タナカミホのレビュー一覧

  • アスファルトに赤【単話】(1)
    初読みです。あらすじを読んで面白そうだったので読んでみた。切り口が斬新で面白そうね。久しぶりに当たりを引いた気分だわ。
  • 苺飴には毒がある
    高校生のときって、
    中学生までと比べると交友関係が広くなったり、行ける場所も遠くなったりするけれど
    今思えば狭い範囲の中で悩んでいたなと思います。

    だれかに嫌われたくないと思うがあまり
    なんとなくつきあって、もやもやして、を
    繰り返すことがありました。

    どうしていいのかわからないけれど、
    そのな...続きを読む
  • アスファルトに赤【単話】(2)

    不思議な邂逅のあと

    1話で貧乏ヤクザの大晴(たいせい)と出会って連絡先まで知られた、家庭科教師の詩(うた)。今回は詩の目線が中心で、やり場のない憤りとともに、「売り物を作ってお金を稼ぎたい」という大晴の本気さに触れて、少しずつ関心を抱いていく姿が描かれていきます。
    心理の表現がとにかく目を引き、作品の世界に自分もいるよ...続きを読む
  • アスファルトに赤【単話】(1)

    静謐かつ鮮烈

    貧乏ヤクザの跡取りだけども、どこか人好きのする大晴が夜道に出会ったのはハンドメイドの工作をしていた女性。
    本来まったく接点のないはずだったが、資金調達に悩む大晴は彼女・詩(うた)から技術を習おうとして…。
    ユニークかつ繊細なタッチや、映像を思わせる表現が目を引き、先の展開が気になります。
  • 苺飴には毒がある
    うひょう!!最高だよおおおお!
    (読後3秒のテンション)


    めちゃくちゃ良いよ、苺飴。
    なんだろう、読んでるとね、口の中であのザラザラした飴の感触があるの。

    わたしれいちゃんのこと知ってるし、女の子はみんなれいちゃんと会ったことあるとおもう。
    いや、男の子もみんなれいちゃんと面識あるよ。

    毒を...続きを読む
  • 空飛ぶ馬
    原作を読んだ後の爽やかな読後感をまた味わえるとは…。
    ぜひ「円紫さんと私シリーズ」続編をお願いいたします!
  • 苺飴には毒がある
    毒親が浸透している世の中で
    毒友というワードも
    これから流行るのではないか!!!
    期待しています^_^
  • 苺飴には毒がある
    幾つになっても、どこにでも、れいちゃんはいるよね~。距離を置くしかないんだよね。、、、と、冷静でいられるくらいの感覚になれたはずだけど、いざ私の知ってる直近のれいちゃんが出てきちゃって完全冷却まではまだいってなかった事を思い知る。

    いや、いいのよ、陰口は陰で言ってる分には。それを誰々さんが、あなた...続きを読む
  • 苺飴には毒がある
    毒友、というジャンルが新たに創設されそう…!毒親本はかなり流通してきているけど、毒友は確かに存在するのにそれを描く作品はなかったように思う。とても理解ができた。れいちゃんの裏にも色々あるのはわかるが、それでも人に毒を吐くのは違う。客観視した様子を具に描かれている作品だ。時々差し込まれる打矢さんの短歌...続きを読む
  • 苺飴には毒がある
    寿美子の気持ちもれいちゃんの気持ちも、どっちもんかってしまうな
    栞が知り合いの女の子に見えてきちゃった
  • 苺飴には毒がある
    なんとも言えない感情が心の奥の奥のどこかでうようよと動く感じがずっとしてた。直視したくないような、でも懐かしさで取り出したくなるような、そんな感じ。
    ただ私の高校時代の経験にはあまりないことでもあったので、わかる、と言うわけではなく、わかるような気がする、ていう。どちらかというと小中学校時代の記憶に...続きを読む
  • 空飛ぶ馬
    原作で想像していた以上に円紫さんがイケメン。

    「赤頭巾」はこんなに後味の悪い話だったか、と思って原作を読み返した。

    ううむ、漫画はやはり抄篇。ページの関係でいくつかのエピソードを端折ってしまうのが残念。
    雰囲気はとてもうまく掴んでいるけど。
  • いないボクは蛍町にいる(2)
    穴の向こう側には、この蛍町と少しだけ違う別の蛍町が存在する。亡くなった親友が生きていて、親友を事故から守った近所のおじさんは死んでいる。幸と不幸が穴の向こうとこちら側で交錯する。境遇の差が人格まで変えてしまう不可思議さに、少年は人間とは如何程のものかを学ぶのだ。
    少年のひと夏の不思議な体験。爽やかな...続きを読む
  • いないボクは蛍町にいる(1)
    親友を喪った小6の夏。また遊びたいと願い、迷い込んだ路地裏の木の穴の向こうには、親友の卓哉が生きている世界が広がっていたーー。
    "少年と夏の冒険"です。白く照り返す真夏の日差し、バカで騒がしくて、でも繊細なところも無くはない少年たちの魅力が伝わります。『スタンド・バイ・ミー』だと言ってしまうのは褒め...続きを読む
  • 苺飴には毒がある
    面白かった
    難しい言葉が沢山使われていた
    あるよね、いるよね、こんな友達、友達って言えるか分からない、なんで一緒にいるか分からない人
  • 苺飴には毒がある
    小中高と共に過ごし気まぐれで傷つけられてばかりいた幼馴染みの毒友。彼女に対して抱くその微妙で説明しがたい感情のひだをうまく表現している。いじめとはまた違って友情も一筋縄ではいかないのだとつくづく感じた。
    そして、はないちもんめは考えれば怖い。
  • 苺飴には毒がある
    学生時代に出会った事がある様なれいちゃん。
    途中までは何とも言えない気持ちになったけど、栞と出会い、寿美子が変わっていき、離れられたところはよかった。
    寿美子にとってれいちゃんは毒友。
    れいちゃんにとっても違った意味で毒友だったのかもしれない。 
  • 苺飴には毒がある
    2024-018
    れいちゃんも何か心に闇をかかえているのだろうか。俺なら、距離をすぐに置くけど、それがなかなかできないのが、女の人なのかも。
  • 苺飴には毒がある
    学生時代特有の誰と一緒にいるかや、噂話や、友人のちょっとした言動で心が動いてしまうこととか。
    思い返して胸が痛くなった。

    大人になって、いい意味でのスルースキルを身につけていけたけれど、学生時代は自分の全てが学校にあるようで苦しかった。

    れいちゃんはどんな大人になったんだろう。
  • 苺飴には毒がある
    胸キュンは封印。
    随所に毒が散りばめられた青春小説。

    子どもの頃に遊んだ「花いちもんめ」を思い出す。
    選ばれた時の高揚感と、最後の一人になりそうな時の不安感。
    中高生時代は学校こそが全てで一人でいる事は悪の様に感じた。

    本作に登場する少女達も狭い世界の中であがいている。

    れいちゃんに悪感情を抱...続きを読む