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Posted by ブクログ
かつて、「大きいことはいいことだ」って言うCMがありました。昭和40年代でしょうか?高度成長期にあり、つつましいことを美徳とした戦前戦後の生活から豊かな生活への価値観の転換の意味があったのかもしれません(CMは単にチェコレートのCMなんですけど(^^;)
スローフードと言うと、どうしても言葉につられて、ファーストフードの対極的な意味に捉えがちで、決して違ってはいないけど、もう少し目指すところは意味が深く哲学的なのかもしれないと感じます。
スローフード推進者にだって、忙しく飛び回るように仕事をしている人もいるし、中にはファーストフードで食事をする人もいるのではないでしょうか?それがいけないと言うような排他的な考えがあるとは思えないと言うのが読後の感想です。今、口にしようとしている食べ物の価値をもう一度考えてみよう、、そこからスタートするのかなと。豊かさを時間の中に見つけようと言うことかもしれない。
味噌は熟成に1年かかり、地方地方の特徴が残っている・・・と言うことならスローフードにマッチした食材と言う事で、味噌関係者の中にはスローフードを歓迎する声も聞かれるが、確かにそういう側面を持っていながら、本当の意味は、味噌と言う表面的な価値観のマッチングだけじゃないぞって言うのが見えてきたような気がします。オートメーション化されたなかでコンピュータが制御して大量に造られる味噌、、、それでもスローフードかどうか、、そんな事を考える時間こそがスローフードの意義かもしれない。2003.5.13
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