藤田一照の一覧
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ユーザーレビュー
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著者にお会いしてサインを頂く。実際に坐禅指導もして頂き、とても勉強になった。この書に書かれているトレーニングを続けて、只管打坐を味わっていきたいと思う。後段の悩み相談も、自分に刺さる言葉が沢山あった。
Posted by ブクログ
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肩の力を抜いて今を味わおうと思える本でした!
つい未来のことを考え頑張ろうとしてしまうけど今起きていることを繊細に感知し親しむ。
悩みを単なる心の中の出来事として「置いておく」。
はっとする教えがたくさんありました。
Posted by ブクログ
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アメリカで17年に渡り禅を指導している禅僧が説く禅のアレコレ。
アメリカの人向けに解釈され直しているせいか、アプローチの仕方が他の人と違っていて、腑に落ちる表現もいくつかあった。
個人的には、なるほど!と思う点が多く、とても良かった。
本書の主眼は、個人が孤立した点として存在する「分離の様式」
...続きを読むからすべての物が繋がりあっている「繋がりの様式」への転換を勧めているのかなと思う。
以下、いいと思ったメモ
・地獄にだけは行きたくないと思っている人には、逆に地獄が現れる。
・『貪(pull)』
今ある状態は好ましいけど、まだ何か足りず、その何かを欲しがること。
・『瞋 (push)』
今の状態に何か気に入らないものがあり、腹が立つので、取り除きたいと思う。
・『痴(ignorance)』
今起きていることに自覚がない。
・幸せなのが当たり前、普通の状態になるような生き方に育てていく
・回避したいもの、否認したいものがあるとパーティーが楽しめなくなる
・「死」をわからないままでそれを受け入れる
・生は生ぎり、死は死ぎり
・心配しなくても、必ずどうにかなるよという応援が諸行無常
・自己の向上とは、裏を返せば、自己満足の追求で、自分や他者との競争である。周りの人は脇役になってしまう
・主観の自由が否定されるところに、自然の道理に従うという主体の自由が成り立つ
・分離した自己防衛のバリアが自分を孤立させ、孤独感を生む。そして孤独感を忘れるために他人とつながると、共依存や馴れ合いになり、相手を搾取する
・分離した状態のときに、求めたものが満たされても、いずれまた孤独感と欠乏感がやってくる
・homeとは一人ひとりが安らかに、はっきりと現れる事ができる場所。そのhomeのようなものが欲しくて、人は外にhomeの代替を探してしまう
・「してはいけない」が「してもいい」へ
「しなければいけない」が「しなくてもいい」へ
・自信とは自分の外側にあるものに寄りかかって「つくる」のでなく、自分で「いる」こと
・四摂法
「布施」貪らずに、力を差し出すこと
「愛護」温かな心遣いの言葉をかける事
「利行」他人が利益を被ることを考え、実行する
「同時」相手に好感し、寄り添う事
・「慈」与楽「悲」抜苦「喜」共に喜ぶ「捨」平静な心 ⇔ 「執着」「絶望」「嫉妬」「無関心」
・周りが喜んでくれるからでなく、私がやりたいからやる
・「苦しみ=痛み×抵抗」「幸せ=快感÷執着」
・BELLA (座禅中に見つけた煩悩との向き合い方)
Be, Examine, Lessen , Let go , Appliciate
・RAIN (煩悩に限らず、知るということについて)
Recognize, Allow, Investigate ,Non Identify
⇔
DROP (主観でしか見れない無明)
Delude, Resist , Oblivious , Persophication
Posted by ブクログ
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すごい本でした。光岡さんの体からずしんと出てくる言葉のひとつひとつがとても力強く、自分の中に染み込んでいきました。ほんとうにすごい人ですね〜
Posted by ブクログ
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ブッダの人生から、仏教の原点を学びます。
オーガニックな学びとは、禅とは、愉快な生き方とは。
ブッダが本当に伝えたかったことを、丁寧に、分かりやすく解説しています。
語り口も、説明も、頭の中にすーっと入ってきます。
人が一般的に「学び」のモデルにしているのは「学校的な学び」だけなので、芸術や宗教の
...続きを読む世界にある「オーガニック・ラーニング」は視野に入っていません。よく「生涯学習のすすめ」などと言われますが、この「学習」も、「学校的な学び方」が想定されています。
しかし、学びを「学校的な学び」だけで理解するのは、了見が狭すぎます。私たちは、もう一つの学びのスタイルである「オーガニック・ラーニング」も視野に入れるべきです。そのために、仏教がたいへん参考になると思うのです。 ー 53ページ
ブッダが瞑想や苦行に見切りをつけたのは、それがどこまでもハウツーに終始するものだったからです。瞑想や苦行のエキスパートから教わったハウツーは、自我が心や体をコントロールするためのテクニックでした。ですから、やればやるほど自我の意識が強化されてしまいます。
ブッダは、自我が作り出した問題や苦しみは、自我の努力では解決できないということを発見したのではないでしょうか。 ー 70ページ
Posted by ブクログ
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