改訳 嵐が丘

改訳 嵐が丘

英国ヨークシャーの荒野の中、常に激しい風が吹きつける「嵐が丘」。そこに住むアンショー家の奔放な一人娘・キャサリンは孤児のヒースクリフとともに育てられる。やがて強い信頼と分かちがたい愛情で結ばれるふたりだが、美しく成長したキャサリンは近隣に住む裕福なリントン家との交際を深め、それによって二人の心に亀裂が生じる――。清冽な大自然の中、互いの魂の真の合一を求めてさまようキャサリンとヒースクリフ。生死すら超越した不滅の世界を描き出す、永遠の恋愛小説。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    もう色々あるとおもうけど個人的にものすごいものすごい面白かったんだ!訳は確かに読みにくいのだけれど逆にあの文からくる雰囲気がたまらなく私は好みでした。というかヒースクリフ様の言動にいちいち泣きそうになった私はどんだけ趣味がおかしいのか。ヒースクリフはキャサリンを愛していたに決まっている。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    一つの家庭の崩壊が、世代を超えて連鎖していく話。
    子ども達はそれぞれ、アルコール中毒者や半狂乱の女性、DVを起こす残虐な男性へと成長する。

    「異常性」が渦中の人物によってではなく、隣人やメイドやDVに遭った女性(血族ではない)によって語られるのが興味深い。

    0
    2011年08月03日

    Posted by ブクログ

    嫌な奴ばっかりだったのに、最後には誰にでも同情できる不思議なお話。
    読み終わった後にケイト・ブッシュの嵐が丘を聴く事をお勧めします。
    全ての登場人物が救われる様な素晴らしい楽曲。
    2007/1/15

    0
    2012年07月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    誰もかれも救いようのない性質で、ヒステリックで、愛に対してバカがつくほど純粋で、そのため憎しみがひたすら連鎖して、勢い良くころげおちていくような話・・。先が気になって止まらなかった。
    それなりの家系に生まれついたそれなりの生まれの登場人物たち、その誰もかれもが憎しみにかられて何の遠慮もなく人を罵るこ

    0
    2014年03月16日

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