【感想・ネタバレ】invert II 覗き窓の死角のレビュー

あらすじ

シリーズ累計80万部突破!

ミステリランキング5冠『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、
発売即重版10万部『invert 城塚翡翠倒叙集』に続く待望の第3作目。
犯人視点で描かれる倒叙ミステリの金字塔!

嵐の山荘に潜む若き犯罪者。友人をアリバイ証人に仕立て上げる写真家。
犯人たちが仕掛けた巧妙なトリックに対するのは、霊感によって視えないものを視るという美しい娘、城塚翡翠。
だが、挑むような表情の翡翠の目には涙が浮かぶ。その理由とは。

反転、再び。
あなたは、探偵の推理を推理することができますか?

invert
in・vert
【他】…を逆さにする,ひっくり返す,…を裏返しにする;
〈位置・順序・関係を〉反対にする;〈性質・効果などを〉逆転させる;
inverted detective story:
倒叙推理小説

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Posted by ブクログ

清原果耶主演でドラマ化もされた倒叙ミステリーの金字塔の第3弾。ドラマ化されていないお話が収録されていた。ドラマの続編も待ち遠しいけど、いろいろ謎が多い探偵の出自がラストに少しだけ明かされ、真相が全て明かされるのは、いつ?というのも待ち遠しい。

1
2026年03月05日

Posted by ブクログ

「生者の言伝」はギャグっぽさもあり、ライトな感じですぐ読めた。
「覗き窓の死角」はついつい犯人に肩入れしてしまった。自分が犯人と同じ立場ならどう動いただろうか。

話自体はとても面白いのですが、とにかく翡翠のぶりっ子が大の苦手で、読み進めるのが苦痛でした。
読み終わるのにだいぶ時間がかかってしまった
話は大好きなので、いつか翡翠のぶりっ子への苦手意識がなくなるといいなぁ。

0
2026年03月09日

Posted by ブクログ

相沢沙呼『invert II 覗き窓の死角』講談社文庫。

『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、『invert 城塚翡翠倒叙集』に続く城塚翡翠シリーズの第3弾。

倒叙物と呼ばれる『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』に代表されるような事前に犯人による殺人計画に基づく犯行の様子が描かれ、その犯行を探偵が暴くという形式の2作を収録した中編集。


『生者の言伝』。

読み始めて、夏木蒼汰と名乗る15歳の少年が殺人犯とは随分と残酷な話だなと思っていたのだが、見事に騙された。少しずつ小さな嘘を剥がされ、焦り捲くる少年を尻目に城塚翡翠が見事な推理で真相に辿り着く。


嵐の午後、群馬県の山中にある沖原家の別荘に忍び込んだ15歳の少年が、友人である沖原悠斗の母親を刺殺してしまう。そこへ山中で車が故障し、途方に暮れた千和崎真と城塚翡翠が助けを求め、駆け込む。

若い2人の美女の訪問に舞い上がった少年は断わることが出来ず、2人を中に招き入れ、夏木蒼汰と偽名を名乗る。


城塚翡翠の推理は見事だが、腑に落ちない点が幾つかある。第一に、城塚は散々言い訳をしていたが、殺人が起きたばかりの別荘に助けを求めるなど確率的にあり得ない。第二に、最後まで夏木蒼汰を名乗った少年の本名は明かされないし、第三に、蒼汰が友人の家の別荘に忍び込んだ理由も明かされないのだ。

本作のオープニングを飾る1作なのでジャブと言えば、ジャブなのだが、次の表題作『覗き窓の死角』で腑に落ちなかった点を全て解消してくれたらどんなに嬉しいことか。


『覗き窓の死角』。

表題作。再び別荘が殺人の舞台となり、始めから犯人も明らかにされており、犯人は死亡推定時刻の偽装工作を行い、あろうことか城塚翡翠をアリバイの証人に仕立て上げるという驚愕の展開。

先の『生者の言伝』に比べると完成度が高く、犯人と対峙した城塚翡翠がほんの僅かな綻びから犯人を破綻に追い込むシーンは非常に面白い。探偵と犯人との駆け引き、手に汗握る心理戦、絶体絶命からの大逆転、これぞ相沢沙呼の真骨頂といったところだろう。


プロフォトグラファーの江刺詢子は妹の莉帆が高校時代に自殺したのは、モデルの藤島花音たち同級生の虐めによるものと知り、妹の復讐を果たすために藤島が暮らす西多摩にある別荘を訪れ、藤島を殺害する。

殺害後、死亡推定時刻の偽装工作を行った詢子は、本格ミステリ小説を通じて友人となった城塚翡翠をモデルに個人的に撮影したいと千葉にある自然公園に連れ出し、城塚をアリバイ証人に仕立て上げる。

一方、藤島花音の殺害事件の捜査にあたった刑事は藤島花音と江刺詢子の妹が同じ高校の同級生で、藤島が虐め自殺の加害者だったことを知ると詢子に強い疑いの目を向ける。しかし、日頃から捜査に協力する城塚翡翠がアリバイ証人と知るや、詢子を真犯人と断定出来ずにいた。

警察からの要請で城塚は友人である詢子と対峙し、少しずつ詢子の証言から綻びを見出そうとするが、なかなか詢子は手強く、殺害事件の犯人であるという確証は得たものの、死亡時刻の偽装工作のトリックを見破れず、物証も何一つ見付け出せなかった。

珍しく苦戦する城塚翡翠に千和崎真は……

本体価格1,000円
★★★★★

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2026年02月27日

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降参。面白すぎる。
キャラクターのクセの強さややりとりの軽快さは、まるでライトノベルのようなのだが、内容は本格ミステリそのもの。シリーズはまだ続くようなので、次作が楽しみだ。

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2026年02月15日

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城塚翡翠シリーズ第3弾。2本の倒叙ミステリを収録。1本目の学生犯人のストーリーは全てがわかりきった展開すぎて倒叙も何もあったもんじゃなさそう。。と思いきや、ラスト展開に驚き。些細なヒントが数多く散りばめられてたけど全然気づけんかった。。悔しい。2本目はミステリとしても面白かったけど、翡翠の真の表情が見れた気がしたのがよかった。巻末でも翡翠の隠された過去を匂わす記載もあったし、おそらく続編あるのでしょう。楽しみに待ちたいと思います。

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2026年03月21日

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ついに待っていた3作目。1作目から読み直し、3作目も俄然期待値は上がる。毎回だがトリックには気づかず進めたが途中のミスリードに引っ張られいつものどんで返し!楽しめました。

0
2026年03月21日

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ネタバレ

シリーズ第三作。あとがきにあった倒叙ミステリにおける決まりごと、確かに普通のミステリとは違って制限けっこうありそうだなぁなどと。しかも本作は確かに全部情報は出ていた、出ていたけども!という、またひと展開明らかにされるところも見どころ。覗き窓の死角の話なんかは、なぜそう思い込まされたかの部分が個人的に納得性が高くて、読んでいてスッキリした気分。
まだまだ続きそうなので次回も楽しみ。

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2026年03月16日

Posted by ブクログ

待望の『城塚 翡翠』シリーズ第3弾❗️
倒叙ミステリの醍醐味は、何と言っても探偵が犯人を追い詰めるシーンですが、何故なんでしょうか⁉️何も悪いことをしている訳ではないのに、追い詰められるとソワソワドキドキしてしまうこの感覚

城塚 翡翠というキャラクターは少々難があって、正直苦手なタイプなのですが、それを差し引いても毎回毎回読みたくなる魅力が本書にはあります❗️

特に印象的なのは、表題作の『覗き窓の死角』で、一捻りも二捻りもあって楽しい時間を過ごすことができました❗️いつまでも次回作を楽しみに待っています

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2026年03月15日

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城塚翡翠シリーズ3作目。今回もとても面白い作品でした。これまでの作品より登場人物たちに近づくことができる1冊だと思います。私は謎解きも気になりつつ、登場人物たちの背景、人となりなども知りたくなってしまうタイプなので、今回は嬉しかったです。

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2026年03月02日

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読み終わった方ならわかるだろう、本書最大の「決め球」のシーンは、読みながらリアルに「あの時のあれかー!!」と天井を仰ぎながら叫んでしまった。
こういう、天井を仰がせてくれるミステリをこの先の人生であと何作読めるだろうか。
星5評価は、ほとんど人生を左右するような影響をもらった本につけたいので、本書は星4とはしましたが、端的にミステリ体験としてはずば抜けた読書でした。

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今作ではそこまで大きな衝撃展開はなかったが、倒叙ミステリとしての完成度は素晴らしい。古畑任三郎が大好きなので、所々に古畑を感じられる箇所があり楽しめた。

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2026年02月25日

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ネタバレ

久しぶりの城塚翡翠シリーズ!楽しみにしてたのでさっそく読破。二つの中編でしたね。
翡翠自身のエピソードがすこーし解明されてきたけども、まだまだ全然謎に包まれたままなので、まだまだ続きそうでそれはそれで嬉しい。

・生者の言伝
余りにも犯人役がワタワタし過ぎて、見てるこっちがハラハラ。怪しさ満点だったので、どう気づくかでしたね。というか、まさかの読者まで騙す犯人異なる展開にプチ混乱。ミステリとしては少し無理があるけど、物語としてはいい終わり方かな。にしても、最後に読者向けに少し謎を残すやつやめて欲しいー。モヤモヤ残る。。。
蒼汰くんの計画は自殺でいいのよね。
嘘をつく時の癖は、文字でわかるやつだよね?
暗証番号(誕生日)分かったのはなんでだっけ??

・覗き窓の死角
こっちはオーソドックスな復讐もの。終わり方はもう一作と違って何ともな終わり方。うーん、捕まって欲しくないと思っちゃうよねー。
ミステリとしては、こっちが方が断然秀逸。本当にどうやって死亡推定時刻をずらしたという方に考えが行ってしまってた。まさかの、本当に後から殺してたとは。。。これは完全にやられた。
半券のくだりとか読者が気づくヒントがあったのは悔しいなぁ。

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2026年02月22日

Posted by ブクログ

『生者の言伝』:知り合いの母親を誤って殺してしまった蒼汰がいる雷雨の山荘に翡翠と真が車が故障したため避難してくる。蒼汰の倒叙展開に翡翠と真が死体があるのでは?と疑問を持ち、真実に迫る。翡翠と真のキャラの復習みたいな形。
『覗き窓の死角』: 妹が殺された復讐で花音を殺したフォトグラファーの詢子。アリバイ工作に使ったのは2週間前に偶然知り合った翡翠だった。ちょっとずつ牙城を崩して行くような推理。ボディーブローのように詢子がやられていき、最後にバタン。派手さはないが地味に効いていく詢子の様子が見えるのは倒叙ものの良い所なのかな。

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2026年02月22日

Posted by ブクログ

面白い!流石だわー
文庫化楽しみに待っておりました。
やー次はきっと文庫待てないなぁ
翡翠×真ちゃんコンビ大好き
またお待ちしてます!

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2026年02月20日

Posted by ブクログ

倒叙ミステリ。いつもの小さなキッカケを組み合わせて、解決に繋げていくのは見事。
犯人目線での文章で古畑任三郎をやってのけている。

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2026年02月17日

Posted by ブクログ

今までの2作とは違った感情になった
完璧はない。誰だって間違える
人間は脆い。けどだから強い。
考えさせられたミステリだった。もっと読みたい!

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2026年03月13日

Posted by ブクログ

シリーズ第三弾
2編の内最初の話は前作から続き期待外れの内容。。。
しかし2つ目の話は楽しめました
長編シリーズになりそうな種が散見されており
楽しみのような、不安なような気持ちも少し残る

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2026年03月03日

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