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  • 名画で読み解く プロイセン王家 12の物語
    4.3
    長い群雄割拠状態を経て、十九世紀、プロイセンのホーテンツォレルン家はついにドイツを一つにまとめ、帝国を形成してヨーロッパ最強国の一角に食い込んだ。フリードリヒ大王とビスマルク――二人の傑物がいなければ、この偉業は成しえなかったろう。激動の二百十七年の光と闇、運、不運、そして熱い人間ドラマを、色彩豊かな名画とともに読み解いていく。オールカラー版、中野京子の人気シリーズ、第五弾!
  • オルラ/オリーヴ園~モーパッサン傑作選~
    4.2
    部屋の中に目に見えない何かがいる……。妄想と狂気に呑み込まれていく男の日記「オルラ」。若き日の苦い思い出を浄化し、穏やかに過ごす老司祭のもとに、ある日、みすぼらしい身なりの若者が訪ねて来る。人生を揺さぶる直視し難い過去との対峙を描く「オリーヴ園」など、病魔に冒され、寡作になりつつある後期の作品のなかから8篇をセレクト。素材・テーマともに厳選されたからこそ顕出したモーパッサンの真髄がここにある。
  • りら荘事件~増補版~
    4.0
    埼玉県秩父山中にある大学の寮「りら荘」に避暑にやってきた7人の男女。みな画家や音楽家を志す芸術家の卵だ。都会の喧噪を逃れて休暇を送ろうとした矢先、婚約を発表した二人が相次いで変死した。そして災厄は次々と学生たちに……。鮎川作品の中でも特に人気の高い傑作長編に加え、著者がデビュー以前に同人誌に書いた“プレりら荘”とも言える中編も収録!
  • すべては消えゆく~マンディアルグ最後の傑作集~
    3.5
    パリの地下鉄、隣の席で化粧を始めた女の姿態に目を奪われたユゴーは、慎みとは無縁な彼女の手に思わず接吻してしまうが……。芳醇な性の悦楽が思わぬ展開を見せる表題作、美少女との甘い邂逅から一気に死の淵へと投げ出される「クラッシュフー」など、シュルレアリスム最後の小説家独自の世界観きわだつ3篇。
  • 小池百合子 権力に憑かれた女~ドキュメント東京都知事の1400日~
    4.3
    カメラの前でフリップを出し、記者からの質問に当意即妙に答える。「ロックダウン」「東京アラート」といったフレーズを、メディアに取り上げさせる――。小池百合子は、メディアの特性を熟知している。市場移転、東京五輪にメスを入れはした。コロナ対策でも、愚策を続ける安倍晋三との差は歴然だった。だが政治家としてのビジョンはなにも見えてこない。一体、なにをやりたいのか? 「週刊文春」記者がつぶさにレポートする。
  • 沈黙の家
    -
    少女小説家の姉と雑誌編集者の弟。両親を惨殺された2人は、心機一転、京都から東京へ居を移した。姉は同じアパートに愛人と暮らす中年作家に思いを寄せ、同性愛者の弟は過去を断ち切ろうと女性と交際を始めた。複雑に絡み合う男女の愛憎が、やがて血腥い一家殺害事件に……。巧みな構成と繊細な心理描写で魅せる傑作長編に加え、レトリックが冴える3つの短編を併録!
  • 闇の眼
    3.3
    雪のシエラ山中でバス転落。搭乗のボーイスカウト全員死亡……ラスベガスの舞台プロデューサー、ティナが一人息子のダニーを亡くしたのは1年前。が、ティナはまだその死を信じられずにいた。そして、傷心の彼女の身辺に次々と不可解な出来事が……子供部屋が荒らされ、黒板には“シンデハ イナイ”のなぐり書き、コンピューターの画面には“ココカラ ダシテ”の文字……。ベストセラー作家クーンツが放つモダンホラー!
  • バンクシー~アート・テロリスト~
    4.0
    世界各地でゲリラ的に出没し、多くの話題をさらうストリート・アーティスト、バンクシー。2018年には代表作《風船と少女》がサザビースのオークションにかけられ1億5000万円で落札された瞬間、額縁に仕掛けられていたシュレッダーに裁断されるという「事件」で世界を驚かせた。日本でもバンクシー作と思われるネズミの絵が発見された。バンクシーとは、いったい何者なのか。謎のアーティストの全体像に迫る、格好のガイドブック。
  • 太陽は地球と人類にどう影響を与えているか
    3.0
    地球と人類にとって、太陽は最大のエネルギー源で、このエネルギーで生命は繁栄してきた。太陽は毎日決まって姿を現し、毎日同じように輝き、毎年同じ季節のめぐりをもたらす変わらない存在として認識されてきた。しかし、いま、太陽は変わる存在として認識され始め、地球や人類をはじめ様々な影響を及ぼしていることが分かってきている。いま、社会的に注目される「太陽物理学」を豊富な観測データを用いて分かりやすく解説。
  • 和解せず
    -
    クラシック音楽のプロモーター・伊木章吾は、絶縁状態にあった大物政治家の父親の通夜に赴くが、参列を拒否される。その直後、章吾が招聘したチェロ奏者が逮捕され興行は中止に。さらには同業プロモーターの殺害事件、弟と妹に起きた不正献金疑惑と、次々と困難が降りかかる。そこへ現れたかつての恋人、美香子。孤独のなかに生きる男の愛は、どこへ向かうのか!?
  • 探偵・竹花 女神
    -
    大阪あいりん地区のロッカー屋から届いた宅配便。古ぼけた鞄に入っていた手紙にある山本という名に、竹花は覚えがなかった。中身はガラクタのようなものだったが、鞄を引き取りたいと申し出る男が現れた。そして、山本の娘だという女優・清香から依頼を受け、竹花は大阪へ向かう。地元の探偵・明珍を相棒にして調査を進めると……。鞄の中身に秘められた謎とは!?
  • 子どもが増えた!~明石市 人口増・税収増の自治体経営(まちづくり)~
    3.0
    兵庫県明石市は、近年、子育て支援による子ども増・人口増・税収増で注目されている。市が掲げる「子どもを核としたまちづくり」「やさしいまちを明石から」が、聞こえのいいスローガンで終わらないのはなぜか? その要因は? 市民・市議会の理解は得られているのか? 理屈ではなく実践を積み重ねてきた市長と社会活動家が、自治体関係者、元官僚、研究者等の論客を迎え多面的に分析。住民が市長に本音をぶつける座談会も収録。
  • 名画で読み解く ロマノフ家 12の物語
    4.4
    弟が姉を、夫が妻を幽閉し、父が息子を、妻が夫を殺してきた歴史だ(本文より)。ロマノフ王朝の始祖ミハイルが即位した1613年から、二月革命により一家全員が処刑されたニコライ二世まで、300年余の歴史を、12枚のオールカラーの絵画と読み解く。幽閉、暗殺、共産主義革命――愛と憎しみに翻弄された帝政ロシアの興亡は、ハプスブルク家やブルボン家、ナポレオンなどとも密接に絡み合う。「名画で読み解く」シリーズ、第3弾!
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語
    4.0
    スイスの一豪族から大出世、偶然ころがりこんだ神聖ローマ帝国皇帝の地位をバネに、以後、約650年にわたり王朝として長命を保ったハプスブルク家。ヨーロッパ史の中心に身を置き、その荒波に翻弄されながら、運命と闘い精一杯に生き抜いた王や王妃のドラマを、名画に寄り添いながら読み解く。血の争いに明け暮れた皇帝、政治を顧みず錬金術にはまった王、そして異国の地でギロチンにかけられた王妃――。絵画全点、カラーで収録。
  • 美術の力~表現の原点を辿る~
    4.0
    私は30年以上にわたって毎年のように西洋の美術作品を巡って歩いてきたが、美術作品も、それが位置する場所の力と相まってオーラをまとうようである。(中略)無数の眼差しが注がれてきた美術作品は、巡礼者の信仰を吸収した聖遺物と同じく、膨大な人々の情熱と歴史を宿し、あるべき場所で輝きを放っているのである(「まえがき」より)。イスラエルで訪ね歩いたキリストの事蹟から津軽の供養人形まで、本質を見つめ続けた全35編。
  • 名画で読み解く イギリス王家12の物語
    4.1
    『名画で読み解く』シリーズ、第四弾のテーマは「イギリス王家」。たった9日間の王女ジェーン・グレイ、邪魔者を力ずくで排除し続けたヘンリー八世、生涯独身を貫いたエリザベス一世。その多彩なキャラクターだけではなく、DV、虐待、アルコール依存症、モラハラ、なんでもありの歴史を知れば、「ロイヤルファミリー」の印象も変わるかもしれない。累計21万部突破のベストセラーシリーズ、最新作!
  • 美しきイタリア 22の物語
    4.0
    イタリアは、まだまだ私たちが気づいていない魅力にあふれている。本書ではイタリアの22の都市を訪れ、各都市で起きたエピソードを中心に読む。歴史上の人物たちは、どのように考え、暮らしていたのだろうか。城や宮殿は、そこに住んだ王家や貴族の歴史をどのように伝えてくれているのだろうか。イタリアが世界に誇る芸術の数々は、どのように生み出されてきたのだろうか、etc. 尽きることのないイタリアの魅力を探る。
  • 哲学書簡
    5.0
    イギリスにおける信教の自由や議会政治を賛美し、ロックの思想、ニュートンの科学、シェイクスピア演劇など文化、科学の分野における考察を、書簡形式で綴ったヴォルテールの初期の代表作。絶対王政下のフランス社会の遅れを痛烈に批判し、発禁処分にされたことで大ベストセラーとなった。のちの啓蒙思想家たちに大きな影響を与えた、ヴォルテールの思想の原点ともいえる著作。
  • 笑い
    3.8
    「笑い」を引き起こす「おかしさ」はどこから生まれるのだろうか。ベルクソンは形や動きのおかしさから、情況や言葉、そして性格のおかしさへと、喜劇のさまざまな場面や台詞を引きながら考察を進める。ベルクソンの主要著作群のなかで異彩を放つ、「ベルクソン哲学の可能性が最も豊饒に秘められた」、独創性あふれる思考の営み。ベルクソンの著作のなかでもっとも版を重ねたロングセラーを分かりやすい訳文と詳細な解説で読み解く
  • シラノ・ド・ベルジュラック
    4.2
    ガスコンの青年隊シラノは詩人で軍人、豪快にして心優しい剣士だが、二枚目とは言えない大鼻の持ち主。秘かに思いを寄せる従妹ロクサーヌに恋した美男の同僚クリスチャンのために尽くすのだが……。30歳でレジオン・ドヌール勲章を叙勲し、33歳でアカデミー・フランセーズに選出された天才ロスタンの代表作。1世紀を経た今も世界的に上演される、最も人気の高いフランスの傑作戯曲をキレのいい新訳で。
  • カンタヴィルの幽霊/スフィンクス
    3.6
    結婚を控え、手相占いに翻弄される「アーサー・サヴィル卿の犯罪」。生真面目で頑張り屋の幽霊が棲みつくお屋敷をアメリカ公使一家が買って一騒動の「カンタヴィルの幽霊」。知る人ぞ知るあの長詩「スフィンクス」ほかワイルドの短篇4作に、出獄したワイルドを迎えた親友の女性作家が当時のワイルドの様子を綴る「回想」を含む佳作を収録。ワイルドのことがますます、好きになる短篇集。
  • カンディード
    4.3
    楽園のような美しい故郷を追放されてしまった、まっすぐな心と純朴な気質をもつ“純真な”若者カンディード。恩師パングロスの説く「最善説」の教えを胸に、大地震、戦乱、盗賊や海賊の襲撃など、度重なる災難に立ち向かい、そして最後の最後、ついに一つの真実を見つけるのだが……。18世紀啓蒙思想家ヴォルテールの代表作。「リスボン大震災に寄せる詩」を本邦初の完全訳で収録。
  • 人間の大地
    4.2
    国際郵便機のパイロットとしても長いキャリアを持つサン=テグジュペリが、勇敢な僚友たちの思い出、技術の進歩、また『ちいさな王子』や『夜間飛行』の物語の土台となった南米やアフリカでの極限状態など、自身の体験に基づいて時に臨場感豊かに、時に哲学的に綴ったエッセイ。本当の勇気とは何か、人間の使命とは何かを熱く問いかける傑作。
  • 終末の鳥人間
    4.0
    北陸の田舎町の高校生・俊晴は、物理教師・日暮の策略で人力飛行機同好会に入れられてしまった。部員たった3名の弱小団体。いやいや活動を始めた俊晴だが、やがて自力で空を飛ぶ魅力に目覚めていく。一方、中央では熱狂的な支持を集める強硬派の総理の下、戦争が足元に迫っていた。頻発するテロ、そして――。熱い青春小説にしてリアルな予言性に満ちた圧倒的傑作!
  • 狭き門
    3.8
    美しい従姉アリサに心惹かれるジェローム。二人が相思相愛であることは周りも認めていたが、当のアリサの態度は煮え切らない。そんなとき、アリサの妹ジュリエットから衝撃的な事実を聞かされる……。愛し合う二人の恋はなぜ悲劇的な結末を迎えねばならなかったのか? なぜかくも人間の存在は不可解なのか? 時代を超えて強烈に問いかけるフランス文学の名作、みずみずしい新訳で登場!
  • 肖像画で読み解く イギリス王室の物語
    3.5
    英国人の心を常に惹きつけてきた、歴代国王や女王の肖像画。いつ、どんな思いを抱え描かれたのか――。史上最強の王室の輩出した誇り高き「役者たち」の素顔にオールカラーで迫る。
  • イタリア 24の都市の物語
    3.6
    世界中の旅行者を魅了する、ヨーロッパでも屈指の人気を誇るイタリア。24都市を厳選し、さまざまな歴史上のエピソードを紹介しながら、「イタリアを歩く楽しみ」を伝える。
  • 白い牙
    4.4
    犬の血を4分の1引いて、北米の原野に生まれた狼「ホワイト・ファング(白い牙)」。親や兄弟が次々と死んでいく“自然”のなかで、強く、狡く生きていく。だが、あるとき人間に飼われることになり、人間の残虐さや愛情に触れることで、心のなかにさまざまな葛藤が生まれるのだった。野性の血を研ぎ澄ます孤独な灰色狼の目を通して人間と文明社会を描いた、ジャック・ロンドンの代表作。
  • 嵐が丘(上)
    3.9
    ヨークシャの荒野に建つ屋敷〈嵐が丘〉。その主人が連れ帰ったヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに恋をする。しかしキャサリンは隣家の息子と結婚、ヒースクリフは失意のなか失踪する。数年後、彼は莫大な財産を手に戻ってきた。自分を虐げた者への復讐の念に燃えて……。時を超えて読み継がれてきた壮大な愛憎劇。陰鬱で荒々しい英国の自然を活写することで、その真の魅力に迫る決定訳!
  • ドストエフスキーと父親殺し/不気味なもの
    4.2
    『カラマーゾフの兄弟』の父親殺しをテーマに、ドストエフスキーの性格と作品を分析した論文と、ホフマンの「砂男」の分析を中心に考察をすすめる「不気味なもの」。ほかにも、シェイクスピア、イプセン、ゲーテといった名だたる文豪たちの「無意識」がフロイトによって暴かれる! みずからの理論を発展させ、鋭い精神分析的考察で文学を読み解き、以降の文学論に大きな影響を与えた重要論文6編。
  • 善悪の彼岸
    4.3
    考える自我から出発したデカルトに始まり、カント、シェリング、ヘーゲル、ショーペンハウアーにいたる西洋の近代哲学。本書はその遺産の上に立ちながらも、哲学そのものがキリスト教の伝統にいかに制約されているか、独断論に終始しているかを示し、新しい哲学の営みの道を拓く試みである。アフォリズムで書かれたニーチェの思考の記録を、音楽のように響き、肉声が聞こえるような新訳で!
  • トム・ソーヤーの冒険
    4.1
    トムは悪さと遊びの天才だ。言いつけの塀塗りをみんながうらやむ仕事に変えたり、退屈な教会の説教をクワガタ一匹で忍び笑いの場にしたり、家出して親友のハックたちと海賊になってみたり。だがある時、偶然に殺人現場を目撃してしまい……。わんぱく少年トムを通じて描かれる、自由を求める心と冒険への憧れ、そして世界を見る無垢な目。アメリカで最も愛される作家の半自伝的小説を、少年たちの声が聞こえてくる新訳で。
  • 孤独な散歩者の夢想
    3.7
    晩年、孤独を強いられたルソーが、日々の散歩のなかで浮かび上がる想念や印象をもとに、自らの生涯を省みながら自己との対話を綴った10の“哲学エッセイ”。ここにはあの“偉人ルソー”はいない。迫害妄想に悩まされたのち訪れた平穏のなかで書かれた、ルソー最後の省察。「思索」ではなく、「夢想」に身をゆだねたその真意は? 他作品との繋がりにも言及した中山元氏による詳細な解説が付く。
  • 城
    値引きあり

    4.0
    ある冬の夜ふけ、測量士Kは深い雪のなかに横たわる村に到着する。城から依頼された仕事だったが、城に近づこうにもいっこうにたどり着けず、役所の対応に振りまわされてしまう……。絶望せず、へこたれない測量士Kの奇妙な、喜劇的ともいえる日常のリアルを描いたカフカ最後の未完の長編。最新の史的批判版にもとづく解像度の高い決定訳で贈るカフカの最高傑作。
  • 贅沢と欲望の経営史~あなたはなぜ今日もスタバに行ってしまうのか~
    NEW
    -
    あなたはなぜ割高でも、“実存のドトール”より“演出のスタバ”に行くのか? その秘密はコーヒーの味ではなく、現代資本主義社会という巨大劇場の構造と、そこで踊らされる私たちの欲望にある。砂糖やコーヒーから始まった「贅沢品」を、ダイアモンドの独占供給、エルメスやLVMHのプレミアム戦略、ユニクロやザラのマーケティングから「7つの大罪」を満たすGAFAまでを1本の線で繋げ、世界を回すラグジュアリの本質に迫る。
  • 崑崙攻略 鋼鉄の女神
    NEW
    -
    1巻1,100円 (税込)
    SINコロナウイルスと、地球規模の気候変動で大きく変貌してしまった世界。全身にパワード・リムを装着した「鋼鉄の女神」六堂瑠衣子は無法地帯と化した「新宿番外地」へ向かい、番外地の王であるロンタイこと中村龍太と接触する。彼らを襲撃してくる敵の目的は何か。真相を求めて台湾、そして崑崙へ……。世界的なスケールで展開するSFアクションの決定版。2か月連続刊行!
  • グッドナイト
    NEW
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ぐっすり眠れるなら、死んでも構わない! 都内に建つ「メゾン・ソレイユ」。平穏な名前とは裏腹に、このアパートには眠りに問題を抱える住人ばかりが集まってくる。不眠症の息子を持て余す女性作家、新人賞受賞を渇望する作家志望の男、絶大な人気を誇る覆面推理作家……。そして、そこで起きる奇々怪々な事件。不眠と悪夢の「グランドマンション」へようこそ。騙りの名手が仕掛ける傑作。
  • 試合/獰猛なる野生児~ボクシング小説集~
    -
    結婚のため引退する若いボクサーの最後の試合を描いた「試合」。運に恵まれなかったボクサーの父親に人里離れた山の中で育てられ、訓練を受けた息子が主人公の「獰猛なる野生児」。表題2作を含む全4編を収録。各ボクサーの覚悟と悲哀、その心情を細やかに描いた傑作ボクシング小説集。抜群のストーリー展開と緊迫感ある打ち合いのシーンが読みどころの本作を、ボクシング経験者によるリアルすぎる新訳で贈る。
  • 夜空のむこう
    3.6
    元編集者、ヴェテランライター、作家志望者、マンガ家、飲み屋のママ――。新宿二丁目に事務所を構える編集プロダクション。そこに集う面々のさまざまな人生を、柔らかな眼差しで描いた14の物語は、ひとつひとつがきらきらと輝きながら、あなたの胸に、懐かしさを届けるだろう。彷徨う季節を通り過ぎたとき、人は、どこに向かうのか。郷愁と共感の青春群像小説。
  • シンポ教授のマジカルミステリー劇場
    3.0
    視聴率30%を超えたテレビ番組『マジカル頭脳パワー』。その人気コーナー「マジカルミステリー劇場」の原案スタッフだった著者が番組のために考案したトリックをもとに執筆した14の殺人事件。OLのマジ(桐原友紀子)と探偵事務所のカル(篠崎冬実)、二人のマジカル探偵が難解な事件に挑む犯人当てパズル集。ミステリー評論家としても名高い著者が「史上最強のトリック」と断言!(『推理劇場マジカル探偵の挑戦』改題)
  • なぜ存在しない感覚が感じられるのか~共感覚の謎を解く~
    3.6
    音の色が見える。言葉に味がある。数字が宙に浮かんで見える――。あるものを見たり聴いたりしたときに、それとは別の感覚までもが感じられる「共感覚」。その持ち主は、なぜ実際には存在しないものを感じられるのか? そしてそもそも、ある感覚を感じられるとはどういうことなのか? 私たちは今この瞬間に「何を」感じているのか? 共感覚の謎を手がかりに、最先端の認知科学が「世界の見え方」の本質に迫る。
  • 「殺された側」から「殺した側」へ、こころを伝えるということ
    4.7
    2023年12月、刑事司法の世界にドラスティックな変化をもたらす制度が始まった。それは受刑中の加害者に、刑務所や少年院を介して被害者や遺族の心情=こころを伝えることができる制度である。「殺された側」から「殺した側」へ、「殺した側」から「殺された側」へ、文書による交通を法律が担保するのだ。「殺された側」が「殺した側」へ「こころ」を伝えるとき、そこで何が起きているのか。複雑極まる「こころ」の一端に迫る記録。
  • 世界はハラスメントでできている~辛酸なめ子の「大人の処世術」~
    3.5
    「前髪切った?」もハラスメントに。もう何も話せません……。新型ハラスメント、日本人の炎上癖、生成AI活用法など時代を映すものから、なぜか参加することになった団体ツアーでの身の処し方、「最近楽しいことあった?」への回答法、「謎マナー」に惑わされないための心構え、そして、老眼・認知症・通らない声・下がる自己肯定感への対処法まで。上手な世わたり3歩手前。令和を生き延びるための処世エッセイ22話。
  • 蒼い水の女~刑事・片倉康孝 大井川鐵道殺人事件~
    3.0
    石神井公園の三宝寺池に浮かぶ不可解な水死体。肺から発見場所と異なる水質の水が検出されたことから、刑事・片倉康孝は事件を“他殺”と推理し、被害者がSNSに残した写真を頼りに静岡県の大井川鐵道へ向かう。一方、父親を失った幼い娘は何かを知っているように、奇妙な言動で捜査を翻弄。さらに片倉の元妻・智子の「スピリチュアルなものを感じる」という言葉を発端に、事件の謎は深まっていく……。
  • 嫌な女 新装版
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    初対面の相手でも、たちまちするりとその懐に入り込む小谷夏子。彼女は男をその気にさせる天才だ。夏子との未来を夢見る男は、進んでお金を出してしまう。そんな生来の詐欺師が遠縁である弁護士・石田徹子は、夏子が問題を起こすたびに、解決のために奔走させられるが――。対照的な二人の女性の人生を鮮やかに描き、深い感動を呼ぶ傑作長編。
  • 優良企業とゾンビ企業~中小企業の分かれ道~
    3.0
    日本企業の99.7%を占める中小企業。その数、実に336万社。生き残りをかけて事業を運営し、イノベーションを興そうと奮闘する覚悟と気概のある会社。片や、存続が自己目的化して「ゾンビ企業」となる会社。その違いはどこにあるのか?業種や地域を超えて500以上の中小企業をインタビュー調査してきた経営学者が、中小企業を偏差値という軸で選り分け、優良企業に変貌するための条件を分析する。
  • 田舎の思考を知らずして、地方を語ることなかれ~過疎地域から考える日本の未来~
    3.9
    日本の国土に占める過疎地域の割合は約60%。「田舎は危機的状況にある」「過疎地域は悲惨」――。「田舎=過疎地域」にはネガティブな言説が付いてまわる。しかし、こうした言説の多くは「都心の思考」で発信され、「都市部の都合」を田舎に押しつけている。だが、田舎は本当に悲惨なのか? 都会の思考とは異なる合理性に裏打ちされた「田舎の思考」を明らかにし、過疎地域で暮らす人びとの日常を通して日本の未来を考える。
  • ゼロからわかる日本の所得税制~103万円の壁だけでない問題点~
    4.0
    所得税がどのような計算で決められているか知っていますか?「103万円の壁」問題で報道などの注目を集めた「所得税」。会社員の場合は源泉徴収されるため、「払っているけれど、どんな仕組みか、いくらぐらい払っているかはよくわからない」人も多い税の一つです。じつは憲法における「生存権」とも深くかかわっている、「所得税」の仕組みから問題までがわかるようになる一冊。
  • 三毛猫ホームズと甘い誘惑
    4.0
    奇妙な事件の裏に潜む、謎の〈甘党同盟〉とは? 連続する事件の鍵は、あの〈甘ーい食べ物〉!? 肥満体の会社員・尾形秀明が大好きなケーキをこっそりと食べて帰宅すると、リビングには射殺された妻が倒れていた! 一方、別々のホテルで発見された成人男性の遺体は、何故かどちらも小さな子供用のスカートをはいていた。捜査に乗り出す片山刑事だが、〈甘党同盟〉という謎の存在が見え隠れし始める。国民的大人気シリーズ第56弾!
  • 「稼ぐ小国」の戦略~世界で沈む日本が成功した6つの国に学べること~
    4.0
    ルクセンブルク、アイルランド、スイス、シンガポール、アイスランド、デンマーク。「小国」にもかかわらず、生活水準などを示す「一人あたりGDP」ランキング(IMF、2023年)で世界トップ10にランクインしたこれらの国々。一方で日本は世界34位と低迷、アジア内では韓国に抜かれている。人手不足や少資源、大国の影響に晒されやすいなどの共通点がある中、世界トップの生産性と競争力を築いた6つの小国から成長戦略を学ぶ一冊。
  • 関係人口~都市と地方を同時並行で生きる~
    4.3
    高橋博之、岩手県花巻市出身。「都市と地方をかきまぜる」を旗印に、食べ物付き情報誌『東北食べる通信』を創刊し、産直アプリ『ポケットマルシェ』を手がけ、ついには東証グロース市場に上場を果たした男。「関係人口」という、いまや地方創生の象徴となる言葉を初めて世に広めたのもこの高橋である。地方だけでなく都市も限界を迎えつつある日本にとって、この「関係人口」は救いの哲学となり得るのか――?
  • グローバルサウスの時代~多重化する国際政治~
    3.4
    グローバルサウスとはインドや中東、アフリカ諸国をはじめとした地域を指す言葉であり、西側諸国にも中国・ロシアにも与さない、国際政治における第三極のグループだ。爆発的な人口増加と経済成長を武器に国際社会で大きな影響力を持つようになった彼らは、既存の国際秩序にどのような不満を持ち、どう変えたいと思っているのか。米中対立とはどう関係してくるのか。そして日本は彼らとどう付き合っていくべきなのか。
  • 人生は心の持ち方で変えられる?~〈自己啓発文化〉の深層を解く~
    4.0
    頑張らず、上を目指さず、モノも求めない。そんな、自足による主観的幸福を追求する「引き算型」自己啓発が流行している。本書では、努力と成長の積み重ねを旨とする「意識高い系」と同じく長い歴史をもつ「意識低い系」の潮流をその核心とともに分析。時代状況と時代精神に照らしてブームの謎を解くほか、資本主義社会とは切っても切れない自己啓発それ自体の歴史も紐解く。日本人は自己啓発によって何を変えようとしてきたか?
  • 日本の古代とは何か~最新研究でわかった奈良時代と平安時代の実像~
    4.0
    注目の研究者たちが、奈良時代と平安時代を並列させ比較しながら、最新の研究成果から浮かび上がってきたこの時代の実像を一般向けに伝える。国家のどこに権力があったのか、地方支配は誰がどうしていたのか、唐風文化から国風文化へという流れは本当か? 受領は本当に悪吏だったのか? 藤原道長が摂政だったのは1年だけ?――等々、これまでの一般的理解へのアンチテーゼを織り交ぜながら、新しい歴史像・国家像を打ち立てる。
  • 電車で怒られた!~「社会の縮図」としての鉄道マナー史~
    3.8
    「リュックが当たってんだよ!」。時に些細なことで殺伐とする電車内。なぜ人は電車内でイライラしたり、人をイライラさせてしまうのか? 鉄道の車内空間を規定する「車内マナー」の成り立ちや変遷、人々の生活様式の変容に対しての受容の仕方などを通じ、日本の社会を見通す一冊。
  • オブローモフの夢
    3.6
    役所勤めもやめ、怠惰な日々を日々を送る青年貴族オブローモフ。朝、目覚めても起き上がる気力も湧かない彼が微睡むうちに見る夢を綴った「オブローモフの夢」。長編『オブローモフ』完成の十年前に発表され、作品全体の土台となったこの一章を独立させて文庫化した。全編の抄訳付き。行動力ゼロ、気力なし、決断力ゼロ。それでも(だからこそ)ロシアン文学史上ナンバーワンの「愛されキャラ」であるオブローモフとは何者か?
  • ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?~進化の仕組みを基礎から学ぶ~
    3.8
    ダーウィンの『種の起源』刊行から150年以上、進化論のエッセンスは日常に浸透している。変化できるものだけが生き残る。こんな言葉を一度は耳にしたことがあるだろう。しかし、生物の進化はそんなにシンプルなのか。すべての進化は生存に役立つ。否、偶然による役立たない進化もある。生存競争に敗れれば絶滅。否、生存競争から逃れることもある。複雑だけども面白い生物の進化。本書ではその仕組みを最新研究も交えて解説する。
  • 大江健三郎論~怪物作家の「本当ノ事」~
    4.3
    「奇妙な仕事」以降、常に文学界の先頭を走り続けてきた大江健三郎。「飼育」で芥川賞、『万延元年のフットボール』で谷崎潤一郎賞、『「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち』で読売文学賞、そして九四年には、川端康成についで日本で二人目のノーベル文学賞受賞者となった。「民主主義者」「平和主義者」と捉えられている大江。だが、大江をそうした物差しだけで測ってよいのだろうか。従来の大江像に再考を迫る。
  • 創作者の体感世界~南方熊楠から米津玄師まで~
    4.3
    文学や芸術作品には、およそ一般的な身体感覚から遊離した表現が多く見られる。それらを読み解く鍵は、発達障害につうじる特性が握っていた? 「天才」とされる創作者の仕事に触発されて、発達障害を診断された著者の経験するさまざまな「感」が立ち現れていく。かつてなく「当事者」が増えたこの時代に、「わからない」「理解できない」と否定されるものを捉え直す。「障害」の意味を肯定的に読み替える「当事者批評」実践の書。
  • 白内障の罠~一生「よく見る」ための予防と治療~
    3.7
    誰もがかかる白内障や老眼、日本人に多い近視については関心が高い方が多いだろう。しかしその治療法や手術療法について真の知識は伝えられていない。本書では眼科外科医である著者が、前著の『視力を失わない生き方』や『緑内障の真実』に続き、白内障についても、予防のための栄養面での留意点や、日常生活での注意、さらに手術法の歴史や最新治療について徹底解説。プロの画家でもある著者が「見えるとは何か?」から教えます。
  • 毒母は連鎖する~子どもを「所有物扱い」する母親たち~
    3.6
    理不尽な仕打ち、教育虐待、ネグレクト……。子どもを自らの所有物のように扱い、生きづらさなどの負の影響を与える「毒親」。その中でも目に見える形ではなく、精神的で不可視なケースが多い「毒母と娘」の関係にフォーカスし、その毒への向き合い方とヒントを探る。毒母に育てられ、自らもまた毒母になってしまった事例など、現代社会が強いる「家庭という密室」の闇に、8人の取材から迫る。
  • コーヒー 至福の一杯を求めて~バール文化とイタリア人~
    4.0
    エスプレッソとバールという独自のコーヒー文化をもつイタリア。全世界で約3万7000軒の店舗数を誇る人気コーヒーチェーン・スターバックスも、2018年までイタリアには進出できなかったほどだ。そもそもスターバックス自体が、イタリアのバール文化にインスピレーションを得ている。そんなイタリアのバール文化を突破口に、歴史、文化、経済、ビジネス、科学、そして人……あらゆる面からコーヒーを味わい、語りつくす!(『バール、コーヒー、イタリア人~グローバル化もなんのその~』改題)
  • 翼~李箱作品集~
    3.7
    陽の差さない部屋で怠惰を愛する「僕」は、隣室で妻が「来客」からもらうお金を分け与えられて……。表題作「翼」ほか、近代化・植民地化に見舞われる朝鮮半島で新しい文学を求めたトップランナーの歓喜と苦闘の証たる小説、詩、随筆等を収録。
  • FLASHデジタル写真集 青山なぎさ 近距離の恋人
    5.0
    『ラブライブ!スーパースター!!』の葉月恋役で声優デビューし、作中のアイドルグループ「Liella!」のメンバーとしても活躍している青山なぎさ。俳優、タレントとしても活動しており、いまトップレベルの人気を誇る声優のうちの一人。今作では、晴天のなか古民家で、浴衣、ワンピースなどを着用。屈託のない笑顔や大人っぽい表情もあり、距離感の近いカットが満載だ。
  • 群雲、関ヶ原へ(上)
    4.4
    1~2巻1,100円 (税込)
    慶長三年八月、太閤逝く――。秀吉の遺法を犯して、その勢力を伸ばさんとする家康の権謀。対峙する石田三成は、上杉景勝と結んで、東西挟撃の策を練る。迫り来る動乱の機運に、自らと一族の明日を賭ける群雄たち。日本史上最大の合戦をめぐる男たちの生きざまを、厖大な史料を駆使して、雄渾かつ精緻な筆致で描き上げた史上最強の歴史巨編、待望の登場!
  • 昆虫はもっとすごい
    4.3
    アリの匂いや動きを真似て巣に居候しタダ飯を食うハネカクシ、交尾のためにわずか数十分の命を懸ける雄と寄生先から一生外に出ない横着な雌のネジレバネ、何の意味や役割があるのか全く分からない奇妙キテレツな形をしたツノゼミ…――アリと共生する昆虫が専門の人気学者・丸山先生、無類の虫好きでお馴染み養老ハカセ、生態が謎だらけの寄生虫研究者・中瀬クンによる夢の“虫屋”トリオが、昆虫ワールドの魅力を語りつくす。
  • ルポ 差別と貧困の外国人労働者
    4.3
    日本経済にとって、外国人労働者は都合の良い存在であり続けた。企業の繁栄を支え、あるいは不況企業の延命に力を貸してきた。しかし日本は、その外国人を社会の一員として明確に認識したことがあっただろうか。低賃金、長時間労働、劣悪な環境、パワハラ、セクハラ……中国人研修生・実習生と日系ブラジル人を中心に、彼ら・彼女らの心の痛みを描きながら、日本社会をも鋭く映す、渾身のルポルタージュ。新原稿を加え文庫化。
  • 郵便局
    4.4
    仕事は楽勝、配達先で女ともヤレて……のはずが、試験を受けて代用の郵便配達人になってみるとむちゃくちゃキツい。正職員の連中はひどい雨の日や配達量が多い日には欠勤しちまうし、ボスは意地悪だ。それでも働き、飲んだくれ、女性と過ごす、そんな無頼生活を赤裸々に描いた自伝的長篇。
  • ifの迷宮
    3.6
    とっくに死んだはずの人物の遺伝子が、殺人事件現場から発見されたら!? 遺伝子治療や体細胞移植を手がける最先端医療企業・SOMON(ソーモン)グループ。その中枢を担う宗門家(そうもんけ)で、顔と手足が焼かれた女性の死体が発見された。現場のDNA鑑定が示したのは、“死者の甦り”という肯(うなず)きがたい事実だった──。読者を謎の迷宮へ誘う本格推理の真骨頂!
  • 小学校受験~現代日本の「教育する家族」~
    5.0
    急速に進む少子化にもかかわらず、日本の受験戦争は過熱している。また苛烈を極める中学受験を避けるため、主に都心部で小学校受験を検討する親も増えている。一方、極端な早期選別は格差の拡大や階層の固定化を促進するという見方もある。小学校受験について多面的な研究を続ける教育学者が、私立・国立小学校受験の現状を、当事者の声も交え具体的かつリアルに報告。多様化する受験の実際や問題点、評価すべき点などを伝える。
  • ギフト~異形コレクションLIII~
    3.8
    贈り物? 異能力? あらゆるギフトを巡る物語。「賢者の贈り物」「眠れる森の美女」映画『ギフト』…… 《贈りもの》にはドラマを創る力があります。それは時として、怖ろしいドラマも与えてくれます。現代の異能力にも、《ギフト》という暗喩が、実によく似合います。慶ばしいことに私たちはこの宵闇色の四角い「非日常」をお贈りできる運びとなりました。愉しんでいただけますれば、幸甚で御座います。(編集序文より)
  • 狩りの季節~異形コレクションLII~
    4.1
    狩るものと、狩られるもの――〈狩り〉に纏わる物語。今の季節に相応しいかもしれません。狩り、ハンティング、ハンター。狩人……。これらの言葉は、まさに人類の遠い営みを彷彿させます。今回も、多種多様。秘境とも言える物語の領域から集めた異形たちが、読者(ハンター)の追跡を待っています。探求(ハント)してください。物語の森の奥へ。皆様じしんの心の奥へ。それでは、狩猟解禁です。
  • 働くことの意味
    -
    著者は高校卒業後、郵便局に入局、後に逓信本部勤務となり、地道な勉強を積み重ね45歳で退職し、立教大学法学部に入学。北岡伸一ゼミで学び、卒業と同時にモノ書きとして活躍。その後、大学教師となり、2000を超える中小企業の調査を行う。自身の体験を織り交ぜながら、働くこと、学ぶことを綴る現場目線の仕事論。(発行:夕日書房 発売:光文社)
  • 死のある風景 増補版~鬼貫警部事件簿~
    -
    嫁ぐ日を間近に控えて失踪し、無惨な死体となって発見された二人の若い女性。会社勤めの真佐子は阿蘇山の噴火口に身を投げ、看護師の鶴子は金沢の内灘海岸で銃弾を受けて死んでいた。幸福の頂点にあった二人を襲った悲劇の裏には一体何が? そして多摩の山中で三人目の犠牲者が! 幾重にも錯綜する謎を解き明かし、難攻不落のアリバイに挑む鬼貫警部と丹那刑事!!
  • 趙紫陽 極秘回想録 (上)~天安門事件「大弾圧」の舞台裏~
    5.0
    1989年、北京市内では民主化を求める市民がデモを繰り返していた。李鵬首相ら守旧派が戒厳令布告を求める一方、民主派の趙紫陽総書記はそれを拒否し、市民との直接対話を試みる。だが政府は趙を意思決定の場から外して武力制圧に乗り出し、結果多くの死者が出ることに(天安門事件)。趙紫陽は追放され、2005年に亡くなるまで16年も自宅に軟禁されるが、その間彼は事件の経緯や自らの思いを多くのテープに秘かに録音していた。
  • 上杉三郎景虎
    3.8
    小田原城主・北条氏康の八男として誕生した西堂丸(景虎)は、側室の子故に茨の道を歩む。喝食僧から還俗後、甲斐・武田家の養子となるが同盟破棄で帰還。その後、大叔父・幻庵の入婿となったが、今度は上杉謙信の養子に決まり越後へ。やがて謙信が没し、景虎は景勝と後継の座を争うが……。三国一の美将と謳われた景虎の儚く、哀しい生涯を綴る、長編時代力作!
  • 秘密~異形コレクションLI~
    3.6
    〈秘密〉それは幻想怪奇と推理小説を産み出す源泉。今回のテーマは、私たちの最も身近な存在です。それは……秘密――。おそらく、私たちの誰にとっても、ひとつや、ふたつは、密かに持っているものでしょう。誰もが知っている〈秘密〉の味。だからこそ、〈秘密〉をめぐる物語は、魅力的です。あらゆるジャンルを超えた《異形コレクション》という秘密の隠れ家で語られる極上の物語。心ゆくまでご堪能ください。(編集序文より)
  • 第1感~「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい~
    3.8
    一瞬のうちに「これだ!」と思ったり、説明できないけど「なんか変」と感じたりしたことはないだろうか? これが心理学でいう「適応性無意識」である。なぜ、様々な科学的検査で本物と鑑定された古代ギリシャ彫刻を、何人かは見た瞬間に贋作だと見抜けたのか? あるベテランのテニスコーチはいかにして、選手のサーブ直前にダブルフォールトになることを見抜いているのか? 多くの実験や取材から、「ひらめき」の力の謎に迫る!
  • ドリーミングベイビー
    4.0
    2021年秋、北海道日本ハムファイターズ監督就任が発表され、“ビッグボス”のこれからに大きな期待が寄せられている。そんな新庄剛志が2001年のメジャー・リーグ挑戦時に発表したエッセイ本が待望の電子書籍化。「不死身」の子供時代、野村克也監督との関係、タイガース愛、メジャーと日本の違い、ファッションへの情熱、元妻・志保さんとのエピソード……12億円を蹴って2000万円に夢をかけた男の原点と熱い思いが詰まった一冊。
  • 黒い手帳~探偵くらぶ~
    4.0
    男は父の命令でイギリスに留学し、巴里に移ったところで陸軍士官と決闘する羽目になる。撃たれた顔は異様な有様となった。帰国後、湯治に訪れた箱根で出会った少女に一目惚れするが、その思いを隠して結婚したために、二人の気持ちはすれ違ったまま。ついには――。(「湖畔」)多彩なジャンルに縦横無尽の活躍を見せた作家の、奇想天外なミステリ作品集が登場!
  • マンガでわかるパーソナリティ障害~もっと楽に人とつながるためのヒント~
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    なぜこんなに嫉妬してしまうのか? なぜこんなに失敗がこわいのか? なぜ大事な人を振り回してしまうのか? 苦しさやつらさの根っこには、パーソナリティの偏りがあります。現代人は多かれ少なかれパーソナリティの問題を抱えていますが、問題に対する正しい知識を得て、対応の仕方を知っていれば慌てることはありません。自分を知り、相手を知ることで、それらを「個性」に変え、生きやすさを身につけられるようになります。
  • 脳の寿命を延ばす「脳エネルギー」革命~ブドウ糖神話の崩壊とケトン体の奇跡~
    3.8
    「脳のエネルギー源はブドウ糖」と言われて久しいが、それだけでは脳は元気に働き続けられないことが分かってきた。血糖値が不安定だとニューロンのエネルギー不足が起こるが、認知症やうつ病の原因の一つがこのエネルギー不足。しかしエネルギー基質であるケトン体をうまく使えば脳の老化を遅らせることができる。神経科学者が、ヒトの脳の発達を可能にしたエネルギーについて説明しつつ、脳を長持ちさせる栄養摂取法を考察する。
  • 白昼鬼語~探偵くらぶ~
    4.0
    会社員法学士湯河勝太郎が歩いていると、安藤という探偵が友人に紹介してもらったと声をかけてきた。実は湯河本人を調べているといい、今の妻とはまだ法律上の結婚はしていないこと、前の妻はチブスで死んだことを語り始める。湯河は不愉快な顔になった――。(「途上」) 江戸川乱歩にも多大な影響を与えた、谷崎潤一郎の探偵小説傑作選が登場!
  • 「ごめんね育児」をやめてみたら、肩の力を抜けるようになりました
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 6歳児の母である著者が、子育てが始まる前や、育児中に知っておきたかったことを専門家たちに聞いてまとめた「肩の力の抜き方」マニュアル。月齢、年齢ごとのお悩みに、マンガとシンプルな解説文でこたえます。「〇〇して/できなくてごめんね」と、ついつい罪悪感を抱えてしまう頑張り屋のあなたへ。そして、頑張り屋のパートナーがいるあなたへ。
  • 認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本~
    4.2
    2020年、認知症であることを公表した漫画家・タレントの蛭子能収さんが、家族やマネージャーの助けを借りつつ完成した、世にも珍しい“認知症エッセイ”。また、妻・悠加さんが過酷な現状を初告白し、認知症介護の先輩たちに「介護相談」も。さらに、公表後も続ける人気コラム「蛭子能収のゆるゆる人生相談」傑作選も収録。「自分ファースト」で生きてきた蛭子さんの考え方が、意外にも介護する家族の心を楽にするヒントになる!
  • 蠱惑の本~異形コレクションL~
    3.4
    記念すべき50冊目を〈本〉を愛する皆様に贈ります。貴方の本棚に、どうか、もう一冊、闇色の本をお迎えください。本は、常に私たちの身近にあって、あらゆる「世界」を閉じ込めた存在でした。本を開きさえすれば、脳裏に飛び込んでくる「未知」の世界。そこには人生を変えてしまうような出会いもある筈です。記念すべき50巻目の《異形コレクション》を〈本〉に関わるすべての人々に捧げます。(編集序文より)
  • ダーク・ロマンス~異形コレクションXLIX~
    3.8
    9年ぶりの復活! 新たな伝説の始まりです。闇を愛する皆様。闇のなかで強く燦めく「想像の力」を信じる皆様。怪奇と恐怖、幻想と驚異、人外の唯美……。言葉の力で現実を越えようとする小説の作者と読者の皆々様。そして、なによりも……異形の短篇小説を愛してくださる皆様。お待たせいたしました。49冊目の《異形コレクション》をお届けします。(編集序文より)
  • 美人をつくる! 毎日の「こうじ水」
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 モデルが毎日飲んでいるキレイの源「こうじ水」。こうじの力で美腸になり、美肌やダイエット、デトックスが叶う他、免疫力もUP。こうじを水に入れて一晩置くだけでできる簡単さなので、絶対に挫折しない新しい健康美習慣として、美意識の高い有名人の間で流行中。飲むだけでなく、肌に塗っても保湿&美白効果があります。直接、腸に善玉菌を届けて腸をきれいにしてくれるので、高いサプリを飲むより、断然効果があります。
  • 簡単ストレッチですぐにペタ腹! 10秒おなか伸ばし
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 つらい腹筋はもう終わり! これからは、おなかは伸ばしてやせる時代です。姿勢を正しておなかを伸ばせば、内臓が正しい位置に収まってぽっこりおなかが凹むんです。外出先でもできる、たった10秒の簡単なストレッチで、即効ペタ腹&バストアップ&ヒップアップ!という夢のようなメソッド。
  • 「宇宙の音楽」を聴く~指揮者の思考法~
    5.0
    私たちは今、以前には考えられなかったようなスピードで世界が変化する時代に生きています。むかし教えられたことが通用しなくなるなど序の口で、まったく逆のことが正しいとされることさえ頻繁に起こるようになりました。(中略)では、どのようにしたら上手に対処できるのでしょうか(「はじめに」より)。20歳を過ぎて音楽家への道を選び、ニューヨークで戦ってきた指揮者が綴る、「しなやかな思考」のつくりかた。
  • 100日間おなじ商品を買い続けることでコンビニ店員からあだ名をつけられるか。~ビスコをめぐるあたたかで小さな物語~
    3.5
    2020年1月、noteで多くの反響と感動を巻き起こした記事が待望の書籍化! 100日間近所のコンビニで「ビスコ」を買い続けたら、はたしてあだ名はつけられるのか? 著者を取り巻くありふれた小さな日常が、やがて大きな「物語」を生み出していく。noteの記事では語りつくされなかった100日間+αの「その後」の話も収録。おもしろくてちょっと泣ける、まったく新しい物語が誕生する。
  • 力尽き筋トレ
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 残りHP(体力)別のメニューが大好評の「力尽き」シリーズに、ついに筋トレが登場。ゆるゆるでいい、疲れ切って電池切れになりそうな日はたった3分でいい、とにかく「何もしない体」から脱け出すことを1ヶ月続けたら……ボディメイクのプロが、ズボラな人も今日から始めたくなる簡単で効果絶大なトレーニングを教えます。できない日があっても気にしない! 実行できた自分をほめて続けるポジティブトレーニング。
  • 出産前の友だちよりも心配な友だちの夫に贈る100の言葉
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 先輩ママたち300人以上にアンケートを行い、「これからパパになる男性」へのメッセージを産前・産後などピックアップした一冊。夫婦でこの本を読めば、ママになる妻のトリセツがわかるし、最初からパパが当事者意識を持つことができる! プレパパとプレママのコミュニケーションのきっかけにも。産婦人科医の宋美玄さん、男性学の田中俊之さんなど識者によるコラムも収録。
  • シンポ教授の生活とミステリー
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    京都の書店で名探偵ホームズの本を手にした9歳のシンポ少年。それが彼の運命を決定。中学高校とミステリーの泥沼にはまっていき、悪魔に導かれるように上京、ワセダミステリクラブの門を叩き、同じ中毒患者たちと青春を過ごす。気が付けば評論家の肩書きが……。皆に“教授”と慕われる著者の涙と笑いの読書遍歴は、ミステリーのガイドブックとしても一級品です。
  • ヤバい生き霊
    4.7
    “幽霊や生き霊が見える”特殊能力が話題を呼んでいる、吉本興業所属芸人・シークエンスはやともの心霊エッセイ集。「女性自身」連載中の人気連載「ポップな心霊論」を再編集して構成。「幼いころから霊を見すぎて霊が全然怖くない」という著者が、これまでの人生、霊視して見えた芸能人たちの素顔、そして自身の経験から覆す世の“心霊常識”の数々、たま~に本気で怖かった心霊体験まで、“おもしろ怖~く”語りつくす1冊。
  • 南極で心臓の音は聞こえるか~生還の保証なし、南極観測隊~
    3.8
    「南極大陸の奥に進むと、静かすぎて己の心臓の音が聞こえるという」――学生時代に聞いた伝説のような話に心惹かれた著者は、ついに第59次南極観測隊・越冬隊のひとりとして南極に降り立つ。非日常が日常的に起こる1年4ヶ月の滞在記。南極をテーマにした人気アニメ『宇宙よりも遠い場所』の展開予想を南極からブログ上で行い話題となった南極観測隊員(大気研究者)による、南極観測隊のリアルが分かる一冊!
  • はい、さようなら。
    3.5
    累計100万部突破の「寂聴あおぞら説法」シリーズ最新刊! 寂聴さんが長年続けている京都・寂庵での日曜法話10年分から本人がセレクトしました。お釈迦さまの言葉、元気に長生きする秘訣、生きること愛することの意味、萩原健一さんら懐かしい人たちとの思い出……。法話の話題は、そのとき集まっていたお客さんたちの反応によって縦横無尽に展開。寂聴さんが語り尽くした“人生の極意”が1冊にギュッとつまっています。
  • ホークス3軍はなぜ成功したのか?~才能を見抜き、開花させる育成力~
    4.0
    21世紀の新たなる覇者・ソフトバンク。その「強さの原動力」として注目されたのは「3軍育ち」。育成選手としてプロ入りした、たたき上げのプレーヤーたちだった。千賀滉大、甲斐拓也、牧原大成、石川柊太、周東佑京、大竹耕太郎――3軍制を取る球団は数あれど、なぜホークスだけが大成功を収めたのか? 王会長をはじめ、多くの選手・関係者への取材を元に解き明かす。その源流は、やはり“あの男”へと行き着いた。
  • 稲荷神社のキツネさん
    4.1
    井上正助は旅行代理店勤務のしがないサラリーマン。趣味の食べ歩きと旅で憂さを晴らす日々を送っていた。そんなある日出かけた京都の稲荷神社で、不思議な白狐に出会う。その白狐は思いがけないことをささやく。「ボクは稲荷神社の神様のお使い。キミのおじいさんにツイていたキツネだよ。キミはおじいさんと違ってぜんぜんお金儲けができていないね」。実話をもとに東村アキコが書き下ろしで挑む笑える“お金”ファンタジー。
  • ほんとうのアフガニスタン~18年間“闘う平和主義”をつらぬいてきた医師の現場報告~
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    2019年12月4日、中村哲は凶弾に斃れた――。内戦や外国の侵攻、大干ばつで疲弊する国土。1984年現地に赴任。医療から始まった支援は、井戸掘りや用水路建設にまで発展した。現実を報道しない報道機関、現地から撤退する国際団体があるなか、決して見下ろすことなく現地の人とともに生き、この地に身を捧げた。混迷する世界情勢の今こそ何をなすべきか? 著者が貫いた生き様と信念を通して見えてくる。井上ひさし氏との対談収録。

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