人魚の嘆き(乙女の本棚)
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人魚の嘆き(乙女の本棚)

1,980円 (税込)
990円 (税込) 12月31日まで

4pt

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人気シリーズ「乙女の本棚」第39弾は、文豪・谷崎潤一郎×イラストレーター・ねこ助のコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

私はむしろ人間よりも人魚の種属に堕落したい。

歓楽の絶頂を極め、なお新たな楽しみを求めつつもそれが手に入らない貴公子。あるとき彼は、珍しいものを扱う外国人に出会う。

谷崎潤一郎の名作が、書籍の装画、ゲーム、CDジャケットなどで美麗な人や獣を描き本シリーズでは『ルルとミミ』『鼠』『魚服記』『山月記』『赤とんぼ』を担当するイラストレーター・ねこ助によって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

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人魚の嘆き(乙女の本棚) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    谷崎先生の書く女性の描写は本当に好き。(個人差が含まれます)

    初めて谷崎作品に手を出すのなら、このお話は本当に良いと思う。

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    7月30日は、谷崎潤一郎文学忌、潤一郎忌
    1917年大正6年 雑誌「改造」初出

    幻想と耽美の短編

    富豪の若き貴公子――南京随一の美男子。
    両親の死後、莫大な財産を背景に放蕩にふけり、美貌を武器に美女を漁る日々。
    あらゆる快楽に飽き果てたころ、ヨーロッパから来た人魚に心奪われる。
    水槽越しに募る恋

    0
    2025年07月29日

    Posted by ブクログ

    幻想的だし、敗退的で物哀しい雰囲気を感じた。
    文章がきれいだなぁ。
    特に人魚の容姿を表す文がとても好き。

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚。イラストと物語両方に、耽美、退廃、がかなり濃厚に詰まっております。
    美しいものが美しいものを求めるのは世の常なのでしょうか。
    甘ったるぅぅぅい悪い酒を飲まされたような後味。
    良い酒でないから残る、残る。

    2025.1.19
    16

    0
    2025年01月19日

    Posted by ブクログ

    やはり絵と物語が合っていて良い……。
    人魚に魅了されて、貴公子よかったね。一生涯夢中になれるものに出会えない人生は味気ないものだと思うから。

    0
    2024年12月31日

    Posted by ブクログ


    真珠のような美しい人魚と、両親を亡くし全てを手に入れ人生の楽しみを見失った美しい貴公子の少し切ない大人のお伽噺。

    由緒ある格式高い家門、若く美しい容姿、国中の美味い酒、彼に身を寄せる美しい女達。

    目も眩むような報酬を求め、様々な人間が貢物を持って行くが彼が気に入ることはなかった。

    貴公子は豊

    0
    2024年07月23日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズ。
    生まれながらに巨万の富、才知、美貌を持ち、それ故に満たされない心を持った貴公子のお話。
    タイトルの人魚は後半にやっと登場します。人魚の描写が印象的で、人のようで違う、迫力のある美しさである事が伝わってきました。難しい言葉遣いの作品でしたが、どういったラストになるのか気になって、

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    谷崎潤一郎氏の描写はこれでもかっというぐらいたくさんの日本語で溢れている。全然意味が分からない言葉も妖艶に見えてくるし、長い文章でも続きが気になる。が今回は終わりがあっという言葉が出てくるぐらい幕が閉じた感覚になった。

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    乙女の本棚シリーズの一冊。
    うん、これは乙女の本棚向きの小説だな。
    イラストも内容に合っている。貴公子がちょっと若すぎる感じはするが。
    人魚の下半身がいやに長いなと思っていたら、ああ、そういうことだったのね。納得。
    谷崎版人魚姫はこうなるのね。

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ


    無尽蔵な財産、世にも珍しい美貌と才智とを持ち合わせていた孟世燾。美への執着が凄まじい。酒池肉林の宴に飽き足らず、人魚に恋する。傲慢だった孟世燾が人魚の前では赤子のようだ。西洋文化に圧倒されるのが滑稽だ。ねこ助のイラストがベストマッチ。

    0
    2025年06月22日

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