松本創の作品一覧

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作品一覧

2023/07/20更新

ユーザーレビュー

  • 地方メディアの逆襲
     ネットニュースを見てがっかりすることが多い。見出しの印象と内容とに齟齬があるような、それも意図的にしているのが透けて見える。「誰のためにニュースがあるのか」(110頁)。

     被害者報道については(第5章)、知る自由・表現の自由・取材の自由と、被害者・遺族のプライバシーが衝突し、それらの対抗する利...続きを読む
  • 軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い
    2005年に起きた福知山線脱線事故。
    脱線してマンションに列車が突っ込み、見るも無惨な様子で横たわる様子を今でも覚えている人は多いと思う。
    この事故で100名以上の命が失われたわけだが、そのある遺族が遺族という枠を超えて、JR西日本と一緒になって本気の組織改革を成し遂げる様子が描かれている本である。...続きを読む
  • 地方メディアの逆襲
    新聞やテレビ、大手メディアがネットに押される今こそ地方メディアの時代なのかもしれない。今後のジャーナリズムのあり方を示した良著。

    こたつ記事や記者クラブでない、長期間にわたり丹念に取材を重ねる調査報道。地方紙、地方テレビ局だからこそ行える報道が実際にある。

    すっかりサラリーマン、官僚化した感のあ...続きを読む
  • 軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い
    事故で大切な人を失った遺族について生々しい現実を教えてくれた。読んでいて本当に胸がつまる思いだった。同時に当時のJR西日本という企業に対しての不信感も込み上げてくる。

    不幸にも遺族となった浅野氏の懸命な行動が凝り固まった官僚主義の企業に変化をもたらした。自身も辛い中にあっても「遺族の責務」といい、...続きを読む
  • 軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い
    組織論として読んでいて引き込まれる。
    失敗学、リスクマネジメントなどとよく言われるが、これをすればよいという対策はなく、時代ごとに変わる対策を常に取り続けていかなくてはならない。
    また、やらなかったからと言って悪さが顕在化することは小さい。そのため、効率化の名のもとに考えることが許されず、重要性も理...続きを読む

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