死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。心霊と論理を組み合わせ真実を導き出す二人は、世間を騒がす連続死体遺棄事件に立ち向かう。証拠を残さない連続殺人鬼に辿り着けるのはもはや翡翠の持つ超常の力だけ。だがその魔手は彼女へと迫り――。ミステリランキング5冠、最驚かつ最叫の傑作!
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ミステリランキング5冠!
★第20回本格ミステリ大賞受賞
★このミステリーがすごい! 1位
★本格ミステリ・ベスト10 1位
★SRの会ミステリベスト10 1位
★2019年ベストブック
さらに2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補!
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城塚翡翠。
彼女は、なにを視(み)ていたのだろう……?
すべてが、伏線。
Posted by ブクログ 2023年03月06日
解説がめっちゃ面白かったんですが、ふれられてたモチーフは「明治断頭台」と「半身」ですかね。
本格ミステリの素養とラノベの素養のとても幸せな融合だと思いました。
それゆえに生粋のミステリファンに白い目で見られることもあるかもしれませんが「ミステリの間口を広げる」という意味でほんとに素晴らしいと思い...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月05日
95点:「こんなところにも黒猫さんが来るんですね」
若干ネタバレした状態で読み始めたので、どうしたらそう展開するのか、という視点で読み始めたけど、一気に反転していく様は分かっててもめちゃくちゃ面白い。男爵ディーノの最期の戦いの面白さだ。エリミネーターとの対決は真相が分かってから翡翠有利に進んでいるよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月25日
原作の表紙絵(遠田志帆さん)が好きで、探偵もの、ということで前から気になっていたものの、ドラマが先に始まり、よし!ドラマ見よう!と思ったら1話目で「うーん…合わないか??」と挫折。ドラマ終了後、趣味割と合う姉から「最初微妙だったけど、最後まで見たら面白かったよ!!」と聞き「こりゃ見ないと!!」と原...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月12日
各話ごとにテーマがあるように感じた。
第1話は「人物紹介」、第2話は「推理」、第3話は「青春」、そして最終話は「真実(どんでん返し)」みたいな。
伏線には全く気づかなかったなー
結構悔しい!
でも、読みやすいし、推理も楽しめながら読み進めていけた。こんな論理考えつくのはすごいと思う!
面白いというよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月31日
ミステリは大好きだけど、特殊設定ミステリはちょっと邪道と思ってた。なので、話題のこの作品もここまで読んでなかったんだけど、、、もっと早く読めばよかった。食わず嫌いは良くないな。「すべてが、伏線」のキャッチコピーは伊達じゃない。
あとがきで、作者がアマチュアマジシャンであることに触れられているが、そ...続きを読む