大川裕弘の作品一覧
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Posted by ブクログ
漆器がもたらす陰影について初めて思いを巡らせた
だから和食の吸い物椀は漆器なのか
たしかに和食は白い陶器では映えにくく
漆器に盛ると深みのある美味しそうな色に映る
白味噌や豆腐、かまぼこ、とろろ汁、白身のお刺身、白い肌の食べ物も周りを明るくしては引き立たない
ごはんも黒塗りの飯櫃に入れられて暗いところに置かれた方が見ても美味しく食欲も刺激される
深夜のコンビニのような白い蛍光灯ではなくて、暖色の灯りが美味しそうに見える
「私たちの料理が常に陰影を基調として、闇というものと切っても切れない関係にある」
!!!!!!
別の章だったか
トイレまでの廊下、寒々とした暗いトイレで思い出した
Posted by ブクログ
日本のわびさびを言語化するとこういうことなのかなと。障子ごしの光、和紙のきめの繊細さ、黒光りする古い木材、蝋燭の火の揺らぎを写す漆器、薄暗い能の舞台と衣装で映える黄色人の肌、わずかな光さえ照り返す金屏風…とうとう羊羹の色にまで(!)美しさを見出して、うっとりするような言葉で表現していた。現代的な道具や急激な欧米化で、日本元来の生活様式が追いやられ、陰の美しさが失われることを嘆いているけど、作者自身も衛生面や利便性、費用面で葛藤があると書いていたので親しみやすかった(バチバチに「日本の古い生活様式しか許さん!」みたいな態度ではないので、現代の暮らしに慣れきっている自分たちが責められているような気