かつとし

上野ポテト

「さみしいの？」「…うん。さみしい」 あることをきっかけに、本気の恋愛をしなくなった青年・克利（かつとし）は、一晩だけの関係を繰り返している。彼の視線、声、仕草、笑顔……それらに惹きつけられた男達は、気づけば彼の身体を抱いていた。それなのに、彼は笑顔で去るだけで、誰のものにもならない。そんな克利の前に、年上でどこかおどけた様子の男が現れる。今までの男達とは違う雰囲気を持つ彼に、克利は……。謎めいた青年・克利の、愛の遍歴を描いた衝撃作。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BLマンガ
• 出版社: 集英社
• 掲載誌・レーベル: .Bloom ドットブルーム
• ページ数: 194ページ
• 電子版発売日: 2018年01月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 45MB

[まめ · ★★★★★]

どんどん可愛くみえてくる罠

長い長い夜を流浪するかつとし。かつとしの夜が明ける日は来るのか。かつとしの笑顔が、この出会いはこれまでとは違うのかもしれないと期待を持たせるが、それでもやっぱり流浪し続けるのが、かつとしなのかもしれないし。
ああでも、頭ナデナデされて幸せになって欲しいな、かつとし。

後半3分の1くらいは「スイート・ハラスメント」という可愛いタイトルの中編。ほんのり「向こうの人」テイストがあり、ちょい格差を感じる恋愛に足を踏み入れる2人を生々しく描いてて、読んでる私はまたしても赤面して足をバタバタさせる羽目になりました。部長かわいいよ部長。

どちらもエチシーンはありますが、エチい感じではないかな。部長のもっちりボディは性癖の人もいるかも？（笑）
「かつとし」のP107ページの指文字みたいのを思い浮かべてる絵が、何か意味があるのかな？と気になっているのでどなたか解析してくれないかなぁ…。

＃胸キュン ＃深い ＃シュール

[しゅん · ★★★★★]

切ない系だった

タイトル・表紙・作家名気になっていました。ポテト。気にはなっていたけど勝手なイメージでダークな後味悪系かなぁと立ち読みすらしていなかったのですが、面白いじゃないですか！試し読み分まではとても好みでした。かつとしどういう道を辿るの？着地点は？気になります

[ねんど · ★★★★☆]

かつとし！強く生きろ！かつとし！！
なかなかささるストーリーでした。
かたとしに、ぴったりのいい人が現れることを切に願う！

[匿名 · ★★★★☆]

個人的には表題作より

ふたつのお話しが入っています。個人的には表題作より、後のやつが好きでした。社会人の話しだけど、純粋な感じもして、穏やかな年上受けとクールな年下攻めが良かったです。

[ブクログ · ★★★★☆]

購入前から良作の予感しかしていなかったんですけど本当に良作でした…全く期待を裏切られなかった…。もしかして絵やストーリーは好みが分かれるかもしれないけどわたしはとても好きでした。上野ポテト先生もっと読みたい〜！今後作家買いします

[ブクログ · ★★★☆☆]

漫画はうまいんだけど絵がホモホモしいというか生々しいというか、可愛くないんだよね。
リアルさを求める人向け。

[ブクログ · ★★★★★]

良い意味でモヤっとする連作でした。受けのかつとし君が片想いこじらせて、各攻めの元に現れては去っていく…男性遍歴。いやもうどの攻めも甲乙つけがたいほどキャラたってて良かったんです…。先輩もなぁ…結局両想いだったんじゃないのかなぁ…。
同時収録のリーマン年下攻めも良かったです。部長受けの控え目だけど包み込むような雰囲気が素敵…攻めは掴みにくい性格ゆえに人付き合いが悪そうなので、そんな受けに惹かれたのかと勝手に解釈。また次回作も期待してます。