あらすじ
高校二年生の寿美子には、れいちゃんという幼なじみの友人がいる。通学を共にするふたりだが、過去に複雑な事情を持つれいちゃんは、可憐な容姿とは裏腹に、他人の容姿を貶めたり、陰口を撒き散らすことでコミュニケーションをとる少女だった。そんな態度に違和感を覚え始める寿美子だが、やがて彼女の吐く毒は自分自身にも及んでいるのではないかと思い至り……。
「毒友」との複雑な関係に切り込んだ、戦慄・共感の青春小説。
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Posted by ブクログ
幼なじみの友だち。家が近いだけで一緒にいる相手に名前を付けたらそんな所だけれど、自分で選んだ訳でもない相手と親しくしなければならない子ども時代の歪んだ関係は、せめて思春期までに捨てたほうがいい。