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Posted by ブクログ
これは世代を超えて読まれるべき本。子供の頃に読む事と大人になってなから読む事で意味が変化する本。基本的には童話の部類だろうけどそれだけでは無い尊さがある。そして子供向けの童話として短くされる時にトムの部分が大幅に削られる理由がよくわかった。トムはほぼゴージャスさを述べているばかりだ。つまりはその辺りは物語がないのだ。トムは毎日豪華に暮らしましたで終了してしまう。トムは王ではないから政治に携わるような動的なストーリー展開も発生しないし。トムの部分はエドの苦労を引き立てる為に存在する及び読み手を幸せな空想に耽らせるフェーズであってストーリーの大きな動線ではない。いやー、とにかくマイルス良過ぎだなぁ!なんていい男なんだ。そりゃ幼馴染もマイルスを愛するよなぁ!
Posted by ブクログ
誰でも知ってる物語。
子供の頃に子供向けの本で読んだことはあったけれども、そういうのを大人になってから読むと当時は知らなかったことが色々見えてきて面白い。
まずは作者。
マーク・トウェインって名前を見たときに、「トム・ソーヤの冒険じゃねえか!」と思ったわけですよ。おまけにあれはアメリカが舞台で作者もアメリカ人だけれど、これはなんとイギリス、しかも、王室、王様が主人公のひとり。しかもわりと史実に忠実で、王子のエドワードは実際、先王の死により弱冠9歳で即位したエドワード6世。しかも、稀有な体験(ここは創作)をして賢王になるも、これまた弱冠15歳で亡くなるんですよね。読んでいると注でやたらと史実を引いてくるので試しに検索したらこんな色んな話を知ったのでした。
イギリスを舞台にした作品を書いたアメリカ人といえば『小公女』『小公子』を書いたバーネットがいるけど、彼女はイギリス出身。どちらかというこドイツ人なのにフランスを舞台の傑作『香水』を書いたパトリック・ジュースキントや、イギリス人なのにフランスが舞台の『フロベールの鸚鵡』を書いたジュリアン・バーンズのほうが近いかも。
と、そういう情報無しで読んでも、もちろんとても面白い。気まぐれで乞食の相手をし、たまたま二人がそっくりだったためにお互いの扮装をしたまま違う立場に追いやられてしまう。王子になったトムはまだしも、乞食になったエドワードは、途中で何度死ぬチャンスがあったことか。
(すみません、書きかけです)
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小説・文芸
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