村木厚子のレビュー一覧

  • 公務員という仕事

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    あまり話題になっていないと思うけど、とても良い本だと思う。
    裏表紙の説明に「公務員はやりがいのあるいい仕事だ。一見地味ではあるが、長い目で見れば、人の意見を変え、社会全体を変革する。その醍醐味を、豊富な経験をもとに紹介する。」
    とあるが、まさしくそのとおりの内容だった。平易な文章だが、作者が目的意識を持って仕事に取り組んできたことがよく分かった。皆に読んで貰いたいお勧めの一冊!

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    2025年07月01日
  • あきらめない

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    下手なビジネス書とか自己啓発本とか読むよりこれ読んだほうがタメになるなあ
    変な供述証書に絶対サインしないぞ!と思うけどついしちゃう気もする怖い

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    2024年05月21日
  • あきらめない

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    寝る時間も取れない激務、その中での子育て、決して普通ではない相当の努力をしてきたはず。けど、考え方はシンプルで

    「普通に着実にそれぞれのポストをこなしていくだけ。それでも十分に階段を上がっていけると思います。ただ、人生は何が起こるか分からない。いつなんどき、チャンスが訪れるかもしれないし、危機が訪れるかもしれない。そういうことに対応できるだけの柔らかさを持っているといいなと思います。」

    その時その時の目の前のことに真摯に取り組んでいくことが大切なんだよなと励まされました。

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    2024年01月20日
  • あきらめない

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    印象に残った箇所については、以下のとおり。

    【P27】「考えるより、やってみる」。それは、取り立てて取り柄のなかった私の、生きる術の一つになっていると思います。

    【P44】自分一人ですべてを背負わなくてもいい、チームの中での自分なりの役割を果たせばいいという安心が、仕事に対する気持ちのゆとりを持たせてくれました。

    【P88】頑張ってみて、だめなら辞めよう。そう決心した途端に、面白いほど気持ちが楽になりました。

    【P94】1日とか1週間のうちに、短くてもいいから自分が好きなことをできる時間、ご褒美になる時間があると、溜まっていく疲労やストレスの量も、違うように思います。

    【P102】子

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    2023年06月20日
  • 公務員という仕事

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    他の方もコメントしていますが、本の題名は「公務員のという仕事」というより、内容からすれば「国家公務員という仕事」のほうが的確だと思います。
    公務員の仕事とは何たるか、心構え的なものなどを知ることができます。
    公務員になりたい方や若手公務員向きだと思いますが、中堅の方も読んでみると、自分の仕事を改めて振り返る機会になるかもしれません。また、民間の方が公務員の仕事への取り組み方や考え方を知るのにいいかもしれません。

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    2023年04月08日
  • 日本型組織の病を考える

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    いつの間にか根付いてしまった一部官僚への不信感を
    払拭してくれるような大事な一冊

    染み付いた慣習を捨てるのはかなり難しいなんてのは重々承知している、だけどどこかで誰かがやらないと結局誰に、何に跳ね返ってくるのかを想像したら

    まずは自分から!

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    2023年03月08日
  • 公務員という仕事

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    国家公務員になる人や既に公務員の人、民間だが国家公務員の仕事内容に興味がある人など、どの様な人にもオススメできる本
    また、筆者の人柄の良さが伝わる文章で読んでいて感心した。

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    2023年02月25日
  • あきらめない

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    著者は自分のことを普通の人と言うが、やっぱりとても優秀な方だと思った。著者が普通と感じこなしていることは、凡人にとってはハードルが高いと感じた。
    ただ、読んでいる内に仕事に対して前向きな気持ちになっている自分に気づき、不思議だった。
    やってみたら何とかなる、少し背伸びしてやってみることが成長に繋がる、というメッセージを胸に、肩の力を抜いて色々な事に挑戦していけたら面白いのかもしれない。
    大変な経験も前向きに乗り越えられる著者のようになりたいと思った。

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    2023年01月17日
  • 日本型組織の病を考える

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    全職員必読の書だと思う。郵便不正事件という検察特捜部の不祥事のみならず、組織の病理に踏み込み、かつご自身の生い立ちやご家庭の話もあり、ほんと素晴らしい人格が垣間見える。こういう人がリーダーにいたことを忘れずに励みたいものです。

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    2022年12月16日
  • 日本型組織の病を考える

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    隠蔽、改竄。いつの時代も無くならない物なのかと改めて感じました。
    ひとが集まり組織の体を成すとどうしてもこうした事態は起きてしまう。だからこそ、勇気が大事だと著者の村木厚子さんは言及する。

    不祥事を起こす組織の共通点は、「必要悪と権利/権限」。これは必要悪だと言い出したらおしまい。そういう意識を変えるには勇気が必要。
    そして権利/権限のある人間は常に情報開示と説明責任を負わなければならない。その為にはるーるづくりと教育が大切だと村木さんは主張する。

    また、村木さんには意外な一面も。
    六ヶ月の拘置所暮らしで耐えれた理由は、「名探偵コナン」の影響だという。
    コナンから学んだ注意深い洞察力、疑い

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    2022年01月09日
  • 公務員という仕事

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    著者の村木厚子さんをは、申し訳ないが2009年の郵便不正事件で逮捕されたこと、その後無罪となったことしか知らなかった。
    しかし、今年に入ってニュースで「若草プロジェクト」という若い女性をサポートする取り組みをしていることを知った。
    そして、この本を見つけ、読んでみることにした。
    内容は、公務員という一般的な株式会社とは全く違うであろう、組織の役割や人々の働き方。
    この本の内容は、公務員について知った口ぶりで話す全ての人々に伝わるべきだ。何事も、外から見ただけの人と中で経験した人ではその理解は全く異なる。私はこの著者から公務員の仕事について聞けて、公務員自身が名前が残るわけでもない、何かに秀でて

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    2021年07月17日
  • 公務員という仕事

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    公務員入門というよりは、お仕事全般についてひたすらためになる本。返す返すもこの人はすごい人。総理大臣になってくれないかなあ。

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    2021年02月12日
  • 日本型組織の病を考える

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    郵便不正事件で、検察特捜部の証拠改竄により逮捕・交流された村木さんの本。冤罪事件の件は、ネット記事でも見ていたが、何度読んでも市民が突然被疑者として扱われた時の立場の弱さ、検察という組織の問題点にゾッとする。
    労働省で、女性活躍推進・障害者支援に取り組んだ時の心構えについては、職業人としてもワーママとしても、背中を押してくれるエピソードが多数ある。
    最後の「ポチ」の話を見ていると、ユーモアを忘れない所が家族や周りの人から親しまれるんだろうなと、勝手に人物像を思い描いてしまった。

    以下覚えておきたい言葉。
    ・comply or explain(遵守せよさもなくば説明せよ)
     →必要悪という言葉

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    2021年01月08日
  • 自分の「ものさし」で生きなさい 人を愛し、自分を愛するための処方箋

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    巻末に麓元日経ウーマン編集長が書かれていたフォーラムに当時参加し、著者お二人の対談に大きな感銘を受けた。
    あれから10年を経て自分自身の立場が変わった今、焦りや欲との付き合い方等、気づきをもたらす良書だった。
    迷いが出たときに繰り返し読みたい。

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    2020年11月26日
  • 日本型組織の病を考える

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     検察による冤罪事件の被害者たる元厚生労働事務次官村木厚子さんの著作です。
     以前、podcastで村木さんの穏やかながらも理路整然としたお話ぶりを聞き、一度その著作を読んでみたいと思っていました。
     本書を読み通しての感想ですが、ひと言でいえば“期待どおり”でしたね。村木さんの人柄そのままに、語り口は至って自然体で穏やかで、そこに開陳されている考え方そのものがとても“真っ当”なんですね。

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    2020年10月23日
  • 日本型組織の病を考える

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    バリキャリ女性の考え方としてはかつて見たことのないコメント。勇気づけられる。


    お茶汲みなど断固拒否できたらいいが、臆病な自分にはおかしいと思っても胸に抱えて次のチャンスを待つしかない。それでも完全に諦めたり考えるのをやめなければいつかチャンスはやってくる。スマートとは言えなくとも、時間をかけて乗り越えていく方法もある。

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    2020年09月13日
  • 公務員という仕事

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    「さすが」の一言。

    元厚生労働事務次官(現津田塾大学客員教授)の村木厚子氏の「『公務員』という仕事」を紹介する本です。
    「公務員」という仕事を全く知らないという人に、エピソードを交えつつ、でも要点は外さず伝えるスタイルは、相変わらず読みやすく分かりやすい。
    なおこの書籍は、今までのものとは違い「公務員・村木厚子」としてのエピソードは控えめ。

    大学生や若手公務員におすすめです。

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    2020年07月21日
  • 日本型組織の病を考える

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    ちょうど、仕事を辞めたいと思っていたところにこの本をよみました。
    自分とは何だろう、キャリアって。人を頼るって。
    なかなか人にたよれず、人見知りの多く、最近人に協力してもらう案件が多い。
    母が亡くなり、父が一人になり、どうやって仕事をしようか。今の働き方ではできない。

    人一倍、間違いが怖いので、心がやすまらない。
    そんなことを、しょうがないと思えるようなきもちが、少し落ち着くそんな本でした。

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    2019年06月05日
  • 日本型組織の病を考える

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    今まで公務員の仕事というものをきちんと考えたことが無かったが、この本には村木さんの魂がこもった言葉で公務員の仕事とは、と言ったものが語られている。
    検察の結論ありきの捜査の怖さもおだやかに書かれている。私が働き続けられたのはこの方が関わった男女雇用機会均等法のおかげである。
    最後に書かれた、現状に対して諦めるのではなく少しでも何か行動をする事、世界は変えられる、というのが、響いた。

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    2019年04月22日
  • 日本型組織の病を考える

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    非常に立派な方で、頭が下がります。冤罪の経緯やその後の活動、家族との関係など、見習うべき点が多いです。旦那さんも立派な方ですね。

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    2019年04月01日