相沢沙呼の作品一覧
「相沢沙呼」の「城塚翡翠」「城塚翡翠」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「相沢沙呼」の「城塚翡翠」「城塚翡翠」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
再読。
図書室の司書さんであるしおり先生と、多感で繊細で生きづらさを感じている女の子たちが、本を通して繋がる連作短編集。
いじめの描写がほんとうに辛くてなかなか読み進められなかった。
悪口を投げかけられたり、弁当箱に落書きをされたり。
いじめられっ子の三崎がネットのコメントを読んで、逃げることはだめなことなんだと自分を苦しめていく場面にこちらまで胸が締め付けられる。
自分も嫌なことや打ちのめされることがあると「人生詰んだ」「こんな自分が立派な大人になんてなれるわけない」と思ってしまうけど、生きている限り今目の前にあることに必死になるしかなくて、その連続の先に今は想像もできない姿の大人になった自
Posted by ブクログ
このミス一位にも輝いた周知の名作ミステリ「medium」。
今作「invert」では、なんと犯人が最初からわかっている倒叙ミステリ形式からなる三篇!
(倒叙ミステリとは、古畑任三郎や刑事コロンボシリーズみたいなスタイルのことです)
城塚翡翠が華麗な推理で、謎を解き明かしていきます。
犯人は、「幼馴染の社長に恨みを持ち続けていたエンジニア」「学校の盗撮魔から児童を守るため手を下した小学生教諭」「冷酷非情でとにかく頭の切れる強敵殺人鬼」
翡翠が霊能力なるものを持っていないことは、前作でどんでん返しと共に把握済みでした。
しかし、今作でもそのトンデモない記憶力と観察眼、そして人心掌握術で、事件を決定