中谷宇吉郎 雪を作る話

中谷宇吉郎 雪を作る話

1,232円 (税込)

6pt

4.2

「科学のこころ」を本棚に──スタンダードブックス第4巻は雪研究の第一人者・中谷宇吉郎。代表作「立春の卵」、高野文子氏が取り上げ反響を呼んだ「天地創造の話」など13篇収録。

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中谷宇吉郎 雪を作る話 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「雪を作る」。なんてステキな言葉だろうと。もちろん、雪の良い面も悪い面もあるのだろうけど、人間と自然という中で、受け入れるべきあれやこれやがふんだんに。

    雪の話ばっかりなのかと思ったけど、そうでもなく。それもそれで面白かった。
    何よりも、解説にあるとおり、ある意味ドライな書き味がよいのかもしれない

    0
    2020年01月20日

    Posted by ブクログ

    目次
    ・自然の恵み―少国民のための新しい雪の話
    ・雪の話
    ・雪の十勝―雪の研究の生活
    ・雪を作る話
    ・雪後記
    ・大雪山二題
    ・天地創造の話
    ・立春の卵
    ・線香花火
    ・琵琶湖の水
    ・茶碗の曲線―茶道精進のある友人に
    ・イグアノドンの唄―大人のための童話
    ・簪を挿した蛇

    雪の研究で有名な研究者、中谷宇

    0
    2018年01月17日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    まず、文章が平易で朗らかだ。そして話題が豊富。
    本業の雪についての話は、科学的で実際的。
    とても興味深かった。
    一方で、立春の卵や琵琶湖の水の話など、一見他愛の無いことに注目し、理知的な観点から警告を発する手腕は流石。感心した。
    先読の寺田寅彦に岡潔の姿も垣間見え、その関係性を想像する

    0
    2017年03月05日

    Posted by ブクログ

    折しもノーベル賞を受賞した大隈先生が会見で基礎科学の大切さを説かれたところですが、科学へのまなざしの在り方について半世紀以上前に同じように丁寧に語った中谷先生。
    栞のラスコーの壁画についての言及は目を丸くして驚いてしまった。まさに科学と自然に対するあるべき姿勢を体験させてもらったと思う。

    0
    2016年10月06日

    Posted by ブクログ

    中谷宇吉郎先生は、小林秀雄の『考えるヒント』の冒頭、常識で、小林秀雄の質問に科学者として答えている方。
    雪が仕事かもしれないが、後半、雪以外の文章が特に面白い。
    ○天地創造の話、◎立春の卵、○線香花火、○琵琶湖の水、茶碗の曲線、イグアノドンの唄。

    0
    2016年05月10日

    Posted by ブクログ

    雪博士こと、中谷宇吉郎のエッセイ。

    1936年に大学の低温実験室にて人工雪の製作に世界で初めて成功。1940年代に北大に低温科学研究所が設立されることが決まり、1943年に主任研究員に。その頃の事が書かれていて、中谷は、実験室の中と外の温度差が身体的にキツくて、若い学生に任せたみたいな記載があった

    0
    2024年06月08日

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