あらすじ
美しく驕慢な女に無条件でひれふす男達の姿は宗教的法悦境にあるかのよう。絢爛な文体と鮮やかな風俗描写、小説の神髄に酔いしれる。
※この電子書籍は1966年4月に文藝春秋より刊行された『現代日本文学館 16 谷崎潤一郎 I 』に収録された作品の文庫版を底本としています。
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Posted by ブクログ
谷崎潤一郎の著作が4つも収録されていたので購入したが、文字の黒色が多く、長く積読していた。
文体は古く、読みづらさはあるものの、内容は全く古くなく普遍的な主題の作品だったと言える。特に、代表作である『痴人の愛』と『春琴抄』は良かった。
『痴人の愛』は、
『春琴抄は』は、
個人的には、〇〇のほうが好みだった。
Posted by ブクログ
「刺青」変態性。刺青を彫るということの耽美さは、たしかに「蛇にピアス」や「国宝」でも描かれており、理解できなくはない。この話はその先。彫り師としての作品の追求、というよりは欲望の追求。作品の土台となる理想の人体を見つけたとき、その人体が手に入るか手に入らないか。