作品一覧

  • 満足できない脳―私たちが「もっと」を求める本当の理由
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    人生を変えてくれる本! いらないのに買ってしまう、ついスマホを見てしまう…… 文明化された退屈な人生につけこむ商品やサービスから自由になる方法。 「足るを知る」のはなぜ難しいのか? スロットマシンの設計に取り入れられた 「機会→予測不可能な報酬→迅速な再現性」 という、ドーパミン系を刺激する「欠乏ループ」が、 あなたを取り巻くあらゆることに組み込まれ、あなたを浪費や依存に駆り立てる。 退屈でつまらない人生から安易に逃げていないか? 私たちは過去のどの時代よりも豊かな世界に生きながら、かつてないほど不幸である。 人類は「もっと」を求めるように進化し、文明化された便利な社会で、私たちは人生に退屈している。 そしてその退屈につけこむ商品やサービスが、私たちを浪費や依存に駆り立てている。 脳に組み込まれた「欠乏ループ」のメカニズムとその対策を示す、現代人の必読書。
  • 格差の起源 なぜ人類は繁栄し、不平等が生まれたのか
    4.0
    1巻2,530円 (税込)
    究極の謎を解き明かし、未来への指針を示す! 30万年近く前にホモ・サピエンスが誕生して以来、人類史の大半で人間の生活水準は生きていくのがぎりぎりだった。それが19世紀以降に突如、平均寿命は2倍以上に延び、1人当たりの所得は地球全体で14倍に急上昇したのはなぜか?この劇的な経済成長の鍵は“人的資本の形成”だったことを前半で説く。それを踏まえて後半では、なぜ経済的な繁栄は世界の一部にとどまり、今なお国家間に深刻な経済格差があるのかを検討する。 制度的・文化的・地理的要因に加え、“社会の多様性”が根源的な要因だったと論じる。人類史を動かす根本要因に着目した“統一理論”にもとづいて、究極の謎を解き明かした世界的話題作! 人類史の二つの謎 第1部 何が「成長」をもたらしたのか 最初の一歩/停滞の時代/水面下の嵐/蒸気エンジン全開!/停滞から成長へ/約束の地 第1部のまとめ――成長の謎を解く 第2部 なぜ「格差」が生じたのか 光と影/制度の痕跡/文化的な要因/地理が落とす影/農業革命の遺産/出アフリカ 第2部のまとめ――格差の謎を解く
  • 21世紀の社会契約
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    生きづらさ、働きにくさ、地球の危機…… 世界を刷新する新しい社会の礎。 マイケル・サンデルほか絶賛! ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの学長を務める、 今、もっとも影響力のある女性経済学者が、「社会契約」という視点で世界を読み解く! 人間は意識するしないにもかかわらず、社会契約のもとに毎日を生きている。 パートナーや家族、隣人、雇い主、同僚など、あらゆる関係の根底には、 お互いにサポートを必要とし、サポートを提供するという、社会契約がある。 社会契約は、過去の世代と未来の世代をつなげる義務や責任の入り組んだウェブなのだ。 壮年期に働いて社会に貢献することを期待され、その対価として、幼年期には教育を施され、 老年期には年金や医療を与えられてきたのも、そういった社会契約のひとつである。 しかし、グローバリゼーションとテクノロジーの進展、人口構成の変化によって、 そのような社会契約のあり方が壊れてきている。 20世期の社会契約のあり方のままだと、若年の負担は増し、子育ての労苦は増え、 女性は不幸なままで、老人は学ぶ機会を与えられることがない。 ポピュリズムの台頭やグローバル化への反動、女性の働きにくさの問題や、 若者が地球環境のために声を上げるのも、すべて20世紀型の社会契約が機能不全を起こしているからなのだ。 本書は、これらの問題は世界各国共通のものであり、今こそ21世期にふさわしい、 公平で持続可能な社会を実現する新しい社会契約を構築しなければならないと主張するものである。 より良い社会を築くための枠組みを提示する、全世代必読の希望の書!
  • ネイビーシールズ(米海軍特殊部隊)・リーダーズ・マニュアル
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    イラク戦争でその名を轟かせた最強の指揮官が教える 日本人がまだ知らない 「驚くほど繊細かつ懇切丁寧な技法」 門外不出! 現場のわずかな空気の変化をくみ取る究極のテクニック 極限状態で編み出されたメソッドは、ビジネスの現場に応用できる! 米海軍特殊部隊の最強の上司は―― 命令ではなく提案する 自信過剰でなく謙虚である 部下を怒鳴らず、語りかける 新米上司、ベテラン上司、未来の上司、あらゆる立場の上司が使える大全 【こんなとき、あなたならどうする?】 ●上司が指示を出してくれないとき ●部下のやる気が見られないとき ●部下を褒めたら、かえって成績が下がったとき   →「伝説の指揮官の解決策」は本書へ
  • 空腹ねずみと満腹ねずみ 上
    -
    1~2巻2,090円 (税込)
    『帰ってきたヒトラー』の著者が6年の沈黙を破ってついに発表した小説。数年後の欧州を舞台に、押し寄せる難民と国境を閉じるドイツ。何が、なぜ起こるのか、満を持して問う問題作。
  • 空腹ねずみと満腹ねずみ 上下合本版
    -
    1巻4,180円 (税込)
    『帰ってきたヒトラー』の著者が6年の沈黙を破ってついに発表した小説。数年後の欧州を舞台に、押し寄せる難民と国境を閉じるドイツ。何が、なぜ起こるのか、満を持して問う問題作。 ※本電子書籍は、「空腹ねずみと満腹ねずみ 上・下」の合本版です。
  • クオリティランド
    4.7
    1巻3,190円 (税込)
    恋人や仕事・趣味までアルゴリズムで決定される究極の格付社会。アンドロイドが大統領選に立候補し、役立たずの主人公が欠陥ロボットを従えて権力に立ち向かう爆笑ベストセラー。
  • 続・善と悪の経済学 資本主義の精神分析
    4.3
    1巻3,740円 (税込)
    NHKの好評番組「欲望の資本主義」で話題となった、チェコの経済学者、トーマス・セドラチェク氏の書籍第2弾! 前著「善と悪の経済学」は、朝日新聞、日経新聞でも大きく紹介され話題に! 今回の著作では、フロイトやユングの心理分析を活用して、経済の精神的病と、その「心の処方箋」を明らかにする。 現代の経済システムに、精神病質と診断されるような問題はあるのか? あるとすれば、それはどんなものなのか? 経済学は社会の病をどの程度明らかにできるのか? 経済学が役に立つ病はあるのか? あるいは逆に害になる病とはなにか? 二人の偉大な学者、フロイトとユングはともに、神話を重視していた。 多様な彩りのある、矛盾に満ちた神話のなかに、資本主義のあるべき姿を求め、 私たちを豊かにしてくれる資本主義の未来を探る。
  • 4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した
    4.4
    1巻1,760円 (税込)
    1940年にドイツ占領下のポーランドに生まれたマイケルは、 ゲットーや収容所暮らしを余儀なくされたのち、 わずか4歳でアウシュヴィッツに送られた。 なぜ、子どもが次々に殺されていった収容所で、 彼は6か月も生き延びられたのか? 悪や絶望がうずまく世界の中で、ひたむきに前を向いて 生きたマイケル一族の姿が胸を打つとともに、 家族の絆や、希望を失わずに生きることの大切さを あらためて教えてくれる良質なノンフィクション。
  • 脳科学は人格を変えられるか?
    4.2
    1巻968円 (税込)
    人生の明るい面に目がいくか、暗い面に目がいくか。その差は脳の活動パターン自体に関連していた。エジソン、チャーチル、マンデラ……逆境に打ち勝つ偉人はみな「楽観主義者」。〈楽観脳〉と〈悲観脳〉は何が違うのか、心理学、分子遺伝学、神経科学を横断しながら人格形成の神秘を明らかにする「白熱教室」。解説・湯川英俊
  • 細胞から若返る! テロメア・エフェクト 健康長寿のための最強プログラム
    3.9
    1巻2,310円 (税込)
    「テロメア」とは染色体の先端部分を指し、寿命を司り、加齢とともに短くなることがわかっている。しかし最新の科学によれば、生活習慣しだいでテロメアを伸ばし、健康寿命を延ばすことができるという! テロメアでノーベル医学生理学賞を受賞した著者自らがその仕組みを解説するとともに、健康長寿に効く運動、食事、睡眠、ストレス対処法を伝授。テロメアの自己診断テストや今日からできる実践プログラム付き。世界20か国で続々刊行の大注目書!
  • 帰ってきたヒトラー 上
    4.0
    1~2巻704円 (税込)
    ヒトラーが突如、現代に甦った!周囲の人々が彼をヒトラーそっくりの芸人だと思い込んだことから勘違いが勘違いを呼び、本当のコメディアンにさせられていく。その危険な笑いで本国ドイツに賛否両論を巻き起こした問題作。本国で250万部を売り上げ、映画は240万人動員、世界42言語に翻訳された空前のベストセラー小説。著者による原注付き。
  • 帰ってきたヒトラー 上下合本版
    4.5
    1巻1,408円 (税込)
    ヒトラーが突如、現代に甦った!周囲の人々が彼をヒトラーそっくりの芸人だと思い込んだことから勘違いが勘違いを呼び、本当のコメディアンにさせられていく。その危険な笑いで本国ドイツに賛否両論を巻き起こした問題作。本国で250万部を売り上げ、42言語に翻訳されたベストセラー。 ※本電子書籍は、「帰ってきたヒトラー 上・下」の合本版です。
  • ヒトラーのオリンピックに挑んだ若者たち ボートに託した夢
    4.6
    上流階級のスポーツとされていたボート競技。労働者階級の若者たちの集まりだったワシントン大学ボート部が、なみいる東部の強豪を打ち破って全米チャンピオンに輝き、ベルリン・オリンピックへの出場権を獲得する。だが、 “ヒトラーのオリンピック”とも呼ばれる同大会では、ドイツ、イタリアと対戦する決勝で、アメリカは思わぬ苦境に立たされる――。手に汗握る感動のノンフィクション。

ユーザーレビュー

  • 満足できない脳―私たちが「もっと」を求める本当の理由

    Posted by ブクログ

    人は報酬が得られるかどうかわからない状態で報酬を得られることに強く興奮するし、もっと多くを求める。モノだけどなく影響力も然り。
    というところを軸に人が何かを求めるのはなんでなのかを色々と書いている本。
    後半はそういうテーマじゃなくて幸福とは何かみたいな話になっていたがそれはそれで興味深いのでよしとする。
    無駄に物欲出てくるなーとか、見栄をはるために買おうとしてるなーとか、そういう時にこの本の内容を思い出すと冷静になれる気がする。自分のくだらない感情に説明がつくのが良いところ。

    0
    2025年09月21日
  • 満足できない脳―私たちが「もっと」を求める本当の理由

    Posted by ブクログ

    文章が面白いタイプの本。骨太なサイエンス本を読みたいなら不向きかも。ほぼエッセイと言っても良いまであるけれど、面白いので良かったです。

    0
    2025年09月19日
  • 帰ってきたヒトラー 下

    Posted by ブクログ

    再読

    史実通り,ヒトラーは反ユダヤ主義という過激な思想の持ち主ですが,作中では,自らの信念のために無私の奉仕を行う高潔な人物として描かれ,多くの大衆から肯定的に受け止められています.

    彼に反対する勢力ももちろん登場しますが,その批判の方法が卑劣で(事実無根のスキャンダルを流布する,暴力的な言動に訴えるなど),かえってヒトラーの高潔さが際立つ構造となっています.しかし,その構造ゆえに,社会の矛盾や危うさが浮き彫りになる作品であり,その巧妙さには恐ろしささえ感じます.

    人柄の良さや高潔さが,その人物の思想の正しさと必ずしも結びつかないところも皮肉として印象に残ります.

    0
    2025年08月08日
  • 帰ってきたヒトラー 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小説のラスト、映画よりずっと良かったです!(というより、映画のラスト、よくわからんかった。)

    ジョーシ・オーウェルの『動物農場』の終わりを彷彿とさせる「あちゃ〜、ついにここまで来ちゃったか…」という滑稽な描きっぷりなのに絶望感たっぷりな感じ、めっちゃ味があってよかったです。正直、最後どう着地するんだろうとドキドキしてましたが、素晴らしいラストでした。


    ところでヨーロッパって、コメディアンが政治家になること多いですよね。ウクライナのゼレンスキー大統領も元コメディアンだし、イタリアでもグリッロという五ツ星という政党の党首が元コメディアンなのだとか。…まあ、日本にもタレント議員はたくさんいます

    0
    2025年06月26日
  • 帰ってきたヒトラー 下

    Posted by ブクログ

    この本の舞台はドイツであり、ヒトラーがタイムスリップしてくるという内容なのだが、一種の風刺的なものやコメディも含まれており歴史について少しばかりの知識があれば爆笑してしまいます。しかし読み進めていると今まで笑っていた場所は最も恐ろしい場面であったことに気付かされました。この本の内容は独裁者が現れたら少しずつ政権を取るだろうという話です。日本でこそありえるでしょう。

    もう二周して,気づいた話を書きます。我が闘争と合わせて読むとやはり、訳者が同じなのでは?と思うほどには口調や思考がそっくりでした。他にも我が闘争に少ししか触れられていない話もより詳しく書いてありました。他にもヒトラーの仲間の作り方

    0
    2025年04月27日

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