作品一覧 2024/03/13更新 ゆずとレモン 値引きあり 試し読み フォロー アスファルトに赤【単話】 試し読み フォロー 苺飴には毒がある 試し読み フォロー いないボクは蛍町にいる 完結 試し読み フォロー 空飛ぶ馬 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> タナカミホの作品をすべて見る
ユーザーレビュー アスファルトに赤【単話】(1) タナカミホ 初読みです。あらすじを読んで面白そうだったので読んでみた。切り口が斬新で面白そうね。久しぶりに当たりを引いた気分だわ。 匿名 苺飴には毒がある 砂村かいり / タナカミホ 高校生のときって、 中学生までと比べると交友関係が広くなったり、行ける場所も遠くなったりするけれど 今思えば狭い範囲の中で悩んでいたなと思います。 だれかに嫌われたくないと思うがあまり なんとなくつきあって、もやもやして、を 繰り返すことがありました。 どうしていいのかわからないけれど、 そのな...続きを読むかで懸命に生きていかないといけない。 どうしていいかわからないと思いつつも よくよく考えてみると、 そんなとき心の中では答えはてでいる気がします。その答えに向き合える強さがあるのかが分かれ道のように思いました。 Posted by ブクログ アスファルトに赤【単話】(2) タナカミホ 不思議な邂逅のあと 1話で貧乏ヤクザの大晴(たいせい)と出会って連絡先まで知られた、家庭科教師の詩(うた)。今回は詩の目線が中心で、やり場のない憤りとともに、「売り物を作ってお金を稼ぎたい」という大晴の本気さに触れて、少しずつ関心を抱いていく姿が描かれていきます。 心理の表現がとにかく目を引き、作品の世界に自分もいるよ...続きを読むうな錯覚さえあります。やはりまったく先が読めず楽しみです。 Aias アスファルトに赤【単話】(1) タナカミホ 静謐かつ鮮烈 貧乏ヤクザの跡取りだけども、どこか人好きのする大晴が夜道に出会ったのはハンドメイドの工作をしていた女性。 本来まったく接点のないはずだったが、資金調達に悩む大晴は彼女・詩(うた)から技術を習おうとして…。 ユニークかつ繊細なタッチや、映像を思わせる表現が目を引き、先の展開が気になります。 Aias 苺飴には毒がある 砂村かいり / タナカミホ うひょう!!最高だよおおおお! (読後3秒のテンション) めちゃくちゃ良いよ、苺飴。 なんだろう、読んでるとね、口の中であのザラザラした飴の感触があるの。 わたしれいちゃんのこと知ってるし、女の子はみんなれいちゃんと会ったことあるとおもう。 いや、男の子もみんなれいちゃんと面識あるよ。 毒を...続きを読むまとって、友達の顔をして、毒を吐き続けてないと自分を保てなくて息もできなくて、たぶん苺飴の毒にいちばん依存してたのはれいちゃんで、でもそうさせたのって本当はだれなんだろう??? なんてことを考えてしまう。 あの子が欲しい、この子が欲しい。 名前を呼ばれないのはうれしいことなのか、悲しいことなのか。 読んでると、言いようのない不快感が口の中にあって、あああああああああ!!!!って叫びたくなるの。 いちばん振られたくない場所を見つけられたみたいな、なんとも言えないこの感じ。 おそらく寿美子と同じ時代を生きていたからこそ、解像度の悪い写メの画像みたいに脳裏に浮かんできたものに数日はうなされそうだ。 あとなんといっても!! ラストの愉くんの『やっぱり女の敵は女だね!』のセリフよ。 この抜群に女(主にわたし)を苛立たせる、ハァァァァ!!??おまえに女のなにがわかんだよ!!!黙れええええ!とぶん殴りたくなったよ(暴力反対) ほんとこういう解像度の低いワードを、殿方ってしれって口にしちゃうんだよなぁ。 君には一生、この苺飴の味はわからんだろうなと思いながら、そっと本を閉じました。 何を飲んでも、ハミガキしても、うがいしても、苺味が消えなくて途方に暮れる、そんな昼下がりである。 Posted by ブクログ タナカミホのレビューをもっと見る