渡辺京二の一覧

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配信予定・最新刊

文藝春秋2023年10月号
NEW
950円(税込)

作品一覧

2023/09/08更新

ユーザーレビュー

  • 逝きし世の面影
          -2008.06.03記

    著者渡辺京二は、幕末から明治にかけ来日した多くの外国人たちが書き残した記録や文書、邦訳されているものだけでも130にも及ぶ夥しい資料を踏査、彼ら異邦人たちなればこそ語り得た、この国の姿、庶民たちの生活実相を、12の章立てで本書を構成、近代日本の夜明け前の風景が...続きを読む
  • 逝きし世の面影
    幕末から明治末年までの間に日本を訪れた外国人による日本人への眼差し。ディスカバージャパンならぬディスカバージャパニーズ。彼らの見た「幸福な日本人」は我々と同じ民族なのか?違う民族なのか?著者は言います。「文化は滅びないし、ある民族の特性も滅びはしない。それはただ変容するだけだ。滅びるのは文明である。...続きを読む
  • 逝きし世の面影
    『世界広しと言えどもこれほどに豊かな国はない。この国には貧乏な者はおれども貧困なる者はいない。』

    「豊かさ」とは何か。「幸福」とは何か。
    気持ちよく生きる工夫をしながら、美しい自然と共に歩んできた日本人。

    現代においてもGoogle以前と以後で社会は変わった。
    加えて「東日本大震災」「コロナ禍」...続きを読む
  • 逝きし世の面影
    薄々感じではいたが、明治維新を経て日本は別物になった。日本近代は江戸という文明の滅亡の上に打ち立てられたのである。渡辺はその文明の諸相を追体験するために当時日本を訪れた異邦人の記録に頼った。それを読むと我々現代人も当時の異邦人と同じ視線で当時の日本を見ていることに気づく。
     江戸後期の日本は私にとっ...続きを読む
  • 逝きし世の面影
    明治維新はクーデターだったのか!
    江戸時代の牧歌的風景、人情が著者ではなく第三者によって描かれている処に客観性を感じさせられる、名著だと思った。

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