刺青 痴人の愛 麒麟 春琴抄

刺青 痴人の愛 麒麟 春琴抄

小説・文芸
730円 (税込)

3pt

3.7

美しく驕慢な女に無条件でひれふす男達の姿は宗教的法悦境にあるかのよう。絢爛な文体と鮮やかな風俗描写、小説の神髄に酔いしれる。

※この電子書籍は1966年4月に文藝春秋より刊行された『現代日本文学館 16 谷崎潤一郎 I 』に収録された作品の文庫版を底本としています。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    刺青 痴人の愛 麒麟 春琴抄
  • タイトルID
    :
    993802
  • ページ数
    :
    480ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年08月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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刺青 痴人の愛 麒麟 春琴抄 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ※昭和32年発行の谷崎潤一郎全集で読みました。
    「麒麟」の感想です。

    タイトルの麒麟とは、孔子が生まれた時に現れた伝説の生き物から来ているのですね。春秋時代の中国の思想家、孔子を主な人物としたお話です。というよりもはや、孔子が旅がてらに訪れた衛の国の妃、南子夫人のお話かもしれません。昔の中国の妃はさもあらんや、という強烈なエピソードが短いお話に散りばめられていて 中国の史実書の一部を切り取ったかのようで 谷崎潤一郎スパイスは少なめですがなかなか面白かったです。

    0
    2026年07月14日

    Posted by ブクログ

    「刺青」変態性。刺青を彫るということの耽美さは、たしかに「蛇にピアス」や「国宝」でも描かれており、理解できなくはない。この話はその先。彫り師としての作品の追求、というよりは欲望の追求。作品の土台となる理想の人体を見つけたとき、その人体が手に入るか手に入らないか。

    0
    2025年12月31日

    Posted by ブクログ

    一言で言うなれば魅力
    読みながらロリータの映画を思い出したので
    最後はそうなるのかと思ったけど
    全然そんなこと無かった

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    谷崎潤一郎の著作が4つも収録されていたので購入したが、文字の黒色が多く、長く積読していた。
    文体は古く、読みづらさはあるものの、内容は全く古くなく普遍的な主題の作品だったと言える。特に、代表作である『痴人の愛』と『春琴抄』は良かった。

    『痴人の愛』は、

    『春琴抄は』は、

    個人的には、〇〇のほうが好みだった。

    0
    2026年04月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ◆痴人の愛
    とんでもない毒婦に骨抜きにされて、骨の髄までしゃぶり尽くされるおじさんの話。
    主人公の譲治は行きつけのカフェの女給・ナオミに目をつけ、彼女を自分好みの女に育てようと奉公を辞めさせて引き取って世話をする。
    この時、譲治28歳、ナオミ15歳。
    この二人が堕落していく八年間の記録。

    初めは譲治はロリコンで気持ち悪いなと思って読んでいたが、ナオミがあまりにも高慢で我儘で口汚くてビッチで譲治に同情を禁じ得なくなった。
    譲治の援助で英語とピアノを習わせてもらっているのに、家事は何一つせず(靴下ひとつですらもクリーニング!)、家は散らかし放題、譲治を見下して自宅に複数の男を平気で連れ込み、譲治に浮気がバレたら色仕掛けで仲直りする。
    ナオミがひどすぎて早く別れればいいのにと途中からずっとイライラしながら読み進めた。
    譲治も浮気が発覚したときに一度はナオミを家から追い出したのに、すぐ未練たらたらになって、最終的にはナオミの前に跪いて許しを乞う始末。

    ナオミに同じように翻弄された盟友・浜田がせっかく「ナオミのことは諦めろ」と譲治に忠告してくれたのに。
    ナオミに贅沢させるために譲治が郷里の母にお金の無心をしても、嫌な顔ひとつせずお金を送ってくれた母が死んだときに譲治は悔恨の涙を流したのに。
    譲治が浜田および母の亡骸の前で見せた涙は、まったくの無駄になってしまったのだと、読んでいてとてもやるせない気持ちになった。
    譲治はナオミの肉体無しに、ナオミは譲治の援助無しには生きていかれないから、この二人はこれからも歪に寄りかかり合いながら生きていくのだろう。
    カタルシスが何も無い、とても後味の悪い話だった。

    イライラしながらも一気に読み進めたので、文章はさすがに読ませるものがある。
    譲治が家出から戻ってきたナオミに依頼されて、彼女の背中の毛を剃ってやるシーンがとても艶かしかった。
    ナオミが譲治に引き取られたばかりの、まだほんの少女だった時分に、譲治がナオミを風呂に入れて背中を流してやった純粋な思い出との対比となって切なかった。

    0
    2026年10月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    振り返るとシンプルな話で、4時間位で読み終わった。少女に翻弄され、わがままがすぎて淫売くらいになってしまうが、それでも翻弄されてしまうという話だった。
    表現が上手で読みやすかった。

    0
    2022年08月13日

刺青 痴人の愛 麒麟 春琴抄 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    刺青 痴人の愛 麒麟 春琴抄
  • タイトルID
    :
    993802
  • ページ数
    :
    480ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年08月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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