作品一覧 2023/11/14更新 エクソシスト急募 試し読み フォロー エクソシストとの対話 試し読み フォロー コーヒー 至福の一杯を求めて~バール文化とイタリア人~ 試し読み フォロー 魚も漁師も消えゆく日本 復活の方法はこれしかない【特別版】 試し読み フォロー シチリアの奇跡―マフィアからエシカルへ―(新潮新書) 試し読み フォロー スローシティ~世界の均質化と闘うイタリアの小さな町~ 試し読み フォロー スローフードな人生! -イタリアの食卓から始まる- 試し読み フォロー 世界中から人が押し寄せる小さな村~新時代の観光の哲学~ 試し読み フォロー 1~8件目 / 8件<<<1・・・・・・・・・>>> 島村菜津の作品をすべて見る
ユーザーレビュー エクソシスト急募 なぜ現代人が「悪魔祓い」を求めるのか? 島村菜津 フォトリーディング。 高速を交えて熟読。 題名からはおどろおどろしい内容を想像したが、しっかりと取材してある社会論。悪魔祓いを通して現代社会を見つめるような本。イタリアが中心だが、現代社会一般についても洞察の深い内容だと思った。星五つ。 Posted by ブクログ スローシティ~世界の均質化と闘うイタリアの小さな町~ 島村菜津 まちをつくる 一言にいってもやはり難しく複雑で。 コムーネから学ぶことは多い。画一的になりつつあるまちも、あるべき姿に戻る日が来ることを祈るだけでなく自発的に動く力を身につけたいと思います。 Posted by ブクログ エクソシスト急募 なぜ現代人が「悪魔祓い」を求めるのか? 島村菜津 「エクソシストとの対話」の続編。「対話」から20年、エクソシズムを取り巻く状況の変化や、「対話」に出てきたエクソシストたちの近況から始まって、現代人がエクソシズムを求める理由を探っている。 「悪魔」という概念は、エクソシズムを語る上で避けて通れない。しかし、「悪魔」をどう捉えるかは、千差万別だ。ど...続きを読むの解釈でも「悪魔」を理解するためにはハリウッド的な悪魔像を頭から追い出さなくてはいけないということは共通している。 悪魔を「知性を持つ外的存在」ではないかという神父もいれば、「人間の意識できない領域にある何かを表す概念」だという精神科医もいる。 私は精神科医の意見に賛成。でも、神父の意見にも正直魅力を感じる。神秘的なんだもん。 読んでいる最中、ミヒャエル・エンデの『モモ』のジローラモの台詞を思い出した。 「みんな俺の話に夢中になって自分を忘れて、モモに話を聞いて貰って自分に立ち帰ったんだ。それでよく生きることができていたんだよ」 ところどころ間違っていると思うけど、意味は大体合っているはず。 誰にでも自分を忘れる時間と、自分に立ち帰る時間が同じくらい必要なんだ。エクソシズムの儀式の様子は、自分を忘れながら自分に立ち帰るための儀式に思えた。 精神医療の芸術療法も、それと似ているんじゃないだろうか。芸術療法についての知識はほとんど無いから、イメージだけど。 どんな人でも、どんな時でも、どんな状況でも、とてもそうは信じられない時でも。人には自分自身を癒す力がある。それを引き出す方法の一つがエクソシズムじゃないかな。 重要なのは方法ではなくて、その人が癒されたという事実だ。 旧宗教の衰退によって社会で共有する文化や習慣や価値観が崩壊したから、カルトや新興宗教が増えた。ふーん、なるほど。 でも、どうして宗教が必要なんだろう?私には信仰の習慣がないからかな。よくわからない。 Posted by ブクログ スローフードな人生! -イタリアの食卓から始まる- 島村菜津 スローフード運動とは、個人をがんじがらめにしてゆく「ファーストライフという名の世界的狂気」から、人間性を回復すること。 それは、食を通じて五感を養い、気づきをもたらすこと。 つまり素材・味・食べ方・食がもたらす感覚的メッセージ・分かち合う人々に気を配るといった質の高い食生活を実現することからは...続きを読むじまるのだ。 スローフードという運動の根底にある人間の心・活力の回復を端的に示す話として「山羊神父と風変わりな男たちがつくる山羊のチーズ」は印象に残った。 Posted by ブクログ スローフードな人生! -イタリアの食卓から始まる- 島村菜津 スローフード、スローフーダーとは何たるや、難しい言葉を使わず、一気に頭に入ってきて、わかりやすい。イタリア人をさらにイタリア人にしたような人物の魅力たっぷりに、自然やおいしさの感動そのままに書かれていた。すっかり「スロー」に魅力を感じでしまった。 Posted by ブクログ 島村菜津のレビューをもっと見る