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本書は、21世紀の「所得倍増計画」の提言です。
少子化が経済の足を引っ張る日本。
出生率は、すぐには上がりません。
移民政策は、なかなか受け入れられません。
ならば、外国人観光客をたくさん呼んで、
お金を落としてもらえばいいのです。
この国には、【世界有数の観光大国】になれる、潜在力があるのですから。
ですが、2014年の訪日客数は1300万人程度です。
日本ほどのポテンシャルをもつ国としては、驚くほど少ない数と言わざるをえません。
日本の潜在力と世界の観光産業の隆盛を考えれば、
2030年までに8200万人を招致することも、決して不可能ではありません。
それを成し遂げることで、日本経済には「第2の高度成長期」が訪れるのです。
本書では、そのための方策を、詳しく解説しましょう。
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Posted by ブクログ
頭を水をぶっかけられたような感覚。政令指定都市の役所で観光業務に10年近く携わっています。昔、上司がこれいいよーと教えてくれたけど、読みきれてなかった本書…。1秒でも早く読んどけよ!と自分に叱りたくなるくらい観光業務に携わる人々は必読の一冊だった。
日本の外国人に対する「来るなら来ていいよ〜」「来たら良さ分かるよ〜」的な感覚、分かる。
全然容姿もスタイルも磨けてない女子(日本)が「付き合いたいなら付き合ってあげてもいいけど〜」って言ってるように感じた。(完全に主観すぎるけど)本当に(観光で)モテてる国(ヨーロッパ諸国)はめちゃくちゃ努力してお金積んで…そりゃそうだよね、っていう当たり前の事実を、淡々と述べられてしまった。という衝撃。
特に後半に文化財についての言及があって耳が痛すぎる…。いまは文化財の保存活用の担当しているが、壊れないためのお金だけしかつかないし、建築の専門家による建築の専門家にしか分からない価値を残すためのお金だし、全然改変も活用もできないし、これって意味あるの…???と疑問疑問疑問で全くモチベーションの上がらない仕事だったけど、本書のおかげでまだまだやれることたくさんあるんだ!と本当に希望が湧いた。本当に感謝しかない。
せっかく縁あって観光担当になったので、この本を教科書に。なんとか頑張っていく。救われました、ありがとうございます!
Posted by ブクログ
読んでみて、すごい、目から鱗の連続。
来訪する外国人はどの国の人が多いのか。それは知っていた。けれど、それは即ち、そういう意味を持つのかなんて考えたこともなかった。
国毎、何を目当てに観光に来る傾向があるのか。どれだけの日数を滞在するのか。その分析が大事。
そして、それを元に何日滞在させたいのか。それならばどこに何時間つかってもらう必要があるのかを考える。
そこまで考えたことはなかった。
まず日本にきた外国の人が何を感じるのか。どこに不満を抱くのか。この本の話は説得力がある。
なぜなら、今まで意識していなかっただけで、言われてみればそうだな、という点が多いのだ。
つまり、無意識に日本はこんなもの、という考えに浸かっていた。
言われてみれば、自分も最初に国内観光に行けば思ったのだ。文化財については何も知らずに行っても何がすごいのか、入館料と引き替えにもらう薄いリーフレットを見てもわからない、あまり面白くないな、と。
短い文章を読んで、わかったような、わからないような。1時間も見ればもういいや、となる地味な展示。
いや、自分の勉強不足で行ったのが悪い。だって文化的な価値ってそういうものだろう、と思っていた。
でも、それで終わらせてわざわざ外国人観光客が来るのか。そう、こないのだ。
文化的に価値がある施設とは言え、いかに楽しませるか。時間を使ってもらうか。お金を使ってもらうかが大事であると。
ホテルの件もそうだ。日本には高級ホテルもあるし、色々な層に対応していると思い込んでいた。
自分が想像する高級ホテルとは1泊10万円とか、そんなものを想像していたのだ。1泊400万円を払う世界の富裕層の存在など考えたこともなかった。
自分の考えの狭さを突きつけられた。
コロナ前の観光政策の本なんて読む価値あるの?と期待せず読んだのだけど、本当に読んで良かった本。
地方再生にも活かせそうな考え方が盛りだくさんだった。
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ビジネス・実用
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