タナカミホのレビュー一覧

  • 苺飴には毒がある

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    砂を噛むような、じゃりじゃりした気持ちに毎度なる笑 れいちゃん嫌だな〜。大人目線で読むと「早く距離置けばいいじゃん」ってなるけど、でも学生の時なんて、周りの友達が世界の全てだからわかるな〜。
    栞のように気の合う友達と仲良くなれて良かった。

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    2025年08月07日
  • アスファルトに赤【単話】(1)

    匿名

    無料版購入済み

    初読みです。あらすじを読んで面白そうだったので読んでみた。切り口が斬新で面白そうね。久しぶりに当たりを引いた気分だわ。

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    2024年03月02日
  • 苺飴には毒がある

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    高校生のときって、
    中学生までと比べると交友関係が広くなったり、行ける場所も遠くなったりするけれど
    今思えば狭い範囲の中で悩んでいたなと思います。

    だれかに嫌われたくないと思うがあまり
    なんとなくつきあって、もやもやして、を
    繰り返すことがありました。

    どうしていいのかわからないけれど、
    そのなかで懸命に生きていかないといけない。

    どうしていいかわからないと思いつつも
    よくよく考えてみると、
    そんなとき心の中では答えはてでいる気がします。その答えに向き合える強さがあるのかが分かれ道のように思いました。

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    2024年02月23日
  • アスファルトに赤【単話】(2)

    ネタバレ 購入済み

    不思議な邂逅のあと

    1話で貧乏ヤクザの大晴(たいせい)と出会って連絡先まで知られた、家庭科教師の詩(うた)。今回は詩の目線が中心で、やり場のない憤りとともに、「売り物を作ってお金を稼ぎたい」という大晴の本気さに触れて、少しずつ関心を抱いていく姿が描かれていきます。
    心理の表現がとにかく目を引き、作品の世界に自分もいるような錯覚さえあります。やはりまったく先が読めず楽しみです。

    #深い #ドキドキハラハラ #ダーク

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    2024年02月20日
  • アスファルトに赤【単話】(1)

    ネタバレ 無料版購入済み

    静謐かつ鮮烈

    貧乏ヤクザの跡取りだけども、どこか人好きのする大晴が夜道に出会ったのはハンドメイドの工作をしていた女性。
    本来まったく接点のないはずだったが、資金調達に悩む大晴は彼女・詩(うた)から技術を習おうとして…。
    ユニークかつ繊細なタッチや、映像を思わせる表現が目を引き、先の展開が気になります。

    #深い #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2024年02月15日
  • 苺飴には毒がある

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    うひょう!!最高だよおおおお!
    (読後3秒のテンション)


    めちゃくちゃ良いよ、苺飴。
    なんだろう、読んでるとね、口の中であのザラザラした飴の感触があるの。

    わたしれいちゃんのこと知ってるし、女の子はみんなれいちゃんと会ったことあるとおもう。
    いや、男の子もみんなれいちゃんと面識あるよ。

    毒をまとって、友達の顔をして、毒を吐き続けてないと自分を保てなくて息もできなくて、たぶん苺飴の毒にいちばん依存してたのはれいちゃんで、でもそうさせたのって本当はだれなんだろう???
    なんてことを考えてしまう。

    あの子が欲しい、この子が欲しい。
    名前を呼ばれないのはうれしいことなのか、悲しいことなのか。

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    2023年11月17日
  • 空飛ぶ馬

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    原作を読んだ後の爽やかな読後感をまた味わえるとは…。
    ぜひ「円紫さんと私シリーズ」続編をお願いいたします!

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    2021年04月30日
  • 苺飴には毒がある

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    劣等感って時として刃に変わりますね。
    れいちゃんの陰口はもう少しやるかな、と思いったけど結局みんな小心者なのが現実的でいいです。

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    2025年10月27日
  • 苺飴には毒がある

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    ネタバレ

    こういう人いたわ〜と思いつつ、
    自分はそう言う経験がないな〜と
    途中で気分が悪くなり読むのやめたが、全て読んだ

    主人公が友達に毒を吐かれ、言い返したときもっと言い返してほしいと思った。毒友がひどかった。
    でも毒友にも事情があるみたい。最後誤ってたけど主人公はメールを返信しなかったことに、強い意志を感じた。 

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    2025年09月23日
  • 苺飴には毒がある

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    ネタバレ

    「毒」と言う言葉がやっぱり思い浮かんだ。
    中高時代の(とくに)女子ってなんだかこういう人間関係があるんだよね…
    後半栞さんが現れたくらいから、希望が見えてきてよかった。

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    2025年07月08日
  • 苺飴には毒がある

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    ネタバレ

    れいちゃんみたいな子っているよなぁ。
    人を小馬鹿にして見下して、噂や陰口で周りの関心を引こうとする。馬鹿にする相手は選ぶ。卒業した今でこそ、「暇なの?」と一蹴できる強さも余裕もあるけれど、学生の頃はそうじゃなかった。女子高生の友達関係って、本当に難しい。常に誰かの視線を意識していると思う。例えば、教室移動の一瞬でさえ、誰かと一緒でないと後ろ指を刺されてしまうし、カースト上位の子に嫌われるとその波紋はクラス全体に広がってしまう。個人としてはその子のことが嫌いじゃなくても、一緒にいると周りからダサいと思われるからという理由で、みんなの前ではその子と仲良くしている素振りは見せないとかもある。

    この

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    2025年01月15日
  • 苺飴には毒がある

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    遥か昔の学生時代を苦く思い出しました。
    何十年経ても忘れられない閉じ込めたはずの痛みが蘇りました。
    寿美子さん浪岡兄妹と繋がれて良かったね〜

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    2024年07月15日
  • 苺飴には毒がある

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    ネタバレ

    学生時代の「誰かと一緒に行動せず、1人でいるのはおかしい」という風潮が、自分自身も嫌だったなと思い出した。
    思春期の、自分の性格を形成していく大切な時期に、自分に悪影響を与える人が近い存在なのは辛いなと感じた。
    もし、れいちゃんが寿美子ちゃんの悪口を言わず、他の人達だけだったらまだ結末は変わったのかなと思うところもある。
    寿美子ちゃんが、最終的に前向きに進めれて安心した。れいちゃんと縁が切れてよかった。
    読みながら、自分の学生時代を思い返していた。思春期女子のドロっとした感情。自分にも似たような所があったのだろうなと反省もしつつ、寿美子ちゃんに共感しながら。
    私も、寿美子ちゃんみたいに言い返せ

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    2024年06月22日
  • 苺飴には毒がある

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    寿美子のような気持ちになること、逆にれいちゃんのような人になってることもあったと思う。
    特に女子に多いんかな、嫉妬や独占欲やクラスカーストや陰口や、、なんだか忘れかけてた過去を掘り返されて痛々しい気持ちになるけど、案外、心あったまる系よりも、こういうドロドロの方が勇気もらえるかも。
    学校に居づらかったり、友人関係に悩んでたりしたらおすすめしたい。いろいろと吹っ切れると思う。

    この表現しづらい歪な友人関係や感情に焦点あてるのスゴイと思った!

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    2024年06月12日
  • 苺飴には毒がある

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    毒親が浸透している世の中で
    毒友というワードも
    これから流行るのではないか!!!
    期待しています^_^

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    2024年01月23日
  • 苺飴には毒がある

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    幾つになっても、どこにでも、れいちゃんはいるよね~。距離を置くしかないんだよね。、、、と、冷静でいられるくらいの感覚になれたはずだけど、いざ私の知ってる直近のれいちゃんが出てきちゃって完全冷却まではまだいってなかった事を思い知る。

    いや、いいのよ、陰口は陰で言ってる分には。それを誰々さんが、あなたの事をこんな風に言ってたよと伝えてきた上で味方のふりをするのがいちばん信用ならんわ!!!とちょっと熱が残ってるくらいにまだ近い過去なんだね。離れて良かった。

    れいちゃんに、誰かを貶める共犯関係ではない何気なくても楽しい会話ができる友達ができますように。真っ直ぐな友情が築けますように。

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    2024年01月14日
  • 苺飴には毒がある

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    毒友、というジャンルが新たに創設されそう…!毒親本はかなり流通してきているけど、毒友は確かに存在するのにそれを描く作品はなかったように思う。とても理解ができた。れいちゃんの裏にも色々あるのはわかるが、それでも人に毒を吐くのは違う。客観視した様子を具に描かれている作品だ。時々差し込まれる打矢さんの短歌がとても素敵だし、寿美子はきっとそれに救われている。

    それにしても、砂村かいりさんの作品の、恋に落ちていく様がとても好きだ。

    p.239 「私は多分…人よりも矛盾に対して潔癖なところがあるかもしれません。というより、ロジックを返して、しか理解できないことが多いので、わかりやすい整合性を好むよう

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    2023年12月24日
  • 苺飴には毒がある

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    寿美子の気持ちもれいちゃんの気持ちも、どっちもんかってしまうな
    栞が知り合いの女の子に見えてきちゃった

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    2023年12月17日
  • 苺飴には毒がある

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    なんとも言えない感情が心の奥の奥のどこかでうようよと動く感じがずっとしてた。直視したくないような、でも懐かしさで取り出したくなるような、そんな感じ。
    ただ私の高校時代の経験にはあまりないことでもあったので、わかる、と言うわけではなく、わかるような気がする、ていう。どちらかというと小中学校時代の記憶にかする感じがした。

    二人の関係性がなんかこう、読んでるだけの私もどこか依存してしまう。れいちゃんは主人公にとっての毒友で、そしてきっと同じでないけれどれいちゃんにとっても主人公は毒友だったんじゃないだろうか。
    誰が悪いとかそういう意味ではなく、一緒にいることがお互いにとって、毒になる。
    主人公もそ

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    2023年11月28日
  • 空飛ぶ馬

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    原作で想像していた以上に円紫さんがイケメン。

    「赤頭巾」はこんなに後味の悪い話だったか、と思って原作を読み返した。

    ううむ、漫画はやはり抄篇。ページの関係でいくつかのエピソードを端折ってしまうのが残念。
    雰囲気はとてもうまく掴んでいるけど。

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    2021年09月28日