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神田明神のお膝元である神田の一角に『稲荷書店きつね堂』という小さな書店があった。お店の敷地内には小さな鳥居と、お稲荷さんの祠が祀られており、そのそばでは、対の白狐像がお店の様子を見守っている。店主のお爺さんは白狐像を「ヨモギ」「カシワ」と名付けて可愛がっていた。ある日、お爺さんがヨモギの目の前で倒れてしまう。助けを呼びたいヨモギだが、白狐像である自分では動くことも出来ず、困っていたところに──。待望の新シリーズ開店です。
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Posted by ブクログ
なにより、ヨモギくんが健気で可愛い、これに尽きる! 感情がたかぶると、あんなとか、こんなとかなっちゃうしw しかも、三谷もけっこう出てくるし。 タヌキの菖蒲も、いやなこと言ってるようで、実はそうでもないみたいな。ヨモギくんにほだされていってるみたいなw 兎内さんが、暴走しそうでちょっと心配だけど、本...続きを読む屋さん、軌道にのりますように。 ああいう本屋さん、私も行ってみたーい。
お狐さまが今後どうやってお店を切り盛りしていくのか楽しみ。 狸ともどういう絡みをしていくのか。 新シリーズ続きが気になる。
ヨモギが尻尾や耳を押さえるときのモフモフ感が堪らない。 お爺さんとヨモギのやり取りにもホッコリ 知らなかった書店の仕組みを知ることができました。狐より狐らしい菖蒲さんが好きです 幻想古書店のあの人もこの物語の重要な人物 流石魔人達と交流しただけある
東京神田の小さな本屋さん。そこの店主のお爺さんが倒れた時、助けたのは狐像が人間の姿になったヨモギくん。身体の弱ったお爺さんの代わりに、本屋を経営するヨモギくん奮闘記。 普通だったら、自分ではぜーったい選ばないジャンルと表紙。ファンタジーだし、表紙はかわいいんだけど、マンガチックというか…とにかく自...続きを読む分の本棚にはないタイプの本。でも夫が「読む本ないならこれ読め」と強く勧めるので買ってみた。 面白かった!まず、本屋さんのことが詳しく書かれてる。作者様は本がお好きなんだろうなあ…と感じさせる。そして、嫌なヤツが出てこない。コイツ怪しい…って人も出てくるけど、結構いい人だったりして。1日で読み切る本って久しぶりに読んだなあ。ほっこりしていい本だったなあ。きつね堂、どうなるのかなあ。続編も読もうと思う。 ちなみに夫はこの本、読んだことない。
読む前に想像していた様な内容の本ではなかった。けれど、キャラクターが可愛いく、応援したくなる。まるで彼の周りの登場人物たちと同じように。元書店員だった作者ならではの本。
お稲荷さんの祠の近くにある小さな書店。店主のおじいさんはいつもお稲荷さんに手を合わせ、対の白狐像を可愛がってくれている。そんなおじいさんが目の前で急に倒れたものだから、白狐たちは大慌て。おじいさんを助けたいという願いが通じ、白狐のうち弟が人間の少年の姿に変身します。 少年が四六時中店を手伝っていた...続きを読むら、学校はどうなってるねんと通報されそうだと思うのは野暮でしょうか(笑)。少年が自分の素性を明かしても、おじいさんや近所の書店のアルバイト青年は驚かない。当たり前のように受け入れるのが温かい。御利益を売りつけようとする化け狸もどこか憎めなくて、やわらかい物語です。 狐からいきなり人間になったのに、稲荷神の御使いだから商売の基本は押さえているというのが可笑しい。「大船に乗った気持ちでまかせてください」なんて、少年の言うことやないけど、可愛いなぁ。
おじいさんのために奔走するヨモギの姿に、読んでいる自分も心が救われるような、そんな気持ちになり、終始微笑ましく気持ち良く読んでいました。 そして、読むまでは、こんなにおしえてもらうことがある作品だとは思いませんでした。 読書好きな自分にとって、本屋さんのお仕事にどんな仕事があるのかを知れたことが、大...続きを読むきかったです。また、時代は常に移り変わるものだから、変わらないとついていけないって事も肝に命じたような気がしました。 他にもヨモギやおじいさんの姿勢から学ぶことも多かったです。特に、ヨモギの神様に対する姿勢は、倣わなければいけないと思います。 起動にのりはじめたきつね堂がどうなっていくのか、続編が楽しみです。続けて読みたいと思います。
稲荷の祠を敷地内で祀る小さな書店。祠の前には一対の白狐像がいるのだが、その阿吽の白狐の一匹であるヨモギが、ある事情で店主のお爺さんのために、本屋の経営を、ご利益と縁を使いながら学び、建て直していく話。 何よりヨモギ可愛いし良い子ですね。神様の使いだけど、三谷さんも満更でもない感じで撫でちゃうし、狸も...続きを読むツンデレ感出てきちゃうし。 人と本、というよりは人と人(その他常世に縁のある者)同士の縁がいかに大事かを感じさせる話だっま。 少し不穏な感じを巻末で残しつつ、書店の建て直しの愉しい未来を想像できる終わり方は、さすが続編ものを多く書いている蒼月さんである。
ビルに挟まれるように建つ、古い小さな本屋さんのお爺さんは、日課である敷地内の稲荷さんにお参りに来たところ、突然倒れてしまった。祠を守る石像の白狐ヨモギはお稲荷さんにお願いしたところ、ナント人間の少年の姿に!助かったお爺さんに休んでもらうため、老舗本屋の店員・三谷さん、イラスト上手な兎内さん、化け狸に...続きを読むお稲荷様やお兄ちゃん白狐のカシワの協力を得て、再びお客さんでいっぱいの本屋さんにするべく奮闘するヨモギのお話。ちょっとツッコミ所もあるけど、頑張るヨモギを応援せずにいられない、温かいお話でした。気になる黒猫はまた出てくるのか?
本屋のおじいさん。お稲荷さんを守る対の白狐像の片割れがおじいさんの危機を何とか助けたくて、人の姿で現われる。さてさて、お狐様に何ができるかお楽しみ。 と 今のところ思う
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稲荷書店きつね堂
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蒼月海里
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