茶の本

茶の本

2,200円 (税込)

11pt

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〝美のカリスマ〟岡倉天心が世界にアピールした、日本人の本当の美意識

日本の美の心を茶道の美意識から説き起こして、世界に衝撃を与えた名著の初のビジュアルブック化!「茶の本」は、茶道の作法などを解説した書物ではなく、茶道を禅や道教、華道などとの関わりから広く捉え、日本人の美意識や文化観を欧米人に向かって説いた評論ですが、日本人にも「美の本源」「芸術の本質」「人生の本義」を教えてくれる一書でもあります。大川裕弘氏の美しい写真と共に、その世界観が味わえます。



著者:岡倉覚三 訳:村岡博 写真:大川裕弘

大川裕弘:1944年千葉県松戸市生まれ。1969年写真家高橋克郎氏に師事。1979年大川写真事務所を設立。以降、フリーランスフォトグラファーとして、広告写真および女性誌を中心とした雑誌媒体で活動。

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茶の本 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    単なるお茶の本だと思っていたが、180度違っていた
    茶道が思想や哲学そのものであるのだということを初めて知った

    現代語訳されてるとはいえ一部読みづらい箇所はあるが、今に通ずるところは多々あり学ぶところが多い本であった

    なぜか分からないが他の本を読むときよりも数倍落ち着いて読めたのは著者の雰囲気を

    0
    2025年09月20日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい本でした
    天心の格調高い文章に写真が負けていないと思いました
    岡倉天心「茶の本」という素晴らしさを伝えるには、この本のような親しみやすさが必要だと思いました
    明治期に岡倉天心という人物が登場してくれて本当に有難かったと思います
    この本を通して実に多くの刺激を受けてたくさんのことを学ばさせて

    0
    2024年05月13日

    Posted by ブクログ

    「茶の本」といいつつも、人生において大切なことを教えてくれる本。
    「茶室」「芸術鑑賞」「花」「茶の宗匠」からは自分の暮らしの改善点が多くわかり、特に学びになった。

    【自分の部屋について】
    ・自分の心から美しいと思うものを1点選ぶ。それにあうように空間をつくっていく
    ・その美しさを妨害しないように無

    0
    2022年10月23日

    Posted by ブクログ

    粋につうじる美学。
    本当のオシャレは流行を追うだけではない、掛け軸と同種のものを活けるのは野暮、など、日本人が感じる美しさがよくわかる一冊。
    岡倉天心ってたしかボストン美術館の学芸員だったような(うろ覚え)。
    だからこそ、客観的に見える部分もあるんだろうなと思いながら読んだ。
    トーンを抑えた写真が「

    0
    2021年03月09日

    Posted by ブクログ

    茶道を長年している私からすると学びも多いし、これを英文で書いたと思うとかっこよすぎる。。
    ただ最初らへんはずっと西洋への言いようがひどすぎて今の時代を生きる自分からするとかっこよくない。でもあの時代だとかっこいいんだよなぁ。
    自分の感情や思いを強制的に押し付けてくる感があるのは嫌だし面白くないけど、

    0
    2024年09月18日

    Posted by ブクログ

    大川さんの写真をさらに追いかけたくて
    手に取った。

    茶の心について、芸術について
    美について。
    深く考えさせられた。
    今回も、大川さんの写真があることで
    引き込まれ、極上の茶をいただく想いで
    ページを繰る。

    美しい言葉と写真が
    すーっと入ってくる。

    0
    2022年10月11日

    Posted by ブクログ

    岡倉天心がお茶の事、心を教えてくれている。
    作法うんぬんじゃなく、まずは心得を学んでからで作法は二の次じゃないかなって思いました。
    その心を広く世界に発信している事に感動です。
    日本の文化を自信を持って世界へ、今こそ世界へ❣️

    0
    2020年08月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「世界に衝撃を与えた名著の初のビジュアルブック化! 」の企画は見事成功していると言える。

     美しい写真と共に添えられるのは、本文の要諦とも言える言葉を選んでの抜き出したもの。そのセレクトの是非はあるが、概ね、自分が付箋を付けておきたいと思った文章は抜き出されていると思う。文章と写真との相性は、必ず

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    岡倉天心の名著 茶の本。
    言葉遣い、文体含めて染みる本。

    メモ
    ・茶道の要義は不完全なものを崇拝するにある
    ・真理は反対なものを会得することによってのみ達せられる。
    ・真の美は只不完全を心の中に完成する人によってのみ見出される。人生と芸術の力強い所はその発達の可能性に存した。茶室に於いては自己に関

    0
    2020年06月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     抹茶、緑茶を味わう人の写真や、抹茶の入った湯飲みの鮮明な写真が写真の方は特に良かったです。  以外だったのが、人は茶を昔薬だと思って飲んでいたという所でした。

    0
    2023年12月20日

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