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Posted by ブクログ 2018年01月24日
一歩前へ踏み出せば、新しい景色や違う自分が発見できるかもしれない。流されるまま日々を過ごしかねない私たちに、ビタミン補給してくれる短編集。
大きな出来事が起きる訳ではないけど、「ああ、いいなあ」としみじみさせる物語ばかり。山本さんの真骨頂的展開を九つも楽しめる。文庫版のお楽しみである書き下ろし短編も...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月12日
短編集。
職場や現状に対する鬱屈とした主人公の苛立ちと、
その中で起きる事件によるちょっとした心情の変化
について書かれる構図が多い。
(そして個人的には好みの構図である。)
「どきどき団」、「テディベアの恩返し」
あたりが面白かった。
著者はお水の人となんかあったのか、
と思うくらいお水関係...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月13日
山本幸久の何を最初に読んだのだったか。『ある日、アヒルバス』だったか『男は敵、女はもっと敵』のどちらかだったように思います。どハマりして大人買いしたけれど、読み切れず積んだままになっていたものが多数。
久しぶりに読んでみたら、ハマったときほどの面白さは感じない。だけどやっぱり落ち着ける。突飛なこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月24日
山本幸久の短編集、どの作品の主人公も、どこにでもいそうな、人間臭い人たちばかり。そしてどこにでもありそうな話で、とんでもない不幸があったりとか、ゴールデンラッキーがあったりということは一切ない。街中にあふれている普通の話ばかりである。
が、そういうのを書かせると上手いのが、この作者。どの作品も余韻...続きを読む
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