「谷崎潤一郎」おすすめ作品一覧

「谷崎潤一郎」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

配信予定・最新刊

作品一覧

2018/11/19更新

ユーザーレビュー

  • 痴人の愛
    耽美派と呼ばれる作家の日本語は美しい。こうも美しい日本語を自在に扱う能力が失われていくことに悲しくなる。そういう日本語を、せめて読む力くらいは持っていたい、と、この後、いくつかの耽美派の小説に触れることになった。

    谷崎潤一郎の刺青と春琴抄、永井荷風の濹東綺譚、、。
  • 春琴抄
    「鵙屋春琴伝」という書物をもとに第三者が回想する形で語られる本作。書籍の裏のあらすじをを見て勝手に奉公人の佐助視点の話かと思っていたら予想外であった。
    しかし読んで見ると、この第三者視点で語られることによって傲慢で我儘という春琴の性格の悪さが目立たなくなり、そのキャラクター性や春琴と佐助の特殊な関係...続きを読む
  • 細雪(下)
    蒔岡家の四姉妹の結末。下巻も細かな日常の描写が続く。
    とりたてて大きなことの起こらない、変わらない毎日のように見えても、少しずつ変わっていく。それは現実でも同じこと。
    女性の強さと弱さ、華やかさと陰りのようなもの、つまり偏った見方ではなく、女性というものの全体像を感じた。
    巻末の「細雪」回顧で執筆後...続きを読む
  • 痴人の愛
    p.263
    そこには恋人としての清さも、夫婦としての情愛もない。そうそんなものは昔の夢と消えてしまった!それならどうしてこんな不貞な、汚れた女に未練をのこしているのかと云うと、全く彼女の肉体の魅力、ただそれだけに引き摺られつつあったのです。
    (略)いや時としてはその卑しむべき娼婦の姿を、さながら女神...続きを読む
  • 吉野葛・盲目物語
    吉野葛:伝承や伝説に満ちた大和国吉野を舞台に、母への思慕を美しく描く。
    盲目物語:お市の方に仕えた盲目の法師の回顧談という形で、物語が展開される。哀しくも美しい。哀切が心に沁みる。

特集