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富山から東京の出版社に漫画の持ち込みに行った宏彦は、失踪癖のある大御所漫画家のアシスタントになるハメに。クセのある仲間や編集者とセンセーの連載を落とさないよう必死に頑張る宏彦。実は、陸上の有望選手だったが、高三の秋のある事件で進学を諦め、病弱な妹の言葉で漫画家を目指すことになったのだ。カッコ悪くも沁みる、痛快エンタメ。
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Posted by ブクログ
漫画家やアシスタントの生態が分かった気がする。やりたい事をやっている人は本当に格好良く気持ちが熱くなった作品。
アヒルバスからファンですが、これもまた好みの作品でした。生い立ちを見せずに漫画のアシスタントの世界を描く、そしてデビューチャンスを幸運に手に入れた。東京に行かずにバスで通うとか応援したいと、それが妹の為だと、妹が漫画を書いてと頼む文章が1番泣けた。そこから始まったんだねぇ。大学の推薦をあんな風に取り...続きを読む消されて、彼女とも別れて、どんでん返し、でも漫画家の道が正しい様な気がする。漫画家の生活を書いて欲しいて思う。多分妹さんの側にいながら書くんだろうな
漫画家の世界は知らないが、きっとそうであろうと思わせるリアルさがある。ストーリーに引き込まれて一気に読み終わった。
漫画家(不在率高し)のアシスタントが主人公のお話。 基本的にはコミカルなタッチで描かれているが、 同じく漫画家を題材にした「バクマン。」と比べ(漫画と小説を比べるのもどうかと思うが)、熱気がある雰囲気ではなく、どちらかというと哀愁漂う雰囲気。苦労性な主人公の影響か? 富山の料理が美味しそう。
富山から東京の出版社に漫画の持ち込みに行った青年が、失踪癖のある大御所漫画家のアシスタントをするはめに!漫画業界の真実が垣間見れる痛快エンターテインメントお仕事小説。 山本幸久さんには珍しくラノベ寄りの作品。それでも登場人物の個性は、いつもより過激でイメージしやすい。ただ残念なのは、文庫版のお楽しみ...続きを読むであるスピンオフ短編が、電子書籍だけというところ。出版社にもいろいろ戦略はあるでしょうが、紙媒体の読者も大切にしてほしいなあ。
富山と東京、この距離をバスと新幹線を使い分けて、上手いなぁ。最後のまとめも、景色と意気込み、上手いです。 所々に、職業意識の大切な要素も語られていて、読んで良かった。
2022/12/12 あれ、山本さんにしては物足りぬ。 もうちょっと先まで見せて欲しかった。 アル中の先生の書いたのがやっぱり一番だったのはよかった。 物語を作り続けるしんどさやろか。 どの人の未来も気になるからまたどこかでお会いしたい。
安定の面白さとテンポの良さ。 漫画家デビューを目指す青年が、あれよあれよと有名漫画家のアシスタントになって重要な絵を任されて、一方で持ち込んだ自身の作品が新人賞に選ばれて…。 こういう漫画家や作品はいっぱいあるんだろうな。漫画家先生が亡くなって尚続く作品もあるし。 主人公の青年が流されやすいようで、...続きを読む最後はしっかり筋と芯のあるところを見せてくれたのが良かった。 こういう一見地味で脇役にしかなれないキャラにスポットを当てて盛り上げてくれる山本さんが好き。
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ウチのセンセーは、今日も失踪中
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山本幸久
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