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話題沸騰の傑作アンソロジー待望の文庫化!
百合って、なんだろう。
彼女と私、至極の関係性。“観測者"は、あなた。
新学期初日、彼女を見つけた。窓際の一番後ろの席でうたたねしている姿から目が離せなくなった…(「椿と悠」)。
なぜ最強の姉妹は近付く“観測者”を片っ端から殺していくのか。彼女たちを追い異国の地へ…(「恋澤姉妹」)。
百合――女性同士の関係性をモチーフに豪華作家陣が描く珠玉の七編とそれを彩る七点のイラスト。究極のコラボレーションが実現!
相沢沙呼「微笑の対価」/扉イラスト 清原紘
青崎有吾「恋澤姉妹」/扉イラスト 伊藤階
乾くるみ「九百十七円は高すぎる」/扉イラスト 郷本
織守きょうや「椿と悠」/扉イラスト 原百合子
斜線堂有紀「百合である値打ちもない」/扉イラスト たいぼく
武田綾乃「馬鹿者の恋」/扉イラスト けーしん
円居挽「上手くなるまで待って」/扉イラスト toi8
カバーイラスト/100年
カバーデザイン/円と球
Posted by ブクログ 2024年03月10日
浅はかな感想だし、どれくらい作者のみなさんが百合を調べて書いたのか分からないけど、どんな人も男とか女とかレズとかバイとか関係なく好きな人を見つめる目も想いも同じなんだろうなと思った。百合小説アンソロジーなんて付けなくても十分売り出せる本だと思った。逆にそういう迎合していくのがこの本にあっているようで...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月09日
■織守きょうや「椿と悠」/扉絵 原百合子
1話目でこの短編集買ってよかった、1000円の価値があると思えた爽やかな青春小説。普段あまり挿絵を見ることなく(先入観なく読みたいので)小説を読んでしまうタイプなのだけれど、これは黒髪ロング日本美人の椿ちゃんと(赤いリップが似合う)、イギリス帰国子女の悠ちゃ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月30日
「椿と悠」
女の子同士のありがちな、勝手に勘違いして、勝手に妄想して、勝手に傷つく。大好き。女の不器用な部分がきれいに描かれている。お母さんかよ、のセリフには思わず笑っちゃったね。
「馬鹿者の恋」
若いなぁ。愛は無償じゃない事に気づけなかったんだよね。
「百合である値打ちもない」
隣に歩くのに見合う...続きを読む
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