無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
猫も杓子も生産性、でもほとんどの議論は間違いだ!
『新・観光立国論』(山本七平賞)で日本の観光政策に多大な影響を与えた筆者が、
今度は34年間の集大成として「日本経済改革の本丸=生産性」に切り込みます。
読めば納得、目からウロコ、歯に衣着せぬ「アトキンソン節」、全開!
【本書の内容】
・「良いものをより安く」が国を滅ぼす
・日本企業の数は「いまの半分」でいい
・最低賃金を上げて「経営者」を追い込むべし
・かつて「人口が半減した国」に学べ
・「女性優遇」では生産性は上がらない
・生産性を高めないのは「親を見殺しにする国」になる道 他
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
日本人は「生産性」と「効率性」を混同しています。
たとえば、誰も求めていない商品を「効率よく」つくることは可能です。
しかし、売れない以上、「生産性」はゼロです。
生産性のないもののことを、無駄と呼ぶのです。
――デービッド・アトキンソン
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
Posted by ブクログ 2020年04月03日
今の日本の1番の問題は人口減少問題。
GDPを下げる1番の要因も人口減少。
その中でGDPを上げるためには、人口増加ではなく
生産性を上げること。
生産性と効率性は違う。どれだけ作業が早く終わっても
その売り上げが0だと意味がない。
どれだけ付加価値をつけることができるか。
企業の生産性を上げ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月18日
白石貢さんがすすめていたデービッド・アトキンソンの本。
日本の人口減少をどうやって対策していくべきかを提案している。
移民を受け入れる、老人を働かせる、女性を働かせる…
様々な意見が取りざたされているが、
イギリス生まれ、イギリス育ち、ゴールドマン・サックスに入社して…経済のプロとしての視点で、日...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月21日
強い衝撃を受けた。数値的な根拠を提示しながら、生産性を上げるしかないという強いメッセージを送っている。
日本が社会保障制度を維持し続けるためには、生産性の向上が必要。
高度経済成長の主因は爆発的な人口増加であって、日本的経営や文化的背景が効いたわけではない。
日本人は客観事実よりも感覚的に物事を捉...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年09月09日
日本の無能な経営者、感情論でしか政治をしない政治家官僚に読んでいただきたい。
基本的にに今までの著作と言っていることは同じ。
今までなぜ日本はヨーロッパのように論理的で数字に基づいた原因の追求と導き出された結果をそのまま政治に反映できないのか、ほとほと疑問に思っていた。もちろん政治は妥協の産物である...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月10日
全日本人必読。世界最高レベルの労働者を有しながら先進国では類を見ないほど生産性が低い今の日本。
バブル期以降の凋落ぶりとその要因を豊富なデータを引用しながら暴き、これから進むべき道筋を明快に示してくれる。
人口の減少曲線と需給バランスが自然調和するまでデフレが進行し、大きな方向転換を強いられたペス...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月30日
大変参考になった。著者は、労働者と中小企業の利害が対立するものだと捉えて、中小企業に引導を渡そうとする。ポッセの今野氏の論をベースに経営者側により強く新自由主義的な論理を適用した感じである。
この本は、労働者も大好き!中小企業も大好き!な左派系のインテリたちが読むべき。労働者の最低賃金は上げろ、中小...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。