作品一覧

  • おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方

    おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻1,320円 (税込)
    約1分の勾留質問で164日間勾留、検事の作文で作られる供述調書、証拠 改竄や捏造……。冤罪に巻き込まれた著者がみた驚愕の刑事司法の実態とは 法制審に参加した市民委員5人が戦慄した、抜け穴だらけの刑事司法改革。誰もが信頼できる刑事裁判のために、私たちにはなすべき事がある。取り調べの可視化、人質司法の解消、証拠開示制度・再審制度の見直しで、刑事司法は必ず変わる、必ず良くなる 神津里季生(連合元会長) 松木和道(元三菱商事法務部長) 周防正行(映画監督) 安岡崇志(元日本経済新聞論説委員) 「有罪率99.9%」は、先進国の中では異常なまでの高率です。以前は、検察の優秀さを示す数字であるかのように言われてきましたが、本来なら無罪となるべき事件や、そもそも無実の人たちが、かなりの数、有罪になっていることが指摘されています。 警察、検察、裁判所に対する国民の信頼度は高いと思いますから、皆さんは、「まさか、何もやっていない自分が犯罪者にされるはずはない」と信じているでしょう。 私も、かつてはそうでした。それだけに、検察の強引な取調べ、身に覚えのない罪でも、否認を続けると長期間にわたり拘置所に閉じ込められる「人質司法」、証拠開示になかなか応じようとしない検察の姿勢、あってはならない証拠の改竄という事実に、愕然とさせられたのです。 「はじめに」より
  • 「女子供」のいない国 中高年男性社会は変われるか

    「女子供」のいない国 中高年男性社会は変われるか

    ビジネス・実用

    1.0
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ~目次~ 【対談】クオータ制、転勤廃止……覚醒を促すショック療法 「女性がつくった国・日本」を ガラパゴス化から救え 村木厚子×出口治明 【対談】「ジェンダー・ギャップ指数」世界121位なりの現在地 人気広がるフェミニズム、 変われないジャーナリズム 小島慶子×林 香里 家庭内暴力、経済的困窮、新たな「男女平等」…… 女性の自殺率を急増させたコロナ禍の苦難 飯島裕子 #KuTooで私が訴えたいこと 女性だけにヒールを強要するのは性差別です 石川優実 エリート学生でも「妻」のように振る舞う深層心理 「男女格差」の原因を経済学的に考える 中室牧子 【コラム】「女子校育ち」進化論 辛酸なめ子 【覆面座談会】女性記者が語るニッポン男性社会の「失敗の本質」
  • 公務員という仕事

    公務員という仕事

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻968円 (税込)
    公務員はやりがいのあるいい仕事だ。一見地味ではあるが、長い目で見れば、人の意識を変え、社会全体を変革する。その醍醐味を、豊富な経験をもとに紹介する。
  • 子どもが増えた!~明石市 人口増・税収増の自治体経営(まちづくり)~

    子どもが増えた!~明石市 人口増・税収増の自治体経営(まちづくり)~

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻1,078円 (税込)
    兵庫県明石市は、近年、子育て支援による子ども増・人口増・税収増で注目されている。市が掲げる「子どもを核としたまちづくり」「やさしいまちを明石から」が、聞こえのいいスローガンで終わらないのはなぜか? その要因は? 市民・市議会の理解は得られているのか? 理屈ではなく実践を積み重ねてきた市長と社会活動家が、自治体関係者、元官僚、研究者等の論客を迎え多面的に分析。住民が市長に本音をぶつける座談会も収録。
  • 日本型組織の病を考える
    値引きあり

    日本型組織の病を考える

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻462円 (税込)
    公文書改竄、セクハラ、日大アメフト事件……繰り返す不祥事の本質とは? 冤罪のち厚生労働事務次官までを務めたからこそわかった「日本型組織の病」とは何か。硬直化を打破する「静かなる改革」までを語り尽くす。
  • 自分の「ものさし」で生きなさい 人を愛し、自分を愛するための処方箋

    自分の「ものさし」で生きなさい

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,540円 (税込)
    超人的な千日回峰行を2回も満行した酒井雄哉さん。 「何をやってもうまくいかなくて、奥さんも亡くしちゃった。40歳で比叡山に登るまではどん底だった」という 地道にキャリアを積み、2人の子どもを育ててきた村木厚子さん。 突然、郵便不正事件に巻き込まれ、身に覚えのない罪で逮捕・拘留された 大きな困難にぶち当たった時 一つ一つ乗り越えてきた2人の言葉 だからこそ、深く心に響く。 「ないものを嘆くのはムダ」 「生かされていることを感謝して生きなさい」 悩めるすべての女性に贈る対談集
  • あきらめない

    あきらめない

    小説・文芸

    4.2
    1巻1,540円 (税込)
    郵便不正事件で無実の罪に問われながら、虚偽の調書にサインをせずに164日間拘留された著者。極限状態にありながら、なぜそれに耐え抜いて無罪を獲得することができたのか。その「あきらめない心」の秘密を、半生を振り返りながら解き明かします。 著者のメッセージは「どんな悪いことがあってもめあきらめない。人生に何が起こってもリカバリーできる」。 日経ウーマンの読者である働く女性をコアとなるターゲット層としながら、震災後も力強く生きるための今の日本の指針の書として、また、ビジネスパーソン向けの「生き方、働き方」の啓発本として男性にも訴求する内容です。

ユーザーレビュー

  • おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方

    Posted by ブクログ

    本書は、元厚生労働事務次官である村木厚子氏が、局長時代に直面した冤罪事件の全貌を通じて、日本の刑事司法が抱える構造的な問題を明らかにした一冊である。

    単なる事件の記録にとどまらず、誰もが過ちや組織の都合によって突如として被告人になり得るという冷酷な現実を示し、そうした事態にいかに備えるべきかを自身の凄絶な実体験と重ね合わせて提示している。さらに、再審法の不備をはじめとする司法制度の課題を投げかけ、実効性のある改革案を試案として展開するなど、極めて重厚な内容となっている。

    通読して深く考えさせられるのは、検察官や裁判官が抱く「絶対に間違ってはならない」「国民の信頼を損なってはならない」という過度な無謬性の意識が、かえって事実の隠蔽や不全な組織運営を招いているという点だ。人間は誰しも判断を誤るという自明の前提に立った司法プロセスや組織構造の再設計が必要であり、エラーの存在を認めた上で正しく補正できる柔軟な組織風土と、それを許容する社会の寛容さが強く望まれる。

    閉鎖的で独自の慣習に縛られた司法組織の改革は容易ではなく、その歩みが極めて遅緩であることは疑いようがない。だからこそ、多くの市民がこの問題に対する理解を深め、制度の監視者としてのリテラシーを高めていく必要性を痛感させられる良書である。

    0
    2026年09月26日
  • おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方

    Posted by ブクログ

    誰でもある日突然全く知らない事件で逮捕され、起訴される可能性があるのだと思った。日本の役所は無謬性の塊だし、過去の決定がその後間違っていた、または変化が生じたとしても修正されないことも多い。先の大戦から全く学んでいない。失敗の本質を読みべき。

    0
    2026年09月20日
  • おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    検察や日本の司法の非常識な実態と
    改善策が詰まった一冊。

    「間違いを許さない社会」から
    「間違いを正せる社会」へと
    私たち市民が発想を転換し、
    「無謬性」への執着を手放すこと
    このまとめは、自分自身の心にも響いた。
    己の胸に手を当てて省みたい。

    0
    2026年09月20日
  • おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方

    Posted by ブクログ

     著者の村木さんは、元厚生労働事務次官で、現在は全国社会福祉協議会会長。2009年、厚生労働省の官僚時代、「郵便不正事件」で虚偽有印公文書作成容疑等で逮捕・起訴されるも、2010年9月の裁判で無罪確定。まさにご自身が乱脈「刑事司法」の犠牲当事者を経験されました。
     本書は、その村木さんによる「刑事司法改革」提言の書です。村木さんの実体験にもとづく現行刑事裁判プロセスの事実認識と改革に向けた着眼はまさに正鵠を得たもので、私にとっても様々な気づきがありました。

    0
    2026年09月12日
  • おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方

    Posted by ブクログ

    「冤罪」を「創られた」村木さんだからこその、説得力。良き一冊。裁判官も検事も、超がつくほどのエリートでないとなれない職業だから、社会の信用も高い。自分だってそう思う。
    本当に罪を侵していないことを知っているのは自分だけ。しかし、それを説明させてもらえない、有罪ありきの調書作成。さらに、身体拘束が続けられることの恐ろしさがわかった。
    自由なんて空気みたいなもの、そんな考えはよくないね。

    法務省の審議会のあり方も。

    行政出身の村木さんが、同じ行政庁である法務省、検察庁の体質をここまで書くのは、ただ単に恨みを晴らすべくではなく、そんな冤罪を今後は作らせたくない、そんな思いだけだと思う。

    いち国民がどこまで関与できるかわからないけど、多くの方に手にとってもらいたい一冊でした。

    0
    2026年09月08日

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