深い作品一覧

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  • ここじゃない世界に行きたかった
    4.2
    SNSで大反響! 多様性の時代の新エッセイ集 29歳で移り住んだニューヨーク。 言葉も、これまで培ったスキルも通じない日々。 そんな中、大切な人たちと繋がらせてくれたのは 心の底にしまい込んでいた自らの美意識だった。 「本音をインターネットに置いておいて、本当に良かった」―― 世界の諸問題への視点、生活への美意識。 総フォロワー数15万人超のSNSで、独自の視点が信頼と感動を呼ぶ 文章を発信し続ける著者のデビュー作。 noteで大反響を呼んだエッセイに書き下ろし6編を加えた 新世代エッセイ集。 解説・谷川嘉浩(哲学者)。 ※この電子書籍は2021年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • ワーク・イズ・ライフ 宇宙一チャラい仕事論
    4.2
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 目指すのは「ワーク・イズ・ライフ」。仕事こそ、一生をかけて完成させる「表現」であり、仕事が楽しい人生は幸せな人生だ。 将来が不安? 今の自分でいい? 大丈夫。毎日をご機嫌にするには「技術」が、ある。人はなぜ、働くのか? 幸せになるため。ナイスな日々を過ごすためである。おもしろい〈仕事〉がしたい、と人は言う。しかし、〈仕事〉のみならず、〈勉強〉、そして〈遊び〉でさえ、他者に強制される何かとは、本質的におもしろくないものだ。ただ、〈仕事〉をおもしろくする人間は、いる。〈仕事〉は与えられるものではなく、つくるものという発想を持つことだ。そのためにどうするか? 人生を支える三つの要素を強くすることだ。〈仕事〉〈勉強〉〈遊び〉。幸せとは、この大三角から成り立っている。三つは切り分けて考えられがちだが、互いが補完しあう。一つが強くなれば他も強くなる。ーー作家で猟師、『三行で撃つ』著者による人気の人生講座が待望の書籍化 著・文・その他:近藤康太郎 作家/評論家/百姓/猟師 1963年、東京・渋谷生まれ。1987年、朝日新聞社入社。川崎支局、学芸部、AERA編集部、ニューヨーク支局を経て、九州へ。新聞紙面では、コラム「多事奏論」、地方での米作りや狩猟体験を通じて資本主義や現代社会までを考察する連載「アロハで猟師してみました」を担当する。 著書に『三行で撃つ〈善く、生きる〉ための文章塾』『百冊で耕す〈自由に、なる〉ための読書術』(CCCメディアハウス)、『アロハで田植え、はじめました』『アロハで猟師、はじめました』(河出書房新社)、『朝日新聞記者が書けなかったアメリカの大汚点』『朝日新聞記者が書いたアメリカ人「アホ・マヌケ」論』『アメリカが知らないアメリカ 世界帝国を動かす深奥部の力』(講談社)、『リアルロック 日本語ROCK小事典』(三一書房)、『成長のない社会で、わたしたちはいかに生きていくべきなのか』(水野和夫氏との共著、徳間書店)他がある。
  • 天才魔術師による不器用師匠を愛する方法【電子特別版】
    4.2
    辺境魔術師のアキは英雄で幼馴染のヴェルトルに不毛な恋心を抱き続け、さらにその胸中では6年前の災害における罪悪感がいまだに燻っていた。ある日母校である高等魔術学院に赴き、卒業実習先の候補となる辺境魔術師団についての説明を行ったアキは、危険を伴う仕事であるため中途半端な気持ちの者には務まらないと厳しい発言をして学生を委縮させる。そんな中、ユースという学生がアキに弟子入りを志願し、のちにアキが6年前に命を救った少年だったことが発覚。突然の再会に驚きながらもユースの弟子入りを受け入れ、同居生活を始めるが、ユースからの師弟関係を超えたアプローチに戸惑い!? 【電子特別版】ミヤサトイツキ先生の書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録!
  • 友情を疑う 親しさという牢獄
    4.2
    友人とは何か、友情とは何か――このような問に私たちはどのような答を与えることができるだろうか。たとえば、友人が悪事に手を染めた時、私たちはどのように行動すべきなのか。本書は、アリストテレス以来、二千年以上にわたって、哲学者たちの頭を悩ませてきた友情の問題が、「公共性」をめぐる問題の一部であることを示し、現代において友情のあり方が社会に看過し難い影響を与えていることを指摘する。
  • ゼロから12ヵ国語マスターした私の最強の外国語習得法
    4.2
    英語から、最難関のアラビア語まで12ヵ国語をたった5年で習得した著者が明かす、遊ぶように学んで外国語を習得する極意。 日本で生まれ育ちながら、5年間で12ヵ国語(スペイン語、英語、フランス語、アラビア語、インドネシア語、ロシア語、ポルトガル語、ドイツ語、トルコ語、中国語、タイ語、韓国語)を習得。ほぼ独学で多言語話者となった著者が、英語やその他の外国語習得を目指すすべての人に教える、外国語学習の最短ルート。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • カナダ移住、家族4人でチャレンジ中!
    値引きあり
    4.2
    「自費留学で海外に行きたい!」34歳・会社員のパパがそう言い出したのは、 双子のかほ&せいが3歳のときだった――。 家族4人のカナダ移住チャレンジで減り続ける貯金、極寒の地・カナダのカルチャーギャップ、 そして極貧生活の中で見つけたYouTubeという希望の光…!? カナダ移住を果たし、YouTuberとして活躍を続ける「かほせいチャンネル」の軌跡が ぎゅっとつまった、海外移住コミックエッセイ!
  • 話し方の戦略――「結果を出せる人」が身につけている一生ものの思考と技術
    4.2
    【内容紹介】 ☆話し方に才能はいらない。必要なのは「戦略」だ。 ☆ビジネスパーソンが殺到する“話し方のジム”創業代表、初の著書! ☆「行列のできる相談所」「PIVOT」「東洋経済」「Forbes」に著者出演で話題! ☆髙島崚輔氏(芦屋市長・史上最年少市長)をはじめ、各界から激賞の声が続々! ☆発売前から話題沸騰! 海外翻訳版企画進行中 話し方の要素を分解、徹底的に体系化。 だから、“伝わり方”が全然違う。 本書では、感覚・才能で語られがちな「話し方」について、その構成要素を分解し、一つひとつを徹底解説。 ①「誰に何を伝えたいか」を明確に定めるための考え方(戦略の立て方)と、 ②それを実現するためのさまざまなメソッド・トレーニング法を提示します。 ビジネスにおける取引先との商談やプレゼン、上司・部下との“報連相”、会議、就職や転職の面接、結婚式の祝辞まで、「話して伝える」場面のすべてにおいて役立つ、話し方本の決定版です。 著者の千葉氏が経営する株式会社カエカは、東洋経済「すごいベンチャー100 2023年最新版」Forbes JAPAN「JAPAN START-UP OF THE YEAR 2024」に選出されるなど注目度が急上昇中。 直近では、2023年の芦屋市長選で高島崚輔氏のスピーチライターを務め、最年長首長の誕生に貢献。 本書が初の著書となります。 【著者紹介】 [著]千葉 佳織(ちば・かおり) 株式会社カエカ代表/スピーチライター 1994年生まれ、北海道札幌市出身。 15歳から日本語のスピーチ競技である「弁論」を始め、2011年から2014年までに内閣総理大臣賞椎尾弁匡記念杯全国高等学校弁論大会など3度の優勝経験を持つ。 慶應義塾大学卒業後、新卒でDeNAに入社。人事部にてスピーチライティング・トレーニング業務を立ち上げ、代表取締役のスピーチ執筆や登壇者の育成に携わる。 2019年、株式会社カエカを設立。AIによる話し方の課題分析とトレーナーによる指導を組み合わせた話し方トレーニングサービス「kaeka」の運営を行う。経営者や政治家、ビジネスパーソンを対象としてこれまで5,000名以上にトレーニングを提供している。2023年、週刊東洋経済「すごいベンチャー100」、Forbes「2024年注目の日本発スタートアップ100選」選出。本書が初の著書。 【目次抜粋】 ■序章 「話し方の戦略」とは ■第1部 戦略の基本 だから「伝わる」3つの原則 ■第2部 「言葉」の戦略 ―第1章 言語化:伝えたいことを「ひとことで言うと」 ―第2章 構成:言いたいことを印象づける 話の「順番」と「比率」 ―第3章 ストーリー:自分にしかない「物語」で共感を呼ぶ ―第4章 ファクト:〝納得感〟を生む「事実」の取り扱い方 ―第5章 レトリック:聞き手を味方につける〝ちょっとした〟ひとこと ■第3部 「音声・動作」の戦略 ―第6章 発声:人を惹きつける「声」の磨き方 ―第7章 沈黙:「沈黙」こそ最大の語り ―第8章 身体表現:信頼感を〝体現〟する「立ち方」「動き方」
  • カゴメの人事改革
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 注目されるカゴメの人事改革=生き方改革がわかる待望の書!各施策の背景、ねらい、要点、改革のプロセス、CHROに求められる経験や能力、役割をわかりやすく解説。 目次 はじめに 第1章 戦略人事とサステナブル人事 1 効率性と管理の重視から、自律性、創造性、選択肢の重視へ 2 人的資本経営が求められる背景 3 戦略人事はなぜうまくいかないのか 4 サステナブル人事の登場 5 サステナブル人事と日本企業 6 安易な両立と高度な両立 7 カゴメで成立した高度な両立 第2章 有沢哲学が生まれるまで 1 銀行でキャリアの礎を築く 2 プロフェッショナルとしての人事職のはじまり 3 人事改革への取り組み 4 HOYA株式会社の人事改革 5 AIU保険会社の人事改革 第3章 カゴメの人事改革の背景 1 カゴメでの新たな挑戦 2 世界の現場でファクトを把握する 3 経営陣からまず変わる 第4章 カゴメの戦略人事改革 1 戦略人事の基本方針 2 役員人事制度の構築 3 海外から始める 4 グローバル人事制度の構築 5 日本でグローバル職務等級の実効性を高める 6 戦略人事の要点 第5章 カゴメの生き方改革(サステナブル人事の実現) 1 生き方改革の目的 2 カゴメのダイバーシティ推進 3 生き方改革の諸施策 4 生き方改革の先に 第6章 コーポレートガバナンス 1 コードと人事改革 2 サクセッションプラン 3 役員トレーニング 4 HRビジネスパートナー 5 KPI評価シート 第7章 CHROに求められる経験 1 能力・CHROに求められる経験 2 CHROに求められる経験 3 CHROに求められる能力 4 人事コンピテンシーとCHROに求められる能力の関係 5 能力を高めるには 第8章 人事改革の原則 1 人事改革のプロセス 2 人事改革における要素のつながり 3 人的資本経営につながる人事改革の原則とCHROの役割

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  • 崩壊するアメリカの公教育 日本への警告
    4.2
    1巻1,980円 (税込)
    市場化による公立学校の序列化と教育格差の拡大.規制緩和で使い捨て労働者と化す教員.企業が公教育をターゲットにあらゆる領域で肥え太っていく――.新自由主義の極限にあるアメリカの現実とは.そしてPISAに見られる教育の数値化・標準化の危険性とは.ニューヨーク在住の気鋭の研究者が,近未来の日本に警鐘を鳴らす.

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  • ハルビン
    4.2
    1909年10月26日、ハルビン駅。伊藤博文に凶弾を放った安重根――それは英雄でもテロリストでもない、悩める青年だった。大地主の家に生まれるも勉学よりも狩猟を好み、義兵部隊は日本人捕虜を解放したことでクビ。やり場のない怒りを抱え、凶行へと駆り立てられた青年の姿を描く、歴史小説の第一人者による話題作。
  • 小説8050(新潮文庫)
    4.2
    このままでは、我が子を手にかけ、自分も死ぬしかない。歯科医の大澤正樹とその妻、節子は悩んでいた。長男の翔太は中学で不登校に、以後七年間引きこもり続けている。一方、一流企業に勤める姉の由依は、弟のせいで結婚できないと両親に訴える。ついに息子と向き合う決心をした正樹が知った恐ろしい真実とは――。引きこもり、家庭内暴力、不登校、いじめ……現代日本を抉(えぐ)る社会派エンタメ長編。(解説・三浦友和)
  • ゆうびんの父
    4.2
    何も持っていなかったから、走り続けることができた。誰もが心通わせられる世にどうしてもしたかった――。歴史小説界のトップランナーが郵便制度を創設した前島密を鮮やかに描き切る感動長編!郵便制度の祖と呼ばれ、現在では一円切手の肖像にもなっている前島密。だが彼は士農工商の身分制度の影響が色濃く残る時代にあって、代々の幕臣でも薩長土肥の藩士出身でもなく農家の生まれだった。生後すぐに父を亡くし、後ろ盾が何もない。勉強を誰よりしても、旅をしていくら見聞を広めても、なかなか世に出ることができなかった。そんな苦悩を乗り越え、前島は道をどう切り開いたのか。そして、誰もが想いを届けられる仕組みをいかにしてつくったのか。
  • 苦しくて切ないすべての人たちへ(新潮新書)
    4.2
    この世には、自分の力ではどうしようもないことがある。そのことに苦しみ切なく感じても、「生きているだけで大仕事」と思ってやり過ごせばいい――。「仕方なく、適当に」「万事を休息せよ」「死んだ後のことは放っておけ」など、心の重荷を軽くする後ろ向き人生訓。死者を求め辺境の霊場を訪れる人々、逸話だらけの修行時代、よい宗教とわるい宗教、親ガチャや苦の正体――恐山の禅僧が“生老病死”に本音で寄り添う。
  • 学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話
    4.2
    展覧会はどうやって作っているの? 学芸員って何をしているの? アートは役に立たない? おすすめの鑑賞方法は? 現役学芸員が語る、美術館の舞台裏と美術鑑賞の楽しみ方。 noteの人気連載、待望の書籍化! 著者おすすめの美術館も掲載。
  • それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain?
    4.2
    つねにベストは更新される。最新WWシリーズ始動!カタナを帯びた金髪碧眼の戦士、デミアン。記録上は存在しない特殊兵器。 楽器職人としてドイツに暮らすグアトの元に金髪で碧眼、長身の男が訪れた。日本の古いカタナを背負い、デミアンと名乗る彼は、グアトに「ロイディ」というロボットを探していると語った。 彼は軍事用に開発された特殊ウォーカロンで、プロジェクトが頓挫した際、廃棄を免れて逃走。ドイツ情報局によって追われる存在だった。知性を持った兵器・デミアンは、何を求めるのか?
  • わたしが「わたし」を助けに行こう ―自分を救う心理学―
    4.2
    あなたを癒やせるのは、あなただけ。 悩みのすべては心に住む「もうひとりの自分」が引き起こしていた。 「部屋が片付けられない」「忙しくて時間がない」 「相手に思ったことが言えない」「お金が貯まらない」 「がんばっているのに成果がでない」……。 あなたが、なかなか解決できないこと。 いつも問題を繰り返してしまうこと。 これらの問題や悩みは、 心の中に住む「もうひとりのあなた」が引き起こしていたのです。 そして、その理由はけっして嫌がらせではなく 「あなたを守る」ため。 たとえば、「部屋が片付けられない」は、 部屋がスッキリすると気持ちもクリアになり、 抑え込んでいた不安や焦燥感が湧いてきてしまうのを防ぐため。 「忙しくて時間がない」は、 時間ができてしまったら、“いつかやればできる”という可能性が なくなってしまうのを防ぐため。 このように、あなたを傷つけまいと問題を引き起こす 「もうひとりのあなた」である「心の防衛機能」を、 この本の中では「ナイト(騎士)くん」と呼びます。 悩みを解決して、本当にやりたかったことをやるためには、 あなたの「ナイトくん」を見つけ、安心してもらうこと。 これから、あなたの知らなかった「あなた自身」の謎を解き明かしながら、 誰かに頼るのではなく、 あなたがあなた自身を助けることができる方法をお伝えします。 各章の前には、「わたし」と「ナイトくん」のショートストーリーが入り、 心の学びをナビゲートしてくれます。
  • 絞め殺しの樹
    4.2
    新・直木賞作家のブレイク作!  北海道根室で生まれ、新潟で育ったミサエは、両親の顔を知らない。昭和十年、十歳で元屯田兵の吉岡家に引き取られる形で根室に舞い戻ったミサエは、農作業、畜舎の手伝い、家事全般を背負わされボロ雑巾のようにこき使われた。その境遇を見かねた吉岡家出入りの薬売りの紹介で、札幌の薬問屋「仙雲堂」で奉公することに。戦後、ミサエは保健婦となり、再び根室に暮らすようになる。幸せとは言えない結婚生活、早すぎた最愛の家族との別れ。数々の苦難に遭いながら、ひっそりと生を全うしたミサエは幸せだったのか。養子に出された息子の雄介は、ミサエの生きた道のりを辿ろうとする。 「なんで、死んだんですか。母は。癌とはこの間、聞きましたが、どこの癌だったんですか」  今まで疑問にも思わなかったことが、端的に口をついた。聞いてもどうしようもないことなのに、知りたいという欲が泡のように浮かんでしまった。 「乳癌だったの。発見が遅くて、切除しても間に合わなくてね。ミサエさん、ぎりぎりまで保健婦として仕事して、ぎりぎりまで、普段通りの生活を送りながらあれこれ片付けて、病院に入ってからはすぐ。あの人らしかった」(本文より) ※この作品は単行本版『絞め殺しの樹』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 正解のない雑談 言葉にできないモヤモヤとの付き合い方
    4.2
    石井ゆかり、ヨシタケシンスケ、三國万里子、飛田和緒ほか13人が明かす、言葉にできないモヤモヤとの付き合い方とは? 作家・エッセイストの大平一枝さんが、世代も生業も違う多様な人生を取材した、対談形式のエッセイ。漠然とした不安や迷いを感じるとき、自分を肯定できないとき。結論も正解もない対話のなかに、気持ちが軽くなる言葉が見つかります。
  • 正義の行方
    4.2
    文化庁芸術祭賞大賞、ギャラクシー賞選奨を受賞、映画化も決定した映像ドキュメンタリーの名作を書籍化。芥川の名作『藪の中』のような、圧倒的な読書体験。 1992年2月21日、小雪の舞う福岡県甘木市の山中で、二人の女児の遺体が発見された。 現場に駆け付けた警察官が確認したところ、遺体の服は乱れ、頭部には強い力で殴打されたことを示す傷が残っていた。 二人は、約18キロ離れた飯塚市内の小学校に通う一年生で、前日朝、連れ立って登校している最中、何者かが二人を誘拐し、その日のうちに殺害、遺棄したものと見られた。 同じ小学校では、この3年3ヵ月前にも同じ1年生の女児が失踪しており、未解決のまま時が流れていた。 福岡県警は威信を懸けてこの「飯塚事件」の捜査にあたることになる。わずかな目撃証言や遺留物などをたどったが、決定的な手がかりはなく、捜査は難航する。そこで警察が頼ったのが、DNA型鑑定だった。遺体から採取した血液などをもとに、犯人のDNA型を鑑定。さらに、遺体に付着していた微細な繊維片を鑑定することによって、発生から2年7ヵ月後、失踪現場近くに住む久間三千年が逮捕された。 「東の足利、西の飯塚」という言葉がある。栃木県足利市で4歳の女児が誘拐され、殺害された足利事件は、DNA型鑑定の結果、幼稚園バスの運転手だった菅家利和さんが逮捕・起訴され、無期懲役判決が確定したが、発生から18年後にDNA型の再鑑定が決まり、再審・無罪への道を開いた。 その2年後に起きた飯塚事件でも、DNA型鑑定の信頼性が、問題となった。 DNA型、繊維片に加え、目撃証言、久間の車に残された血痕など、警察幹部が「弱い証拠」と言う証拠の積み重ねによって久間は起訴され、本人否認のまま地裁、高裁で死刑判決がくだり、最高裁で確定した。 しかも、久間は死刑判決確定からわずか2年後、再審請求の準備中に死刑執行されてしまう。 本人は最後の最後まで否認したままだった。 久間は、本当に犯人だったのか。 DNA型鑑定は信用できるのか。 なぜこれほどの短期間で、死刑が執行されたのか。 事件捜査にあたった福岡県警の捜査一課長をはじめ、刑事、久間の未亡人、弁護士、さらにこの事件を取材した西日本新聞幹部に分厚い取材を行い、それぞれの「正義」に迫る。 「ジャーナリストとして学んだことがあるとすれば、どこかひとつの正義に寄りかかるんじゃなくて、常に色んな人の正義を相対化して、という視点で記事を書くという考えに至ったんです」(西日本新聞・宮崎昌治氏) いったい何が真実なのか。 誰の「正義」を信じればいいのか――。
  • ネガティブクリエイティブ つまらない人間こそおもしろいを生みだせる
    値引きあり
    4.2
    悲観的で心配性なまじめ人間でも大丈夫! 『TAROMAN』のクリエイターが教える “後ろ向きに前進する”ための仕事術。 芸術家・岡本太郎の世界観を架空の昭和特撮ヒーロー番組として表現した 『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』(NHK Eテレ)をはじめ、 SNSで大きな話題となった『石田三成CM』、『サウンドロゴしりとり』など、 くだらないアイデアで遊び心あふれるでたらめなコンテンツを生みだし続ける 気鋭の映像作家/クリエイティブディレクターの藤井亮。 しかし、彼は自分のことを「つまらないネガティブ人間」と自認します。 悲観的で心配性、いつも最悪のケースを想像して不安になる後ろ向きな性格。 根はまじめだからおもしろいことは思いつかないし、 突出したオリジナリティも持っていなければ、 プレゼンも下手、現場のテンションを盛り上げるのも向いてない……。 でも、そんなネガティブ思考こそクリエイティブにおいては武器になる、と彼は語ります。 「このままで本当にいいんだろうか?」 「もっとおもしろくなるんじゃないか?」と、 石橋を叩いて叩きまくって正解を探り続けることができるからです。 本書では、そんなネガティブ思考を逆手に取った藤井亮の仕事術と創作論を大公開! ・がんばる理由がないというネガティブな現実と向き合う。 ・どんな仕事も「やりたくてやってる」状況に追い込む。 ・「嫌」と感じるネガティブ思考が、アイデアの種になる。 ・生活に時間を奪われる状況は、アイデアが降りてくるチャンス。 ・才能がなくても既存の作品の“構造”を借りてオリジナルを生む。 ・現場ウケは信用しない。つくり手のおもしろがりは見せない。 ・ネガティブな修正要求こそ、クオリティを上げるチャンス。 ・突出した武器や強みがなくても、「まあまあできる」をかけ合わせればそれが個性になる。 ・うらやましくても「早く売れる」を目指しすぎない。 ・あえて“変な汗”をかきそうな仕事に飛び込む。……etc. つまらない人間でも、おもしろいものがつくりたい! そんな“一億総クリエイター時代”だからこその悩みに応える(かもしれない) “後ろ向きのまま前進する”逆説の創作論です。
  • ゼロから始めるジャック・ラカン ――疾風怒濤精神分析入門 増補改訂版
    4.2
    20世紀における思想的な震源地のひとつであるラカン。その理論は、思想としての側面と、実践臨床としての側面の二面性をもち、両者が渾然一体となっていることに難しさがある。本書は、著者みずからの精神分析の体験にもとづき、実践臨床の側面からラカンの本丸に迫る。ラカンの核心を読み解く超入門の書、『疾風怒濤精神分析入門』増補改訂版。
  • 自衛隊式メンタルトレーニング - 折れない心を育てる -
    4.2
    ピンチのときの「鬼メンタル」は日常の「地味トレ」でつくれる! 過酷な訓練、災害派遣などの厳しい現場で、「落ちない」「折れない」心を育み、ケアするための自衛官向けプログラムを紹介。 【本書で紹介するエクササイズの一部】 ◎遅発疲労防止の「1・3・6・12ルール」 ◎自分も周囲も気づきにくい「疲労の三段階」 ◎ストレスを回避するための呼吸法 ◎うつの4段階を知っておく ◎自衛隊メンタル訓練S-Gim式「対人関係技法」 ◎パーソナルスペースを知るためのエクササイズ ◎仲間の心強さを感じるためのエクササイズ ◎自己評価が上がる振り返りエクササイズ ◎仕事にこだわらない「今日の目標発表会」 ◎ポジティブシンキングより「いいところ探し」 【目次より】 1章 自衛隊の現場で行われるメンタルケア メソッドをつくり「訓練」して、ストレス対処法を身につける/簡単なことを習慣化して、ストレス対処法を身につける/「キツい」からこそ自衛隊に備わっているストレス回避の仕組み/災害派遣で役に立った「解除ミーティング」と「心の予防注射」/心の「疲労」は気づかないうちに悪化し、「別人化」に進む/戦略、作戦、戦術で行う自衛隊式メンタルケア 2章 メンタルは「元気なとき」にしか鍛えられない メンタルを筋肉のように鍛えることはできない/武器としての知識や技術を持とう/ 「休む」「逃げる」を学ぶ/忙しいときこそ「瞑想」と「睡眠」/うつ状態で暴走、迷走する「責任感」/「自由」がストレスの原因になることもある 3章 落ちにくいメンタルを身につけるための実践 自己評価、目標設定などは「0か10」ではなく「3から7」で/恐怖よりも不安が心のエネルギーを消耗させる/日常から養っておくべき「不安」への対処法/うつ状態の人の「課題」を与えてクリアさせても自信は回復しない/「疲れ」「恐怖」「不安」は人間の本能 4章 リーダーのメンタルを支える「人生観」「死生観」をどう養うか 眼の前の死を受け止めるということ/生きる意味、自己犠牲について教えてくれた名著の数々/自分自身の「哲学の散歩道」を見つけて歩く/短時間の瞑想でも心のエネルギーは充填できる/視点を変えるだけ「心」は大きく変わる 5章 個人、社会、組織が持つべき「自らの物語」 カウンセラーの仕事は、クライアント自身の「物語構築」のサポート/メンタルダウンした人を癒やすための「物語」/自衛官も市民も有事を前提に「平時」からのメンタルケアを 【著者プロフィール】 渡部悦和(わたなべ・よしかず) 元陸上自衛隊東部方面総監 1955年愛媛県出身。78年東京大学卒業後、陸上自衛隊入隊。 外務省安全保障課出向、ドイツ連邦軍指揮幕僚大学留学を経て第28普通科連隊長(函館)、防衛研究所副所長、陸上幕僚監部装備部長、第2師団長、陸上幕僚副長。 2011年東部方面総監。2013年退官。 その後も多くのメディアで安全保障問題、ロシアウクライナ情勢の分析などの発信、発言を続ける。 著書に、『米中戦争 そのとき日本は』(講談社)、『現代戦争論―超「超限戦」- これが21世紀の戦いだ -』(佐々木孝博と共著、小社刊)、『ロシア・ウクライナ戦争と日本の防衛』(井上武・佐々木孝博と共著、小社刊)など多数。 下園壮太(しもぞの・そうた) 元陸上自衛隊衛生学校心理教官・メンタルレスキュー協会理事長 1959年鹿児島県出身。防衛大学卒業陸上自衛隊に入隊。 メンタルヘルス担当となり、自衛隊衛生隊員、レンジャー隊員にメンタルヘルス、カウンセリング、自殺予防、コンバットストレスコントロールなどを指導。イラク派遣にも同行。 東日本大震災時は、派遣自衛官のメンタルヘルス施策全般への指示、現場指揮官等への指導にあたる。 2015年退官後は自治体、企業などでの講演、執筆活動のほか、メンタルレスキュー協会インストラクターとして惨事後対処や自殺後アフターケアなどに関するトレーニングを提供。 在職中に執筆した、『自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術』(朝日新聞出版)ほか著書多数。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
  • 確率論と私
    4.2
    日本の確率論研究の基礎を築き,かつ多くの俊秀を育て,ガウス賞第1回受賞のほか数々の栄誉に輝いた伊藤清.本書は氏の唯一のエッセイ集.数学者になるまでの生い立ち,伊藤公式で名高い「確率解析」誕生の秘話,さらには「忘れられない言葉」「想い出」など,数学に携わる人々への深い思いが綴られる.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • アンパンマンの遺書
    4.2
    「手のひらを太陽に」の作詞者でもある戦中派の作者が,自身の風変わりなホップ・ステップ人生を語る.銀座モダンボーイの修業時代,焼け跡からの出発,長かった無名時代,そしてついに登場するアンパンマン――.手塚治虫,永六輔,いずみたく,宮城まり子ら多彩な人びととの交流を横糸に,味わい深い人生模様が織り上げられていく.図版多数収録.

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  • 進化しすぎた脳
    4.2
    『しびれるくらいに面白い!』 最新の脳科学の研究成果を紹介する追加講義を新たに収録! あなたの人生も変わるかもしれない? 『記憶力を強くする』で鮮烈デビューした著者が大脳生理学の最先端の知識を駆使して、記憶のメカニズムから、意識の問題まで中高生を相手に縦横無尽に語り尽くす。 「私自身が高校生の頃にこんな講義を受けていたら、きっと人生が変わっていたのではないか?」と、著者自らが語る珠玉の名講義。 メディアから絶賛の声が続々と! 『何度も感嘆の声を上げた。これほど深い専門的な内容を、これほど平易に説いた本は珍しい』――(朝日新聞、書評) 『高校生のストレートな質問とサポーティブな池谷氏の対話が、読者の頭にも快い知的な興奮をもたらす』――(毎日新聞、書評) 『講義らしい親しみやすい語り口はもちろん、興味をひく話題選びのうまさが光る』――(日本経済新聞、書評)
  • かさをかしてあげたあひるさん 村山籌子おはなし集
    4.2
    1巻1,320円 (税込)
    心優しいあひるさんは、雨のなか外にいるにわとりさんに傘をかしてあげたいけれど、うちに1本しかない傘をかしたらお母さんが困ってしまいます。心優しいあひるさんを描いた表題作をはじめ、川に落ちたまねぎさん、あごひげをなくしたライオンさんなど。愉快な動物や野菜たちが泣いたり笑ったり怒ったり、にぎやかな17編を収めた童話集。読み聞かせはもちろん、お子さんがはじめて自分で読む童話としてもおすすめです。

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  • 魔女狩りのヨーロッパ史
    4.2
    一五~一八世紀,ヨーロッパ文明がまばゆい光を放ち始めたまさにそのとき,「魔女狩り」という底知れぬ闇が口を開いたのはなぜか.その起源・広がり・終焉,迫害の実態,魔女イメージを創り上げた人たち,女性への差別――進展著しい研究をふまえ,ヨーロッパの歴史を映し出す「鏡」としての魔女と魔女狩りを総合的に描く.

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  • 56歳で初めて父に、45歳で初めて母になりました - 生死をさまよった出産とシニア子育て奮闘記 -
    4.2
    息子が成人するとき、おとうさんは76歳! 残された時間がない、将来のお金がない、若い頃の体力がない「3ない」子育てのリアル。 不妊治療もしなかった中年夫婦が奇跡的に受胎。 高齢出産の妻を襲うコロナ禍の不安、おたふく風邪からの心筋炎で母子とも生命の危機に! 「老眼で赤ちゃんの爪切りが怖い…」 ベテラン新聞記者が、シニア子育ての苦労と喜びを実体験をもとに描く。 【目次】 はじめに 産まれてくることは「あたりまえの奇跡」です 1章 コウノトリは青天の霹靂 2章 高齢出産の危機 3章 生死をさまよいながらの出産 4章 56歳と45歳で子育てデビュー 5章 遅い子育てマネー術 6章 60歳からの生き方が変わった 7章 今になって! ……妻が驚きの告白 おわりに 親子3人でいられるのは医療スタッフの方々のおかげです 【著者プロフィール】 中本裕己(なかもと・ひろみ) 産経新聞社 夕刊フジ編集長。 1963年、東京生まれ。関西大学社会学部卒。日本レコード大賞審査委員。浅草芸能大賞審査委員。 産経新聞社に入社以来、夕刊フジ一筋で、関西総局、芸能デスク、編集局次長などを経て現職。 広く薄く、さまざまな分野の取材・編集を担当。 芸能担当が長く、連載担当を通じて、芸能リポーターの梨元勝さん、武藤まき子さん、音楽プロデューサー・酒井政利さんらの薫陶を受ける。 健康・医療を特集した、健康新聞「健活手帖」の編集長も兼ねる。 48歳で再婚し、56歳で初めて父親になる。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
  • WILL 「キャリアの羅針盤」の見つけ方
    4.2
    時代にも人にも左右されないWILL=意志を発掘する CAN(できること)や、MUST(やるべきこと)ばかり考えていませんか? <strong>3000人以上のWILL(意志)の発掘をおこなってきた著者による、 大人気ワークショップを初書籍化! 自分のWILL(意志)を言語化し、「動きたくても動けない」を脱却する方法とは? </strong> 50社以上の会社で導入され、大学生のキャリア教育や、中高生の「探究学習」としても取り入れられた、 「自分のやりたいことやありたい姿」を言語化する<strong>WILL発掘ワークショップ。</strong> 本書は、そのワークショップで大好評のノウハウを、オリジナルのワークシートを用いながら実践できる一冊です。 「転職を数回繰り返してきたが、自分が本当にやりたかったことが見つからない…」 「新卒の会社に勤め、キャリアを積み上げてきたが、今後も今の会社で勤め続けるべきだろうか…」 こういった悩みの根っこはすべて、「自分は何をしたいのか?」がわからないことが原因にあります。 自分が何をしたいのかがわからないのだから、動きたくても動けない。 このような悩みを、本書を通して自分の「WILL」を見つけて言語化することで脱却しましょう。 <strong>【目次】</strong> はじめに 登場人物紹介 第1部 WILLって何?  第1章 明日会社がなくなったら何をする?  第2章 WILLっていったい何?  第3章 WILLがあると何がよいの? 第2部 WILLを見つけよう  第4章 過去の自分が今につながる  第5章 カコ・イマ・ミライを掘り起こそう 第3部 WILLを語ろう  第6章 「ざらつく言葉」はどこにある?  第7章 ミッション・ビジョン・バリューからWILLを組み立てよう  第8章 WILLを物語化する  第9章 WILLを行動につなげる おわりに 【お詫びと訂正】 本書(第1刷)カバーそで部分の著者プロフィールに下記のとおり誤りがありました。 読者の皆さまに深くお詫びするとともに、訂正させて頂きます。 誤:早稲田大学大学院機械工学科に入学し博士課程を修了。 正:早稲田大学大学院にて機械工学の修士課程を修了。
  • 儲けの科学 The B2B Marketing(ザ・B2Bマーケティング)
    4.2
    日本のB2Bマーケティングの第一人者が書いた、 物語を読むようにB2Bマーケティングの全体像が学べる1冊 この本は「マーケティング・オーケストレーション」について書かれた、日本で初めての書籍です。 マーケティングの重要性やそれが自社の弱点であることは、日本の多くの経営者は既に理解しています。問題は何がどれくらい世界から遅れているのか、どんな要素が足りていないのか、具体的にどこをどう強化すべきなのか、そのためにどのくらいの予算を割り当てるべきなのか、を誰も理解していないことなのです。 本書は、マーケティングとセールスの生産性を引き上げる方法を「儲けの科学」として具体的に書いています。日本のバックオフィスの生産性は低くありません。ものづくりに至ってはいまだに世界一です。生産性が悪いのはマーケティングとセールスで構成される「売り上げを創る」部分です。そこを網羅的に、具体的に、分かりやすく解説しています。 マーケティングは戦略であり、企業文化であり、科学です。企業の中心にしっかり据えて「ナレッジ」と「人材」に継続して投資すべきものです。さらに強い企業に進化するためには、マーケティング部門だけでなく、経営層、営業部門、ものづくり部門がマーケティングの基礎を学び、共通言語としなければなりません。これが理解されていないことが原因で、マーケティングに取り組んだ多くの日本企業が行き詰まっています。日本のB2B企業が元気になる唯一の道は、ものづくり・マーケティング・営業の高度な連携によって奏でられるハーモニーのような、全体最適の「マーケティング・オーケストレーション」に取り組むことなのです。
  • ハズレ姫は意外と愛されている?〈上〉 ~前世は孤独な魔女でしたが、二度目の人生はちょっと周りが過保護なようです~
    完結
    4.2
    ユーギニス国第一王女のソフィアは、九歳にして魔女の前世を思い出した。二百年前、孤独な生涯を終えるなか最期に願ったのは「次の人生は覚えた魔術を使って幸せに暮らす」こと。 でも、今の自分は「ハズレ姫」と呼ばれ、城の使用人からも虐げられて栄養失調状態。魔術は使えるし、祖父である国王陛下に訴えて、改善されなかったら王宮を出て行こうと思っていたけれど……あれ? 私、意外と愛されている? 孫が大好きな国王やちょっと過保護な美麗騎士たちと紡ぐ、虐げられ王女の痛快逆転物語、開幕!
  • 貫く力 人生がすべて思い通りになっていく
    4.2
    1巻1,650円 (税込)
    何をやっても続かない。すぐ諦めてしまう。迷ってばかり……。 そんな人にとって必要なのは、自分自身をよく知ること。 ビジョンが明確になれば、目標をクリアしている自分に出会えるようになる。 どんな課題もクリアし、常に夢を実現してきた著者が伝授する「貫く」ための思考力を伝授。 この力を身に付けることができれば、人生は自分が望む方向へと進むようになる。 目標達成に向けて必要な「自己効力感」を養うノウハウなど、 著者の体験から得た実例に合わせて、実践ワークも掲載。 読むだけでなく、体感しながら身に付く一冊!
  • 青に、ふれる。 分冊版 1
    4.2
    生まれつき顔に太田母斑(おおたぼはん)と呼ばれる青いアザを持つ女子高生・青山瑠 璃子。アザのことを気にしすぎないよう、周りにも気を使われないよう生きてきた。 新たな担任教師の神田と出会った瑠璃子はある日、神田の手帳を目にしてしまう。ク ラスメイトの特徴がびっしりと書き込まれているのに、自分だけ空欄なことに気づい た瑠璃子は神田を問い詰めに行く。しかし、神田は“相貌失認(そうぼうしつにん)” という人の顔を判別できない症状を患っており――。
  • 肉を脱ぐ
    4.2
    1巻1,760円 (税込)
    売れない新人作家・柳佳夜は自作の感想を求めてエゴサに明け暮れるうち、同姓同名のVTuberを発見する。魔界への帰還を目指す吸血鬼という設定のVTuberはまたたく間に人気配信者となり、むしろ自分になりすまし疑惑がかけられ、柳はVTuberの正体を突き止めようと奔走するが――。
  • 人間そっくり(新潮文庫)
    4.2
    《こんにちは火星人》というラジオ番組の脚本家のところに、火星人と自称する男がやってくる。はたしてたんなる気違いなのか、それとも火星人そっくりの人間なのか、あるいは人間そっくりの火星人なのか? 火星の土地を斡旋したり、男をモデルにした小説を書けとすすめたり、変転する男の弁舌にふりまわされ、脚本家はしだいに自分が何かわからなくなってゆく……。異色のSF長編。(解説・福島正実)
  • 壁(新潮文庫)
    4.2
    ある朝、突然自分の名前を喪失してしまった男。以来彼は慣習に塗り固められた現実での存在権を失った。自らの帰属すべき場所を持たぬ彼の眼には、現実が奇怪な不条理の塊とうつる。他人との接触に支障を来たし、マネキン人形やラクダに奇妙な愛情を抱く。そして……。独特の寓意とユーモアで、孤独な人間の実存的体験を描き、その底に価値逆転の方向を探った野心作。(解説・佐々木基一)
  • これからのリーダーに贈る17の言葉
    4.2
    ベストセラー『働く君に贈る25の言葉』の著者、渾身の最新作!!著者の経験と、敬愛する「本物のリーダー」のエピソードを紹介しながら、「リーダーという生き方」がやさしく説かれる。混迷の時代に求められている真のリーダー論
  • トランスジェンダーと性別変更 これまでとこれから
    4.2
    生殖不能要件は憲法違反――長く放置されてきた人権侵害を是正するため,「性同一性障害特例法」の改正が求められている.いま私たちに必要な基礎知識とは何なのか.特例法が制定された背景から,法・医学・国際人権の知見まで,高井ゆと里,野宮亜紀,立石結夏,谷口洋幸,中塚幹也らエキスパートが解説する.

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  • 日本神判史 盟神探湯・湯起請・鉄火起請
    4.2
    神仏に罪の有無や正邪を問う裁判――神判は、前近代の世界各地で広く見られ、日本では中世、湯起請や鉄火起請が犯罪の犯人捜しに、村落間の境界争いにと多用された。熱湯の中に手を入れ、あるいは焼けた鉄片を握り、火傷の有無で判決が下される過酷な裁判を、なぜ人々は支持したのか。為政者、被疑者、共同体各々の思惑をはかれば、神の名を借りた合理的精神すら見え隠れする――豊富な事例から当時の人々の心性を読み解く。
  • 足利義満 公武に君臨した室町将軍
    4.2
    電子版は本文中の写真の一部をカラー写真に差し替えて掲載。 公家社会と深く交わるなかで王朝文化に精通し、明国の皇帝には日本国王の称号を授与され、死後、朝廷から太上天皇の尊号を宣下される――。三代将軍足利義満の治世はしばしば「皇位簒奪」「屈辱外交」という悪評とともに語られる。だが、強大な権力、多様な事績に彩られた生涯の全貌は、いまだ明らかにはなっていない。本書では、新史料にも光を当て、公武に君臨した唯一無二の将軍の足跡をたどる。
  • 財政と民主主義 人間が信頼し合える社会へ
    4.2
    新自由主義の浸透によって格差や貧困,環境破壊が拡大し,人間の生きる場が崩されている.あらゆる決定を市場と為政者に委ねてよいのか.いまこそ人びとの共同意思決定のもと財政を有効に機能させ,危機を克服しなければならない.日本の経済と民主主義のありようを根源から問い直し,人間らしく生きられる社会を構想する.

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  • 読むだけでメンタルが強くなっちゃう漢方養生の本
    4.2
    「心のケア」は「体のケア」より大事だと、東洋医学は言っています。 登録者数10万人超!東洋医学の本場、香港出身の人気・漢方養生YouTuberが、 日々の小さな養生で「強い心」が手に入る方法を教えます! モヤモヤ、イライラ、寂しさ、不安……みんなまとめて東洋医学で解消! ・なぜ、しんどくなっている人が、こんなにも多いのか? ・「香港人のメンタルが強い」理由とは ・誰でも「鬼メンタル」になれる!?「本当の強さ」を手に入れるヒント ・心は、固くなるとすぐ折れる ・固くなったままでは、「本来の力」を発揮できない ・もし「頑張れない日」があっても、自分を責めなくていい! ・日本人にはもっと「いい加減になる練習」が必要 ・東洋医学では「病は感情から生まれる」と考えます ・体内の「五臓」が、感情を生み出している ・春はとにかく早めに寝る!――「怒りやすくなる季節」の過ごし方 ・イライラには「パクチー、みかん」!食べる漢方で心を強くする…… 日々の養生で「気にしない」力を手に入れよう! 「感情に振り回されない自分」が手に入る本。
  • はじめての課長の教科書 第3版
    値引きあり
    4.2
    選ばれ続けて15年、累計20万部突破! 日本の組織を強くする、中間管理職のスキル・心構え・戦略 「世界初の入門書」と大反響の名著、大幅増補改訂! ◎日本発“新世界標準”のミドルマネジメント 本書は、中間管理職の「世界初の入門書」として大反響のベストセラー第3版です。 2008年2月の刊行以来、新任の課長さんをはじめ、マネジャーを目指す方、中間管理職を育てたい経営者の方、さらに学校や病院、NPOなど、さまざまな組織の方にお役立ていただきました。 日本国内に加えて、韓国、台湾、中国でも翻訳出版され、長く、広く読まれています。 ◎時代の変化に合わせて大幅加筆 本書では旧版の内容を、時代の変化に合わせて大幅にアップデートしました。 さらに、高齢化によって企業のありかたや経営の急所は変化しています。その部分を新章「人類史上かつてない高齢化を乗り越えるために」として追加。全体で約4万5千字の加筆となっています。 ◎新任マネジャーのバイブル 本書への反響をきっかけに、全国の企業で本書を元にした企業研修が行なわれるようになり、書店店頭には「課長本ジャンル」ができるほど、充実するようになりました。 類書がたくさんある現在でも、本書は「新任マネジャーのバイブル的テキスト」としてご活用いただいています。 ◎課長は組織のキーパーソン 欧米発のマネジメント理論は、組織を「経営者vs従業員」の構図で捉える中で発達してきました。 しかし、多くの日本の組織はそうした構図では語りきれません。 中間管理職は日本企業独自の「強み」です。 「課長」には欧米のマネジメント理論では説明しきれない役割があり、独自のスキルが必要です。今までそれは仕事の中から学ぶものでしたが、本書ではじめて1冊の入門書としてまとまりました。 中間管理職の中でも「課長の仕事」は、他の中間管理職の仕事よりも難しく、かつ重要です。 課長は組織の「情報」と「人」を活性化するキーとなるポジションだからです。 「課長の仕事」は、課長になってからできるようになればいいものではありません。「課長の仕事」を引き受けることができる人材であることが証明できなければ、課長に昇進することはできないのです。 現在、課長として活躍されている方、課長に任命されたばかりの方、そして、いつか課長になりたいと考えている方に、ぜひ読んでいただきたい1冊です。 <旧版に寄せられた読者の声> ・課長というポジションで「何ができるか」「何をすべきか」「志を抱くことの大切さ」を学びました。(45歳 男性) ・とても勇気づけられました。この本は全国のサラリーマンのバイブルだと思います。(39歳 男性) ・ このような詳細な管理職向けのマニュアルはなかった。業種を問わない点も高く評価できる。(40歳 男性) ・人との関わりの大切さを学びました。仕事にも子育てにも役立つ内容で、すぐに実行したいと思います。(40歳 女性) ・管理職として自信のない毎日、この本が道標となりました。時々読み返して歩いていきます。(56歳女性) ・課長職になり数年経過するが、働き方や役割が判らなかった。この本を読むことにより自分の方向が見えた。これから自信をもって仕事に邁進できそうだ。(47歳男性) ・課長昇進と同時に購入。何から手をつければいいかわからぬ私にとって課長の手引書となりました。今後は後輩課長へのお祝いに本書を贈ります。(51歳男性) ・多くのビジネス書を読んできましたが、本書はとても理解しやすく、久々に良書と出会えました。日々の業務と重なり、たいへん勉強になりました。(39歳男性) ・管理職への指示指導にブレが出ないよう買いました。色々改めなければいけない所が見つかりました。(47歳男性) 【目次】 第1章 課長とは何か? 1 課長になると何が変わる? 2 課長と部長は何が違う? 3 課長と経営者は何が違う? 4 モチベーション管理が一番大切な仕事 5 成果主義の終わりと課長 6 価値観の通訳としての課長 7 課長は情報伝達のキーパーソン 8 ピラミッド型組織での課長の役割 9 中間管理職が日本型組織の強み コラム 仕事とは何か? 第2章  課長の8つの基本スキル スキル1 部下を守り安心させる スキル2 部下をほめ方向性を明確にする スキル3 部下を叱り変化をうながす コラム モチベーションは教育の手段ではなく目的である スキル4 現場を観察し次を予測する スキル5 ストレスを適度な状態に管理する スキル6 部下をコーチングして答えを引き出す スキル7 楽しく没頭できるように仕事をアレンジする スキル8 オフサイト・ミーティングでチームの結束を高める 第3章 課長が巻き込まれる3つの非合理なゲーム ゲーム1 企業の成長を阻害する予算管理 ゲーム2 部下のモチベーションを下げかねない人事評価 ゲーム3 限られたポストと予算をめぐる社内政治 第4章 避けることができない9つの問題 問題1 問題社員が現れる 問題2 部下が「会社を辞める」と言い出す コラム Aクラス社員が会社を辞める本当の理由 問題3 心の病にかかる部下が現れる 問題4 外国人の上司や部下を持つ日が来る 問題5 ヘッドハンターから声がかかる 問題6 海外駐在を求められる 問題7 違法スレスレの行為を求められる コラム 米国ディスカバリー制度 問題8 昇進させる部下を選ぶ 問題9 ベテラン係長が言うことを聞かなくなる 第5章 課長のキャリア戦略 戦略1 自らの弱点を知る 戦略2 英語力を身につける 戦略3 緩い人的ネットワークを幅広く形成する 戦略4 部長を目指す 戦略5 課長止まりのキャリアを覚悟する 戦略6 社内改革のリーダーになる コラム 変革はなぜ承認されにくいのか 戦略7 起業を考えてみる コラム 起業とアイデアの不幸な関係 戦略8 ビジネス書を読んで学ぶ コラム テレビがダメで読書がアリの本当の理由 第6章 人類史上かつてない高齢化を乗り越えるために 視点1 介護が企業の生産性を破壊する 視点2 日本最後の成長産業としての高齢者市場 視点3 みんなで年齢差別を突破する 第7章 活躍する課長が備えている5つの機能 機能1 組織長としての正当性=個の力 機能2 指示を受け、指示を出す=経営情報の翻訳 機能3 報告を聞き出し、報告する=現場情報の翻訳 機能4 社内外の個人や組織との連携 機能5 部下育成と業務効率向上=組織力の向上 コラム 「伝える」という絶対
  • 世界に通用する子どもの育て方
    4.2
    「成功させようとする」子育ては、ストレスが高い子が生まれ、幸福感も年収も低くなる。 「幸せな子に育てれば、おのずと成功する」――AI時代に活躍できる子どもの育て方。 「成功するから幸せではなく」「幸せな子が成功する」というエビデンスをもとに、これからの時代、幸せな「世界に通用する子ども」になる道がわかるでしょう。 ●親が圧力を感じていると子どもに影響する ●人とのつながりがウェルビーイングを高める …など、科学的に検証された子育てスキルは、つらい子育てを確実に楽にしてくれます。 「子育ての道具箱」になるように、たくさんのツールが詰め込まれている本書をぜひ手にとってみてください。
  • デフ・ヴォイス
    4.2
    埼玉県警の元事務職員だった荒井尚人は再就職先が決まらず、アルバイトで深夜帯の警備員をする日々を送っていた。実は子供の頃からろうの家族と聴者との間で通訳を担ってきた荒井は、やむをえずその特技を活かして資格を取り、手話通訳士の仕事を始めることにする。荒井にとって手話とは、苦い思い出がつきまとうものだったのだが。そんなある日、警察時代に起きた殺人事件の被害者の息子が殺害される。かつて荒井が手話通訳をした犯人のろう者が、再び被疑者として浮かび上がってくるが……。手話通訳士・荒井尚人の活躍を描く〈デフ・ヴォイス〉シリーズ第一弾を改訂版で贈る。/解説=中江有里
  • 生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方
    4.2
    生成AI時代のビジネス・サービスづくりの教科書。 生成AIをいかに活用して新たな価値を生むか、成功のフレームワークを大公開! OpenAIの対話型AI「ChatGPT」をはじめとした生成AIは、もはや一過性のブームではない。 とはいえ、 「使ってみたけれど思ったほど仕事に役立たない」「どう活用すべきか分からない」 「ビジネスに本当に生かせるのか疑問」など、 懐疑的な声もあふれている。 本書は、そんな疑いや疑問を払拭するための指南書だ。 それも、経営層や事業リーダー、サービスづくりに携わる方たちが真に求めている知識やノウハウを提供することを目指した一冊だ。 「事業づくり」「サービスづくり」、そして「組織づくり」という3つのテーマに関して、「現在」と「未来」の2つの時間軸で章を展開していく。 ただ単にノウハウを学べるだけでなく、未来予測もふんだんに盛り込んでいる。 「小売」「Socialサービス」「メディア」「エンタメ」「ゲーム」「教育/学習」など、多様な業界の未来予測は必見だ。 具体的なテクニックからビジネスづくり、そして未来予測まで、生成AI時代を勝ち抜くための答えがここにある!
  • 哲学のはじまり
    4.2
    哲学の三大テーマが、この1冊で理解できる! 哲学の世界では2000年以上もの間、数々の哲学者が膨大な思想や哲学書を生み出してきた。しかし私たちは、それらがあまりに多様かつ難解で、どこから学び始めればいいのか分からない。そこで注目するのが、哲学の基礎をなしている三大テーマ、存在論・認識論・価値論。それらの領域を「はじまり」から紐解けば、驚くほど哲学が「分かる」ようになる。「哲学」という学問の特徴はどこにあるのか。プラトン、デカルト、カント、ヘーゲル、フッサール――哲学者は世界の何に疑問を抱き、その思想はどう展開されたのか。「NHK100分de名著」にて解説の鮮やかさで話題を呼んだ哲学界の俊英が描く、誰もが知識ゼロから学べる哲学の地図。
  • 科学的根拠に基づく最高の勉強法
    4.2
    298万回以上再生されているYouTube動画「科学的根拠に基づく最高の勉強法」を書籍化。 私たちが今まで慣れ親しんだ、繰り返し読む(再読)、ノートに書き写す・まとめる、ハイライトや下線を引く、 といった学習法は、実は身につかないやり方だった。 覚えたことを思い出す、人に教えられる=アウトプットこそが成長につながる、効率的な勉強法だったことが 科学的に証明されました。 ======================== 日本で医者を目指し、アメリカの臨床医として働くようになるまで、 そして医者になってからも、結構長い時間を勉強に費やしてきました。 そして、人生の限られた時間の中で、やりたいこと、 やらなければならないことがたくさんある中で、 いかに効率的に勉強したら良いのかについても考えてきました。 僕がこれまでなんとかやってこられた大きな理由の1つ、 それは、自分が行ってきた勉強法が、科学的にも効果の高い勉強法だったからだと思います。 「なるほど、そんなことだったのか」、そう感じたことを覚えています。 この本に書いてある勉強法は、誰でもすぐに実践できる、 効果が確認された勉強法です。 ――「はじめに」より抜粋 ======================== 医者である著者が、臨床医学という学問に膨大な時間を費やして勉強してきたから、わかったこと。 人生の限られた時間で、やりたいこと、学ぶことが無限にある中、 どのように効率的に勉強したら良いのかを、 論文からひも解き、著者がどのように勉強してきたのか、実践方法まで大公開します。
  • アウシュヴィッツのタトゥー係
    4.2
    第二次世界大戦下の「絶滅収容所」アウシュヴィッツで、生き延びるため同胞に鑑識番号を刺青し名前を奪う役目を引き受けたユダヤ人の男。彼はある日、その列に並んでいた女性に恋をした。「必ず生きて、この地獄を出よう」と心を決め、あまりに残酷な状況下で自らもあらゆる非人間性に直面しながら、その中でささやかな人間性と尊厳を守り抜くために重ねた苦闘と愛の物語。実在のタトゥー係の証言をもとに書き上げられ2018年に刊行された原書は、全世界350万部のヒット作となった。
  • なぜか人生がうまくいく「優しい人」の科学
    4.2
    あなたは、自分のことを「優しい人」だと思いますか? こう質問されて、「はい」と即答できる人は、それほど多くないはずです。ほとんどの人が、「人には優しくありたい」と思っていても、日ごろの言動を冷静に振り返ってみると、意外に優しくない自分に気づくのではないでしょうか。人に優しくする際には、さまざまな心理や感情が働いています。相手に対する「思いやり」や「好意」の気持ちだけでなく、「打算」や「自己防衛」といった損得勘定が働いていることもあります。相手に嫌われたくないと思って、表面的な言葉で取り繕う優しさもあれば、嫌われることを覚悟で進言する優しさもあります。価値観や考え方が多様化した現代社会では、何が本当の優しさなのか、ハッキリと明確にはわからないような状況になっています。人に優しくするというのは、意外と複雑で、思い通りにいかないものです。人に優しくすると、自分の気持も良くなることで、脳内にセロトニンやオキシトシン、ドーパミンなどの神経伝達物質が分泌されて、心身にいい影響が生まれることが科学的に明らかになっていますが、毎日の生活にもさまざまな好循環をもたらしてくれます。しかし、私たちの生活には、人に優しくなれない要素がたくさんあります。物価高、上がらない給料、度重なる増税などによって、世の中全体がギスギスとしていますから、どうしても自分のことだけを優先して考えるようになり、周囲の人を慮るような精神的なゆとりを見失いがちです。こんな時代だからこそ、「優しさとは何か?」を考えることで、その意味と意義を改めて見つめ直す必要があると感じています。この本をお読みいただいて、毎日を明るい気持ちで、機嫌よく、前向きに過ごすためのヒントを見つけてほしいと思います。
  • 火焔の凶器 天久鷹央の事件カルテ 完全版
    4.2
    謎の人体発火現象。 陰陽師の呪いに、挑め。 安倍晴明、蘆屋道満……そんな平安時代の陰陽師に連なる存在として、複数の大学が調査を行っていた呪詛師・蘆屋炎蔵。 だが、彼の墓を調べた研究者たちが相次いで体調を崩し、さらに翠明大学准教授が謎の焼死を遂げる。殺人か、呪いか。 皆が疑心暗鬼に陥る中で、鷹央は事件に潜む「病」を看破するが、それは新たな呪いの始まりでしかなかった……。 書き下ろし掌編「新しい相棒」収録。 出版社名「新潮社」より過去に配信された作品に加筆修正し、新たに書き下ろし掌編を加えた『完全版』となります。重複購入にはご注意ください。
  • 一瞬でいい
    4.2
    1巻1,122円 (税込)
    軽井沢育ちの稀世と英次、東京から避暑にくる未来子と創介は、高校卒業を控えた11月、浅間山に登る計画を立てる。将来の夢を語り、互いに友情とほのかな恋心を抱く4人だったが、そこに悲劇が起きた。登山中の英次の滑落死。残された3人は18歳にして業を背負い、以後、人生の節目のたび邂逅と別れを重ねる。離職、結婚と出産、絶縁状態の親との再会などを経て、50歳を前に彼らはそれぞれにある選択をする。32年にわたる男女の友情と愛情を描く青春群像大河小説。
  • 二人キリ
    4.2
    その女は愛する男を殺し、陰部を切り取り逃亡した―― 脚本家の吉弥は、少年時代に昭和の猟奇殺人として知られる「阿部定事件」に遭遇。 以来、ゆえあって定の関係者を探し出し、証言を集め続けてきた。 定の幼なじみ、初めての男、遊郭に売った女衒、更生を促した学校長、被害者の妻、そして、事件から三十数年が経ち、小料理屋の女将となっていた阿部定自身……。 それぞれの証言が交錯する果てに、定の胸に宿る“真実”が溢れだす。 性愛の極致を、人間の業を、圧倒的な筆力で描き出す比類なき評伝小説。 作家デビュー三十周年記念大作!
  • 賭博堕天録カイジ 24億脱出編1
    4.2
    1~26巻440~550円 (税込)
    新章スタート!! 1体2億円のライフ人形を賭ける、ワン・ポーカー勝負!!その死闘は、24回戦にまでもつれ、最後は互いの命までも、賭することに。すべてを賭けた、最後の勝負!! 結果は、和也の2を、3で返り討ちにした、カイジの勝利。和也の処刑が粛々と行われる中、カイジは、和也の命を助けることに。勝負が決した今、その賭け金、24億円を手にしたカイジは、帝愛からの脱出を試みる!?
  • ステイホーム
    4.2
    家にいるほうが、ずっと自由に思えた 全国一斉休校となった日、 小学5年生のるるこは、ひとしれず、ほっとしていた。 <でも、そんなふうに思っていいのかな。> 休校一日目は、母の会社に行き、同僚の連れてきたちょっと変わった姉妹と過ごし、翌日からはしばらくぶりに家に戻ってきた母の姉、聖子と、古い家の片付けとリノベーションにとりくむことになる。 自分の居場所を心地よくしていくステイホームの毎日が、いい子でいなくちゃと思っていた、るるこの心を少しずつほぐしていく。 :::::::::::::::::::::::: 「まあ、そうだね、楽しくはないよ。でも言ってらんないじゃん、好きとかきらいとか楽しくないとか。どっちみち、行かなきゃいけないものなんだし。」 「それにしたって、自分の正直な気持ちは、知っておくほうがいいに決まってるよ。きらいなものはきらいって、はっきり自覚しておかないと、逃げるチャンスがあらわれたとき、一瞬でつかめないでしょ?」 (本文より) ::::::::::::::::::::::::
  • 相談する力――一人の限界を超えるビジネススキル
    4.2
    やりたいことがある人を応援したい。 挑戦している人を応援したい。 これが本書を世に出すことになった著者の一番の想いです。 事業やプロジェクトをしていると、必ず行き詰る場面があります。そんな時、業界や職種を問わず行き詰りを打破できる最強のビジネススキルが「相談する力」です。一般的に相談と聞くと「報連相」をイメージしますが、それとは一線を画します。 ■本書の「相談」の特徴 【 目的 】「思い通りに進めるため」ではなく「思い込みを外すため」 【プロセス】「正解」ではなく「共感」 【 関係性 】「タテの関係」ではなく「ヨコの関係」 【 成果 】「解決する」ではなく「ネクストアクションを見つける」 相談相手の視点や経験に基づく情報を参考にしながら、一緒に考えてもらうことで、ネクストアクションへとつながっていき物事が前に進みます。その過程で共感してくれる相談相手が仲間になり小さなうねりが大きな成果へと繋がっていくのです。 「自力」をやめると事業が動き出す。協業、共創、オープンイノベーション…正解がないからこそ、一人ではなくみんなで考える。「相談」こそが今の世の中に必要な最も求められているビジネススキルではないでしょうか。
  • リバーズ・エッジ オリジナル復刻版
    完結
    4.2
    全1巻1,650円 (税込)
    死と暴力と愛 死もセックスも愛もすべて等価な透明の「無」のなかで再生される、私たちの新しい「リアル」 岡崎京子の最高傑作として世代を超えた感動を呼ぶ名作。 ※本タイトルの電子書籍は紙版書籍のスキャニングによる手法で制作しているため、極一部のページに文字切れが生じている場合がございます。予めご了承ください。
  • あっぱれ! 日本の新発明 世界を変えるイノベーション
    4.2
    日本の「ものづくり」は死んでいない! 「冷やすメカニズム」を根底から覆す冷蔵庫、意外な魚のおかげで完成した高温でも触れるレンガなど、企業秘密レベルの熱いイノベーションと、それをなしとげたクールな研究者たちの素顔に、われらがブルーバックス探検隊が迫る!
  • 社長は少しバカがいい。
    4.2
    ・稀代の名物社長、待望の著者デビュー! ・「脱臭炭」などシェアトップ商品を続々開発!戦後の焼け野原から、バブル崩壊、デフレ、東日本大震災まで。数々の危機を潜り抜けた「名物社長」の教え。
  • 「私」という男の生涯
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    弟・裕次郎や家族への愛と感謝。文学、政治への情熱と悔恨。通り過ぎていった女たちへの未練と死への畏れ――。ここまで書くことへの是非を読者の審判にすべて委ねて著者は旅立った。奔放で美しいシルエットを戦後の日本に焼きつけた男が迫りくる死を凝視して、どうしても残したかった「我が人生の真実」。発売直後から大反響を呼んだ衝撃の自伝。
  • ワンダフル・ライフ
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    読書メーター of the year2021 第1位! 事故による頸椎損傷で、寝たきりの「妻」(49)を介護している「わたし」(50)。設計士の一志(39)と編集者の摂(38)夫婦は妊活が実らず、特別養子縁組の話が。様々な悩みを抱える男女の「過去と未来」が照らし出したものとは――。『デフ・ヴォイス』シリーズなどで現代社会の歪みを描き続けてきた著者渾身の傑作長編。
  • グリム、イソップ、日本昔話 人生に効く寓話
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    「舌切り雀」には商売の厳しさが、「浦島太郎」にはあなたの定年後が、「花咲かじじい」には部下の使い方が、「雪女」には夫婦の現実が、「すっぱいぶどう」には競争社会の身の処し方が書いてある! 大人こそ寓話を読み直すべきだ。長く重い人生を軽やかに生きるための知恵が詰まっているのだから……。グリム、イソップから日本の民話、寓話まで。計20話の読み解きを収録。スピーチのネタにも使える一冊。
  • 奈落で踊れ
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    接待汚職「ノーパンすき焼きスキャンダル」発覚で大蔵省は大揺れ。黒幕の大物主計局長、暴力団幹部、総会屋総帥、敏腕政治家らの思惑が入り乱れるなか、大蔵省始まって以来の変人・香良洲圭一はこの危機にいかに立ち向かうのか? スリリングな官僚ピカレスク小説。
  • 論点を研ぐ 戦略コンサルタントが明かす「問題解決」の実際
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    戦略コンサルタントが長年の経験から磨き上げた 「問題解決」スキルを技法化 停滞したプロジェクトをブレークスルーさせる鍵は、 問題解決の「論点設定」にある。 「論点」を設定することは何かしらできるが、 最初に設定した論点が問題の本質を捉えているとは限らない。 だからこそ、論点を見直し続ける、「研ぐ」行為が重要になる。 本書では、本当に解くべき論点を見いだす、難易度の高い「研ぐ」ことを 5つのステップと共に徹底解説する。
  • 帰れない私ともふもふベッド~甘いささやきが惑わせる~
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    1巻880円 (税込)
    ある日突然、獣人が暮らす獣人界に異世界転移したハナ。 ひとまず住み込みの仕事を紹介してもらい、黒ヒョウ獣人のクジョウさんのお世話になることに。 はじめは冷たい人に見えたけど、寒くて眠れなかったら一緒に寝てくれて、 甘い声でおやすみを言ってくれる優しいクジョウさん。 元の世界への未練はある。でもクジョウさんに惹かれている自分もいる。 とはいえ私は人間で発情期がないから恋愛対象として見てもらえない…… そう思っていたのにクジョウさんは抱いてくれて―― 「すごいね、中、こんなにうねらせて。欲しかった?」 獣人の残るざりざりとする舌で容赦なく責め立てられたら快楽に溺れちゃう!
  • そうか、君は課長になったのか。
    4.2
    ●今、“課長受難"の時代を迎えています。少ない人員・予算で、かつてより難易度の高い成果を求められているからです。 ●こんなときこそ、課長職の「核心」をしっかりとらえることが重要。そして、部下の心ガッチリ掴んで、最短距離で成果を出す知恵を絞る必要があります。 ● 東レ経営研究所の佐々木常夫氏は、39歳で課長になったちょうどその年に奥様が病に倒れ、自閉症のご長男を含む3人の子どもの世話を焼くために定時で帰ることを余儀なくされました。 ●当時、佐々木氏が課長を務めた部署は超多忙。「課長職の本質」を一刻も早く掴まなければ、仕事も家族もともに倒れてしまう状況でした。そこで、佐々木氏は、試行錯誤を繰り返しながら“上司力"とマネジメント・スキルを磨き上げていきました。 ●そして、困難な状況のなか数々のビッグプロジェクトを成功させました。その後、部長、取締役、社長に就任。今では、奥様も完治され幸せな家庭生活を送っていらっしゃいます。 ●本書では、その佐々木氏に、課長の「心得」と「仕事術」の真髄を伝授していただきました。大小さまざまなスキル・ノウハウを紹介しながら、その背後に欠かせない「志」について熱く語っていただきました。 ●課長時代に苦労した佐々木氏だからこそ書ける、「悩める課長」への心のこもった37通の手紙。ぜひ、多くの職場のリーダーに読んでいただきたいと思います。
  • CARPE DIEM 今この瞬間を生きて
    4.2
    ヴィオラ母さん、猫、昆虫、そして老いの先人たち…… 私の生き方の原点がここにあった―― コロナ禍、母の死を経て見えてきた ヤマザキマリ流、老いと死との向き合い方。 ●寿命が何歳であろうと、その時までを思い切り生きていけばいい ・なぜ人は、老いや死に対して大きな拒絶感を抱くのか? ・なぜ人は、若さにばかり価値を置きたがるのか? ・なぜイタリア人は、新車より中古車を好むのか? ・なぜ、「何者か」にならないといけないのか? ・なぜ、イタリアは老人を敬い、日本は老害扱いするのか? ・なぜ、夕焼けは雲があるほど美しいのだろう? ・人に備わる知性、感性、命の機能を十分に使いこなすには? 幼少期から老人と触れ合い、 親の介護、そして死を経験し、 多種多様な「老いと死」に触れてきた 真の国際人・ヤマザキマリが 豊かな知見と考察をもとに語った、 明るくて楽しい、前向きな人として生き方。

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  • 異類の友 空木帆子よみきり集 1
    完結
    4.2
    新鋭が描く珠玉のよみきり集 【「ミステリと言う勿れ」の田村由美先生 注目!】 『セリフがいい!キャラの個性が際立つ。 なんと爽やかな色気よ。煌めく原石見つけた感!』 ------------------------------------------- 月刊フラワーズで活躍中の新鋭・空木帆子氏のデビューコミックス! 異質なものが出会った時に生まれる、未知なる未来とは…!? 人ならぬ者達の自由と孤独、そして愛を描く、珠玉のよみきり集。 【収録作品】 アザミと芙貴の指定席 カトレア ともだち 誰かさんが見つけた グッド・ナイト おしどりふうふ 【田村由美氏 コメント全文】 『セリフがいい! ”その人”ならではの言葉がいい。 キャラたちの個性が際立つ。 隅々まで美しく伸びやかな描線には硬質な煌めきがあって、爽やかな色気を振りまいている。カラフルなオパールの原石みたい。明るさもいい。音楽が流れてるような感じもする。独特で奥深い世界を描こうと挑戦し続けてますね。 頑張れ! 楽しみです。』
  • 「書く力」の教室 1冊でゼロから達人になる
    4.2
    「プロのライター」を志し、ライターの大先輩で、シリーズ累計20万部突破のベストセラー『読みたいことを、書けばいい。』『会って、話すこと。』(ダイヤモンド社)の著者である田中泰延の元に弟子入りした23歳の学生・直塚大成。 「書いてお金をもらうって、どんな感じですか?」 「プロのライターが書く前にやっていることって、なんですか?」 「魅力的な文章を書くには、何をどうしたらいいですか?」 田中さん、世界一わかりやすく教えてください! プロのライターが実践している「調べて、書く」全スキルが身につく徹底講義が今、幕をあける! ※カバー画像が異なる場合があります。
  • HEARTSTOPPER ハートストッパー 1
    4.2
    NETFLIXにて実写化決定! 世界15カ国で翻訳 ギュン泣き必至!! イギリス発 ベストセラー青春BLコミック BOY MEETS BOY. 少年たちは友情を育み そして、恋に落ちた イギリスの男子校に通うチャーリー・スプリングは、ゲイであることをカミングアウトしているが、そのことで酷いイジメを受けた過去を持っていた。同じ学校に通う一学年のニック・ネルソンはラグビー部に所属する優しくて明るいスポーツマン。 ある日、偶然隣の席に座った二人はすぐに心を許せる友達になる。そして、チャーリーがニックを好きになるのに時間はかからなかった。自分にチャンスが無いことはわかっていたけれど……。 でも、「恋」とは不思議なもので、ストレートのニックもまた、思いがけずチャーリーに惹かれていた――。 青春ボーイズラブストーリーであると同時に、〈LGBTQ+〉をテーマにした本作。 主人公以外にもゲイやレズビアン、トランスジェンダーのキャラクターが多数登場します。 違いを認め合える友人や家族の存在、多様性がごく当たり前に描かれる一方で、セクシュアリティの揺らぎや、親へのカミングアウト、学校や家庭内にも存在する偏見や無理解といった、リアルな現実についても描かれています。
  • 小学生でもわかる世界史
    4.2
    1巻1,699円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 YouTubeチャンネル登録者90万人、総再生数1億4千万回突破! わかりやすさを求めたあまり、詳しさと丁寧さを犠牲にした暴書、歴史は脳ではなく、骨肉で味わえ。書籍化のために、人気動画を全ページフルカラーで再編集し、本独自のさらなる解説を加えて本にしました。
  • 墓じまいラプソディ
    4.2
    1巻1,699円 (税込)
    「夫の墓には死んでも入りたくない」義母の遺言から始まった墓問題。それは親類や子どもたちを巻き込み、墓の必要性などを考えるきっかけになっていく。「遺骨は燃えるゴミに出せばいいじゃない!」と言いたくなるほど面倒な、明日は我が身の墓騒動小説。
  • 道長ものがたり 「我が世の望月」とは何だったのか――
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    藤原家の三男に過ぎなかった道長は、なぜ摂政に昇りつめ栄華を極めるにいたったのか。貴種の妻を求めた人生の戦略、呪詛におびえる臆病さ、正妻と紫式部との同居による悶着……一人の生活者であった道長は誰を恐れ、誰を愛したのか。その人生、心の動きをたどる。
  • 人が人を罰するということ ――自由と責任の哲学入門
    4.2
    人間は自由意志をもつ主体であり、過ちを犯した者が咎められ罰されることは、古くから共同体における基本的なルールと考えられてきた。一方、自由の存在を否定し「刑罰は無意味だ」とする神経科学や社会心理学の立場がある。はたして人間は自由な選択主体か。私たちが互いを責め、罰することに意味はあるのか。抑止、応報、追放、供犠といった刑罰の歴史的意味を解きほぐし、自由否定論、責任虚構論の盲点を突く。論争を超えて、〈人間として生きること〉を根底から問う哲学的探究。
  • 歴史の愉しみ方 忍者・合戦・幕末史に学ぶ
    4.2
    忍者の子孫を訪ね歩き、東海道新幹線の車窓から関ヶ原合戦を追体験する方法を編み出し、龍馬暗殺の黒幕を探る――。著者は全国をめぐって埋もれた古文書を次々発掘。そこから「本物の歴史像」を描き出し、その魅力を伝えてくれる。同時に、歴史は厳しいものでもある。地震史研究にも取り組む著者は、公家の日記などから、現代社会への警鐘を鳴らす。歴史を存分に愉しみ、現代に活かせる「歴史通」になりたいあなたへ。
  • 改訂版 金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法
    4.2
    この本は、ゼロから出発した私たちが、どのようにして十年以内に経済的に自由になり引退したか、その方法について書いたものだ。この本を読んで、どうやったらあなたも同じようにできるか、その答えを見つけてほしい。もしあなたが、一生を終えるまでせっせと働き続けるのは嫌だと思っているなら……この本がきっと役に立つ。「若くして豊かに引退する」というのは悪くない考えだと思う。
  • 改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント ――経済的自由があなたのものになる
    4.2
    こんな疑問を持ったことはないだろうか? たいていの投資家は損を出さないのがやっとなのに、少ないリスクで儲けを出す投資家がいるのはなぜか? たいていの従業員が転職を繰り返しているのに、独立してビジネス帝国を築く人がいるのはなぜか? 産業時代から情報時代へと移行したことは、自分や自分の家族にとってどんな意味をもつのか? この本は、どうしたら労働時間を減らして収入を増やし、税金を減らし、経済的に自由になれるか、その方法を教えてくれる。
  • 世界のエリートが学んでいる 教養書必読100冊を1冊にまとめてみた
    4.2
    1巻2,970円 (税込)
    累計100万部突破!著者による教養書大全。 ベストセラー『世界のエリートが学んでいる MBA必読書50冊を1冊にまとめてみた』シリーズ、本書のテーマは教養=リベラルアーツ。 「ウクライナ戦争の原因とは何か?」「欧米人との交渉がうまくいかないのはなぜか?」「意見が割れているチームをどうまとめればよいか?」 問題の本質を構造的に捉えるために必要なのが、教養だ。私たちが日々遭遇する多くの問題は、知識や経験だけで考えても答えは出てこない。教養を身につければこれが変わる。教養とは、過去の賢人たちが蓄積してきた膨大な知識の宝庫だ。だから教養を身につければ、見えなかった問題と対応策が見えてくる。逆に自分の経験と知識だけで考えるのは、完全武装した強大な敵と丸腰で戦うようなものだ。 では教養は、どうすれば身につくか。それは教養の名著を読むことだ。名著は過去に活躍した賢人たちの知識の結晶だ。それらは「知的に面白く、かつ生きる上で役に立つ」からこそ、時代を超えて読み継がれてきたのである。(著者「はじめに」より) リベラルアーツの全ジャンル(哲学、倫理学、心理学、宗教学、アート、歴史学、社会文化、思想、経済学、政治学、社会学、自然科学、応用化学)を網羅。 だが研究者向けの専門書、ではなく、誰もが明日の仕事や人生に生かせるように解説するのが本書オリジナルポイント。 紹介する本も100冊と超大ボリューム。プラトン『ソクラテスの弁明』からマックス・ウェーバー『プロ倫』、世阿弥『風姿花伝』、ダーウィン『種の起源』、アインシュタイン『相対性理論』といった古典から、『ビーイングデジタル』など最新書まで網羅 社会やビジネスの前提が根底から変わる「VUCAの時代」に絶対必要な教養がこの1冊で手に入る
  • 婚約破棄した相手が毎日謝罪に来ますが、復縁なんて絶対にありえません!【電子特典付き】
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    「すまなかった」 新米修道女になった公爵令嬢サーラの前で頭を下げている男性―― かつて彼女の婚約者であった、王太子カーティスだ。 聖女の生まれ変わりを自称する男爵令嬢エリーに夢中になったカーティスは、 サーラに、婚約を破棄すると言い放った。 突き付けられた罪状は、すべて冤罪だったけれど――。 疲れ果てていたサーラは、それを受け入れた。 激怒した両親に修道院に送られるも、これでようやく静かに暮らせると安堵するサーラ。 それなのに、なぜかカーティスが修道院に現れて謝罪する。 いまさらそんなことを言われても、復縁なんて絶対にありえません。 「わたしのために何かしたいのなら、もう放っておいてください」 そしてサーラは、修道院を離れ、隣町にある孤児院の手伝いをすることになる。 そこで彼女は、どことなく優美な雰囲気を持った不思議な男性・ルースと出会い……!? ※電子書籍には特典として櫻井みこと先生書き下ろしSSが収録されています。
  • 間違いだらけの新NISA・イデコ活用術
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “プロ”や周囲の言葉に惑わされちゃダメ! 新NISA時代にイデコ、公的年金も組み合わせた資産運用は、実際にどうすればいいのか? □一括より積立投資が有利? □株の比率は年齢に応じて変える? □一番資産を増やせるのは長期の積み立て? □中小型株を多く含む指数の方が長期で上昇しやすい? □目先株価が下がりそうな場合は積み立ての開始を遅らせるべき? □教育・住宅資金は預貯金で備える? □所得のない主婦(夫)はイデコを使う利点がない? □60歳以降の国民年金任意加入は損? …… これら多くの人が陥りがちな誤解(間違い)や通説の真偽を確かめながら、期間、金額、商品でどのくらいの違いが出るかを「目からうろこ」のデータをもとに徹底検証。新制度の正しい使い方を実践的に提示。 堅実に資産を作る「最もシンプルな原則」を解説する、新NISA・イデコ時代の資産運用のファイナルアンサー本です。
  • 「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考
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    \\今一番売れている習慣本!// 「これならできる」と反響続々、たちまち5万部突破! 三日坊主のための等身大の習慣本、ついに完成! \\各界から推薦の声が届いています!// 仕事も趣味もあきらめないコツが、一冊にまとまってる! すごい本です!(『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』著者・三宅香帆さん) 枕元に置くだけで「続けられてしまう自分」になれる! これで私も、新しい習慣が3つできました。(経営コンサルタント・神田昌典さん) \\紹介メディアも多数!// ▼週刊文春「ベストセラー解剖」に取り上げられました(2024年8月29日号) ▼YouTube「学識サロン」で紹介されました(2024/3/12) ▼YouTube「フェルミ漫画大学」で紹介されました(2024/2/24) ▼webサイト「GOETHE」で紹介されました(2024/8/12-17) ▼webサイト「PHPオンライン」で紹介されました(2024/5/9・14・17) ▼webサイト「東洋経済オンライン」で紹介されました(2024/5/3) ▼webサイト「マネー現代」で紹介されました(2023/12/20) ▼webサイト「ライフハッカー」で紹介されました(2023/11/30) ▼本の要約サイト「フライヤー」で紹介されました(2024/3/18) ▼東京FM「松任谷正隆の…ちょっと変なこと聞いてもいいですか?」で紹介されました(2024/4/5・12) ▼J-WAVE「STEP ONE」で紹介されました(2024/3/4・11・18・25) ▼BAYFM「MOTIVE!!」で紹介されました(2024/3/1) ▼東京FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」で紹介されました(2024/1/11)  ▼新聞『新文化』7面で紹介されました(2023年11月30日号) 「続ける」のは楽しい。 「続ける」のは簡単だ。 「続ける」のは趣味になる。 そして、「続ける」ことで人は変わる。 本書の著者・井上新八さんは、 圧倒的な仕事量・質・実績で、 業界では知らない人がいない ブックデザイナー。 そんな著者の仕事力の支えとなっている 「習慣化」を豊富なエピソードと共に紹介。 20年以上習慣と向き合った説得力と、 オリジナリティあふれる視点が炸裂! 継続の方法だけではなく、 ・苦手意識のなくし方 ・楽しみ方 ・自分を変える力 も知ることができます。 「習慣の本」なのに、なぜかクスッと笑えて泣ける画期的な1冊。 その読書体験をぜひお楽しみください! <目次> プロローグ はじめに <strong>Chapter0 続けることで「夢中になれること」を見つける</strong> <strong>Chapter1 続けることへの「苦手」をなくす</strong> <strong>Chapter2 続けることは「仕組み」がすべて</strong> <strong>Chapter3 続けることで「やり抜く力」は身につく</strong> <strong>Chapter4 続けるだけで「自分は変わる」</strong> <strong>Chapter5 続けることで「夢中になれること」を見つける</strong> <strong>Chapter6 続けたなかで「見つけたもの」</strong> EPILOG 続けることからはじめよう あとがき
  • アイズ 猟奇死体観察官・児玉永久
    4.2
    かつて連続殺人を犯した16歳の少年・児玉永久は、天才的プロファイラー・中島保の保護の下、晩期死体現象と法医昆虫学の研究を続けていた。ある日彼らの許に、猟奇犯罪捜査班の厚田巌夫、検死官・石上妙子、新人刑事の堀北恵平が訪れる。発生したのは女児誘拐殺害事件。被害者は瞼を切り付けられ、片眼を刳り貫かれていた。 事件の解決が過去の償いになると信じ、永久は事件を追い始めるが――。「藤堂比奈子」シリーズ、感動のスピンオフ。
  • 冥土行進曲
    4.2
    近いうちにこの切っ先が、私の手の内で何人かの血を吸うであろう……。 Q大附属病院に入院をしていた「私」は、レントゲン室に勤務する異母弟から余命宣告をされる。 理不尽な運命を豪快に笑い飛ばした「私」だったが、生命が尽きるまでに成し遂げなければならない使命があった。 「私」は背広の内ポケットに家伝の短刀を忍ばせると、恐ろしい復讐の旅に出るのであった。
  • 「ことば」の戦略 たった1語がすべてを変える。
    4.2
    A:この本は面白かった B:この本は面白い ――刺さる言い方はどっち?  世界MBAランキング1位(2022年Finantial Times選出) ペンシルベニア大学ウォートン校のマーケティング教授が 膨大なデータと事例から導き出す「最強の伝え方」。 ・割り込みする時の必勝セリフは〇〇〇〇〇? ・“刺さる”レビューは現在系/過去形どっち? ・話し方で借金を踏み倒すタイプを予測できる? ・SNSで「いいね」が跳ね上がる単語〇〇〇って? ・部下に指示する時、動詞と名詞どちらがココロを動かす?  いつもプレゼンに説得力がある人、口数少ないのになぜか影響力がある人、 そこに隠された「魔法のことば(マジックワード)」を徹底解剖! 世界最高のビジネススクールが教える言語化の科学。 賛辞の声続々! 「本書は、あなたの話し方、聞き方、書き方、 もしかしたらあなた自身さえも根本から変えてしまうかもしれない」 ――ダニエル・ピンク(『モチベーション3.0』著者) 「あたりまえすぎて日々意識することがない“ことば”。 しかしそこには驚くべきパワーが秘められている」 ――チャールズ・デュヒッグ(『習慣の力』著者) 「正しいことと効果的であることは違う。 そしてちょっとした言葉がすべてを左右する。 説得力を高めたいなら、この本を読もう」 ――スコット・ギャロウェイ(『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』著者)
  • 空と風と時と 小田和正の世界
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    あの頃の時代へ連れてゆく、76年の音楽人生の記録 1970年のデビュー以来、伝説の10日間日本武道館公演などで知られるバンド「オフコース」として約20年間活躍し、その後、ソロとなり、数多くのヒット曲や心に沁みる楽曲を作り、歌ってきた小田和正さん。 2023年8月、史上最年長アリーナツアーの記録を更新。76歳となった今でも、ライブに駆けつけるファンは年間30万人を超え、広いアリーナを縦横無尽に駆け抜けながら3時間近くのライブを精力的に展開しています。 そんな小田さんの人生について、詳しく語られたことはありませんでした。 本書では、著者が約20年をかけ、小田さんの幼少期からの音楽人生を、本人を中心に取材。学校の帰り道、同級生だった鈴木康博さんとビートルズの歌をハモる楽しさを知り、音楽の道へ。13人しか観客が来なかったコンサートなど、二人のオフコースの下積み。五人のオフコースとなり、スーパーバンドに成長していく中での鈴木さんの脱退、そして四人のオフコースになるも解散……。当時のレコード業界やレコーディング風景、「さよなら」「眠れぬ夜」「YES-YES-YES」「ラブ・ストーリーは突然に」など数々の名曲の誕生秘話も明かされます。 著者は元オフコースのメンバーである鈴木康博さん、清水仁さん、大間ジローさん、松尾一彦さんにも取材。盟友・吉田拓郎さんから見る「人間・小田和正の魅力」や、初期のファンクラブ会員だった作家の川上弘美さんが見た2人のオフコース時代も読みどころの一つです。 ストイックなまでに、自分の理想とする音楽を追求してきたアーティストの一大叙事詩ともいえる記録です。
  • あなたの姿をもう追う事はありません
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    メニルは大好きな婚約者カイルのために自分を磨いていた。けれど、カイルは王都の学園にいったきり、メニルに会いに来ることも、手紙を送ってくることもなくなる。不安なままメニルが王都の学園に入学すると、なんと彼の傍には恋人のように振る舞う女性の姿があった。しかも彼が「自分の婚約者は性格も容姿も醜い悪役令嬢だ」と悪評を流しているのを知る! どういうことか問いただそうとしたものの、何故か彼はメニルが自分の婚約者だと気づかない。仕方なく、メニルや周囲の人間が何度も手紙を送ったのだが、読んですらいないようで……!? あまりのことに、メニル以上に周囲の人間が切れ、カイルへの報復を計画し―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
  • スポーツウォッシング なぜ<勇気と感動>は利用されるのか
    4.2
    「為政者に都合の悪い政治や社会の歪みをスポーツを利用して覆い隠す行為」として、2020東京オリンピックの頃から日本でも注目され始めたスポーツウォッシング。 スポーツはなぜ“悪事の洗濯”に利用されるのか。 その歴史やメカニズムをひもとき、識者への取材を通して考察したところ、スポーツに対する我々の認識が類型的で旧態依然としていることが原因の一端だと見えてきた。 洪水のように連日報じられるスポーツニュース。 我々は知らないうちに“洗濯”の渦の中に巻き込まれている! 「なぜスポーツに政治を持ち込むなと言われるのか」「なぜ日本のアスリートは声をあげないのか」「ナショナリズムとヘテロセクシャルを基本とした現代スポーツの旧さ」「スポーツと国家の関係」「スポーツと人権・差別・ジェンダー・平和の望ましいあり方」などを考える、日本初「スポーツウォッシング」をタイトルに冠した一冊。 第一部 スポーツウォッシングとは何か   身近に潜むスポーツウォッシング   スポーツウォッシングの歴史   スポーツウォッシングのメカニズム 第二部 スポーツウォッシングについて考える   「社会にとってスポーツとは何か」を問い直す必要がある ――平尾剛   「国家によるスポーツの目的外使用」オリンピックのあり方を考える ――二宮清純   テレビがスポーツウォッシングを報道しない理由 ――本間龍   植民地主義的オリンピックは<オワコン>である ――山本敦久   スポーツをとりまく旧い考えを変えるべきとき ――山口香
  • 地学のツボ ──地球と宇宙の不思議をさぐる
    4.2
    地震、火山など災害から身を守るには?地球や生命、宇宙の起源に迫る「私たちとは何か」?実用的知識と、本質的な問いを一挙に学ぶ。カラー口絵とともに理解のツボが一目でわかる図版資料満載。
  • 一億三千万人のための『歎異抄』
    4.2
    730年ほど前の戦乱と飢饉の時代に、弟子の唯円が聞き取った親鸞の『歎異抄』。救い、悪、他力の教えに、西田幾多郎、司馬遼太郎、梅原猛、吉本隆明は魅了され、著者も10年近く読み込み好きになった。『歎異抄』は親鸞の『君たちはどう生きるか』なのだ。今の言葉で伝えるみごとな翻訳。
  • Ωの正しい征服法【分冊版】 1話
    完結
    4.2
    全6巻110~220円 (税込)
    誰でもいいからαに犯されたいという願望を持っているΩの音無。 ある日、疑似発情剤を飲み襲われようとした。 けれど同じ大学の超生真面目人間でαの正城が通りかかり助けられてしまう。 代わりに犯してほしいと思うが、薬で発情時のフェロモンが出ているのに反応する気配もない。 今日はツイてなかったと諦めかけるが、正城が自分相手に勃っているのを必死で隠している事に気づく。 その姿を見た音無は、常に理性的であろうとする正城の本能を曝け出させて犯されたくなってしまい――! 天然で生真面目すぎるα×犯されたい願望持ちのΩ Ωである自分を本能のままに襲ってほしいのにどこまでも理性で抑え込むαに振り回される翻弄オメガバースラブ。 ※本作品はWEB雑誌「equal」に収録されています。重複購入にご注意ください。
  • AIに意識は生まれるか
    4.2
    1巻2,200円 (税込)
    AIと人類の未来は 「意識」が握っている。 そんな「意識」は神秘的だが、決して神秘ではない。 僕は意識を作ることで、そのことを示したいと思う。 AIに意識は生まれるのか? AIに人間は征服されてしまうのか? そんな我々の不安や素朴な疑問は、ヒトの意識と大きく関係している。 では、ヒトの意識とはいったい何なのか? 3歳の時、 「マリモ」が生きているのであれば、マリモにも感覚はあるのだろうか? あるとしたらそれはどういうものなんだろうか? と素朴な疑問を持った少年は、今日本最高峰の意識研究者となった。 意識という巨大なテーマのもとで、 哲学・神経科学・コンピューターサイエンス……と様々なジャンルの学問を 越境しながら、神秘に満ちた意識の世界をじっくりと解明し、 人工意識やAIのフロンティアについても語りつくす。 最後には神経学者であり、クオリア研究者でもある 土谷尚嗣氏との特別対談を所収。 【「はじめに」より】 僕がまだ三歳だったころ、家族旅行で北海道に行ったことがある。そのときのことだったと思うのだけれど、たぶん阿寒湖で、親が僕にマリモを見せてこう言った。 「このマリモはね、生きているんだよ」 その言葉から受けた衝撃を、僕は今も鮮明に覚えている。 といっても、まだ三歳児だったから「生命」とか「主観的経験」なんていう言葉は、もちろん知らなかっただろう。ただ、その時の衝撃を、大人になった今の僕の言葉で言い換えると、こんな感じになる。 「『マリモである』とは、どういうことなんだろう? このマリモにも感覚はあるんだろうか? あるとしたら、それはどういうものなんだろう?」 それからしばらく経ち、小学生のときの話。風が強いある日に、僕は一本の木が揺られるのを見ながら、こう思った記憶がある。 「この木は生きているんだろうか? 生きているなら、その場から動けずに風に吹かれ続けるって、どういう『感じ』なんだろう?」 子どもだった僕は、何がわからないのかもよくわからなかったけれど、研究者になった今なら、かつての僕の疑問に言葉を与えられる。 僕は、「意識」について知りたかったのだ。(中略) 現在の僕は、研究者として、意識を「作ろう」としている。 この本は、現在に至る僕の道のりをたどることで、みなさんにも備わっている「意識」の神秘と、それを神秘ではなくする方法があることに気づくまでの道のりを、追体験してもらうことを目的にしている。 それだけではない。人工の意識は、僕たちの生活を大きく変えつつあるAI(人工知能)と密接な関係にある。 もしAIが意識を持ったら、人類の将来は大きく変わる可能性があるからだ。 【目次】 Part1 世界はフィクションかもしれない Part2 意識とクオリアの謎 Part3 意識を研究する Part4 意識のありかを探せ Part5 クオリアが作り出すフィクション Part6 内側から見た意識 Part7 意識の統合情報理論 Part8 意識を作る Part9 意識を持つAI Part10 人工知識とクオリアの意味
  • ティンダー・レモンケーキ・エフェクト
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    わたしの日記を送ります。 あなたの日記を送ってください。 Tinder上で「日記」と名乗り、夜な夜な毎日、日記を送る。 日記を交換するうちに、ひとりの男性に恋をした。 二〇二二年二月から一〇月までの わたしの日記と、数日間の彼の日記。
  • 遠距離介護の幸せなカタチ ~要介護の母を持つ私が専門家とたどり着いたみんなが笑顔になる方法~
    4.2
    離職しないでOK! 同居しないでOK! お金がなくてもOK! ****************************************************** 要介護の母を持ち、遠距離介護を実践中の柴田理恵さんが3人の専門家に聞いた――! これから介護に直面する人に必ず役立つ“知っておきべき&やっておくべき"こと! ! ****************************************************** 高齢のご両親を持ち、 近い将来直面するだろう親の介護問題を前に、 ――――――――――――――――――― ●仕事を辞めて地元に帰るべきだろうか? ●親と一緒に住んで介護すべきだろうか? ●施設入る場合、良い施設はどう見分ければいいのか? ●介護費用はいくらかかるのか? ――――――――――――――――――― と、内心不安を抱えていらっしゃらないでしょうか? とはいえ、 ・今の家族との暮らしもある ・お金の余裕なんかとてもない ・仕事を辞めたら生活が立ち行かない ……という方がほとんどでしょう。 では、少子高齢化の加速、子ども世代の賃金の伸び悩み等、 親の介護で子にかかる負担が著しく増加する中、 親子共倒れにならず、今の暮らしを守りながら、 最善の介護をするには、どうしたらいいのでしょうか? 本書では、“遠距離介護”を実践中の柴田理恵さんが 「どうすれば離職せずに介護できるか 」 「遠距離&在宅介護でどこまでできるか 」 「施設入居する際、どこで良悪を見分ければいいか?」 「介護保険はどう利用すればいいか?」etc.を 【遠距離介護の専門家】【在宅介護・医療の専門家】【介護のお金の専門家】に質問して、教えてもらいました。 センシティブなテーマではありますが、 これからの時代、避けては通れないことばかり……。 柴田さんと一緒に、初歩から “令和時代のしんどくならない介護のやり方”について、学んでみませんか?
  • 暗号解読士 九條キリヤの事件簿
    4.2
    暗号に隠された思いを解き放つ!  九條キリヤ。通称『暗号解読士』。類い稀なる数学的センスで事件現場に残された暗号を解き、難解な事件をいくつも解決に導いてきた警察の民間協力者――。  担当する殺人事件の捜査のため、キリヤがいると教えられた大学へ向かった警視庁の新米刑事・七瀬光莉。構内で学生に間違えられた光莉は面倒ごとに巻き込まれそうになるが、突然現れた青年に助けてもらう。見たことがないほど美しい顔で毒舌を振るい、信じられないほど無愛想に対応するその青年がキリヤ本人だと知り、驚く光莉。そしてキリヤは、光莉たちがどうしても解けなかった暗号を難なく解き、その実力を光莉に見せつけるのだった…。  暗号を作った人を知ることこそが、暗号を解く近道になる。そう語るキリヤとともに、暗号に隠された意図を探るため、関係者への聞き込みを進める光莉。だが、捜査の最中、光莉たちは何者かに襲われ、キリヤが怪我を負ってしまう!?  他人との深い関わりを拒みながらも、暗号に込められた思いや願いを探り解き放つ、大学生キリヤ。彼が探し続ける〈最期の言葉〉とは? 暗号にまつわる数々の事件と秘められたキリヤの過去を描く、暗号解読ミステリー!
  • 日本人のための「書く」全技術【極み】
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    レポート・ネット記事・メール・ブログ・SNS・企画書・論文・書籍執筆……すべてに効果抜群! 「2,000本以上の記事作成」「書籍200冊以上の執筆経験」「ベストセラー探究」から著者が導き出した、マネするだけで誰でも文章がうまくなるロジカル文章術! ・才能いらずであなたも必ず「書ける人」になる! ・「で、何が言いたいの?」から卒業! ・AIに負けない「人間らしさ」を活かしつつ、ゼロから文章が書けるようになる ・「究極のポータブルスキル」である文章術を今このタイミングで極める! 20万部突破『文章術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみた。』の著者がはじめて自らの執筆メソッドを全部公開!ベストセラーは本書のスキルを使って書かれていた! 【目次】 序章 「上手な文章」とは何か ■「説明的文章」と「文学的文章」の違いを理解する ■文章力はポータブルスキルである など 1章 企画する ■「どう書くか」より「何を書くか」 ■【内容の質を高めるポイント 2】「独自性がある内容」を書く Column1 プロに聞く「書籍づくり」のノウハウ など 2章 集める ■ネット情報を鵜呑みにしてはいけない ■取材前に目を通すべき7つの情報源 Column2 詩人に学ぶ「言葉選び」の極意 など 3章 構成する ■情報の取捨選択をする ■どの情報をどの順番で読ませるかを考える など 4章 書く ■「型」に当てはめて書く ■書き手と読者の解釈を揃える Column3 プロに聞く「コピーライティング」のノウハウ など 5章 惹きつける ■「見せ方」「見出し」「語彙力」で「読みたい」と思わせる ■わかりやすさを視覚的に補強する Column4 プロに聞く「見せ方」のノウハウ など 6章 推敲する ■文章を書き終えたら、磨き上げる ■「時間」「目線」を変えて推敲する Column5 校正者に聞く「推敲」のコツ など 7章 伸ばす ■【文章力を伸ばすコツ1】とにかく「書く」 ■【文章力を伸ばすコツ2】「こういう風に書きたい」文章を写す など 8章 心得る ■「言葉」「文章」には人を動かす力がある ■内面を磨くことが、文章を磨くことにつながる など 【付録】 ビジネス文書を書く技術 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福
    4.2
    ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命を経て歴史の統一まで描く、巨大な物語。世界的ベストセラーついに文庫化!
  • シリーズ「あいだで考える」 根っからの悪人っているの? 被害と加害のあいだ
    4.2
    1巻1,760円 (税込)
    著者の映画作品『プリズン・サークル』は、日本で1か所だけ、刑務所の中で行われているTC(回復共同体)という対話による更生プログラムを、20代の受刑者4人を中心に2年間記録したドキュメンタリー。本書はこの映画を手がかりに、著者と10代の若者たちがサークル(円座になって自らを語りあう)を行った記録。映画に登場する元受刑者の2人や、犯罪被害の当事者をゲストに迎え「被害と加害のあいだ」をテーマに語りあう。
  • まず、ちゃんと聴く。 コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比
    4.2
    【内容紹介】 意見や考え方の違う相手の話を 「我慢をせずに、ちゃんと聴く。」 「叶えないけど、ちゃんと聴く。」 「従わないけど、ちゃんと聴く。」 これは聴き方次第で実現する、と著者は語る。 上司部下の関係であっても、親子関係であっても、上意下達のコミュニケーションだけでは上手くいかないことを実感している人にとって、本書はたくさんのヒントを与えてくれるだろう。 また本書のユニークなところは、聴くことを大切に扱いながらも 「聴くだけでは上手くいかないことがある」 「教える・叱るなどの伝える行為も大切である」 という読者のリアルな悩みに寄り添っているところでもある。 「聴く」についての理論と、実践のための具体的なヒントとともに、聴くと伝えるの両立をどのようにしていくのか?について、本書を通して一緒に考えていきたい。 【推薦者・読者からの声】 伊藤羊一さん(『1分で話せ』) タイトルを見てピンと来なかった方、まず読んでみてほしい。 著者が積み上げてきた10年の蓄積を、みなが心と体で、正面から受け止めた時、この社会はもっと幸せになる。 梅田悟司さん(『「言葉にできる」は武器になる』) 聴いてくれる人がいるから、話したくなる。 深い対話のはじまりには、いつだって、ちゃんと聴いてくれる人の存在がある。 篠田真貴子さん(『LISTEN』『ALLIANCE』) これからの企業価値の源泉は独自性や創造性。だから多様性が重視される。 「まず、ちゃんと聴く」、つまり自分とは異なる他者の肯定的意図を受け取るのが出発点だ。 そうすれば事業のパフォーマンスも組織風土も、大きく飛躍すると私は信じている。 堀内勉さん(『読書大全』『ファイナンスの哲学』) 「聴く力」のポイントは「共感力」だ。「相手の立場に立ってみる」、つまり立場を逆転して考えてみるという、視点の「コペルニクス的転回」だ。 でも、ただ考えただけで相手の立場に立てる訳ではない。完全に相手の立場を理解できなくても、その不断の努力を怠らない姿勢こそが「共感力」なのだ。 物事をブレークスルーするために、視点の転換は欠かせない。それがヘーゲルの弁証法で言うアウフヘーベンのための前提なのである。「相手を変えたければ、まず自分が変わらなければならない」と言うが、本書はそのための理論と実践の書なのである。 仲山進也さん(『今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則』) 定義があいまいなビジネス書が多い中、ちゃんと定義されているのが気持ちよく、表層的なノウハウ本に書いてあることへの違和感がちゃんと書いてあって信頼できる。 チームビルディング視点で言えば「心理的柔軟性のつくり方」と「ストーミング(混沌期)の作法」のヒントがいっぱいであった。 三浦将さん(『自分を変える習慣力』『リーダーのコミュニケーション習慣力』) 発売日数日前にして、バカ売れしているらしい。「傾聴」について、これくらい、丁寧に、そして分かりやすく書かれている本なのだから、「そりゃ売れるよな」というのが実感です。 【目次】 第1章 まず、ちゃんと聴く。 第2章 ちゃんと聴くを分解する 第3章 伝えるを分解する 第4章 「聴く」と「伝える」の黄金比  第5章 「聴く」「伝える」「両立する」3つの技術を高める 第6章 3つの技術を高めた先にあるもの
  • それでも愛を誓いますか? : 1
    4.2
    純須 純(35歳)と純須 武頼(39歳)は、結婚8年目の子なし夫婦。純は仕事を辞めて以来、ほぼ専業主婦の静かな毎日を送っていたが、セックスレスになって5年が経つことに苛立ちを感じ始めている。「仲が悪いわけじゃないけれど、夫と付き合い出したあの頃に戻りたい」そう思い立った純が再就職した春、夫婦それぞれに新たな出会いが訪れて――…。
  • 達人のサイエンス―真の自己成長のために
    4.2
    ネットでたびたび話題になる名著! 人生のさまざまな領域で「達人」と呼ばれる例外的な人々。 彼らは自らの精神と肉体をどう鍛練しているのか? 生命のリズムとひとつになれる優美な人生修行の哲学、「マスタリーの道」をわかりやすく解説。 なにかを習得しようとする時に現れる成長の停滞期=プラトーをいかに乗り越えるかなど、新しいことに挑戦し壁に直面している人に、勇気を与えてくれる一書です。 ・人生のあらゆる局面に、マスタリー(達人の境地)への道がある ・人生の意味はクライマックスの瞬間ではなく、終わりなき実践の中にある ・マスタリーの領域では、精神と身体は一つの美しい融合を遂げる ・現代文明はマスタリーの道に反している ・人はエネルギーを使うことによってエネルギーを得る ・肉体は、日常の諸問題との取り組み方のメタファーである ・運命の一打からさえも、人はエネルギーを得ることができる ・達人とは「永遠の初心者」のことである

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