「谷崎潤一郎」おすすめ作品一覧

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9/21入荷
20 谷崎潤一郎
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作品一覧

2018/09/18更新

ユーザーレビュー

  • 春琴抄
    盲目である三味線師匠の春琴に対し、嗜虐的な師弟関係に喜びをもって額ずく佐助。自ら盲目になり二人の世界の瞬転する様が、抑制された筆致故に却って劇的に描かれる。
  • 痴人の愛
    「私はこれから、あまり世間に類例がないだろうと思われる私達夫婦の間柄に就いて、出来るだけ正直に、ざっくばらんに、有りのままの事実を書いて見ようと思います。それは私自身に取って忘れがたない貴い記録であると同時に、恐らくは読者諸君に取っても、きっと何かの参考資料となるに違いない。」 という冒頭から物語は...続きを読む
  • 刺青・秘密
    全篇に渡って、なんとなく後ろめたさを感じる。文章表現が美しければ美しいほど、なんだかわからない罪悪感に苛まれてしまう話ばかりだ。
    その中で、最後の作品『母を恋ふる記』。本当にこれには参ってしまった。
    冒頭から情景がありありと浮かんで、寒く、心細く、宛てなく暗闇を歩いている主人公の心情が完全に伝わって...続きを読む
  • 細雪(中)
    中巻。昭和13年7月3~5日の阪神大水害にはじまる。細かな描写。「海のよう」だったらしい。読むだけで怖い。
    その大水害で妙子を助けた板倉と妙子の恋愛の結末。
    相変わらずの安定した物語力。
    谷崎の描く「蒔岡家」という一家を見つめ続けることで、「家」というものがどのようなものなのか、感じられるような気が...続きを読む
  • 春琴抄
    世間の常識の及ばない世界。一般的な倫理を振りかざして佐助と春琴の感情や関係を云々するのは野暮なことだ。とにかく、その狂気が美しい。マゾヒズムの極致が芸術の領域に入るのだということをこの作品が初めて突きつけてきた時、僕は心の中で震えていたと思う。
    なにを隠そう、僕の中にも佐助的な感性が確実に存在して...続きを読む

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