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思考の99%を支配する煩悩から解放されて軽やかに生きるために、米国で17年禅を指導した僧侶による対人関係が変わるヒント。 突然あらわれる怒り・妬み・孤独・怖気・心配・後悔……あの人、あのこと、反応する心を休ませる。 ○かわいそうな「私」を断つ ○「ないもの探し」から身を引く ○自分を「守る言葉」を使わない よけいなことをやめたら、心はラクになる。
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Posted by ブクログ
本を読んだだけで悟ること難しいと知った。ただし、人生について考える1つのやり方なんだろうと思う。簡単に答えに結びつくものではないけれども、1つの人生の途中で起こる些事を背負っていくための方法として捉えることとした。
アメリカで17年に渡り禅を指導している禅僧が説く禅のアレコレ。 アメリカの人向けに解釈され直しているせいか、アプローチの仕方が他の人と違っていて、腑に落ちる表現もいくつかあった。 個人的には、なるほど!と思う点が多く、とても良かった。 本書の主眼は、個人が孤立した点として存在する「分離の様式」...続きを読むからすべての物が繋がりあっている「繋がりの様式」への転換を勧めているのかなと思う。 以下、いいと思ったメモ ・地獄にだけは行きたくないと思っている人には、逆に地獄が現れる。 ・『貪(pull)』 今ある状態は好ましいけど、まだ何か足りず、その何かを欲しがること。 ・『瞋 (push)』 今の状態に何か気に入らないものがあり、腹が立つので、取り除きたいと思う。 ・『痴(ignorance)』 今起きていることに自覚がない。 ・幸せなのが当たり前、普通の状態になるような生き方に育てていく ・回避したいもの、否認したいものがあるとパーティーが楽しめなくなる ・「死」をわからないままでそれを受け入れる ・生は生ぎり、死は死ぎり ・心配しなくても、必ずどうにかなるよという応援が諸行無常 ・自己の向上とは、裏を返せば、自己満足の追求で、自分や他者との競争である。周りの人は脇役になってしまう ・主観の自由が否定されるところに、自然の道理に従うという主体の自由が成り立つ ・分離した自己防衛のバリアが自分を孤立させ、孤独感を生む。そして孤独感を忘れるために他人とつながると、共依存や馴れ合いになり、相手を搾取する ・分離した状態のときに、求めたものが満たされても、いずれまた孤独感と欠乏感がやってくる ・homeとは一人ひとりが安らかに、はっきりと現れる事ができる場所。そのhomeのようなものが欲しくて、人は外にhomeの代替を探してしまう ・「してはいけない」が「してもいい」へ 「しなければいけない」が「しなくてもいい」へ ・自信とは自分の外側にあるものに寄りかかって「つくる」のでなく、自分で「いる」こと ・四摂法 「布施」貪らずに、力を差し出すこと 「愛護」温かな心遣いの言葉をかける事 「利行」他人が利益を被ることを考え、実行する 「同時」相手に好感し、寄り添う事 ・「慈」与楽「悲」抜苦「喜」共に喜ぶ「捨」平静な心 ⇔ 「執着」「絶望」「嫉妬」「無関心」 ・周りが喜んでくれるからでなく、私がやりたいからやる ・「苦しみ=痛み×抵抗」「幸せ=快感÷執着」 ・BELLA (座禅中に見つけた煩悩との向き合い方) Be, Examine, Lessen , Let go , Appliciate ・RAIN (煩悩に限らず、知るということについて) Recognize, Allow, Investigate ,Non Identify ⇔ DROP (主観でしか見れない無明) Delude, Resist , Oblivious , Persophication
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