八九六四 「天安門事件」は再び起きるか

八九六四 「天安門事件」は再び起きるか

作者名 :
通常価格 1,870円 (1,700円+税)
獲得ポイント

9pt

    【対応端末】
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
    【縦読み対応端末】
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

新規会員限定半額クーポンプレゼント

作品内容

「“その事件”を、口にしてはいけない」
1989年6月4日、中国の“姿”は決められた。
中国、香港、台湾、そして日本。
60名以上を取材し、世界史に刻まれた事件を抉る大型ルポ!!
この取材は、今後もう出来ない――。

一九八九年六月四日。変革の夢は戦車の前に砕け散った。
台湾の民主化、東西ドイツの統一、ソ連崩壊の一つの要因ともされた天安門事件。
毎年、六月四日前後の中国では治安警備が従来以上に強化される。スマホ決済の送金ですら「六四」「八九六四」元の金額指定が不可能になるほどだ。
あの時、中国全土で数百万人の若者が民主化の声をあげていた。
世界史に刻まれた運動に携わっていた者、傍観していた者、そして生まれてもいなかった現代の若者は、いま「八九六四」をどう見るのか?
各国を巡り、地べたの労働者に社会の成功者、民主化運動の亡命者に当時のリーダーなど、60人以上を取材した大型ルポ
語り継ぐことを許されない歴史は忘れさられる。これは、天安門の最後の記録といえるだろう。

●“現代中国”で民主化に目覚めた者たち
●タイに亡命し、逼塞する民主化活動家
●香港の本土(独立)派、民主派、親中派リーダー
●未だ諦めぬ、当時の有名リーダー
●社会の成功者として“現実”を選んだ者、未だ地べたから“希望”を描く者 etc.
語ってはならない事件を、彼らは語った!!

ジャンル
出版社
KADOKAWA
掲載誌・レーベル
角川書店単行本
電子版発売日
2018年05月18日
紙の本の発売
2018年05月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
4MB

八九六四 「天安門事件」は再び起きるか のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年02月21日

    中国の民主化を求め、天安門でデモを起こした学生たちが
    政府により虐殺された天安門事件。
    あれから30年経ち、経済大国の1国となっている中国で
    再び天安門事件が起きるのか、という取材を
    中国大陸、香港そして在日中国人にしたもの。

    結構前に買ったような気がしたけど意外と最近だったんだな。

    いろんな考...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2019年09月08日

    徒に結論を求めるのではなく、当時を過ごしたそれぞれの群像を忠実に写しとる作業の成果。誠実な成果物が、単に天安門事件だけはなく、わが国の政治体制についても、問いかけてくることが多々ある。著者の丁寧な努力に敬意を表したい。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2019年06月26日

    気がついたらノンフィクションで複数の賞を取ってしまい、なかなかレビューしづらくなってしまった。著者の得意とする「足で情報を稼ぐ」という古典的とも言える方法と、ネットを使った情報収集が組み合わさった結果として得られた傑作である。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2019年06月20日

    今年、発生から30年ということで、ニュースに取り上げられることも増えた天安門事件。日本では「中国共産党が民主化運動を武力で鎮圧した事件、すなわち悪」とした取り上げ方が大半です。この事件で天安門広場を占拠した当事者に、30年を経過した今の視点から当時の運動を再評価してもらうインタビューをまとめたのが本...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2018年10月08日

    【紅き乱宴の後に】1989年に起こった天安門事件によって何らかの影響を受けた人々のその後の人生を取材した作品。当時のリーダーは,民主活動家は,そして血気盛んな学生をかばった教授たちは,今いかなる思いを抱えて生活しているのか......。著者は,中国に特化したルポライターとして活躍を続ける安田峰俊。
    ...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2018年08月12日

    1989年6月4日に発生した中国の天安門事件。中国の正史上、なかったことにされており、口にすることはおろか、6月4日が近づくとWeChatPay等の送金アプリで8964元・64元という金額を送金することすら禁じられるこの事件について、政府に立ち向かった学生運動家や市井の住民、逆に政府側として鎮圧に関...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2018年07月22日

    数々のインタビューに基づいて,六四天安門事件を描き出した好著。
    左右双方から距離を置いた紋切り型でない取り上げ方がとても良かった。さまざまな思想背景,さまざまな人生遍歴が見えてくる群像劇。事件に少しでも興味のある人は必読だと思う。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2020年01月19日

    天安門事件は中国の民衆の中ではすでに風化した経験であることを明らかにしたルポ。風化に現在の政権が加担しているのは明らかだが、それだけではないことが歴史の難しさを示している。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2019年12月25日

    1989年に天安門広場に集まった大学生たちは、国のエリート候補である自覚を持ち、親である共産党政府に甘える子供のような気分だった、というのはわかる気がする。

    それを打ち砕き、近代史に残る事件としたのは、共産党内部の権力争いの結果だった。

    集会に参加したエリート候補たちは、その後、中国政府の幹部と...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2019年11月29日

    "そこ"にいた人もいなかった人も、いまだに熱い思いを抱く人も冷めた目で見ている人も、さまざまなインタビューから紡ぎあげられる天安門事件はそのイメージが一つに集約されるわけでなく、歴史は様々な側面があることを肌感覚で知ることができる。
    また、最近の香港における反送中プロテストの背景...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています