどう」と同時代評を収録。注・資料を収録。

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  • イチゴミルク ビターデイズ
    3.6
    現金3千万円と紫色のちっちゃな下着をトランクに詰めて、高校時代の親友・鞠子が部屋に転がり込んできた。「人を殺したの」と言って……。その日から、普通のOL千種の悪夢が始まる、と思いきや?! 腐れ縁の元カレ・都丸も巻き込んで、3人の過去に一体何があったのか。幼くも一途な恋、将来への期待と不安、そして奇妙な友情。17歳の過去と24歳の現在を交錯させながら描く、異色の青春ストーリー!
  • 一人称単数
    3.6
    人生にあるいくつかの大事な分岐点。そして私は今ここにいる。 ――8作からなる短篇小説集、待望の文庫化! ビートルズのLPを抱えて高校の廊下を歩いていた少女。 同じバイト先だった女性から送られてきた歌集の、今も記憶にあるいくつかの短歌。 鄙びた温泉宿で背中を流してくれた、年老いた猿の告白。 スーツを身に纏いネクタイを結んだ姿を鏡で映したときの違和感――。 そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 驚きと謎を秘めた8篇。 「一人称単数」の世界にようこそ。 ※この電子書籍は2020年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 一年四組の窓から
    3.7
    中学1年の夏に引っ越すことになった井嶋杏里。転校でなじめない中学の校舎で、使われなくなった教室『1-4』に入った杏里は、市居一真と出会う。杏里に出会った一真は、杏里に絵のモデルになって欲しいと頼む。そこから物語は始まった――。杏里、一真、そして、かけがえのない友だちと家族。悩みながらも成長する14歳を描いた、あさのあつこの青春傑作小説。
  • いちばん長い夜に
    3.9
    ペットの洋服作りの仕事が軌道に乗ってきた芭子と、パン職人の道を邁進する綾香。暗い場所で出会い、暗い過去を抱えながら、支え合って生きてきた。小さな喜びを大切にし、地に足のついた日々を過ごしていた二人だったが、あの大きな出来事がそれぞれの人生を静かに変えていく。彼女たちはどんな幸せをつかまえるのだろうか――。心を優しく包み込む人気シリーズ、感動の完結編。
  • いちまい酒場
    3.4
    累計25万部『珈琲屋の人々』シリーズ著者が描く、 酒場“人情”小説。 串揚げか味噌おでん、漬物、酒。 千円「いちまいセット」と、人々の物語に。 あなたの心が温まる。 ひとときの安らぎを求めて、酒場『いっぱい』に、 今宵も客がふらりとやってくる。 西武新宿駅に近い裏通り。酒場『いっぱい』には、店主室井諒三自慢の「いちまいセット」――千円でビールか焼酎、串揚げ四本か味噌おでん、漬物の小鉢がつく――と、ひとときの安らぎを求めて今夜もふらりと客がやってくる。 しみじみ心温まる人間ドラマに定評のある著者が描く酒場人情小説。 〈文庫オリジナル〉
  • 一緒にお墓に入ろう
    3.8
    「一緒にお墓に入ろう」 そう誓って二人は結婚したはずなのに――? 「終活」をめぐって繰り広げられる、夫・妻・愛人の人間ドラマ!
  • 一等星の恋
    4.0
    星、天体をテーマに切ない恋愛世界を綴る。 ★一等星の恋・・・天体観測が趣味の玲史が心を震わせる憧れの彼女。いつも会うのは暗闇の中。顔はわからない。玲史は、二人で交わしたある約束を心待ちにするが……。切なさの中に、ひとさじ恋愛ミステリー要素を加えて。 ★星球・・・演劇の脚本家の卵、女子大生の朋子が主人公。劇団演出家の大人の彼に密かに思いを寄せるが、恋敵は多いようで……。ピュアな片想いを、笑いをスパイスに描く。 ★The Last Light・・・定年退職後、妻を亡くした老人男性、小泉。新しい妻を見つけようと流行のお見合いパーティーに出かけるのだが。人生最期の、柔らかな恋の予感。 ★七夕の旅・・・戦争が引き裂いた家族の絆。その後、75年経ち、孫世代の私たちが見つけた、ある兄弟の真実の愛とは。胸が熱くなる家族愛、絆。 ★星を拾う・・・毎日仕事に追われあくせく生きる麻衣子が出会った、星の時間を生きる、不思議な男性。彼が残したものは……。文庫書き下ろし作品です。このほか、笑いあり涙ありの2編も加わった、計7つの物語。 心がキュンとしたり、癒やされたり、ときめいたり、笑ったり。色々な感情を呼び起こしてくれる一冊です。
  • 一匹羊
    3.5
    1巻715円 (税込)
    縫製工場で働く大神は、受注した制服のデザインを盗作ではないかと疑うが、指摘できずにいた。ある日、職場体験に来た中学生キクチと触れ合ううち、事なかれ主義になっていた自分に気づく。俺はいつからこうなった? 自問する大神の中で、何かが少しずつ変わっていく……(「一匹羊」)。職場で、家庭で、小さな町で。新しい一歩を踏み出す人々を描く、傑作短編集。
  • いつか月夜
    3.9
    「寺地さんの作品の中で、一番好きです」原田ひ香さん ぼくたちは、夜を歩く。眠れない夜に。不安な夜に。静かで、藍色で、心細い。でも歩かずにはいられない。そんな夜に。 「一緒に歩かない?」 会社員の實成は、父を亡くした後、得体のしれない不安(「モヤヤン」と呼んでいる)にとり憑かれるようになった。特に夜に来るそいつを遠ざけるため、とにかくなにも考えずに、ひたすら夜道を歩く。そんなある日、会社の同僚・塩田さんが女性を連れて歩いているのに出くわした。中学生くらいみえるその連れの女性は、塩田さんの娘ではないという……。やがて、何故か増えてくる「深夜の散歩」メンバー。元カノ・伊吹さん、伊吹さんの住むマンションの管理人・松江さん。皆、それぞれ日常に問題を抱えながら、譲れないもののため、歩き続ける。いつも月夜、ではないけれど。
  • いつかの岸辺に跳ねていく
    4.2
    俺の幼馴染・徹子は変わり者だ。道ばたで突然見知らぬ人に抱きついたり、俺が交通事故で入院した時、事故とは全く関係ないのに、なぜか枕元で泣いて謝ったり。合格間違いなしの志望校に落ちても、ケロッとしている。徹子は何かを隠してる。俺は彼女の秘密を探ろうとするが……。互いを思いやる二人の物語が重なった時、温かな真実が明らかになる。
  • いつかのきみへ
    3.8
    1巻631円 (税込)
    進学校に通う陸には本当の友がいない。校内模試の順位に一喜一憂する日々のなか、幼なじみの嘉人を思い出す。かたや学校一の秀才、かたや学校一の不良。ふたりが仲良くするのを周りの連中は不思議がった。でも多くを語らなくても、気持ちが通じ合うのはこいつだけなんだ──潔癖で繊細な少年たちの交流がひかる傑作「大富橋」ほか5篇。東京の下町・深川に架かる6つの橋を軸に、人生にちょっとつまずいた人びとの人間模様を写しとった、やさしく清冽な物語。
  • いつかは恋を
    3.0
    夫亡き後、ちいさな町工場を細々と営む久美子は57歳。心と躰に乾きを覚えながらも、邪心を振り払うがごとく健気に生きてきた。タクシー運転手の寺坂との出会いが久美子を揺さぶる。たやすくない人生を歩んできた男と女。その軌跡は重なってどこへ向かうのか。抑えた筆致の中に色気が漂う、おとなの恋物語。
  • いつか春の日のどっかの町へ
    4.1
    40歳になった年、8年間活動を休止していた筋肉少女帯が再結成。その後、フジロックやロックインジャパンフェスティバル、アニメロサマーライブにも参戦し、音楽活動では人生何度目かのピークを過ごしながら、心の中には常に「アウェイ感」がつきまとう。このままでよいのだろうか、この先どうしたらよいのだろうか。これまでの人生でやり残したことはないのか。それが見つかるのだろうか――思い悩んだ挙げ句、楽器店でギターを購入した大槻ケンヂの挫折と挑戦と成長の日々。 「有限の人生の中で、でもどこからでもいつからでも人は新しいことを始めることがきっとできるのだと思うし、そう思った方が楽しいよ、という、おせっかいです」Byオーケン 笑えて泣ける、私小説! ※本書は、2014年3月に単行本化された『FOK46 突如40代でギター弾き語りを始めたらばの記』を加筆・修正し、改題した文庫が底本です。
  • いつか深い穴に落ちるまで
    値引きあり
    3.8
    だって、近道じゃありませんか。戦後まもない日本で、ブラジルまで直通の穴を掘る前代未聞の新事業が発案された。極秘事業の「広報係」となった鈴木一夫は、計画の前史を調べ、現在まで続く工事の進捗を記録していく。地球の裏の広報係との交流や、事業存続の危機を経て、ついに「穴」が開通したとの報告を受けるが……。奇想天外な発想力で多くの本読みたちを唸らせた、唯一無二のサラリーマン小説。第55回文藝賞受賞作。 この小説は、突拍子もないのに生真面目で、奇妙なのに誠実で、愛おしいけれど残酷な、私にとって忘れ難い物語でした。 村田沙耶香氏 作り込まれたリアリティーと荒唐無稽なファンタジーの狭間を行き来する異空間的小説。 ニシダ氏(ラランド)
  • いつか深い穴に落ちるまで
    3.6
    1巻1,430円 (税込)
    サラリーマン・鈴木、地上最強のリアリティ・ショーに挑む。人類は、地球に穴を貫けるのか?日本―ブラジル間・直線ルート開発計画が今、始まる。選考委員驚愕の第55回文藝賞受賞作。
  • いつか、ふたりは二匹
    3.5
    猫になって事件を解決! 猫になったぼく。はじめての謎と冒険。 本格ミステリの名手が贈る、可愛いだけじゃないファンタジック・ミステリ! 眠りに就(つ)くと猫の身体に乗り移れるという、不思議な能力を持つ小学六年生のぼく。町で起きた女児襲撃事件の謎に、猫のジェニイの身体を借りて挑むことに。スリル満点、はじめての冒険の結末は――。 子どもが大人になるために大切なことを教えてくれる、あったかくて、少し切ないファンタジック・ミステリ。 ●執筆中、これまで出会い、そしてお別れしてきたひとたちや犬、そして猫のことを憶(おも)い出しました。作品の出来、不出来は別として、この『いつか、ふたりは二匹』は、わたしにとって生涯の宝物のような作品になりました。――西澤保彦(あとがき「わたしが子どもだったころ」より)
  • いつでも夢を
    4.0
    手にカッターナイフを握りしめ、街角で雨に打たれつづける女。その姿を放ってはおけない二人の男。女と同様、胸の奥に深い哀しみを抱えるヤクザ者。生きるのに無器用な、売れない小説家。それぞれの孤独が出会ったとき、ほのかに希望は生まれ、やがてそれは、大きな愛情へと育ってゆく。太宰治賞作家が描く、ひとを愛するよろこびに満ち溢れた「純愛小説」の傑作!
  • いつ? 何時何分何秒? 地球が何回まわったとき?
    3.6
    1巻1,870円 (税込)
    「雷が鳴ったらへそを隠す」「集会で静かになるまで時間を計る先生がいる」「必ずイルカショーでずぶ濡れになる」「泥団子がピカピカになるまで磨く」「いつ? 何時何分何秒? 地球が何回回ったとき?」などなど、誰もがどこかで聞いたことの“あるある”なシチュエーションを、現代ショートショートの名手・田丸雅智が大胆アレンジ!
  • いつも通りの日々
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大切なことは、日常生活の中にひそんでる――。雪の日に訪ねてきたくま、雷神さんに嫁いだ妹、隣のうちのドアを抜けてたどりついた町・・・平凡な暮らしを営んでいる「わたし」たちに舞い降りた、ちょっと不思議な出来事と、その中で見つけるささやかな幸福。数々の名作、話題作の装画を担当してきた著者が、丁寧に描き出した十四の物語。
  • いつもの木曜日
    4.2
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2021年、2022年本屋大賞2位受賞作家・青山美智子さんが贈る『木曜日にはココアを』に繋がる温かな物語。 累計26万部を突破した『木曜日にはココアを』。その12編の物語に登場した ワタル、朝美、えな、泰子、理沙、美佐子、優、ラルフ、シンディ、アツコ、メアリー、そしてマコ。 これは彼、彼女たちがあの日に出会う前の物語。そんな前日譚を田中達也さんが作ったミニチュアとともに読む、 絵本のような小説です。カップにココアが注がれるその瞬間を味わってください。
  • 偽りの愛の向こう側 契約婚のはじまり
    4.5
    めちゃコミックにて年間総合ランキング2022、2023の2年連続 第1位を獲得 大人気恋愛マンガの原作Web小説『偽りの愛の向こう側』が待望の書籍化! 小説投稿サイトのエブリスタでも投稿時から人気を博した原作小説は、現代のシンデレララブストーリー。 仕事を辞めたばかりの桜井遥菜は、大手不動産会社に勤める綾瀬理人から期間限定の契約婚を提案される――。 二カ月連続刊行第1弾!
  • 伊藤ふきげん製作所 思春期をサバイバルする
    3.3
    1巻1,870円 (税込)
    思春期の「あのふきげん」とどう向き合うか。 家庭に1冊、備えて安心、悩める母の奮戦記。 子どもがつまずき、傷ついたとき、ベッド手ただただ、話を聞くこと。 体の変化を受け止めること。子どもを、そして自分自身を肯定すること。 いつかはきっと、笑顔になれる。 過激でまっとうな比呂美さんの子育て! 新収録を加えエッセイ増量。長女カノコからの一文も。 パワーアップして名著復刊。 〈読者の声続々!〉 「こんな母であってほしいと願ったし、こんな母でありたいと今は思います」 「いきなり海外で学校生活。姉妹と母親のしんどさがひしひしと伝わる」 「産む前に読んで、育てたあとに読んだら、別の本みたいで二度美味しい!」
  • 愛しの座敷わらし【文庫上下巻合本版】
    3.8
    1巻1,200円 (税込)
    父親の左遷で東北の片田舎に引っ越した高橋一家。家に居場所のない夫、不平ばかりもらす妻、いじめにあっていた娘、気弱な息子、認知症の気配がある祖母……お互いを思う気持ちはあっても、すれ違いばかりでバラバラだった家族が、引っ越し先の古民家に棲みついていた「座敷わらし」との出会いをきっかけに、その絆を取り戻してゆく、心温まる希望と再生の物語。待望の文庫化! ※この電子書籍は、2011年5月に発売された朝日文庫『愛しの座敷わらし』上下巻を合本したものです。

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  • いとの森の家
    3.6
    福岡市内の団地から緑に囲まれた小さな村に引っ越してきた加奈子は、都会とのギャップにとまどいながらも、次第に自然の豊かな恵みに満ちた暮らしに魅了されていく。 そして、森で出会った素敵な笑顔のおばあさん・おハルさんと過ごす時間の中で、命の重みや死について、生きることについて、考えはじめる――。 深い森がはぐくんだ命の記憶を、少女のまなざしで瑞々しく描いたあたたかな物語。 第31回坪田譲治文学賞受賞作。
  • 稲妻6
    4.0
    1巻770円 (税込)
    現代に舞い降りた新しいヒーロー、その名は、稲妻6!! 正義は人ではない、物でもない、おそらく力ですらない。正義はただ、心にある想いだ。愛する家族の未来を、少しでもよいものとするために、俺は、戦う!!変身。
  • 稲穂の海
    3.4
    昭和40年代、宮城県。捕鯨船の漁師たちは捕獲禁止の流れに不安を覚え、稲作農家は減反政策で前途多難な状況を迎える。庶民生活には自家用車が登場し、団地が建ち始めるが……。日本の高度成長期、消えゆくものと始まるものが混在する時代に、地方の人々は未来への希望と不安を抱えてたくましく生きていた。人の暮らしの真の豊かさに気づかされる実力派短篇。
  • 稲荷書店きつね堂
    完結
    3.8
    全6巻572~616円 (税込)
    神田明神のお膝元である神田の一角に『稲荷書店きつね堂』という小さな書店があった。お店の敷地内には小さな鳥居と、お稲荷さんの祠が祀られており、そのそばでは、対の白狐像がお店の様子を見守っている。店主のお爺さんは白狐像を「ヨモギ」「カシワ」と名付けて可愛がっていた。ある日、お爺さんがヨモギの目の前で倒れてしまう。助けを呼びたいヨモギだが、白狐像である自分では動くことも出来ず、困っていたところに──。待望の新シリーズ開店です。
  • 稲荷町グルメロード
    3.8
    「報酬・年額二千五百万円」「求む! 若き感性!」十八歳以上なら大学生でも応募できるという市の「アドバイザー」契約。金に釣られ応募した大学生・御名掛幸菜が目にしたのは「ゾンビロード」とまで呼ばれる寂れた商店街だった! そのアドバイザーに選ばれた謎多きイケメン・瀧山クリスと共に、この街にグルメで元気を取り戻すべく、幸菜が奔走する! コーヒー、和菓子、寿司、中華──美食礼賛の口福ドラマが開幕します!
  • 稲荷山誠造 明日は晴れか (本のサナギ賞受賞作)
    3.9
    1巻1,650円 (税込)
    ナニワの最強じいさん、見参! 関西の金融会社会長、稲荷山誠造(いなりやませいぞう)の前に現れた赤髪の今どきの青年。その正体は、とうの昔に縁を切った娘、桃代(ももよ)の息子 ――すなわち孫の翔(しょう)だった。 初めて会った孫は告げる。 「お袋がいなくなった」 金のことしか頭にない頑固者だが、パワフルな行動力と肝っ玉をもつ誠造(70歳)と、大食いなだけで頼りない翔(19歳)。 かみ合わない爺孫(じじまご)コンビは、桃代を見つけ出すことができるのか!? 登場人物紹介 稲荷山誠造 70歳 大阪でハピネスビジネスローン社を一代で築いた現会長。 「蝮の誠やん」と呼ばれた苛烈な取り立て屋。金と効率を何より重んじる。 五反田翔 19歳 誠造の孫で予備校生。色白で華奢な体つき。赤く立てた前髪が特徴。 自らを「ヘナチョコ」と称する気弱な性格だが、大食漢。 五反田桃代 誠造の娘で翔の母。労政福祉省の調査官。 父と義絶状態だったが、ある事情で翔を誠造のもとへ送る。行方不明となっている。 阿東高丸 65歳 政友クラブ幹事長。理知的な容貌で次期政権の要職を狙う。 誠造に10億円の融資を依頼するが、裏で不穏な動きを見せる。 藁井正 労政福祉省の監査担当参事官。色黒で眼鏡をかけた痩身。 川渡グループと姻戚関係にあり、事件の鍵を握る人物。 ※本書は、2015年4月に小社より刊行した『稲荷山誠造 明日は晴れか』を文庫化したものです。 ※本書はフィクションであり、実在の人物や団体等とは一切関係ありません。
  • 犬と私の10の約束
    4.0
    1巻662円 (税込)
    「私を信じてください。それだけで私は幸せです」 「私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください」 ゴールデンレトリバーのソックスを飼う時、母は幼いあかりに10の約束をさせた。 しかし大人になるにつれその関係に微妙な変化が生まれ……。 「あなたには学校もあるし友だちもいます。  でも私にはあなたしかいません」 愛犬と少女の絆を描く、涙なくしては読めない感動物語。
  • 犬と私のどうしようもない日々
    5.0
    1巻261円 (税込)
    大阪在住の25歳OL、古池里子。社会人3年目にして、毎週月曜日には「早く結婚して専業主婦になりたい」とばかり考えていた彼女のところへ舞い込んだ、一匹の子犬。彼女も母親も動物が苦手だったが、大学生の弟による独断で家族の一員に加わった、ミニチュアダックスのナタデコ丸。少しずつ、犬への恐怖心が薄れていく里子。それどころか、買ってきた弟以上にナタデコ丸と過ごす時間が増えていき、笑顔が増えていく。そんなある日、唐突に彼氏から切り出された別れ話。絶望、哀しみ、怒り、色んな感情と思い出で混乱していた里子を慰めてくれたのも、ナタデコ丸だった。「もしかして愛ってこういうもののことをいうのかもしれない。」 ■著者コメント 私自身が犬と暮らす中で経験した実話を基に書きました。ほっこりする中にも何か感じてもらえれば嬉しいです。
  • 犬棒日記
    3.5
    1~2巻693~737円 (税込)
    犬も歩けば棒にあたる――。その故事のごとく、一歩外に出てみれば、そこにあるのは幸運か災難か!? 巧みな人物造形と心理描写で多くの読者から支持される著者が、街で見た人物や光景を日記形式で描く人間観察記。あなたの身近の風景も、著者の手にかかれば、一瞬にして物語になる!
  • イノセント・ツーリング
    3.3
    緊急事態宣言が明けて2020年も夏を越え、大学時代の親友の夫とその息子と、紀伊半島のツーリングに出かけることになった。若くして命を落とした親友との約束を果たすため、そして、ひとり親で育った息子が母を新たに知るため。就職氷河期世代が親になっての心情もそこはかとなく漂うハートウォーミングなロードムービー風の小説が本書。日常の景色だけでなく生活スタイルも変わってしまった。変わらざるをえなかった。リセットするにしても、調子を取り戻すためにも、記憶の底に押し込めてしまった大切なものをもう一度見つけ出して、新たに前に進もう。コロナ禍でぽっかり出現したつかの間の人生の空白期間。みーんな元気の在庫がなくなった。でも、だから……3人それぞれが生きるために必要なささやかなものを見つけた、数日間の旅の物語。
  • 井伏鱒二 弥次郎兵衛 ななかまど
    4.0
    日本の"親爺"木山捷平最晩年の飄々短篇集。常に市井の人として一貫し、独特の詩情溢れる飄々たる人生世界を描出した木山捷平最晩年の珠玉短篇。敬愛する井伏鱒二の秀抜な素描、若き太宰治の真摯な青春像。
  • 異物
    3.0
    1巻1,881円 (税込)
    自己存在を安穏と肯定できぬ者の焦燥と破壊。かつて住民の半数が朝鮮人だった町。そこで育った者と、新たに半島から移り住む者とのイントレランスな状況から「事件」は起こった。謎を追い疾走する傑作長編。
  • 今、きみの瞳に映るのは。
    3.5
    きっと見つかる、大切なもの。 実業之日本社文庫GROW誕生!第1弾 恋も愛も、こんなに醜い。驚愕の青春サスペンス!! いぬじゅん史上最高の超どんでん返し! ラスト、《ありえない》真実が!? 瞳(レンズ)から始まる想定外の物語。 世界が震撼のラストは圧巻! 一ノ瀬美姫は、その派手な名前に反して地味な高校生。ところが地元テレビ局の番組で突然、美姫は主役に抜擢されてしまう。それは高校を舞台にした超絶リアリティーショーで、関係者全員がコンタクトカメラという小型機械を瞳に入れ、視聴覚の全てを記録するという実験的な企画だった。だが、その裏には信じられないような本当(リアル)が隠れていて……!? 【実業之日本社文庫GROWとは?】 GROW=成長。 自分らしく生きることを探し続けるあなたへのエール。 それが「実業之日本社文庫GROW」です。 この1冊が、あなたの心を育て、希望を与えてくれますように。
  • いまどうしてる? 恋してます。
    4.2
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 深町なか×ぺんたぶ。140文字(Twitter)の恋コトバと画。近づけそうで近づけない、ふたりの距離、縮めます。by 深町&ぺんたぶ  48万フォロワーの人気イラストレーター深町なかとTwitter上で恋愛ツイートが話題のネット作家ぺんたぶ(代表作/「腐女子彼女。」)のコラボレーション! イラスト総点数40点。
  • 今のこのままの日本でいいのか
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    今のこのままの日本でいいのか 新しい学問「国家リデザイン」にヨーロッパで触れた白川朗子が、日本で初めて開催される世直しアイデアコンクール「今のこのままの日本でいいのか!」の司会を務めることから始まる。 コンクールのテーマは、「議員制度見直し」「財政赤字縮小」「国民の高度活用」「官民格差解消」の4つ。 このコンクールの概要を挟みつつ、白川朗子を支える2人、深田宏之と西尾泰治との高校時代の部活動での出会い、そして3人のそれぞれの人生が1970年代半ば頃からの光景と共に描かれた今の日本を考える物語。

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  • 意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語
    3.6
    9マス×6行の原稿用紙につづられた「#インスタ小説」がついに書籍化! こどもから大人まで楽しめる、世界一短い(かもしれない)短編小説90話をあなたに。あなたはこの物語の意味、わかりますか――? ◆先日研究室に送ってくれた大きなエビ、おいしかったよ。話は変わるが、例の新種生命体のサンプルはいつ届くのかね? ◆「ただいま」と言えば「お帰りなさい」と返ってくる新生活が始まった。家賃も安いし、こんな一人暮らしも悪くない。 ◆本当にこんな惑星に生命体が存在するのだろうか? 一年間に及ぶ実地調査の最終日、幸いなことに私はうんこを踏んだ。 ◆「くそ! 逃げられたか!」「いえ、あの方は何も次まなかったわ」「いや、奴はとんでもないものを次んでいきました」 ◆「やあ、私は未来から来た。今は戦前か?」「いや、戦後から七十年は経っているが」「ということは二十二世紀だな」 物語の解説&他の物語は、ぜひ本書でお楽しみください!

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  • 意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 ゾク編 54字の物語 怪
    3.7
    1巻999円 (税込)
    SNSで話題の『54字の物語』、ゾクゾクが加速する「ゾク編」発売! 9マス×6行の原稿用紙につづられた、世界一短い(かもしれない)短編小説90話を、あなたに。あなたはこの物語の意味、わかりますか――? ◆異様に安い物件を見つけた。都心で家賃が月一万円。事故物件ではないらしい。残念だ。仲間が見つかると思ったのに。 ◆私は訪問販売の営業マン。今日は防犯カメラがよく売れる。昨晩寝る間も惜しんで一軒一軒訪問した成果が出たようだ。 ◆ねえねえ、この殺人事件の被害者、俺と同姓同名だよ。珍しい名前なのにこんなこともあるんだなあ。ねえ、聞いてる? ◆囲碁や将棋では全く勝てなくなったが、このゲームでならまだ互角に渡り合える。さすがは人工知能が考えたゲームだ。 ◆昔からあるボロボロの遊園地。なぜか連日大勢の人で賑わっていたが突然閉園。理由は、利用者がいないためだそうだ。……など、子どもも大人も虜にする、極上の90話を収録。物語の解説&他の物語は、ぜひ本書でお楽しみください!
  • イモムシ偏愛記
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    中学3年生の凪が出会った嘉世子は、大好きなアイドル・ヒカルのおばあちゃんだった。嘉世子の家に招かれ、広大な庭に圧倒されていると、なんとイモムシの世話を託されることに! ヒカルに近づくためしぶしぶ引き受けるが、いつの間にか不思議な愛らしさといじらしさに満ちたイモムシに魅了されてゆく。しかしそんな穏やかな日々に不穏な影が忍び寄り……。多感な少女の心の成長を描く、爽やかでほろ苦い青春ストーリー。
  • 癒し屋キリコの約束
    4.1
    純喫茶「昭和堂」の店主・霧子は、美人なのに、ちょっとぐうたらな不思議系。でも、裏の「癒し屋」稼業では、依頼人のどんな悩みも奇想天外な手法で一発解消させる敏腕だ。ところが、そんな霧子にも悲しい過去が――。ある日、彼女宛てに届いた殺人予告。それをきっかけに、霧子は過去と向き合う勇気と未来への希望を取り戻していく。感動エンタメ。
  • 【イラストギャラリー付き】美少年探偵団 全11冊合本版
    5.0
    2021年4月10日TVアニメスタート!  西尾維新の人気青春ミステリーシリーズ『美少年探偵団』が初の電子合本版になって登場! イラストレーター・キナコによるカバーイラストとプロモーション用イラストの、 計15点を掲載したイラストギャラリーを特別収録! 【収録作品】 美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星 ぺてん師と空気男と美少年 屋根裏の美少年 押絵と旅する美少年 パノラマ島美談 D坂の美少年 美少年椅子 緑衣の美少年 美少年М 美少年蜥蜴【光編】 美少年蜥蜴【影編】
  • いらっしゃいませ
    3.7
    楽しいかどうかなんて重要じゃない。会社で働く女の子にとって必要なのは、つまらないことも我慢できること、そして、その我慢のなかでも何かを忘れないことではないか――。短大の英語科を卒業後、出版社の受付に配属されたみのり。初めての経験で戸惑うことばかりの毎日を過ごしながらも、持ち前の正義感でみのりは社内に新風をもたらしていく。初心で胸を膨らませた新入社員と、初心を忘れたかつての新入社員へ贈る、初めての受付嬢小説。
  • いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂 「和」菓子をもって貴しとなす
    完結
    3.6
     東京、浅草。下町の一角に明治時代から四代続く老舗『甘味処栗丸堂』はある。  端整な顔立ちをした若店主の栗田は、無愛想だが腕は確か。普段は客が持ち込む騒動でにぎやかなこの店も、訳あって今は一時休業中らしい。  そんな秋口、何やら気をもむ栗田。いつもは天然なお嬢様の葵もどこか心配げ。聞けば、近所にできた和菓子屋がたいそう評判なのだという。  あらたな季節を迎える栗丸堂。葉色とともに、和菓子がつなぐ縁も深みを増していくようで。さて今回の騒動は?
  • イルカは笑う
    3.8
    時に、二一九五年、日本は倒産しました――すべてのSFファンに捧ぐ「ガラスの地球を救え!」、最後の地球人がイルカと出会う表題作他、笑いと脱力、まさかの感動に満ちた十二の名短篇。日本よ、これが小説だ。
  • いろいろやりましたが、全力だすと壊れます。
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    自身のSNSに毎日5~6件の相談が寄せられるみやぞん。些細な事情や思いがけない難問に対して、シンプルな答えを導き、その内容が反響を呼んでいる。人気バラエティ番組で過酷なロケを体験し、24時間マラソンを走ったり、挑戦し続ける男の超越したプラス思考とは――。SNSに実際に寄せられたお悩み相談に対するみやぞんの名(迷)回答。やさしい言葉に癒されること必至です。
  • 色のない世界で、君と
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    南野柑奈は世界がすべてモノクロにみえる「モノクローム症候群」にかかり、転校先でも友人と馴染めずにいた。だがある男の子との出会いで、一度は諦めた、大好きな絵を再び描きはじめて? “恋にも色があることを、君が教えてくれたんだ” 掲題作ほか、触れると人の心が読める「テレパシー症候群」、他人の顔の表情が見えなくなる「モザイク症候群」の3作品を収録。切なくも、一歩踏み出す勇気がもらえる――最上の青春オムニバス!
  • いろは匂へど
    3.7
    京都・二条で小さな和食器店を営む紫(ゆかり)。好きなものに囲まれ静かに暮らす紫の毎日が、20歳近く年上の草木染め職人・光山(こうざん)の出現でがらりと変わる。無邪気で大胆なくせに、強引なことを“してくれない”彼に、紫は心を持て余し、らしくない自分に困り果てる。それでも想いは募る一方。ところが、光山には驚くべき過去が――。ほろ苦く、時々甘い、恋の物語。
  • 岩田虞檸為、東銀座の時代
    4.2
    両親失踪、自宅差し押さえ…突如天涯孤独の身になった高校生の万丈は、父が残した伝言通り、東銀座にある「ガルボビル」に向かう。そこで初対面の祖母「石さん」に出逢い、彼女と一緒に暮らすことになるのだが、どうやらそのビルには奇妙な先住者たちがいるようで。訳ありな者どもが集うガルボビル界隈で、石さんと万丈はちょっと不思議な商売を始めることになって…!?
  • いわて星日和【HOPPAライブラリー】
    3.0
    1巻1,870円 (税込)
    ダウン症の娘とともに札幌から岩手県一戸町に移住したハハが、豊かな自然と温かな人びとに囲まれた「驚き」と「不思議」に満ちた暮らしを綴った、イーハトーブな移住エッセイ。

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  • 岩場のこぶた
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 銀色ワールドを確立した「波間のこぶた」の純で愛さずにいられないキャラクターが待望の再登場! 主人公“タッくん”の日常をほのぼのと描く、愛しくて切ないイラストストーリー集。
  • インソムニア
    4.0
    アフリカのある国に派遣された陸上自衛隊PKO部隊の七人が現地の武装勢力に襲われ、一人が死亡。帰国後、さらにもう一人が自殺する。現地でいったい何が起きていたのか? 自衛隊のメンタルヘルス官・神谷啓介と自衛隊病院の精神科医・相沢倫子は真相を探るが、残された五人の証言はすべて食い違い、さらに防衛省の上層部からも圧力がかかる……。
  • インタビューズ
    4.3
    平成最初の大晦日。友人と飲んでいた作家志望の俺は、売り言葉に買い言葉でとんでもない約束をしてしまう――この本は、100人の物語(インタビュー)で繋がる! 新たな小説の手法に挑む問題作。
  • インディペンデンス・デイ
    4.2
    1巻1,600円 (税込)
    閉塞した日常、退屈な仕事、つまらない男、結婚への焦燥……。でも――。顔をあげ、風を感じてごらん、世界はやさしく豊かだ。親元から離れたい娘、スキャンダルに巻き込まれたニュース・キャスター、他人の幸せを見送る結婚式場で働く女性、夢にもがき、恋に悩む……様々な境遇に身を置いた女性たちの逡巡、苦悩、決断を丁寧に切り取り描いた連作短篇集。大人になって、知ってしまった。社会に出て、知ってしまった。人生甘くないし、不公平だな、理不尽だな、ってことが、たくさんある。いやになるくらい、落ち込んだり、あせったり、つまずいたり……。でも、学んだことだってある。人生に潔く向き合う気持ちがあれば、遠くまで歩いていけるんじゃないかな。ふと振り返ると、ずいぶん歩いたな、という日がきっとくる。大切なのは、「潔く向き合う気持ち」を忘れないこと。読むほどに、元気になって、視線もグッと上がる1冊。

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  • インド綿の服
    4.7
    「足柄山からこんにちは」――自然に囲まれて暮らす一家の様子を、長女はユーモアあふれる楽しい手紙で知らせてくれる。山の豊かな四季。そこで営まれる若さと活力に満ちた生活。その便りは“私たち”に大きな喜びを与えてくれる。表題作をはじめ「楽しき農婦」「足柄山の春」など、家族の愛の交流を描く足柄山シリーズ6篇。
  • イーハトーボ農学校の春
    4.0
    訪れた春の暖かい日差しのなかで、歓びあふれ、農作業を謳歌する学生たちを描く表題作をはじめ、賢治の農学校教師時代の生活や、農学生時代の思い出から生まれた作品を集めた短篇集。 (C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved.
  • イーヨくんの結婚生活
    4.0
    五人兄弟の長男をとつぜん亡くした夏目家の通夜に、長男の婚約者を名乗る妊婦が現れた。親代わりに五人を育てた伯父夫婦の苦肉の策は、どんな頼まれごとでも「いいよ」と引き受ける末っ子・伊代太との無茶ぶりすぎる結婚! 圧倒的人気「猫弁」シリーズ著者真骨頂、涙と感動のラストがあなたを待つ。
  • WILL
    4.0
    11年前に両親を事故で亡くし、家業の葬儀店を継いだ森野。29歳になった現在も、寂れた商店街の片隅で店を続けている。葬儀の直後に届けられた死者のメッセージ。自分を喪主に葬儀のやり直しを要求する女。老女のもとに通う、夫の生まれ変わりだという少年――死者たちは何を語ろうとし、残された者は何を思うのか。ベストセラー『MOMENT』から7年、やわらかな感動に包まれる連作集。
  • ウィンター・ホリデー
    4.0
    1巻733円 (税込)
    元ヤンキーでホストだった沖田大和の生活は、小学生の息子・進が突然に夏休みに現れたことから一変。宅配便のドライバーへと転身し子供のために奮闘する。そして冬休み、再び期間限定の親子生活がはじまるが、クリスマス、お正月、バレンタインとイベント盛り沢山のこの季節は、トラブルも続出で……。
  • ウェルカム・ホーム!(新潮文庫)
    4.2
    1巻539円 (税込)
    血なんか繋がってなくても大丈夫。魔法のことば「お帰りなさい!」を大きな声で叫んだら、大好きなあの人は、たちまち大切な家族に変わるから。離婚し親にも勘当され、親友の父子家庭宅に居候しながら、家事と子育てに励む元シェフ渡辺毅と、再婚にも失敗し、愛情を注いで育てあげた前夫の連れ娘と引き離されたキャリアウーマン児島律子。それぞれの奮闘に温かな涙がとまらない2つの物語!
  • うえから京都
    3.5
    坂本龍子は高知県の県庁職員でありながら、政治の世界では数々の難問を解決する「交渉人」と呼ばれ、名を馳せていた。ある日、龍子の元に京都府知事から、低迷した日本を救うため、都を西に移したいと依頼が入る。京都・大阪・兵庫の三府県が手を組み、西の統一をはかりたいので、龍子に力を貸してほしいのだという。 龍子はこの法外な依頼によって、令和の龍馬の如く国のために動くことに。果たして、京阪神は仲良く手を組むことができるのか!? そして京都の思惑は実現するのか!?
  • 上島さんの思い出晩ごはん
    4.0
    食べることは明日を生きること。 自宅と職場を行き来するだけの毎日――孤独なアラサーOL・民子の楽しみは美味しい夕食を食べること。コロッケパン、麻婆豆腐、焼きそば等の簡単手料理には元彼・上島さんとの思い出が詰まっていた。突然の事故で彼を喪ってから一年。その一品一品が民子の悲しみを癒していく。少しずつ明らかになる上島さんの知られざる一面、秘めた想いとは? 美味しい食事は思い出と共にある! 読んで作って食べたくなる、感動のグルメ恋愛小説。
  • ウエストウイング
    4.1
    設計事務所のOLネゴロ、絵が得意な小5のヒロシ、土壌解析会社の若手サラリーマンのフカボリ──3人の人生が雑居ビルの物置場で交差する。人が誰かとつながり、影響を与えあっていくことのかけがえなさを、圧倒的なディテールで明るく描いた傑作長編小説。
  • 魚河岸ものがたり
    4.0
    だれもが「かし」と呼ぶ隅田河口のまちに、ひとつの秘密を抱いた青年が住みついた。そこに住む人にとって、「どこの誰か」よりも「どんな誰か」が大切なまち。そんなまちの心優しい人々とともに彼は暮らし、〈秘密〉から解放される日の来るのを待っていた。心ならずも魚河岸の町に身をひそめた青年と、まちの人々との人間模様を情感こまやかに描き出した長編小説。直木賞受賞作。
  • 浮世でランチ
    3.6
    「人生ってきっと、ワタクシたちが考えているより、二億倍自由なのよ」。中学に入ってから不登校ぎみになった幼なじみの犬井。学校という世界に慣れない私と犬井は、早く25歳の大人になることを願う。11年後、OLになった私だが、はたして私の目に、世界はどのように映るのか?14歳の私と25歳の私の今を鮮やかに描く文藝賞受賞第一作。
  • うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした
    3.2
    うさぎ通りにある小さな商店街の「丸亀不動産」。唯一の社員・美波の採用理由は「視えるひと」だったから。女社長は心霊現象の原因究明と問題解決のため、住人が出て行くアパートへ美波を調査に行かせるが、生来気が弱く除霊能力もない彼女には何もできない。「出た」アパートの最後の住人・華子と知り合うが、彼女は無理心中家族の生き残りだった事を知る。先に死んだ両親や弟が化けて出ていたのだが、その理由を知って美波は一策を講じる。生前妻に言った「ある一言」をわびようとするサラリーマンの話や、大音量の結婚式の定番ソングが掛かる部屋で死んだ男性が、この世に残した思いなど、なぜかやむを得ず出てくる幽霊たちにはみんな切ない事情があって……。ワケアリ物件が集まる不動産屋とライバル店のイケメン営業も絡んで、必死すぎの美波に思わず笑って共感! 死んだ人と残された人をつなぐ不動産の、新感覚お仕事小説。
  • うさぎパン
    4.0
    お嬢様学校育ちの優子は、高校生になって同級生の富田君と大好きなパン屋巡りを始める。継母と暮らす優子と両親が離婚した富田君。二人はお互いへの淡い思い、家族への気持ちを深めていく。そんなある日、優子の前に思いがけない女性が現れ……。書き下ろし短編「はちみつ」も加えた、ささやかだけれど眩い青春の日々の物語。
  • うしろむき夕食店
    3.8
    二階建てのレトロな洋館に、ステンドグラスの嵌め込まれた観音開きの扉。ドアの両側には二つずつ背の高い格子窓。そこから見える満月のような照明と、おいしそうな香りが漂ってきたら間違いなし。そこが「うしろむき夕食店」だ。 “うしろむき”なんて名前だけど、出てくる料理とお酒は絶品揃い。名物の「料理おみくじ」は、食事も人生も迷ってしまうお客さんに、意外な出会いを与えてくれると評判だが――。

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