スローシティ~世界の均質化と闘うイタリアの小さな町~

スローシティ~世界の均質化と闘うイタリアの小さな町~

825円 (税込)

4pt

郊外型の巨大なショッピングモール、世界中同じような映画ばかり上映するシネコン、画一的な住宅街、駅前や国道沿いに並ぶチェーン店……。私たちにこの世界の均一化から逃れるすべがあるのだろうか。世界のどこにもない個性的な町など、おとぎ話に過ぎないのか。グローバル社会の中で、人が幸福に暮らす場とは何かということを問い続け、町のアイデンティティをかけて闘うイタリアの小さな町の人々の挑戦に、その答えを探る。

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スローシティ~世界の均質化と闘うイタリアの小さな町~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まちをつくる 一言にいってもやはり難しく複雑で。 コムーネから学ぶことは多い。画一的になりつつあるまちも、あるべき姿に戻る日が来ることを祈るだけでなく自発的に動く力を身につけたいと思います。

    0
    2013年04月30日

    Posted by ブクログ

    2023.08
    ・若者たちが町にいつくために必要なのは教育や医療以上に、文化的刺激なのだ。そして医療、教育、文化を相互に結びつけていく上で大切なのがボランティア活動なのだ。
    ・食というのはただの栄養補給ではない。それは文化であり、環境であり、美意識であり、生命そのものだ。

    0
    2023年03月07日

    Posted by ブクログ

    課題図書。
    でも面白かった。フェラガモの話とか、美観の問題とか。日本人は景観に鈍感って話は良く聞くけど、価値観を共有しんと、気付かんままなのかな、と思った。

    0
    2015年09月17日

    Posted by ブクログ

    ある観光地の集客の仕事に携わっているが、ゆるキャラやイベントに走りがちな観光地において、それを否定はしないが、その流れに乗れなかった地域には、この本はヒントとなる事が多い。

    成熟・高齢化を迎える日本においても参考になると思った。

    14/01/04-2

    0
    2014年01月04日

    Posted by ブクログ

    イタリアの有名観光地ではなく、小さなコムーネがどのように生き残っていこうとしているかについて書かれた本。
    均質化され、世界のどこにでもある「郊外」に成り下がらないために、地域がどう取り組んでいるかが紹介されている。郊外については、イタリア人自身の言葉で「ただ眠りに帰るだけの街、働く場もなく、人が集ま

    0
    2013年04月17日

    Posted by ブクログ

     北欧諸国は福祉や教育が充実していることで有名だが、イタリアってどうなんだろう?とふと目に留まって読んだ本。国民性に触れながら市政について言及してると想像してたら、地方都市のまちづくりについての話だった。
     なるほど、確かに日本の郊外はどの地域も似たり寄ったりの街並みで個性も全くない。空き家や歴史あ

    0
    2023年01月19日

    Posted by ブクログ

    イタリアの小さな町それぞれには人を惹きつける力があるようです。自然、街並み、食べもの、住む人々。また、そういった観光の要素だけではなく、農家や職人や個人のお店などを大事にして、住人にもそこに住むことで満足感や肯定感が得られるような仕組みになっている。
    世界はどんどん、同じような街や都市ばかりになって

    0
    2015年02月03日

    Posted by ブクログ

    イタリア人は、賢い。自分のリズムに従う事や、地方の良さを守る事が、自分達を守る事になるのだろう。黒川温泉は、 この例に似ている。不便だが最高。

    0
    2014年06月29日

    Posted by ブクログ

    20140223 効率を追求した世界はどんどん小さくなる。もっと大切なものを守って広い世の中にできないものか?結果は我々が何を大事にするかで決まるのだとおもう。

    0
    2014年02月23日

    Posted by ブクログ

    「世界の均質化と闘うイタリアの小さな町」というサブタイトル。なんだか素敵なイメージがあるイタリアの田舎町だって、自然に素敵になったのではなく、いろいろなものと闘って今を築いてきたのだ、という話。イタリアの子どもだってゲームをやるし、多国籍企業が生ハム市場を席巻しようと進出してきたりもする。イタリア人

    0
    2014年01月31日

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