エミリー・ブロンテの作品一覧

「エミリー・ブロンテ」の「嵐が丘」「嵐が丘」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 嵐が丘
    -
    1巻1,100円 (税込)
    イングランド北部のヒースの荒野の一画に建つ暗い雰囲気の屋敷「嵐が丘」。そこを借りようと訪れた青年は、その夜、屋敷の怨霊かと思われるものが出現する悪夢に悩まされる。翌日、彼はこの屋敷の召使いだった年輩の女性から、屋敷にまつわる愛憎とすさまじい復讐の物語を聞かされた。
  • 英米女性5人詩集〈復刻版〉
    -
    1巻935円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 19世紀の英米に生きた5人の女性詩集の再版です。初版時はフェミニズムと東日本大震災の被害者追悼がテーマとなりましたが、初版の好評を迎え、今回の再版版はより広範・世界的なロマン主義の復興祈願と重なります。 初版で試行された日本語翻訳文の七五調での翻訳はいまだに一般には受容・評価されておりませんが、ここに再版を重ね、繰り返し日本の詩歌文化の国際化を問います。
  • マンガで読む名作 嵐が丘
    完結
    3.7
    全1巻628円 (税込)
    「俺は、俺を殺した人間を今でも愛しているんだ――」 イングランド北部ヨークシャーの荒野に立つ屋敷「嵐が丘」。その主人に拾われた孤児ヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンといつしか魅かれあうようになる。だが、キャサリンと名家の子息との結婚話を知ったヒースクリフは、絶望に打ちひしがれて消息を絶ってしまう…。 イギリス文学史に燦然と輝く、苛烈な復讐と不滅の愛を描いた究極の恋愛劇。
  • 改訳 嵐が丘
    3.5
    1巻726円 (税込)
    英国ヨークシャーの荒野の中、常に激しい風が吹きつける「嵐が丘」。そこに住むアンショー家の奔放な一人娘・キャサリンは孤児のヒースクリフとともに育てられる。やがて強い信頼と分かちがたい愛情で結ばれるふたりだが、美しく成長したキャサリンは近隣に住む裕福なリントン家との交際を深め、それによって二人の心に亀裂が生じる――。清冽な大自然の中、互いの魂の真の合一を求めてさまようキャサリンとヒースクリフ。生死すら超越した不滅の世界を描き出す、永遠の恋愛小説。
  • 嵐が丘 上
    4.1
    1~2巻858~990円 (税込)
    ブロンテ3姉妹は、イギリス北部ヨークシャーの一寒村に牧師の娘として生れ育った。本書はその一人エミリー(1818―48)が残した唯一の長篇小説で、ヒースの茂る荒涼たる自然を背景とした、二つの家族の3代にわたる愛憎の悲劇。浮浪児であった主人公ヒースクリフの悪魔的な性格造形が圧倒的な迫力を持つ。新訳。(全2冊)

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  • 嵐が丘(上)
    4.1
    1~2巻693~792円 (税込)
    ヨークシャの荒野に建つ屋敷〈嵐が丘〉。その主人が連れ帰ったヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに恋をする。しかしキャサリンは隣家の息子と結婚、ヒースクリフは失意のなか失踪する。数年後、彼は莫大な財産を手に戻ってきた。自分を虐げた者への復讐の念に燃えて……。時を超えて読み継がれてきた壮大な愛憎劇。陰鬱で荒々しい英国の自然を活写することで、その真の魅力に迫る決定訳!
  • 嵐が丘 ここは二人の愛の国
    完結
    5.0
    全1巻660円 (税込)
    時は18世紀末――。お金も教養もないが、自分と同じ魂を持つように感じられるほど近い存在で、自分を情熱的に愛してくれる幼馴染のヒースクリフ。かたや、お金持ちでハンサム、しかも自分よりもはるかに上流階級に属するエドガー。いざ結婚となった時、主人公のキャシーはいったいどちらを選んだか?そしてその決断が、恐ろしくも悲しいほどの壮絶な物語を産む!エミリー・ブロンテの、唯一の長編小説「嵐が丘」を、官能にして雅、森園みるくがコミカライズ!
  • 嵐が丘
    4.1
    1巻1,155円 (税込)
    寒風吹きすさぶヨークシャーにそびえる〈嵐が丘〉の屋敷。その主人に拾われたヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに焦がれながら、若主人の虐待を耐え忍んできた。そんな彼にもたらされたキャサリンの結婚話。絶望に打ちひしがれて屋敷を去ったヒースクリフは、やがて莫大な富を得、復讐に燃えて戻ってきた……。一世紀半にわたって世界の女性を虜にした恋愛小説の“新世紀決定版”。

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  • 嵐が丘
    5.0
    アーンショウ家の主人に拾われ、嵐が丘へやってきた孤児のヒースクリフ。主人が亡くなるや、彼は若主人ヒンドリーによって使用人に格下げされ、虐げられるが、亡き主人の娘キャサリンとはいつしか深く愛しあうようになっていた。ところが、キャサリンはヒースクリフを裏切って、資産家の息子エドガーと婚約してしまう。それを知ったヒースクリフは絶望に打ちひしがれて嵐が丘を出る。そして数年後、彼は莫大な金を手に嵐が丘へ戻ってくるが、その胸には激しい復讐心が渦巻いていた……。子の代にまで及ぶ、ひとりの男の愛と憎しみを描いた、究極の恋愛小説。
  • 嵐が丘(下)

    購入済み

    この緻密で酷薄で、これほどに情熱的な物語を、1800年代というだいぶ前の、田舎に住む、おそらくは人生経験も限られた二十代の女性が完成させたとはとても信じられません。
    まさに唯一無二と言ってよいでしょう。

    そしてこの激しい作品を完成させた女性は、人生に挫折し若くして逝去した実兄の後を追うように、三十歳で亡くなりました。常に毅然とし、作品へのどのような評価も聞き流していたといいます。

    天国の眠りとしての成就でなく、迷える魂となって再び荒野を駆け巡りたい。
    そう断言した著者を、心から敬服します。

    翻訳者も、心底疲れたとあとがきに書いていましたが、著者の強くどこまでも深い魂に触れた、本当によい翻

    #泣ける #深い #感動する

    0
    2025年06月09日
  • 嵐が丘 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    登場人物の誰にも共感できない、不幸な暴風雨みたいな物語――そう読んでいる方が多くて驚きました。というのも私は登場人物みんなに共感しつつ、たしかに不幸な物語だとは思いながらも、暴風雨の中であそこまで魂の激しいぶつかり合いが生じるのは幸福だと感じられたからです。「心の中心にいるのはヒースクリフなのよ。たとえほかのすべてが滅びても、ヒースクリフさえいればわたしは存在し続けるし、すべてがそのままでもヒースクリフがいなくなったら、宇宙はひどくよそよそしいものになって、自分がその一部だとは感じられなくなるでしょうね」

    0
    2025年05月12日
  • 嵐が丘

    Posted by ブクログ

    復讐心に凝り固まったヒースクリフが次にどんな酷い仕打ちをアーンショウ、リントン両家に仕向けるのか、そしてヒースクリフを待つ(おそらくは惨たらしい)最期はどんなものになるのか? そんな少しサディスティックな期待感からページを繰る手が止まらない。
    激情の女性キャサリン・アーンショウが錯乱してゆく様は、若い作家の手によるものとはとても思えない鬼気迫るもので、エミリー・ブロンテの並々ならぬ才能を感じ取ることができる。

    0
    2025年02月19日
  • 嵐が丘 ここは二人の愛の国

    匿名

    ブロンテ姉妹でも難しい妹エミリーの「嵐が丘」をみるく先生が描いてくれて嬉しい。ストーリーも登場人物の心情も取っつきやすくわかりやすくなっている。

    0
    2025年01月19日
  • 嵐が丘

    Posted by ブクログ

    解説をまだ読んでないので凡庸な感想かどうか分からないし、歴史的背景を調べてまで書こうとも思わない。だからいい加減で無責任である。

    題名である嵐が丘と作者が名付けたのは、ヒースクリフの存在がアーンショウ家にとって大きな災厄をもたらす悪魔的存在の隠喩?(表現あってる?)からなのでだろうか。

    私は本書をヒースクリフとキャサリンの悲劇的恋愛を主軸とした物語だとは思えなかった。それはヒースクリフに対して同情心を誘うような小説的技法が全くなかったからである。むしろ本書のメインテーマは悪魔的存在に囚われた一家数代の悲劇からその回復であると思えるのである。(異端的でも解釈は自由である)

    ヒースクリフはキ

    0
    2025年04月25日

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