陰翳礼讃

陰翳礼讃

2,090円 (税込)

10pt

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ほの暗さの向こうに、美しい世界が見えてくる

建築や灯り、漆器や芸能などを題材に、暗がりに潜む日本の美の本質を捉えた谷崎潤一郎の名作『陰翳礼讃』。「日本の美」を考える上でのバイブルとも言える1冊が、作品にふさわしい美しい写真とともに楽しめる、ビジュアルブックとして蘇ります。

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陰翳礼讃 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    潔癖に白くて清潔なタイル張りでは醸し出せない古い木目の深い暖かみのある美しさということ。陰を美しいと思える感覚、新しくないものを美しいと思える感覚はまだ日本人に残っている。谷崎潤一郎の文章、トイレのことを書いていても美しい。再読。


    全文はブログで
    www.akapannotes.com
    @aka

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    日本と外国の違いを言葉化されていて納得しました。集中力が低下している今日この頃ですが、写真があることで、夢中になって読み進めてしまいました。

    0
    2025年09月19日

    Posted by ブクログ

    オーディオブックで。
    語りで聴くと、日本語の美しさが沁みる。
    このエッセイ、学生時代に試験の問題文で出たけど、その時「面白いー」と思ってそのままでした。
    今読んで(聴いて)も面白い。
    建物が明るくなっていくことの味気なさを嘆いているのも面白いけで、やっぱりエロティックな眼差しを書かせたら天下一品です

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

     原研哉さんの『白』という本を読んでいて出てきたので、気になって読んでみた。私には難しいかもしれないと危惧して、理解を助けてくれそうな大川裕弘さんの写真が随所に載っている、パイインターナショナルの版を選んだ。

     個人的には、物心ついた時からヨーロッパが好きで、見るのは古い洋画ばかり、家具など、洋風

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    美しいという言葉がぴたりと当てはまるような本だった。豊富に差し挟まれる写真の美しさも然りだが、陰があってこそ映える日本の美しさを丁寧に表現されている。意識しなければ陰の中の美を感じることなどなかった自分に、本来の日本の美を説いてくれた陰翳礼讃に感謝し、この美しい日本に産まれたことの幸運にも感謝したい

    0
    2024年12月07日

    Posted by ブクログ

    あまり古さを感じない文章&内容。
    SDGsの現代に似合った考え方なのか。
    写真に文章が添えられており、とても読みやすい。

    最近、日本の夜は明るすぎる、と海外の人々が思っていると知った。陰を大事にする日本人はどこにいったのか。他国の夜の部屋はもっと薄暗いそう。睡眠学的にも夜は暗いと良いらしい

    0
    2024年12月06日

    Posted by ブクログ

     日本の夜は明るすぎる。もっと暗くした方が良い。という意見にはめちゃくちゃ共感。
     日本の文化は薄暗い住環境の中で興隆したからこそ光の中ではなく陰翳でこそ美しい。たとえば蒔絵に使われる金は暗闇で見ることを前提につくられている。白光する中で見ても何らの美性もない。バッサリそう言い放つ文豪・谷崎潤一郎に

    0
    2024年07月31日

    Posted by ブクログ

    谷崎潤一郎の文章に合った写真にとても癒されました。
    今まで陰や暗さは負のイメージを持っていましたが、本書を通してそれらの奥深さや荘厳さを理解することができました。また、日本と欧米の対比関係が明るさや色への理解を深めることができました。

    0
    2024年05月15日

    Posted by ブクログ

    年の瀬でいろんな負債が溜まってる時にまあまあ染みる綺麗さ。
    これ読むと毎回いろんな“みているモノ”を触りたくなるくらいにはモノへの成り立ちと景色を敬ってしまう。

    この本はいろんなところで引用されるし応用されるけど、全ストーリーラインを写真でなぞり切るっていうのはなかなか勇気がいるんじゃないだろうか

    0
    2023年12月25日

    Posted by ブクログ

    美しい…。
    久々に自分が日本人に生まれて良かったと思わせてくれる作品だった。

    学生の頃に初めて紐解いた時は、正直なところその良さが分からなかった。
    当時本を開いて、句読点が少なく旧仮名が小さな文字でびっしりと並んでいるのを見ただけでウンザリとした記憶がある。
    当時から読書好きを自認していたが、まだ

    0
    2023年10月06日

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