作品一覧

  • 共同体なき死 いずれ死にゆく生者たちへ
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    1巻2,200円 (税込)
    ─遺体の安置施設や処置施設が、徹底的に排除される社会─ 現代における死の諸相を、広範な文献や記事、映画やドキュメンタリーのほか、取材などで得た現場の人々の声や知見などに基づいて解き明かす。死生観の空洞化、誰にも弔われない死、死後の世界/臨死体験といった「来世」の思考の根源、恐怖管理理論、カニバリズム的な社会、自殺の概念から、孤独死、粉骨サービス、葬儀の現場まで
  • 人生は心の持ち方で変えられる?~〈自己啓発文化〉の深層を解く~
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    頑張らず、上を目指さず、モノも求めない。そんな、自足による主観的幸福を追求する「引き算型」自己啓発が流行している。本書では、努力と成長の積み重ねを旨とする「意識高い系」と同じく長い歴史をもつ「意識低い系」の潮流をその核心とともに分析。時代状況と時代精神に照らしてブームの謎を解くほか、資本主義社会とは切っても切れない自己啓発それ自体の歴史も紐解く。日本人は自己啓発によって何を変えようとしてきたか?
  • 山本太郎とN国党~SNSが変える民主主義~
    4.3
    1巻836円 (税込)
    山本太郎と立花孝志――彼らは本当に「ポピュリスト」と切り捨てていい存在なのか。それとも、バブル崩壊のツケを押し付けられた世代の怨嗟が、「時限爆弾」のように噴出したがゆえの現象なのか。本書は、気鋭の評論家による、SNS全盛時代の民主主義のあり方を問う新しい切り口の政治論であり、開かれた「パンドラの箱」の行く末を問う警世の書でもある。これからの民主主義は、SNSの影響を抜きにしては語れない。

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